好調半導体に異変?今日の日経朝刊で気になった記事

浜口です。今日の日経朝刊で、ちょっと気になった記事が。一応、備忘録に入れておこうかな。

好調半導体に異変 スマホ向け価格1割安 「X」や中国減速 と。

昨年12月4日に当方が書いた半導体関連株が下落。相場の変わり目なのか?・・・これが現実のものになってきたということか?

今回のこの記事がどのように評価されるのか。「既に言われていること。今回記事の材料は織り込み済み」との判断になるのだろうか。現在のCME日経平均先物は150円ぐらい高いから、とりあえずはそういう評価になるんだろうが・・半導体市況、今後どうなっていくのか。この点は要注意かもしれせんね。

杞憂であれば良いが・・・デジャブだな。2000年のITバブル崩壊の時。これは米国発の暴落だったが、国内要因においては確か、2つの記事が相場下落のきっかけになった。まずは「光通信の経常利益半減」、しばらくしてそれに「半導体市況の下落」が続いた。下落に転じたので、半導体や製造装置はキャンセル続出の悪循環に。まあ今回は、株のバリュエーションがITバブルの時とまるで違うことは、重々わかってはいるが・・・

当方、上記した昨年12月4日のブログの中で。以下のことを書いてます。現状、この想いは変わらない。どうなるか・・・

「半導体関連株が調整したとしたら、その対極にあるという点で、バリュー株に分があるのかな。そうは感じてる。リターンリバーサル。中長期的には相場、循環物色なんだと思う。現状の相場観においてはね。まあ、市場を見ていくことにしましょう。」

アメリカ株のイールドスプレッド

浜口です。これも備忘録入りかな。

今朝の日経モーニングサテライトで、マネックス証券の広木さんがアメリカ株のイールドスプレッドの話をされてましたね。

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ヒストリカルで見て割高でも割安でもない。居心地の良い水準にあると。少なくとも割高ではないと。

金利が上りつつあるが、株式の益利回りもまた上昇傾向であることに注目したい、というか忘れてはいけないと。

まぁその通りなのかなと思わされる見方ではありますね。

米長期金利上昇に伴う株安と言うが…

浜口です。これは昨日の日経新聞の夕刊一面。

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この日経新聞の記事に限らず、米国株式が下落している背景には米長期金利上昇があると説明されている。しかしこれは少々、腑に落ちない点もあるんだよなぁ。

アメリカはff金利を上げているのになぜ長期金利が上がらないのか。これは謎であると言われ続けてきた。それがここにきて、物価上昇期待が台頭していることもあり、ようやく長期金利が上がってきた。これはイールドカーブの正常化を示すものであり、もともと期待されていたこと。その期待に沿った動きになってきたとも言える。

にもかかわらず、株価が大幅下落していると言うのは、どうも納得がいかない。過剰反応のように思えてならないんですけどね。日経新聞の書き方も、金利上昇期待がいつの間にか金利上昇警戒になってしまっているよな。

どうなんだろうか。まぁ「相場は相場に聞け」と言うからなぁ。まずは明日以降の株式市場みて、何かしら行動するかしないか考えることにしようかな。

とりとめがなくなりましたがこの辺で。これは当方が現時点で考えていることです。考えが変わる事は往々にしてあることです。

転換点なのか・・米国10年債利回りが10年移動平均線越え

浜口です。これは備忘録入りだろうな。

昨日の米国10年債利回りは 2.721%。10年移動平均線越えをしてきましたね。

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終わってみればこれは、歴史的なことかもしれない。アメリカの長期金利、低下局面が終了しつつあるということか。

それにしてもこれまでのアメリカの金利低下、何年越しなんだろうな。
大げさではあるが1979年の第二次オイルショック以降、アメリカ金利は趨勢的に低下していると言えなくもない。

まぁこれは極端な見方。そこまでは言わなくても、リーマンショック以降の長期金利の低下傾向には終止符が打たれた。1度底打ちした金利は、すぐにとは言わないが、いつしか上昇する。相場ってそういうもんなんだろうなと、皮膚感覚的には思いますね。

株式市場は当面は、好業績に伴う良い金利上昇という評価になるんだろうが。このまま金利上昇が続いていった場合、ちょっと怖い展開になる。そんなリスクも頭の片隅に置いておいたほうがいいかな。

日本株が上離れ?

