日本がアメリカのマネを出来るようになってきたのかな。

浜口です。株式市場、日米ともまずまず堅調。相場は大きく上がった後。まずはこの辺りで揉むのかな。方向感が出るのは少し後かな。でも矛盾するようだが、ボラティリティは高くなるのかな。当方現在、そんな皮膚感覚を持ってます。

ところで、最近感じること。日本、街中でのWi-Fiの普及が凄いなぁ。街を歩いていても、コンビニとかスタバとかauショップとかいろんなところからWi-Fi入ってくるしな。

思えば・・5年くらい前?それとも10年くらい前かな?日本はWi-Fi普及がアメリカ比較で、とんでもなく遅れていると言われていた。アメリカでは街中どこ歩いていても、駅でもどこでもWi-Fiが入るのになぁと。ところがここにきて、日本も様相が変わってきた。いまやホテルに泊まっても、どこでもWi-Fiが入ってるよな。少し前までは、ノートPCをホテルに持ち込んで、ケーブルでネット接続出来るだけでも御の字だったのにな。物凄い変化のスピードだよな。

まあ良くも悪しくも。良くもかな。日本はなにかと、アメリカを追いかけてますよね。日本は発明は得意じゃないけど、後追いのマネは得意。トヨタの「カイゼン」なんて、その典型というか真骨頂だよな。まあ、そういうのが得意なんだよなぁ。このスタンスで、日本はいいんだと思う。というか、これが日本らしい、日本の持ち味なんだと思うな。

株式市場も同じで、日本の市場もアメリカ流に変わっていくのかな。日本の株式市場はこれまボラティリティが高く、急騰・急落の繰り返し。安心して長期保有できづらかった。それがアメリカナイズされ、良い銘柄は長期保有に叶う。そんな市場になって行くんだろか。でもまあ、個人的には急騰・急落の日本株市場、嫌いではないんですけどね。むしろ好きかもしれないが・・・

取り留めがなくなりました。要は日本、ようやくデフレ脱却し、経済も正常化。株式市場の自社株買い等々含め、日本はアメリカのマネが出来つつあるようになってきた。周回遅れだが、ようやくそんな状況になりつつあるんだろな。そんな理解で正しいんだろなと、日に日に思うようになりましたね。

これまでどこかで書いたけど。「経済はしょせんデフレ」「日本株の上昇トレンドなんて信じられない」そんなマインドから抜け出せない人は後追いになる。後追いは儲からないし、天井を掴むことになりやすい。早いうちに抜け出したほうが得だと思いますよ。

う~む。クドくなってきたな。この辺で。良い週末を。

低位株がなくなっていく?

浜口です。これはもっと早いタイミングでコメントすべきだったかな。

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この大和証券鈴木アナリストのコメントの通りですが…低位株が激減しつつある。これが現実です。

背景としては2つでしょうね。まず第一に、株式を併合することによって、見栄えが悪い低位株が一見質の高い優良株に見える。まぁ目くらましですよね。株価ローンダリングだな。投資家というか、世間一般の人たちに対する見え方の問題。まあど素人には、株価が100円台の銘柄よりは1,000円台の銘柄のほうが「きちんとした企業」に見えますからね。

あとは低位株は値段の刻みが小さいこともあり、VWAPの売買などをコンピューターが行う際、値嵩株比較で値ブレが大きすぎる、その是正という面もあるとは一応、言われてはいる。機関投資家のニーズ?わからないが・・

まあ、前者が大きいんだろうな。良くも悪しくも・・・圧倒的に悪しくなんだが・・・これが時代の趨勢なのか。いかんともしがたい。こんなことどこの誰が考えられないんだろうなぁ。おそらくはどこかの証券会社、事業法人担当あたりの仕掛けなんだろうなぁ。

しかし…低位株投資の優位性とは、配当利回り等による下値硬直性と、なんといっても株価が人気化した時の高ボラティリティ。これがなくなってしまうのは、投資家としては何とももったいない。やるせない。

