日銀のマネタリーベース、2014年末には270兆円?

浜口です。
2000年以降、日銀のマネタリーベースは、おおむね100兆円前後で推移していた。それがここもとの白川総裁時代の量的緩和で、2013年末時点で139兆円まで増加した。
これがある調査機関の調べでは、黒田日銀は、2013年末までに200兆円、2014年末までに、270兆円に持っていくつもりと。手段?長期国債の買い入れを中心に、様々なリスク資産を買いに行って、市中に資金を強制供給すると。これがほんとなら、凄いことになるな…
国債市場に眠るマネーを、株式市場へ追い立てるでも書いた内容を考えれば…月々の国債発行額の7割を日銀が買ってしまい、なおかつ市中のかなりの国債を日銀が買ってしまうのであれば。。。銀行、国債を日銀に奪い取られれて、運用、十分にできなくなる・・・・そうなると、貸し出しを増やすか、外債を買うか、株・REITを買うしかないと考えるのが、妥当では・・・
そうなるとどっちみち、「株高・円安」の着地しかありえないように思えるが、どうなんだろな・・・黒田日銀、恐るべしと・・・?
と、これは、現時点での、当方の判断です。実際どうなるか、わかりませんよ。経済は壮大な、実験なのですから。。。当方、煽るつもりは、ありません。どうなるのか・・・みなさんも考えてみて、くださいな。

国債市場に眠るマネーを、株式市場へ追い立てる

浜口です。円安が進んでますね。今日の日本株も、楽しみだな。
4月7日号の日経ヴェリタスの4面に、「異次元緩和が目指すものは・・・国債市場に眠るマネーを株式市場へ追い立てる」という記事があります。詳しくは以下の写真を。
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限界まで金利低下・価格上昇した債券は、持っていてもしょうがない。いつか金利が正常化すれば、暴落するのが目に見えているから。ゆえに金融機関は、貸し出しや株式・REITに資金を振り向けるしかない。
日銀総裁の黒田氏、良く出来た考え、かつ鮮やかな対応であるように、今のところは、思えますね。

経済は常に、未来に対する実験の繰り返し

浜口です。
当方は最近、講演会などで、「日銀の量的緩和は上手くいくんですか?」と尋ねられることが多い。で、こう答えることが多いんですね。
・経済、ひいては経済政策は、常に、未来に対する、大胆な実験の繰り返し。これが法律など、他の学問と異なるところ。理系の実験とも、異なる。未来に対する実験ですからね。だから専門家に尋ねれば、明確な答えが帰ってくるわけではない。やってみないと、うまくいくかはわからないこと、ばかりなんです。
・量的緩和実験は、まずはアメリカのFRBが、ひとまず成功した。その後欧州、ECBも、量的緩和を真似して、なんとかうまくいった。
・今回の日本は、言ってみれば、欧米の成功事例を真似をするだけ。この考え方からすれば、ひとまず成功する可能性が高いのでは。ならば、それに賭けてみるのも、相場に乗っかるのも、悪くないと思うんですけどね。

日銀がやってくれた!!今日は、歴史に残る日だろうな・・

浜口です。
おそらく今日は・・・・歴史に残る日でしょうな。日銀が、期待以上に、やってくれた。
今日の株式市場、シビレましたね・・・。象徴的だったのは、地所、三井不、三井住友信託が一時、ストップ高・・・不動産とそれに近い銀行、信託ですね。
まずは金融相場。これがどこかで、業績相場にスイッチするのか…まあそれは、かなり先の、話だろうが…。当面強気相場が、続きそう。当方、玉は、寝かせようかな。
以下に今日付けの、武者さんからのレポートを。曰く「白川氏までの日銀は、中立を装う傍観者、あるいは審判であった。しかしこれからの中銀は、著しくパワフルであり、容易に悲観論・懐疑論は、打ち砕かれるだろう。なぜなら中銀は、無制限の弾丸を持っているからである・・・・」。違和感、ありませんな。
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しかしそれにしても・・・日経平均株価は+199.1 +1.58%、一方で、TOPIXは、+28.48 +2.74%と・・う~む。また誰か、ファストリテイリングに悪さ、しとるとな?相場の実態を表してるのは、TOPIXですな。
以上、当方、気分がいいんで・・・・ワイン、かなり飲みながらブログ、更新してますんで・・・・少し表現が、過剰かも。そこだけ気を付けて、読んでくださいね?(笑)

