大阪から徳島へ出張・・・居酒屋「くいものや柚子」

浜口です。激動の週が終わりましたね。気分転換、しばし相場から離れましょう。徳島へ出張した時の話。
この日は、翌日午前中に講演会があるため、ホテルクレメント徳島に前泊。ホテルにチェックインした後、夕餉へ出かけた。これが最高だったな。写真を。

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大阪から徳島までは、バスで向かう。途中、車窓から見えた神戸港の夕焼け。きれいだった。大阪から神戸にかけての瀬戸内海を堪能するんであれば、JR山陽本線よりもジェイアールバスに軍配が上がる。高速道路を走るので、視点が高いからな。そう思った。

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ホテルにチェックイン後早速、居酒屋「くいもの屋柚」へ。以前徳島を訪ずれた時に通りがかり、気になってた居酒屋。この日はここで夕食を。期待通り、旨かったな。

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海の幸のメニュー。ご覧の通り、地のものが多い。価格もリーズナブル。楽しみだ。

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まずはアオリイカの刺身を。下に敷かれているのは、鳴門のわかめ。これを、すだちと塩とわさびでいただくと、実に旨し。すだちの香りと涼やかさがなんとも、イカの旨さを引き立たたせるな。鳴門のわかめも、実に肉厚。最高だったな。

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カワハギの煮付け。今が旬と。柚で香り付けしてあるが…大根にカワハギの旨味と柚の香りが、両方ともとっても染み込んでいる。これは素晴らしく旨し。

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徳島産アワビの踊り焼き。2年から3年ものの柔らかいアワビを用意しましたと。これはたまらない旨さ…確かに弾力がありながらも、身が柔らかいよな。最高!
アワビを焼いていくうち、動かなくなった頃が食べごろですと。美女店員さん、結構残酷なことを、あっさり言うもんだな…

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戻り鰹の塩タタキ。右上に見える、柚を絞って作ったジュースに一旦くぐらしてから、塩をつけて食べる。これがこのお店の流儀らしい。鰹は高知産。さすがに旨しだったな。実に満足・・・。

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この日の徳島は、小雪が舞う天気。居酒屋の後は、今日の宿、ホテルクレメント徳島にて。お風呂で体を温めた後、部屋飲みを。コンビニで買ってきた、どこにでもあるチリワインだが、ホテルで貸してくれたワイングラスがいいやつのせいか、いつも以上に美味しく感じられた。今日はここでまったり、雪見酒とさせてもらうことにしよう。

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翌日。徳島での講演会が終わり、バスで大阪へ。途中の淡路島から見た瀬戸内海の車窓。暴風雪の翌日の海。空気も澄んでいて、ちょっと信じられない位きれいだったな。

居酒屋「くいものや柚」も、翌日のバスからの車窓も、共に素晴らしかった。車窓に関しては、往路は神戸は夕焼けだったが淡路島に入ってからはもう真っ暗だったので、海がこんなにきれいな事には全然気がつかなかった。翌日の復路で、このような素晴らしさ、初めてわかった。

大阪〜徳島間の移動は、JRよりもバスが便利。車窓でお勧めなのは、徳島から大阪に戻る途中の、淡路島から西側に見える海。ゆえに席はぜひ、進行方向左側の席を取るべき。そうすると、写真のような海が見える。

ちょっと日本とは思えない。南欧に行ったような気分が、ほんの少しだが味わえる。あまりにきれいなので、ちょっと息を飲む位だった。人生、悪くないな・・・。

岡山の笠岡に出張。500系こだま・瀬戸内海の小島・カブトガニ

浜口です。少し前に、出張で瀬戸内を何か所か回ってきました。その中で、感慨深かった写真をいくつか。

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500系!姿が良いな。これで、大阪から岡山まで。この写真をfacebookにアップしたら、「格好良いですね〜。いまでは『こだま』でも、500系は永遠に『のぞみ』の風格です」との声が。う~む。実に同感・・・その通りだよな。

ちなみにWikiに書かれている、500系の要旨を。

新幹線車両500系は、JR西日本が新幹線の航空機に対する競争力強化の一環として、より一層の高速化を目指して開発された。車体強度・台車強度・力行性能などすべて500系は320km/h対応として設計され、1996年1月から1998年12月にかけ、合計144両が製造された。当初は山陽新幹線区間限定で「のぞみ」運用として運転を開始、その後東海道新幹線で運転を開始。後続系列である700系の最高速度が285km/hと低く抑えられたこともあり、「のぞみ」の中でも特に高速性を重視した運用に充当された・・・とある。
この説明からもわかるように、500系、新幹線史上最速なんだろうな。「のぞみ」の中でも飛び切り美しいこの車両、今は現役を引退、山陽新幹線のこだま運用に。それにしても3年弱とは・・・500系は結構短命に終わってしまったんだな。美人薄命という言葉が、頭をよぎる。

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500系の指定席。室内はこんな感じ。カーペットこそ敷かれてないが、「ひかりレールスター」のように左右2席ずつの配置。新幹線グリーン車に近いムードに改造されている。素晴らしいな。
車両が丸みを帯びているので、天井にかけて窮屈感があり不評。こんな声も一部からあったというが・・これはこれで、良い味が出ていると思うけどな。

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この日は当方、岡山と福山の間にある笠岡というところへ。ここからは瀬戸内海の小島、五つの島行の船が出ているらしい。

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船の時刻表。味があるよな。

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笠岡はカブトガニ繁殖地でもあるらしい。カブトガニ、天然記念物であるし、日本では食用にはなっていないが・・・この写真、facebookにアップしたら、タイやマレーシアでは、普通の食材らしい。そんな話で盛り上がった。

