やっぱりNisaはいいな・・・

浜口です。

やっぱりNisaはいいな。20%の減税メリットが大きい。実感する。

当方、昨年末にある銘柄が良い感じの押し目を付けていたので買い増ししよう思ったが、やっぱりやめた。なぜか。

例えば年内、ある銘柄を200円で買ったとする。それが250円になったと皮算用すると、利食い幅は50円。でも税金で20%持っていかれるから、実質的には40円しか取れたことにはならない。であればこれは極端な前提だが、仮に運悪く10円高いところを買うことになっても、年明けにNISA枠で買えば免税になるので、実質的な利益は同じ。だから年内の購入は合理性に欠けると考えるわけです。

それにしてもNisa枠、年間120万円でしたっけ?少ない・・・叶わないだろうが、もっと増やしてほしい。投資家としての切なる願いですね。

Nisa枠で買った銘柄は、なかなか売る気になれない。もったいなくて。売ればNisa枠が使えなくなるから。そんな気持ちにさせられます。だからNisa枠は必然的に、長期投資になる。この制度が本来目指すところと、合致してますね。はからずも。

まあ本当は、Nisa枠は全体株価が暴落した時に使用する切り札として、取っておくべきなんだろうな。当方はそういう使い方をしてますけどね。これまでは。確か以前、書いたことがあったよな。このこと。

でも今年に限っては、Nisa枠、年初から使ってみようかな。年前半、強気な相場を見込んでるから。どうなるか。

話題の本「バブル」に引き込まれた・・・

浜口です。お正月の読書。話題のこの本を買いました。途中まで読んだが・・・これは引き込まれるな。

前書きで曰く、1980年代のバブルをもたらした主役は、日本興業銀行(いわゆる興銀)、大蔵省、新日鉄と。なるほどな・・著者は中でも特に、興銀と大蔵省が主犯と指摘したいんだろな。1980年代を良く知っている向きには、この本はピンと来ると思う。おススメですね。

バブル崩壊後に問題になった、いわゆる損失補填についても、大蔵省の証券局は補填あり、銀行局は補填なしとの認識の違い。このあたり、実にリアルな書きぶりでしたね。これ、今だから書ける。そんな時代になったんだろな。その点では、「住友銀行秘史」・・・凄いな・・と共通するものを感じましたね。

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ところで昨年、12月28日のニュースモーニングサテライトで、野村證券の日本株ストラテジスト若生さんが、とても興味深いコメントをされていたのを覚えてます。

曰く、現状、バブルを身をもって体験していく世代が年齢的な面で、徐々に去っている。バブルを知らない世代ばかりになると、またもバブルになってしまうもの。かつてのバブル時代の教訓が活かされないから。そんなコメントだったと記憶しているが・・・まったく同感です。今回のアベノミクス起因の日本株も、バブルに発展するのかもなあ。皮膚感覚だが、そんな胸騒ぎがしている。まあ、ポジショントークだが…

そうであれば、当方は80年代のバブルの経験者。その時の教訓を活かして、良いとこどりしたいが・・どうだろな。そうは甘くないのかな。

取り留めがなくなりました。この辺で。

あけましておめでとうございます。今年の日本株式市場見通しを少々。

浜口です。

あけましておめでとうございます。今年も投資家にとって、いい年になりますように。

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これは昨日の、東海道新幹線、富士川鉄橋から望む富士。姿がいい。綺麗ですよね。

さて
年頭なので、今年の日本株式市場見通しを少々。年前半はボラティリティが高い中、堅調な推移を想定しています。これまでのブログに書いてある内容と一部重なりますが、以下にキーワードを。

・企業業績は増益基調。円安に加え、日本企業による黒字企業M&Aの増加が、連結決算ベースでM&A実施企業のEPS増加に寄与。

・マイナス金利は、超低金利調達が可能になるため、金融機関以外の上場企業にとってポジティブ。

・スケジュール的には、トランプ大統領は1月20日に就任演説。それ以降は100日間のハネムーン期間。それが終わるのは4月30日前後。その少し前までは、米株は堅調に推移と理解。日本株も似たような推移に。

さてさてどうなるか。今年もよろしくお願いします。