浜口です。日本株、戻ってきましたね。
先日ある銀行で勉強会を行ったとき、こんな質問を受けました。安倍首相は、「解散は頭の片隅にもない」と言っているが、どうなんでしょうか?」と。3月末あたりでしょうか。安倍首相から、こんなコメントがあったんですよね。
このコメントを聞いて、当方はちょっと驚いた。で、政治に関して、昭和の時代にしばしば言われていたことを、説明しました。それは:
「昔から首相は、解散については嘘をついても良いことになっているんですよ。これは政治の世界では、常識。少なくとも昭和の時代には。これは今でも、変わらないんじゃないですか?」と。
解散しないしないと散々言っておきながら、突然前言撤回し、抜き打ち解散する。これはある意味、首相冥利に尽きること。解散できると言う事は、解散後の選挙に勝てるという自信、その時の首相の力を表しているとも言えますからね。安倍ちゃんもとい、安倍首相の好みそうな展開と、言えなくもなさそうだが・・。
う~む、しかし・・・今の若い世代の銀行員にとっては、このことは常識ではない様子。ちょっと、驚きだったな。ということは・・若い世代の投資家にとってもこれは、常識ではないのか?あるいは若い銀行員が、単に不勉強なだけか?
取り留めがなくなりました。この辺で。