リスクオフでも、円高にならなくなったのか?

浜口です。

株式市場は乱高下。日経平均は23,000円をようやく抜けてきたと思ったら、行ってこい。まぁそのうち、市場は徐々に、安定を取り戻すとは思いますが・・・・今回は為替の話。このことは最近、我々の周りでも話題になってる。リスクオフでも円高にならなくなったよねと。このことを考えてみたい。

これまでの「リスクオフで円高」は、なぜリスクオフで円高なのかで説明した、このロジックでいいんだと思います。ところが。

IMG_4514
これは先日、日経の番組で、武者リサーチの武者さんが説明されていたフリップ。

日本は経常黒字は多いけれども、米中とは異なり、内訳を見ると所得収支が多い。これは海外の現地生産拠点が稼いだ利益とか有価証券投資により儲けた部分。

これまで、リスクオフが発生すると、日本の対外純資産が少なからず日本へお里帰りする、それを見越して短期筋が円買い・ドル高の動きに出る」といわれていたわけですが、最近はその動きが弱い。

現状をよくよく考えると。例えば米国のトヨタが設備投資をするときは当然米ドルが必要だから、ドルのまま置いておく。また金利水準も日米ではアメリカのほうが高いから、多少のショックがあってもわざわざ日本に送金する意味もない。最近はエコノミスト・ストラテジストでこの点を指摘する面々が少し増えて来た。このことがリスクオフでも円高にならなくなった背景として、少なからず影響しているように思われますね。

今後ですが・・・アメリカの要請を受けトヨタはアメリカに大型投資をするし、日本は仕方なく、アメリカから何か品物を買う。そうなると需給面からは、トランプ政権からの対日圧力が増すと、皮肉にもそれがドル高要因になるように思えてしょうがないんだけどな。

どうなんだろうか。

いいな。自社株買い株式の有効活用事例が増加と。

浜口です。これは今日の日経一面の右下の記事。備忘録入りだな。

自社株、報酬・M&A対価に 4~9月最多292件 戦略的な活用広がると。

曰く、日本企業が「自社株買い」で取得した株式を役員への報酬やM&A(合併・買収)の対価などに有効活用する例が増えている。2018年4~9月に292件と前年同期比8割増え、過去最高だったと。

日本経済は良い意味で、アメリカナイズされていくのだと思う。株式の需給もこういった動きにより改善、日本の株式市場もアメリカのように。緩やかに上昇していくマーケットに変わっていくんじゃないかな。そんな気にさせてくれた記事でしたね。

お手本はアメリカ。お手本があれば、日本はその応用は得意だからな。トヨタの「カイゼン」のように。良い傾向だなと思いましたね。

世界の経済危機は約10年周期で起きているというが…

浜口です。意外な雑誌で、世界の経済危機は約10年周期で起きているとの意見に遭遇しました。多くのジャーナリストが言っていることではありますが。よくまとまっている。わかりやすいと思いますよ。一応、備忘録に入れておいたほうがいいかな。

7C9F6244-DF9A-4AA1-B328-9E83F5C8119B

出所は、最新号の「FLASH」。大変リラックスした内容の本。リンクを見ていただければ、どんな本かイメージしていただけると思いますが…(笑)この中の辛坊治郎さんによるコラムに掲載されているものです。
「バブル崩壊は忘れた頃にやってくる。これが私の人生経験から導き出された標語です。そろそろ身構えたほうがいいんじゃないですかねぇ。」と締めくくられています。

まぁ出所が出所だし…ではあるが。まあ頭の片隅に置いておきたい考え方ではありますね。

日本株、PERとの関係が身の丈に合ってきた。

浜口です。今週の日経ヴェリタスの中で書かれている、ニッセイ基礎研究所のチーフ株式ストラテジストの井出さんの分析がなかなかいいな。備忘録入りですね。写真を。

IMG_4311IMG_4312

まあ、ここに書いてある通りですね。

米国は以前から、また日本は2003年ぐらいから。長期的なインデックス株価は大雑把にPER14~16倍水準で推移する展開に。企業業績が増益になれば、その分インデックス株価は上昇する。米日とも。そんな状況にあることを、井出さんは言わんとしているんでしょうね。

ここもとの日本株もそう。株式の需給関係等々で割安に放置されながらも。きっかけ次第で、株価は業績にキャッチアップする。

相場の大局を考えるうえで、基本感として位置付けることが出来る考え方だと思います。さらに踏み込んで知りたい向きは、今週の日経ヴェリタスをお買い上げくださいね。

結局は今年も同じ。

ニュースモーニングサテライトで JPモルガン証券の阪上さんがコメントされてますね。これは備忘録入りだろうな。

D1EA082D-7B97-4B95-9244-5C8775E567E0
04AC3E78-4E91-4FDF-AB85-AF9C1F5353DA

以上2枚の写真を見ると、言わんとしてる事が分かると思う。ここ何年か、比較的典型的な 1年間の株価推移がある。結局は今年も同じ。今後も、例年通りの株価の値動きになりそう。年後半にかけ、EPSの上昇に沿った株価上昇が期待できそうと。確かに以前からこの手の指摘を、阪上さんはされていましたよね。

