急変に備えて・・・

浜口です。

PIMCOが、急変に備えてということをHPで書いてますね。
頭の片隅に入れておく。一通り読んでおくことをお勧めしますが、以下に株式市場に影響しそうな部分の要旨を。どうなるか・・・

PIMCOの長期的な基本シナリオでは景気後退入りも想定

始めに、米国経済は向こう3~5年間に景気後退入りする公算が大きく、その影響は多くの国に波及するという現在の基本シナリオを再点検しました。(中略)以下のいくつかの理由により、この穏健なシナリオの実現は容易ではないでしょう。

第1に、米国において、2020年に追加刺激策が導入されなければ、2018~2019年の財政刺激効果の減退が離脱症状につながり、循環的な景気の減速に拍車をかける恐れがあります。

第2に、失業率がすでに4%を下回るタイミングで財政刺激策が導入される結果、景気が短期的に過熱する恐れがあります。さらに、2020年の大統領選を見据えて、今年11月の米国中間選挙の結果次第では、公共インフラ投資および/または減税の恒久化という形で財政政策が追加的に緩和される可能性もあります。これはPIMCOの基本シナリオではありませんが、実現した場合には過熱感がさらに高まるでしょう。

第3に、財政政策に起因して過熱感が生じれば、FRBは政策金利を中立的な水準を大きく上回る水準へと引き上げる可能性があります。インフレ率が政策目標を20~30ベーシス・ポイント以上上回る状態が長期化することを、FRBは許容しない構えのようです。過去のサイクルでは、このような利上げは首尾良く行かない傾向がありました。

第4に、(前略)現在の貿易摩擦は「プロレス」のようなものであり、行動よりも威嚇の側面が強いショーであるとはいえ、本質的には参加者が怪我を負いかねない危険な行動と言えるでしょう。

恒例なのか・・日本株業績の上振れ着地

浜口です。

これは興味深いな。さきほど、日経モーニングサテライトでコメントされていた、ニッセイ基礎研究所の井出さんとのコメント。2019年3月期は減益見通しと言うが…とともに、ご覧ください。

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TOPIX500銘柄のうち3月決算企業約350社を対象に、2014年3月期以降の経常利益の期初からの上振れ率を示したもの。確かに期末にかけての業績の上方修正着地、これが毎年恒例であることがわかります。

う~む。企業業績の期初予想、そのまま真に受けないほうがいいと言うことかな。

第3の超景気

浜口です。

5月20日付け日経ヴェリタスは見所が多いな。こちらもご覧ください。三菱UFJモルガンスタンレー証券景気循環研究所長の嶋中雄二さんが新しい本を書かれたようですね。

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本の内容について、日経ヴェリタスが大雑把にコメントしてくれているが・・・最後のところで、「本書では構造論や人口論を活用した景気循環論への反論にも丁寧に触れている。今後の日本経済の波を把握する上で大きな助けとなる1冊だ」と、南雲ジェーダさんがコメントされていますよね。その通りなんだろうな。

当方も書店で手に取ってみようかな。本の中身について、踏み込んで知りたいから。そんな気持ちになりましたね。

で、一旦書店で読み出すと、結局は買って帰ることになるんだろうな。当方のこれまでの行動を振り返ると。

まあ、それでいいと思うけどな。

アルゼンチンやトルコ、通貨急落というが・・

浜口です。これは備忘録入りだろうな。

これは今日配達されてきた、5月20日付け日経ヴェリタスに書かれていた記事のほんの一部。これは新興国通貨の下落傾向に関連しますので、合わせて読んでいただけるとわかりやすいと思います。

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コメントされている三菱UFJ国際投信の入村隆秀さんの見方(左の黄色マーカー部分)が、写真に写ってない右側にも書かれていて。アルゼンチン・トルコ2か国以外の傷はさほど多くならないとの見解、そう考える理由なども説明されています。