浜口です。

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日経平均株価の日足です。日本株、昨日は大幅高でしたね。チャート的に言うと、「持ち合い上放れ」「離れに付け」と言うことになるんでしょうか。基調としては。まぁ何日かは、高値遊びと言うのかな。若干調整ムードになるのかもしれないが。それは十分あり得るシナリオだが。

でもやはり。このチャートは、いよいよ始まったと捉えるべきなんだろうなぁ。トレンドになるのか。胸騒ぎを感じるが…どうなるか。上昇が1日でおしまいと言う可能性は、低いとは思うけどなぁ。

まあ当方は相場、良くハズすんで、話半分で。まあ、当分居座ることにしますが。

このアップも、備忘録入りさせよう。そしてことあるごとに振り返ろう。この後どうなったか。この時点の判断は正しかったか。折に触れ、振り返るようにしよう。

取り留めがなくなりました。この辺で。もうじき日本株の立ち会いが始まる…

専門家による今年の日経平均見通し…

浜口です。これも備忘録として。

今朝の日経モーニングサテライトで6名の株式ストラテジストが今年の相場観を語っていますね。フリップを。

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セルサイドの方々は皆さん概ね強気。一方で唯一バイサイドの J Pモルガンアセットマネジメントの重見さんが慎重な見方と言うのは、まぁよくある話だと思います。ファンドマネージャーの相当な強気は、能天気すぎると思われかねず、それを心配し発言が慎重になる傾向は確かにありますからね。

さてどうなるか。年初の専門家株価見通しは、往々にして外れることが多い。実はこれが当方の本音というかこれまで実感するところなんだが…その点は気になりますが、まぁ今年は問題なさそうかな。少なくとも年前半に関しては。

とりとめがなくなりました。この辺で。

2019年3月期ROE10%で、日経平均は30,000円越えと・・・

浜口です。これも備忘録入りかな。

日経モーニングサテライトで、マネックス証券の広木さんが、日経平均30,000円シナリオというか根拠を説明されてましたね。フリップを。

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説明の要旨は下記。

・ROEとPBRに正の相関があることは広く知られている。高ROE銘柄は高PBRになるという考え方ですね。

・2018年度の日経平均ROE10%は、十分視野に入っている。この場合おおざっぱなトレンドラインで示すPBRは1.73倍前後と推定される。

・以上を前提とすれば、2018年度の日経平均は、PBR1.7倍xBPS18,000円=30,000円と計算することが可能。

広木さんが所属しているマネックス証券は、会社が日経平均30,000円説を唱えているわけで。そこから逆に考え、どうすれば日経平均30000年が論理的に説明できるのか。そんな取り組みである感なきにしもあらずではありますが・・・まぁ納得がいくシナリオではありますね。

まあポイントは、2018年度の日経平均ROE10%が達成可能かというところですかね。2018年度だから、2019年3月期か。再来年の企業業績。どうなるか。。

日本株、連騰はまたやって来る

浜口です。これはやはり、備忘録として。

モーニングサテライトで、三菱UFJモルガンスタンレー証券の藤戸さんが強烈なコメントをされてましたね。曰く、日本株の連騰は、またやって来ると。フリップを

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池田勇人内閣「所得倍増計画」時代の大相場、80年代後半の大相場における共通点。「単独の連騰はありえない」「タルんだところは買い」と。

なんと・・・今の日本株相場を藤戸さんは、この2つの大相場と同様の展開と考えてるということか。まあ、違和感はないが・・どうなるか。