専門家による今年の日経平均見通し…

浜口です。これも備忘録として。

今朝の日経モーニングサテライトで6名の株式ストラテジストが今年の相場観を語っていますね。フリップを。

3D519AEC-719D-4135-B9D8-CEDCE3C20F63

セルサイドの方々は皆さん概ね強気。一方で唯一バイサイドの J Pモルガンアセットマネジメントの重見さんが慎重な見方と言うのは、まぁよくある話だと思います。ファンドマネージャーの相当な強気は、能天気すぎると思われかねず、それを心配し発言が慎重になる傾向は確かにありますからね。

さてどうなるか。年初の専門家株価見通しは、往々にして外れることが多い。実はこれが当方の本音というかこれまで実感するところなんだが…その点は気になりますが、まぁ今年は問題なさそうかな。少なくとも年前半に関しては。

とりとめがなくなりました。この辺で。

熊本・大分に旅へ②佐伯から大入島へ。

浜口です。お正月3が日。みなさん、まだお休みモードなんでしょうか。テツの話。熊本・大分に旅へ①豊肥本線と臼杵の五嶋(ごしま)旅館の続きを。

image
臼杵駅にて。今日の天気予報は、雨のち晴れ。昼ごろからは晴れてくるということで、五嶋(ごしま)旅館を10時ごろチェックアウト。まずは日豊本線の鈍行で、臼杵から佐伯まで。 車両は昭和の時代のものを塗り替えて使用しているんだろな。懐かしい・・・趣があるよな。

image
佐伯に到着。駅から10分ほど歩いたところにある佐伯港から船に乗って15分、佐伯湾内にある大入島に向かう。まだ晴れ間は出てこない。当方が以前訪れた佐伯とは、まるでムードが違う。どんよりとした、思いがけず重苦しい雰囲気に愕然とする。

image
大入島に着いたが、やはり天気が悪い。これでは寒いし、ちょっと散策する気にはなれない。昼からは晴れという予報なので、とりあえず天気が良くなるまで待とう。

これはごまだしうどん。佐伯の小魚と出汁で練り上げた天然調味料の「ごまだし」。うどんに乗っている茶色のヤツだが、これにはたまらなく濃厚な旨みが凝縮されている。当方、ごまだしうどんをズルズルといただくが、これがなんとも旨し。たまらない逸品!温まるしな。
これをお店で食べることは、東京はもちろん、大分市内でも叶わない、佐伯まで来てようやく食べることができる。それほどまでにこれ、地のものうどんなんだな。

image
image
雲の切れ間から青空が!曇りで恐ろしく陰鬱なムードががらり一変!急に明るくなった。晴れていると、こんなにきれいな海だったんだなぁ。今までの暗さは何だったんだろうな。

imageimage
佐伯を後に。帰りは特急「にちりん」で大分まで。当初は別府まで足を伸ばし温泉に入ろうと思ったが、この日は午前中、寒い海風に吹かれ続け、いささかお疲れ。あきらめた。温泉は明日、湯布院を訪ずれることにしようかな。今日はこのまま、大分市内の宿を目指そう。

それにしても・・・旅先の印象は、その時の天気によって、まるで変わってしまうな。特に海や湖などにおいては。

当方は晴れの日のきれいな佐伯・大入島を知っているので再訪したわけだが、天気が悪いとこれほどまでにムードが悪くなってしまうのかと、自分のツキのなさを後悔した次第。でも繰り返すが、天気が良くなれば、気分が変わる。ムードも一変する。

ふと思ったが、これは相場のセンチメントの変化に通じるものがあるな。投資環境が晴れか雨かで、センチメントは一変する。そして晴れ間が出てこない、雨続きの日ばかりということはないということ、これは旅も相場も人生も然りと。そんな想いが頭をよぎった。悪くないな。次回に続きます。

新年なので、サクッと相場展望などを。

浜口です。

新年なので、サクッと相場展望などを。

2017年は、日本株を買いから入っている投資家にとっては、とてもいい年でしたね。この環境は2018年も、まあ年前半にかけては変わらないと思うけどな。2017年後半の延長線上で行くイメージ。これまでこのコーナーで書いてきた状況が当面、継続するのかなと。これがメインシナリオですね。平凡過ぎますか?(笑)でもその線で、当方は運用していくけどな。

日本の株高、国策の1つと言えますしね。アベノミクスではデフレ脱却を引き続き目指すし、 日銀もETF年間6兆円を買い続ける。あとこれは相場に対するインパクトは限定的かもしれないが、金融庁もまた、nisaや積み立てnisaで株式市場への資金流入を後押しする。

投資家のセンチメントも改善しつつある。最近、「日本はバブルになるんですかね?」と聞かれることがたまにあるようになったな。相場に関係してる人からも、そうでない人からも。
加えて最も大事なところ、根っことなる企業業績見通しも、展望はまずまず明るいしな。バリュエーションも割安な位置にある。トップダウンで見れば。