さる女性曰く。昔、マレーシアの東海岸、カブトガニが有名な浜を散歩していたところ、両手にカブトガニをぶら下げて歩く男性に会ったので、どうするんですか?と尋ねたら、食べるのだ!と。
彼曰く、甲羅をフライパン代わりにして、そのまま炒めるんだと。マレーシアでは、普通に食べられる食材らしい。ただしカブトガニの味は、一般的には「美味しくない」という意見が多いようですが・・・と。

なるほどな・・・カブトガニ、東南アジア生まれは食べられてしまう。一方で日本で生まれたら、天然記念物扱い。生まれた国によって、随分と待遇が違うな。

取り留めがなくなりました。この辺で。

広島に出張②またも割烹「宝」へ

浜口です。お休みモードですね。当方、家でワインを飲んでばかり・・・と、広島に出張①クリスマス前のANAクラウンプラザ広島の続きを。行きつけの割烹「宝」に今回も。やはりよかったな。写真を。

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まずは、渾身のお造りを。鯛、紋甲いか、かんぱち、車海老。・・・たまらない旨さ。瀬戸内の鯛の旬は、冬らしいな。

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冬の広島と言えば、牡蠣!これは牡蠣小町という種類。広島は呉産と。サイズは4L!超ビックサイズを、焼き牡蠣でハグハグと。たまらんな…

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広島は山陽、瀬戸内海に面している。が、日本地図を見ればわかるが山陰、日本海にも意外と近い。とはいえ・・・ここで旬の島根産の松葉がにを食べることが出来たのはサプライズ。半身だけ出してもらった。

これはカニの甲羅に黒いつぶつぶ、いわゆる「かにヒル」がついてる良品。蟹は脱皮すると味が落ちてしまうが、かにヒルがついているのは長く脱皮していない証拠と。素晴らしい。もちろん、最高に旨し。蟹の足なんて、身がパンパンに入ってるって。しかもジューシー。たまらんな・・・

この蟹、いわゆる「浜茹で」ではない。生きている松葉ガニを仕入れてきて、大将がこの店のキッチンで煮ている。煮る湯は、瀬戸内海の海水を良い塩梅に薄めたものを使っている。こうすると、蟹の自然な味わいが堪能できると。そうなんだ・・・ここにも大将のこだわりが感じられるな。

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一人前の小さなフグ鍋。ぷっくらとしたフグ。それ自体もちろん旨いし、フグ出汁が利いた煮汁で野菜を煮ると、なんともいいムードで野菜、美味しく食べれるんだよな。これがフグ鍋の魅力だろうなと思う。この鍋も最高。ありがたいな・・・

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フグ鍋から、フグ雑炊を作ってもらう。う~む。至福。こういうのはやはり、自分でご飯を入れて作るのではなく、調理できる人に作ってもらうのが良いな。

宝の大将とは、いろんな話をした。

曰く。少し前に病気をしたんで、あまり無理はしないようにしている。少し前まではもう15年以上、毎日2時間睡眠でやってきた。牡蠣は自分でイカダを持ち養殖。魚や野菜の仕入れは、全部自分で市場に行き目利きし、買ってくる。野菜の一部は自分で栽培。こんなふうに全部自分でやっていたら、睡眠時間はこれしか取れなかったと。それが病につながったと。

そうなんだ。でもここまで根詰めて仕事をするから、根強いファンがいるんだよな。料理、ここまでで3,500円。割高感ないよな。
一方で広島では、流川あたりの飲食店の値下げ競争が熾烈と。酒屋でも安いところは、2時間飲み放題1,000円、食べ放題1,000円、もっと安いところも出てきた。消耗戦ですねと。そうなんだ・・・

大将さらに曰く。そういえばアベノミクスの影響で、株が上がってるんですよね。私は仕事ばかりで株式投資など無縁だが、浜口さんはどのくらい株に投資してるんですか?どのくらい儲かってますかと。

う~む。2時間睡眠の話を聞いた後なので、正直に答えるのが申し訳なくなって・・・まぁ大した金額ではありませんよと。さてそろそろ、お勘定お願いしますと言葉を濁して、店を後にした。

旨い魚を食べ、色々と話を聞かせてもらった。良い気分だが、ちょっと切ない感じもした。この大将にも、株式投資を行う時間があればな。そんな気がした。当方、投資アイデアの面でおそらくは、多少なりとも力になれるんだろうが・・・・

取りとめがなくなりました。この辺で。

広島に出張①クリスマス前のANAクラウンプラザ広島

浜口です。すっかり正月モード。先日、高松から広島にかけ出張してきました。その時の写真を、いくつか。

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高松での仕事はお終い。瀬戸大橋線で広島へ向かう道すがら、橋の西側、つまり九州方面の瀬戸内海を望む。今日は天気がいいな。海も空もきれい。

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広島に到着。路面電車に乗り、袋町という電停で下車。今宵の宿、定宿のANAクラウンプラザ広島へ。クリスマス前だからだな。綺麗なツリーがお出迎えしてくれた。

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ホテルの部屋。ツインのシングルユース。ここ、改装したてなのかな。なかなかに、良いムードだった。

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夕食を食べた後、広島の平和大通りを、ふ~らふらと。酔い覚ましに。きれいなイルミネーション。広島ドリミネーションというらしいが・・・う〜む。実にロマンチックじゃけん。きれいだよなぁ。

まだ少し早いが、広島の街もだんだんとクリスマスムードに。アメリカでは、クリスマス商戦開始のタイミングなんだろな。
もう冬だ。年を重ねるにつれ、だんだんと季節の巡りが早くなってきたよな。しみじみ、そんな気がした。次回に続きます。