当方もこれに近い意見です。

そういったあたり含め、詳しくは5月20日付け日経ヴェリタスをご覧下さい。

極上の孤独

浜口です。

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これはGWに読んだ本。沁みましたね。個人的には。以下にこの本の要旨を。最後に相場に対するSuggestionを。

・孤独は愉しい。周りに合わせるくらいなら、ひとりでいる方が何倍も楽しく充実しているからで。孤独は成熟した人間だけが到達できる境地でもある。

・1人の時間を孤独だと捉えず、「自分と対面する時間」と思えば、汲めども尽きぬ、本当の自分を知ることになる。

・「淋しい」と「孤独」は違う。孤独とは思いっきり自由なものだ。誰にも気にする必要はなく、自由で満足感がある。しかしその時間をどう過ごすかの全責任は、自分にある。

・人と喋ることを楽しみ大いに盛り上がった時は確かに楽しいが、後で1人になると急に虚しくなる。

・友達が大勢いるほうが幸せだと思い込んでしまう。これは誤解。友達や知人は少ないに越した事は無いのだ。そのかわり、本当に信頼できる友達を持つこと。人間関係はあくまで一対一が鉄則。それでなければ心は開かれない。

・いつも輪を作っている人は、輪の中にいなければ淋しくて仕方ない。それは「淋しい」と言う感情でしかなく、「孤独」などという高尚なものでは無い。

・「いつも他人と群れてばかり」では成長するはずもなく、噂話だけをしている、表面的に付き合いの良い人間ができあがるだけ。

・極上の孤独を味わう。特に中年からは、孤独上手な本領が発揮される。定年になったからこそ、その人の本領が試される。誰かが縛ってくれているからではなく、誰にも縛られることがなくなっているからこそ、力の見せ所なのだ。

・1人好きは自分のペースを崩さない。だから健康になる。

・歳をとると品性が顔に出る。孤独を知らない人に品は無い。言葉は常に現実と共にある。そのうち「いいね!」しか言えない人ばかりになるのでは・・・?

・来るものは拒まず去るものは追わず。両者では、去るものは追わずのほうがはるかに難しい。

・・・相場に対するSuggestion?そうですね。書き出すとキリがないが・・・取り急ぎ、頭をよぎったことを。

・相場は孤独。まあ群れに付いてもいいんだけど、最後まで一緒に居ると不幸が待ってる。宿命ですね。
・相場は孤独。自分に言い聞かす。非凡たれと。そんな中で成果が上がる・・これ、もっとも輝かしい瞬間!!相場をやってる人ならみな、わかりますよね?

取り留めがなくなりました。この辺で。

アメリカの経済成長率上昇は、今年がピーク?

浜口です。これは備忘録入りだろうなぁ。

今日は休日でもあり、当方、ネットサーフィン(古!(笑))をしながら、自力で経済分析などしてるところ。

IMFのHPを見ると、IMFが公表している世界の経済成長率見通しを分析することが出来る。HPのままでは見ずらいので、Excelに落としてみました。

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アメリカの経済成長率見通し。赤字つまり今年以降の数字に注目してください。2018年の2.933%をピークに、成長率はジリ貧の見通しになっている。
2023年には、1.388%まで鈍化と・・

これ、皆さんのイメージと合致してますか?当方はこれ、ちょっと驚いたけどな。

トランプ大統領が足元、法人減税などで景気を吹かしに行っているが。これがアメリカの潜在成長率の上昇にはつながらないと言うことなんだろうなぁ。

そうなった場合、来年以降もアメリカはFRBが予定する通り、金利を上げていくことになるんだろうか?上げるとしても、ピッチはどうなるのか。その場合、NYの株価は?

そもそも、IMFの見通しが保守的過ぎるのか?
低インフレ下で経済のプラス成長が続くから、株にとっては、意外にも良いシナリオなのか?この考え方では楽観的過ぎるのか?