懸念材料としては、北朝鮮が大きいんでしょう。特に1月から2月にかけて何かが起こると言うムード、なきにしもあらず。
まぁそれで相場が下落したら、その時に買える資金を持っておけば絶好の買い場になるんだろうな。買いポジション持ってる人もそんな時にブン投げることなどせず、シレっとやり過ごせば報われると思うけどな。

まあ、楽しみではあるな。どうなるか。

昨年はお世話になりました。本年もよろしくお願いします。

浜口です。昨年はお世話になりました。本年もよろしくお願いします。

当方喪中に付き、こんなかたちで新年のあいさつをさせていただきます。

IMG_9700
これは東海道新幹線から、東海道本線の富士川鉄橋越しに望む富士。きれいですよね。

今年も良い相場になりますよう。みなさんのポケットに札束がねじ込まれますよう。

重ねまして、本年もよろしくお願いします。

2019年3月期ROE10%で、日経平均は30,000円越えと・・・

浜口です。これも備忘録入りかな。

日経モーニングサテライトで、マネックス証券の広木さんが、日経平均30,000円シナリオというか根拠を説明されてましたね。フリップを。

IMG_0089IMG_0092

説明の要旨は下記。

・ROEとPBRに正の相関があることは広く知られている。高ROE銘柄は高PBRになるという考え方ですね。

・2018年度の日経平均ROE10%は、十分視野に入っている。この場合おおざっぱなトレンドラインで示すPBRは1.73倍前後と推定される。

・以上を前提とすれば、2018年度の日経平均は、PBR1.7倍xBPS18,000円=30,000円と計算することが可能。

広木さんが所属しているマネックス証券は、会社が日経平均30,000円説を唱えているわけで。そこから逆に考え、どうすれば日経平均30000年が論理的に説明できるのか。そんな取り組みである感なきにしもあらずではありますが・・・まぁ納得がいくシナリオではありますね。

まあポイントは、2018年度の日経平均ROE10%が達成可能かというところですかね。2018年度だから、2019年3月期か。再来年の企業業績。どうなるか。。

ごった返しているが…

浜口です。

昨日の昼間、銀座を歩いていたら、人々が集まりまくり、ごった返しているところがあった。数寄屋橋あたり。
どうしたんだろう。安倍首相の演説でもあるのかなあと思ったらなんと…宝くじ売り場なんですね。個人的にはちょっと驚いたが・・・これが現実なんだな。

IMG_0017

うーむ。こう言っては失礼だが…確率、還元率等々を考えると、株式投資のほうが報われる可能性ははるかに高いと思うんだが・・・この方たちに幸あれとは、一応思うが・・・

まあ、余計なお世話か。求めてるものが違う。そういうことかな・・・

日本株、連騰はまたやって来る

浜口です。これはやはり、備忘録として。

モーニングサテライトで、三菱UFJモルガンスタンレー証券の藤戸さんが強烈なコメントをされてましたね。曰く、日本株の連騰は、またやって来ると。フリップを

IMG_9974
IMG_9975

池田勇人内閣「所得倍増計画」時代の大相場、80年代後半の大相場における共通点。「単独の連騰はありえない」「タルんだところは買い」と。

なんと・・・今の日本株相場を藤戸さんは、この2つの大相場と同様の展開と考えてるということか。まあ、違和感はないが・・どうなるか。

当面、底上げ相場。循環物色かな・・・

浜口です。

現在の相場、短期トレーディング志向でない個人投資家は、以下のような状況かなと認識します。

・比較的初心者に近い投資家。多数派かな。絶好の売り場とばかり、相場から逃げ出す人が多い。20数年ぶりの売り場と。でも売った後、これで良かったんだよなと自分に言い聞かせながらも、相場の上昇につれて気分は複雑。

・初心者でない投資家。少数派かな。市場に居座りっぱなしでいいと思ってる。上げ相場を知っていて、相場に留まったほうが得である局面と考えている。一旦大きな相場が来ると、それは行き過ぎるくらいまで来る可能性があることを、皮膚感覚で知っている。
但し常にアンテナは張ってる。いつ、「魔坂」が来るのか来ないのかと。

さて
当方は後者。当分、この線で行こうかな。そんな気分です。当面、底上げ相場。循環物色かな・・・大型株については。

取り留めがなくなりました。この辺で。

今は健全な株価上昇

浜口です。

景気が回復している限り、日経平均3万円はいつかつける。でも書かせていただいたSMBC日興証券のチーフ株式ストラテジスト阪上亮太さんが、今朝の日経モーニングサテライトでもコメントされてますね。フリップを。