野村、日経平均14500円の道程と。。。

浜口です。
今日も日本株、強かったですね。
3月15日付、野村證券の日本株投資戦略3月号。日経平均14500円の道程と。。。
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TPP加盟によって、TOPOXのPERレンジが12~14倍から14~16倍に上昇することを想定と。しかもそのタイミングは、年前半と想定と。
強気ですが・・・違和感は、ないですな・・・。

景気が底打ちしながらも金融緩和。株が上がりやすい環境。

浜口です。
今日は午後から、日本株、上がったんですね。昨日は1985年後半頃の、内需株大相場入り口のイメージ?の上げっぷりに、近いのかな。。。あと、J-REITの上げが凄いな・・・
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新興市場はよくわからないが・・・・・当方が見ている銘柄の中では、循環物色、下値切り上げの相場が続いている。過熱感は、感じられない。
アメリカでは、景気がそこそこ良いのに、金融緩和の長期化を明言している。景気がそこそこ良いのに金融緩和の長期化。これ、株式が上がりやすい環境、ですよね。
日本ではこれから、アベノミクスか・・・Sell in Mayまでにはまだ、日柄もあるしな…当面、買い玉は持続を、決め込もうかな・・・・以上は、今日のところの、見解です。

札束が毎日、ポケットの中に勝手に・・・

浜口です。円安・株高。良い相場ですね。
故 林輝太郎氏が、氏の著作、自叙伝のどこかで、こんなことを書かれていたのを、思い出しました。
(相場が上がり続けているので)、札束が毎日、ポケットの中に勝手にねじ込まれていくかの如く、儲かっていく。これでは思い上がるのも、仕方がない・・・
物凄い表現ですが・・・(笑)言い得て妙ですね。現在は金融相場?業績相場?これらが混在?
当分、相場に、乗っかるところでしょうな。

国内の設備投資循環は、2013年第一四半期から拡大局面入りと。

浜口です。
昨日の日経朝刊に、三菱UFJモルガンスタンレー証券景気循環研究所所長、嶋中雄二さんの、設備投資循環に関する記事が掲載されていましたね。詳しくは写真の黄色マーカーの部分を。
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先般、景気循環論から、国内景気はゴールデンサイクル入りと?で書いた内容と重なる部分もありますが・・・
国内景気・日本株・これからが、楽しみですね。

昨日は1985年後半頃の、内需株大相場入り口のイメージ?

浜口です。
昨日は日経平均株価は+47.02 、+0.41%、TOPIXは984.33、+0.89%と小幅高だったんですが、
不動産、倉庫株が大きく、値上がりしてましたね。循環物色の一環?金融相場だから?
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それにしても・・・この値動き、既視感がある。1985年後半の頃の、内需株の大相場の入り口。そのまんまじゃないかと・・・銘柄的には、地所、東急、日通、三菱倉庫・・・・当時、まずはこのあたりから、動き出したんですよね。あとこの写真には出てこないが、東京ガスも大幅高だったな。
まあ当時は、円高、金利低下、原油安の「トリプルメリット」がはやされていた。今は円安転換、世界同時金利緩和・過剰流動性、日本のデフレ脱却期待ですか・・・「金余り」という点では、シナリオ、共通しているんでしょかね。
日本株の大相場、期待したいが・・・どうかな・・・まだ、玉は寝かして良いと、考えるが…

野村:1月末のリテール預かり資産4.9兆円増-10年で最大

浜口です。
野村HD:1月末のリテール預かり資産4.9兆円増-10年で最大と。
野村・・・流石に、やるときはやりますね。やっぱり野村が、野村らしくないとな・・・
相場は盛り上がらないって。。。。と、これ、説明になってますか?(笑)