色々と考えさせられるデータではありますね。今後も勉強していきましょう。どうなるか。

林輝太郎先生の教えが響いた…

浜口です。

このブログを見てくれている方の中で、林輝太郎先生のファンはどのくらいいるんだろうか。若い人の中には知らない人も多いんだろうなぁ。当方は林先生に、相場師としての大事なことを色々と教えてもらったんですけどね。一方的ですが、永遠の師と仰いでいるわけです。

相場のことをよくわかっていないと。林先生の本を読んでも、言葉が抽象的過ぎて良くわからないと感じる人も多いと思う。ところがご子息の林知之さんがやっている林投資研究所ホームページに掲載されていたこの本の14ページ以降、林知之氏による、林輝太郎先生へのインタビューが実にリアルで、参考になった。が参考になった。関心がある方は一読をお勧めします。

林先生は、まずは戦後間もなくの混乱下の日本を詳しく書かれている。戦後を22歳で迎えた林先生の、貴重な当時の貴重な体験談からまずは、この本は始まります。以上に加え、当時の兜町、相場師のことなどについても詳しく書かれている。これは一読の価値、大いにあると思いますよ。。。と、そんな中で林先生の相場の手法について。特に響いたのは、以下の言葉かな。

「俺にとって売買とは、まず試し玉を入れ、動きを見ながら本玉を建てていくと言うもの。」

「だから極端に言ってしまえば、損切りは試し玉の段階で行うことで、本玉を建て始めた後は損切りをする必要がないんだ。それに試し玉から本玉と言う進め方をするだけで、『だめだったら撤退』と言う考え方が黙っていても盛り込まれる。」

そうか。本玉での損切りは無い。損切りは試し玉だけというのが林流という事なんだ。なるほどな・・・

日本株の外人投資家の売り越しは最終局面が近い?

浜口です。これも備忘録入りかな。

現在、三菱UFJモルガンスタンレー証券の藤戸さんが日経モーニングサテライトで解説されていますね。需給面からの、今回の日本株下落の背景の説明。
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2015年以降昨年まで、日本株が大幅調整したときは2015年のチャイナショック、2016年の米中景気減速懸念と二回あり、いずれの相場下落も外人投資家による売りが大きく影響した。その二回のケースとも売り越し額は約7兆円だった。今回の2月以降の下落も外人投資家の売りが主因であり、その売り越し額は既に6兆円に達している。

この経験則が今回も当てはまれば、そろそろ外国人の売りは峠を越すのではないか。そして一定の大きな額の株式を売却した後の外国人は、その後はその多くを買い戻し、その過程で相場は戻る。そんな状況が再現されるのではないか。そんな見立ですね。

まあ、その通りかもしれないなと思わせられましたね。どうなるか・・・

 

株、25,000円を目指す…

浜口です。テクニカルの話。備忘録入りかな。

昨日の日経ヴェリタスに、エリオットウェイブ研究で高名な三菱UFJモルガンスタンレー証券の宮田さんのコメントが掲載されてましたね。

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日経平均の20週サイクル論、目崎的な悪材料が満載の株式市場ではあるが、騰落レシオが 70%近いことも含め、悪材料が相当程度織り込まれたと言う見方もできなくはない。頭の片隅に置いておきたい考え方ですね。

日経平均が2月14日安値を大きく割り込まないことが重要なんだろうが。

まぁニューヨーク次第でもあるが。どうなるか…

今回の株式市場の下落、なぜなのか・・・

浜口です。

今回の米国に端を発する株式市場の下落、なぜなのか・・・今朝の日経新聞で。編集委員 滝田洋一さんの意見が答えを出してくれているように思いました。
誰もがそれをやっていた 適温相場の幻想 市場踊るですね。

低ボラティリティが長期化する中、ボラティリティが急上昇、結果としてVIX指数が急上昇したことが相場下落の引き金を弾いたという理解。ふりーパパさんも、これに近いことをコメントされていましたよね。

株式市場の下落理由がはっきりしない。であればそれがはっきりしないと、相場はあく抜けしないと考えていたが・・ようやくその理由がわかってきたということか。

そう考えると、相場の嵐は通り過ぎたようにも思えるが・・どうなるか。