う~む。低位株投資という考え方自体、なくなってしまう方向性なのかな。当方のブログは低位バリュー株投資戦略をうたっている。しかし当方の最近の投資手法は、低位株に限らず臨機応変に対応する投資スタイルなので、必ずしもブログ名と投資手法やコメントが一致しているわけではない。柔軟に、重要と思ったことをコメントしている。「名が体を表してない」状況でもあったので、ブログ名、変更したほうがいいのかなあ。そんな風に思ったこともたまにありましたけどね。で、今回の話。まあ・・・

とりとめがなくなりました。この辺で。当方はこれまでのスタンスで、引き続きコメント、書いていきますんでね。どうかよろしく。

新潟へ旅に②ホテル日航新潟

浜口です。新潟へ旅に①新潟の寿司の続きを。

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信濃川が日本海にそそぐ、その最も下流あたりに31階建の高層ビルがある。ホテル日航新潟は、そのビルの22階から上に位置している。この高さからの眺望はとてもきれいで、特に晴れたときの信濃川はほんとうに素晴らしい。このビルの展望台に上ったことがあるので、そのことは事前にわかっていた。
このホテル、いつかは泊まってみたいと思っていたが、仕事ついでに泊まるにはロケーションがとても不便ゆえ、これまでご縁がなかった。今回ようやっと、願いが叶った次第。

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ホテルの部屋。アップグレードは叶わず広くは無いが、とてもいいムード。ベージュで統一された部屋は、とにかく明るい。部屋まで案内してくれたホテル・ウーマン曰く、「この時期、新潟がこんなにくっきりと晴れるのは、珍しいことなんです。10月ではありますが日差しが暑い位ですから、冷房を入れておきますね」だと。27階の部屋、下には信濃川が、遠くには日本海、さらに遠くにはほんの少しだが佐渡が見えるな。

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窓の外はこんな景色。信濃川が眼下に見える。ほんとうに綺麗だな・・・

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ホテルでレンタサイクルを借りて、信濃川の周りを散策することに。写真の通り、とってもいいムード。高校生カップルのデートとか、もう少し年配の人の散歩とか。時がゆっくり流れてる。
信濃川は、ただ単に日本一長い川というだけじゃない。地元にとても愛されてる川だと思う。地方の県庁所在地に行くと、たいてい大きな川が流れているものだが、これほどに地元の人が寄ってきて、憩いの場所になっているところは、そうはない。信濃川あっての新潟。そんな想いを強くしたな。

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ホテルの部屋から見える夕日。日本海に落ちていく。きれいだよな。
ホテルのロビーに、今日の日没は夕方5時5分と書かれていた。と言う事で、その20分ぐらい前にはレンタサイクルを返してホテルの部屋に戻り、夕陽をずっと見ていた。信濃川の遥か向こう、日本海がオレンジ色に染まる。ほんとにきれいだったな。

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日が落ちた後1時間ぐらい経つと、信濃川のあたりはもう真っ暗。だが周りにはいろんな灯りがあるんだな。ちょっと感動した。

さてさてこれから、ホテルお勧めの割烹料理店に行って、魚を食べてくることにしますね。次回に続きます。

日経平均とTOPIXが、共に1996年バブル崩壊後の高値を更新。

浜口です。

これは今朝の日経モーニングサテライト、DZHフィナンシャルリサーチ東野さんのフリップ。日経平均とTOPIXが共に1996年バブル崩壊後の高値更新後の高値になるかという話。まあ本日の相場で、それが達成されたわけですが。

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思えば・・2000年の日経平均の銘柄入れ替え時に、「旧」日経平均と「新」日経平均は4,000円近く後者が下方乖離する「事件」があった(当時話題になりましたよね)、ゆえに2000年以降、「新」日経平均はTOPIXよりも下に位置していることが多かった。しかしこのチャートを見ればわかるが、これが時を経て挽回されてきた。2012年頃には、2000年に組み入れられたIT関連を中心とした「今後日本経済をけん引するであろう」銘柄が長期的にアウトパフォームし、「新」日経平均が「旧」日経平均並にキャッチアップした。結果、「新」日経平均はより連続性が高いTOPIXに近い水準・動きになったと言う事ですね。

まぁ新しい産業の勃興の結果だな。当時、日経平均の銘柄入れ替えは不首尾があったものの、当時新規採用された銘柄の株価は時代を経て上昇、この時に入れ替えられた銘柄自体は現在の産業を代表しているという点で正解だったんだろなということですね。

それにしても強い相場。短期的な相場の調整はいつあってもおかしくないが、調整後も上昇トレンドは続くんだろな。

相場なって来たと思いますね。日本株。楽しみだ。

欧州の利上げ開始年は日本株が上昇?