IMG_9964

現在の日本株の上昇は、EPS増加に沿った流れ。今は健全な株価上昇と。

前回は以下のコメントをされてましたね。

・日本株が普通の市場になってきた。
・景気が回復している限り、日経平均3万円はいつかつける

いずれも違和感ない見解。おっしゃる通りでしょうね。

熊本・大分に旅へ①豊肥本線と臼杵・五嶋(ごしま)旅館

浜口です。アメリカは減税法案が採決される方向。日本株は先週はパッとしなかったが、今週は楽しみだな。週末ですね。テツの話を。

実はこれ、熊本地震のほぼ一年前、2015年3月頃の話。羽田から熊本へ。そこから大分に豊肥本線・久大本線と往復するテツの旅。遅くなったがそろそろアップを・・と思っていた矢先、地震が。旅程は地震の被害地域に被る。ゆえにブログ更新は被害に遭われた人達の心境を思い逡巡していたが・・そろそろいいかな。このタイミングなら、九州の良さを再評価していただく上でも、微力ながらお役に立てるかな(少なくとも迷惑にならないかな)と思い、アップすることにしました。

今回も前回の新潟シリーズ同様。これまで何度か仕事で訪れたものの、時間的余裕がなくて行きたくても行けない、泊まりたくても泊まれないところがあった。そこを埋めるような旅。行って良かったな。写真を。

image
羽田-熊本便、ANAのCAさん。当方は1番前、CAさんとお向かいの席だった。だからこの方と、いろいろな話をさせてもらった。彼女も喜んで対応してくれた。ハートの良いきれいな人だったな。旅の最初からツイてるって。

imageimage
熊本空港に到着。空港からの豊肥本線最寄り駅は、熊本ではなく肥後大津という駅。無料シャトルバスがあるので、それに乗って、この駅まで。肥後大津から大分までは、この九州横断特急で。2両編成の気動車特急だが、この日はほぼ満席だった。外見・車内とも、JR九州の世界。乗客の半分は、阿蘇駅で降りていった。阿蘇観光が目的なんだな。

さて当方は大分に到着。ここからは日豊本線に乗り換えて臼杵へ。臼杵には、以前から注目していた宿がある。楽天トラベルで非常に高い評価を得ている、五嶋(ごしま)旅館という、家族経営の小さな旅館だが、おもてなし感が高いところが評価につながっている様子。これは楽しみと宿泊したが、実際、期待以上でしたね。写真を。
image
部屋。和室8畳と洋室。いい感じですよね。この写真、facebook経由で、「明治の文豪とかが滞在してそうな感じ」とのコメントをもらった。まあ、そんな感じかな。

image
夕食の主なメニューを。まずはお造り。鯛、カンパチ、アジ。どれも地のものと。臼杵といえば、どうしても関アジ・関サバをイメージする。これ関アジですか?と尋ねると、「近いですが違いますね。臼杵の近海でとれたものですね」と。関アジは九州・臼杵と四国・宇和島の間、豊後水道、佐賀関沖で上がったものを指すが、これは臼杵産と。そうなんだ…でもコリコリとした食感、とても美味かった。魚の味が濃い。

image
カマスの塩焼き。オレンジ色に熟したカボスでいただく。淡白な味の中にも旨味が。やはりうましだったなぁ。

image
サザエのガーリックバター焼き。ガーリックバターが、サザエの旨味を引きたたせる。絶品。ワインが欲しくなるな。

image
鶏の天ぷらを抹茶塩で。唐揚げではなく天ぷらであるところが、大分のソウルフード、大分の流儀。やはり旨かったなぁ。

image
食事が終わり、こたつでワインを。今日はいい日だったなぁ

image
image
翌朝。旅館の朝餉。手作り感いっぱいで、嬉しかった。臼杵の焼き物カップに淹れてくれた珈琲も、おいしかったな。

五嶋(ごしま)旅館は、部屋は八畳の和室+洋室。トイレは共同。もともとは一軒家だったものを、手を入れて旅館にしたと。なんでこんなにリラックスできるのか。
とのにかく、おもてなし感が一流。寒い3月、部屋に入るとこたつはつけてあるし、エアコンは適温に設置してくれている。お風呂は貸切形式で午後4時から入ることができる。温泉ではないが、大きなお風呂で快適、ビジネスホテルのお風呂が馬鹿らしくなる。

この宿は、とにかくタイミングあるごと、必要最小限だが声をかけてくれる。そのバランスが良い。かゆい所だけ手が届くイメージ。だから一人旅でも、孤独感を感じない。あと、全てが清潔で料理がうまい。 70歳前後の母親と40歳前後の男性の家族経営。ほとんど全ての料理含め、宿の運営は基本、男性一人で行っている。会社勤めとは 1線を画すな。こういう生き方もあるんだなぁ。素敵だと思うな。

以前このブログで書いた、三陸は宮古の浄土ヶ浜旅館と重なるところがある。あちらはハートの良い美女の若女将がいてそれも高評価につながるが、こちらはハートは良いが若旦那対応なので、その点ハンディキャップがあろうが(笑)、それでもとても気持ち良い対応だった。

臼杵、あとこの宿、大分に旅行するときおススメです。大分・別府・湯布院などから足を延ばす価値ありだろな。時間あれば。
次回に続きます。