楽しみではある。どうなるか。

補正予算と株価

浜口です。これは備忘録入りかな。

ニュースモーニングサテライトで野村証券の松浦さんがコメントされていますね。災害とそれに伴う補正予算について。安倍首相の3選に伴い、比較的大型の補正予算が見込まれていると。
IMG_3773

2012年度以降の平均では、補正予算が汲まれる50日前位から株価が上がりだし、それ以降も株価は上昇がすることが多いとのこと。今回もこうなるのか。

もともと来年10月の消費税上げに伴い、ショックを和らげ得るため、補正予算は必至とされてきた。それがここもと、大阪の地震、岡山広島を中心にした洪水、関西空港の水没、北海道地震と災害が相次ぎ、それが逆に、補正予算の大型化をもたらす空気になっている。

今後の日本株にとってポジティブな話と考えますが、どうだろうか。

今日の日経朝刊総合5/6面、いいな。

浜口です。
今日の日経朝刊総合5/6面、いいな。
IMG_3711
企業の内部留保が6年連続最高で、446兆円に達していると。そのうち現預金保有は221兆円と。積み上がり過ぎだな。企業の内部留保に課税する案、以前、出てませんでしたかねえ。どうなったんだろうな。それをやれば、企業はM&Aでも配当どうでもいいが。内部留保削りに躍起になり、株価が上がると思うけどなぁ。やり方次第によっては。

次に、AI投信ただいま学習中と。「万能」のはずのAIが苦戦していると。

まあ、この投信を保有してる投資家からすると、シャレにならないが・・それにしてもこにタイトル思いついた日経の記者さん、ウィットに飛んでるな(笑)こういうユーモアのセンス、いいな。

この10年で8回は年末高

ニュースモーニングサテライトで野村証券の若生さんがコメントされていますね。これは備忘録入りだろうな。

IMG_3550
IMG_3551

これは以前にも書いていますが、 8月はこの10年で7回下落。買いから入る投資家にとっては良くない月。一方でこの10年で、8月以降8回は、年末高になっていると。

そして上昇している年は、その年度が増益になっているが、今年もそうなりそうとのこと。

8月以降年末にかけ、上がっている年は、20%近く上昇しているケースが多い。期待したいが…どうなるか。

時代は変わる。現在と30年前とで。株式時価総額の変化に唖然・・

浜口です。これは備忘録入りだろうなぁ。

今週号の週刊ダイヤモンド。「平成経済全史30年」から。これは目頭が熱いな。

IMG_3548
この写真が提供している情報は、とても含蓄深い。皆さん、各自、分析してください。
この30年での、企業の栄枯盛衰。これ、左右とも、世界のランキングですよ!う~む、これは凄い。こんなにも変わってしまったんだな。

ちなみに。日本が世界に誇るトヨタ自動車。足元では当然日本一だが、世界の時価総額ランキングは35位ですって。う~む。これが現実なんだよな。

日本の失われた20年、メガバンクの凋落。一方で米国のFAANGに代表される新しい産業の勃興。
先般、ノーベル賞をもらったかのBob Dylanは唄った。The times they are a-changin’。邦題:時代は変わると。

本当にその通りだな。時代は変わる。経済もしかり。ため息が出るな。

取り留めがなくなりました。この辺で。

故林輝太郎先生の言葉。適当なところで利食いして、涼しい顔していればいい…

浜口です。

ずいぶん前のことだが…人形町にあった故林輝太郎先生の事務所を訪れたときに言われたこと。その時のメモが出て来た。そうか・・師はこんなことを言っていたんだよな。要旨を以下に書いてみますね。口語調で、先生の口調を真似て。

浜口さんね。私は相場についていろんなことを本に書いてるけど。実は相場なんて簡単なんだよ。まずボックス相場のうねりを持つ銘柄を見つけてくる。地味な銘柄のほうがいいな。で、そのボックス相場の真ん中より下を、分割して買っていく。底値を狙う必要なんて全くないし、そんなもの狙うこと自体、素人だよな。買えるわけがない。

で、買った株がボックス相場の半分より上に行ったら、もうどこ売っても利益の世界だから、適当なところで利食いして、涼しい顔をしていればいい。そんなチャンスが1年に1~2回はある。そこは、易しく取れるところなんだから、順当に取りに行く。難しい相場には手を出さない。それを何年も何年も繰り返していればいい。相場で儲けるって、そういう事なんだよな。

但し思うようにボックス相場にならないこともある。ボックスの下限かと思ったら底抜けたりする。それは失敗だから、なるべく早めに失敗に気が付くようにし、損切りをする。損切りはつらいよな。だから躊躇なく損切りできるよう、建玉は控えめにする。満玉は言語道断。

でも・・・その当たり前のことが、初心者にはできないんだよなぁ。証券マンとか証券新聞とかが余計な情報入れてくるからな。でもそれを無視して自分のペースで売買をするんだ。それが一番いい。だから株を買いとか売りと言ってくる大手証券とは付き合わず、地味な地場証券と付き合うに限るんだよ。

うろ覚えではありますが、そんな趣旨のことを言われていましたね。

相場はいろんなやり方がある。このやり方が全てでは無いのはもちろんだが。一面の真理をついているなぁとは、強く思いますね。