浜口です。

さきほど日経モーニングサテライトで大和証券の木野内ストラテジストが説明していたフリップを。過去において、欧州の利上げ開始の年は日本株が大幅に上昇していると。

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曰く、これまでの日欧米経済は、何らかの世界的な不況から脱出するとき、景気回復、それにワンテンポ遅れるかたちで利上げ回復局面を迎えるが、それは米国⇒欧州⇒日本の順番でやってくる。これは今回も再現されそう

来年、2018年は、景気回復に伴う欧米の利上げ局面が揃い踏みしそうな年。この場合、日本はこの好影響を受け、株式が上昇しやすい展開になる。経験則では。そんな見方ですね。

なるほど・・・まぁ株価上昇は、この要因だけで決まるわけではないことはもちろんだが・・違和感のない考え方ではあるな。どうなるか・・・

新潟へ旅に①新潟の寿司と紅葉 

浜口です。3連休ですね。旅の話を。

秋、10月後半。新潟へ旅に出た。新潟にはこれまで何度か仕事で訪れたが、時間的な余裕がなくてその時に行きたくても行けない、泊まりたくても泊まれないところがあった。今回はそこを埋めるような旅。なかなか良かったな。写真を。

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Maxとき317号で新潟へ。2階建て車両、上だけグリーン車なんだな。う〜む。コーヒーを買う時間がなかったが…早く車内販売来ないかな。

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グリーン車の車内。これは上越新幹線ならではの座席。なかなか良い感じ。

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以前の東北・上越新幹線なら、グリーン車にはコーヒーの無料サービスがあった。が、少し前に廃止になったらしい。当方はこれを車内で初めて聞かされた。しかたないんで車内販売で買おうと思っていたら…大宮に着く直前、コーヒー売りのお姉さんが来てくれた。にこやかでいい感じの方だった。なんか、ほっこりした気持ちになってきたな。楽しい旅の予感。

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新潟に到着。今日の昼餉はお寿司。駅ビルに入っている健康寿司・海鮮家にて。これは特上寿司。左上から、大トロ、のどぐろ、甘エビ、ヒラメの縁側、中トロ。下の段は柳がれい、あざり、サーモン、ズワイガニ、生ウニ、いくら。トロ以外は、日本海地のものばかりと。これを新潟コシヒカリの新米でいただく。最高ですって。

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新潟駅万代口を後に、15分ほど歩くと、信濃川に着く。そこを右折して10分ほど歩くと、今日の宿、ホテル日航新潟が見えてきた。この日の新潟は晴れ。空の青が濃い。紅葉もきれいだよな。

さてさてこれからホテルにチェックインすることにします。楽しみだ。次号に続く。

「Sell in May」までは、株価材料に好意的に

浜口です。

このブログでもしばしば言及している「Sell in May」(5月には売れ)のアノマリーに関連して。

この格言は「Sell in May、」以降に続きがある。この続きはいくつか、微妙に異なるものが存在する。「秋には相場に戻ってくるのを忘れるなよ」という趣旨は共通しているが。現在の主流、というかハマりがいいのは、「Sell in May, and go away. don’t come back until St Leger day. 」あたりですかね。

訳すと、この格言は「(米国株式は)5月には売ってLeger day(9月第2土曜日)まで戻って来るな」と言っているんですね。「Sell in May,But remember come back in September(5月には売れ。しかし9月に再び市場に戻ってくることを忘れるな)」という続きもあるよな。

これは米国株式の格言ですが、日本株にも応用できる。両社は相関関係が高いから。そういうことですよね。

当方は相場に対して、「Sell in May」までは、市場を取り巻く材料に関しては好意的に、「Sell in May」以降は警戒的にと、受け止め方にバイアスを掛けるようにしている。というか、そんな癖が自然とついてる。まあ、これでいいんだろなと、思ってますけどね。

ポケットに札束をねじ込まれるような…

浜口です。

世界的に株式市場が上昇している。日本株も然り。ふと、故林輝太郎さんの著作の中の表現が頭をよぎりました。言い得て妙ですよね。
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確かに相場に慢心は禁物。肝に銘じたいが…来年春にかけ、まず市場に留まる一手だろな。玉は当分の間、寝かすことにしよかな。ある程度のキャッシュポジションは持ちながらも。

まあ、これは当方の現在の考え。君子豹変しますんでね。

世界で最も強い指導者は習近平氏?

