浜口です。
野村証券の若生さんが日経モーニングサテライトでコメントされてますね。これは備忘録に。
曰く、ここ数年の日経平均には安値と安値を結ぶと約20週のサイクルがある。約20週が転換点になることが多い。前回の安値は9月の第二週だったので、その20週後を迎えた前週で調整は終了、再度新しい上昇トレンドを迎えるのではと考えていると。
若生さんが日柄の話をするのはちょっと珍しいと思うが…約20週、ハマりがいいのか悪いのか、ちょっと微妙な気もするが…どうなるかな。
-低位バリュー銘柄分散投資の日記
浜口です。
最近投資環境の講演会を行っていると、金利上昇=銀行株高と考えていいのか?と尋ねられることがあります。
当方は現状はその理解で正しいと答えています。
まずは一般論。好景気に伴う金利上昇は多くの場合、長短スプレッド拡大を伴う。これは銀行の収益改善要因になるので、銀行株にとってポジティブ。一方で銀行は普段は国債を大量に保有しているので、金利上昇は債券の値下がり要因となり、こちらはネガティブ。トータルでは金利上昇は銀行株にとってややポジティブと言う判断になるんだと思います。
ところが現状は、このネガティブ要因が極めて限定的。銀行が保有している債券は、日米とも中央銀行によりかなりの部分買い取られている。従って金利上昇=スプレッド =銀行の収益拡大と言う部分がストレートに聞いてくる、鮮明化していると言うことですよね。
中央銀行、日本においては日銀による銀行保有債券の買い取りは、こんな経路によっても、金利上昇=銀行株高となるシナリオをもたらす。実際の金利上昇がなくても、金利底打ち、上昇期待が発生すれば、銀行株の株価にポジティブな影響もたらす。そんな理解でいいんでしょうね。
浜口です。
昨日の日経ヴェリタスの記事にこんなものがありましたね。グラフをご覧ください。
このグラフは、いろんな読み方が可能。 1つはリスクオンが株からコモディティーの代表たる原油に広がっていると言う見方。
あるいは、好景気に伴う株高が資源高をもたらしているのか。あるいは資源高が発生しているから、世界的に景気が好調、ひいては株高なのか。
いずれにしろこうなると、世界的な金利上昇期待にもつながる。足元で上昇している金融株やエネルギー株、海運株等の動きと整合的と見ていいのか。そしてこの流れがどこまで続くのか。
一方で原油がここまで高くなると、アメリカのシェールオイル開発が進み、それが原油価格の上昇を鈍らせると言うシナリオもある。
まぁいずれにせよ、当面はリスクオンの展開と見るべきなんだろうな。原油価格上昇がどこまで進むのかがポイントになるのか。
とりとめがなくなってきました。この辺で。
浜口です。為替が111円割れ寸前か。ドルがじりじりと下落してるんでしょうね。
日米のファンダメンタルズから見たら、金利差拡大から見通しからドル高、一方で政治的にはアメリカはドル安に誘導したい。そんな力比べと理解すれば良いのでしょうか。
パウエル人事はトランプ政権のドル安志向を確認?・・と、こんなことも言われてますよね。
こういう時は、過去の経験則では多くの場合、短期的にはともかく、長期的には経済のファンダメンタルズに分があることが多いと考えるが・・・
要は、為替市場がトランプ氏の言うことをきくかということかな。でもトランプ氏、減税で景気刺激しながらドル安志向というのは、ムシが良すぎると思うが。。。どうなるか。
浜口です。日本株、良い感じですね。相場になりそうだな。
それはそれとして、ごった返しているが…でも書いたけど。余計なことかもしれないが。。やはりここに来てる人たちは、報われないよな。宝くじ買うの、スリル目的と十分わかっているならいいんだが。。
宝くじ 競馬 totoなどの還元率を見ればわかるが、例えば宝くじなら「当せん金付証票法」に基づき、地方財政資金の調達として、還元率わずかに45.7 %と設定されてるわけですよね。
う~む。法律により、儲からないと決められている。要は寄付しなさいということ。これが分かって、行列しているならいいんだが。。どうなんだろな。
やっぱり・・株式投資のほうがいいよな。この話をしたかったわけです。還元率も断然高いし、ここから相場が来そうでもあるしね。
宝くじは、コールオプションを買い続けるのに似てるんだろな。Deep out of the moneyのね。
浜口です。
新年なので、サクッと相場展望などを。
2017年は、日本株を買いから入っている投資家にとっては、とてもいい年でしたね。この環境は2018年も、まあ年前半にかけては変わらないと思うけどな。2017年後半の延長線上で行くイメージ。これまでこのコーナーで書いてきた状況が当面、継続するのかなと。これがメインシナリオですね。平凡過ぎますか?(笑)でもその線で、当方は運用していくけどな。
日本の株高、国策の1つと言えますしね。アベノミクスではデフレ脱却を引き続き目指すし、 日銀もETF年間6兆円を買い続ける。あとこれは相場に対するインパクトは限定的かもしれないが、金融庁もまた、nisaや積み立てnisaで株式市場への資金流入を後押しする。
投資家のセンチメントも改善しつつある。最近、「日本はバブルになるんですかね?」と聞かれることがたまにあるようになったな。相場に関係してる人からも、そうでない人からも。
加えて最も大事なところ、根っことなる企業業績見通しも、展望はまずまず明るいしな。バリュエーションも割安な位置にある。トップダウンで見れば。
懸念材料としては、北朝鮮が大きいんでしょう。特に1月から2月にかけて何かが起こると言うムード、なきにしもあらず。
まぁそれで相場が下落したら、その時に買える資金を持っておけば絶好の買い場になるんだろうな。買いポジション持ってる人もそんな時にブン投げることなどせず、シレっとやり過ごせば報われると思うけどな。
まあ、楽しみではあるな。どうなるか。
浜口です。これも備忘録入りかな。
日経モーニングサテライトで、マネックス証券の広木さんが、日経平均30,000円シナリオというか根拠を説明されてましたね。フリップを。
説明の要旨は下記。
・ROEとPBRに正の相関があることは広く知られている。高ROE銘柄は高PBRになるという考え方ですね。
・2018年度の日経平均ROE10%は、十分視野に入っている。この場合おおざっぱなトレンドラインで示すPBRは1.73倍前後と推定される。
・以上を前提とすれば、2018年度の日経平均は、PBR1.7倍xBPS18,000円=30,000円と計算することが可能。
広木さんが所属しているマネックス証券は、会社が日経平均30,000円説を唱えているわけで。そこから逆に考え、どうすれば日経平均30000年が論理的に説明できるのか。そんな取り組みである感なきにしもあらずではありますが・・・まぁ納得がいくシナリオではありますね。
まあポイントは、2018年度の日経平均ROE10%が達成可能かというところですかね。2018年度だから、2019年3月期か。再来年の企業業績。どうなるか。。
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