浜口です。やはり備忘録として。

今週号の日経ヴェリタスにユーラシアグループ社長のイアン・ブレーマー氏のコメント。注目すべき点があったと思います。

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写真の中で曰く:
・世界で最も強い指導者は誰かといえば、それは中国の習近平氏だ。
・中国の強みは、政府が経済を握っていること。米国の経済力は中国を上回るが、経済力を握っているのは民間企業であって米国政府ではない。

なるほど。これは伝聞だが・・中国ではアメリカや日本などの外資系企業であっても、オフィスに中国共産党の部屋が置かれていて、経営に大なり小なり影響力を行使しているとのこと。この状況と整合的だな。

このことは逆に言えば、中国共産党による中国企業への規制緩和が進んでいないと言う事でもあるので、経済の観点からは中国の弱点といえると思うが。まあ、「世界で最も強い指導者は習近平氏と言う角度からの分析であれば、その通りなんでしょうね。

まあ納得。一つの見方ですよね。

高松・高知に出張・・・土讃線から見える大歩危・小歩危。

浜口です。来週も相場、上値追いの展開期待できるのか。楽しみだが・・と、週末ですね。テツの話を。

大阪から岡山を経由して、高松・高知と出張してきました。このあたりはこれまでにも、何度かアップしている。今回はテツと車窓を中心に綴らせていただきます。写真を。

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今日は天気がいい。瀬戸大橋線から見える瀬戸内海も、ひときわきれい。凪の海だな。

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高松駅に到着。瀬戸大橋線岡山に向け、出発を待つマリンライナー。瀬戸内海国立公園50周年記念のプレートが付けられていた。そうなんだ・・・こういうの、テツにはたまらないんだよな。すかざず撮影。

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うどん県の高松にて。穴子天ぷら月見うどんをいただく。シンプルに旨し。今は10月だが、穴子の旬の時期なんだろな。最近よく見かける。瀬戸内界隈で。

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高松から高知に向かう、特急「南風」の土讃線下り車窓から見えた小歩危。土讃線、電化されてないのに、なぜか架線がやたら多く、写真を撮ると邪魔されてしまうケースが実に多い。そんな中これは、奇跡的に架線にさえぎられてない一枚!綺麗だよな。川の色、何色というべきか…エメラルドグリーン?とfacebookで尋ねたら、緑青色との答えが。なるほどな・・・

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高知に宿泊。翌日、岡山方面に戻る道すがら。特急「南風」の土讃線上り車窓から見えた大歩危駅と大歩危。

wikiによれば、小歩危(こぼけ)は、吉野川中流域に位置する渓谷(先行谷)。大歩危(おおぼけ)は、吉野川中流域に位置する渓谷(先行谷)。あれ?同じ説明だな。
で、数km下流の小歩危(こぼけ)と共に、大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)として一括りにされることが多い。剣山国定公園に含まれている。と書かれている。

確かに大歩危・小歩危とも、似たような感じ。 大歩危・祖谷観光ナビによれば、「大歩危の下流約3kmが小歩危。大歩危より構えは小さいが、奇岩怪石の妙と小歩危砂岩片岩と称される岩肌の美しさは、大歩危片岩に劣らない魅力をもっている。」とのこと。まあ、そんな感じかな。

観光でここに来る人は、船に乗ったり散策したりするみたいだが・・・当方は仕事の途中なので、車窓から眺めるのみ。でもまあこれはこれで、十分楽しい。土讃線に乗っているだけで、大歩危・小歩危とも堪能できる。一人旅なら、テツを中心にスケジューリングし、その合間にご当地の地のものの食事を入れたり、レンタサイクルを借りたりする。これが当方の流儀なんですが、これで十分満足。楽しいですよ。

取り留めがなくなりました。この辺で。