国内の3月期決算発表、5月10日が最多と。

浜口です。

決算発表、5月10日が最多、95パ-セントが予定確定と。で、現状その2割が4月10日に3月決算を発表と。

GW10連休明けが5月7日だから…4月最終週から5月第2週は、振り回させられそうですね。なにかと。

まぁこれはピンチと捉えるかチャンスと捉えるかは。投資家次第、投資スタンス次第でしょうけどね。

どうなるか…

SOX指数が新高値に・・・

浜口です。

SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)が新高値にという理解でいいのでしょうか?
年後半にかけての半導体市況底入れ期待が高まり、それを株式市場が先取りする動きか。米国、ひいては日本とも。

国内株なら、投資対象。代表的なものは、アドバンテスト、東京エレクトロンあたりになろうが。。。期待したいところではあるが。

どうか。

米国、長短金利の逆転後、しばらくは株高になる傾向

浜口です。

米国では長短金利が逆転したり、逆にわずかにスプレッドが開いたりの展開。それに関連しての、過去の株価の動きにについて、出遅れ目立つ日本株 「令和」で底入れ・反転をの中で、日経新聞の編集委員 前田昌孝さんが詳しく説明されてますね。この部分の抜粋を下記に。

米国では長短金利の逆転がただちに株安への転機になるわけではない。過去3回の金利逆転後のダウ工業株30種平均の動きを指数化すると、340営業日後に35.5%高となっている。そこから調整局面に入り、761営業日後には8.6%高と伸び悩むが、その後は再び上昇基調に転じる姿が描かれる。今回もダウ平均は3月22日に460ドル安と急落したが、4月1日の終値は急落前を1.1%上回り、18年10月9日以来ほぼ半年ぶりの高値となった。

この件について、さらに踏み込んで知りたい向きには、日経ヴェリタス2019年3月31号において、前田さん派より踏み込んで説明されている。「金利逆転は株高サイン、景気は消費を下支え」というコラムですね。併せて読んでいただければ、より理解が深まると思いますね。

それにしても・・・日米とも、4月は株高でいけそうかな。GW前までは。期間限定かもしれないが。

日本の賃金水準、世界に劣後というが・・・

浜口です。今日の日経一面のトップ記事。備忘録入りだろうな。

ニッポンの賃金(上) 賃金水準、世界に劣後
時給、20年で9%下落

でも・・この記事をネガティブに受け止めるだけでは、投資家視点としてはもったいない。このことが相対的に海外の方々の購買力上昇につながり、結果、日本への来訪者の増加、ひいてはインバウンド需要をもたらしてる側面も忘れてはいけないよな。そう感じましたね。

こちらも併せて読んでいただくと、わかりやすいと思います。

宮崎のホテルにて、インバウンドに伴う景気下支え効果を実感。

浜口です。

私は現在連続休暇中で、九州を旅しています。昨日は宮崎に泊まりました。

驚きましたね。市内を歩いてみると、閑散としている。県庁所在地なのに。少なくとも私が泊まったホテルの周辺においては。これは少子高齢化に伴う人口減少、後は東京大阪などに人口が集中している影響が大きいんだと思う。

一方でホテルはどうかと言うと、夕方4時半ぐらいには、チェックインで混み合っている。なぜか。外国人、特に中国人の宿泊が多いんですよね。これは驚いた。予想以上ですね。

ホテルの人も忙しそう。日本語同士でコミニケーションできないから。何とか英語でやりとりして、チェックインを進めています。う~む。時間がかかるな。長い行列が・・・

おそらく、宮崎にいらしている中国の方々は。日本に行ってみよう、福岡が近くていいんじゃないか。でもせっかく日本、福岡に行くんだったら、福岡だけではもったいない。あと何箇所か行ってみよう。そんな中でリゾート地的な宮崎も選ばれている。そんな流れなんだと思うんですよね。

まぁこの動きは、前向きに考えていいと思う。インバウンド需要がなければ、率直に申し上げて、宮崎の景気は厳しいと思う。ところがそんな中で、拾う神ありと言うべきか。中国人中心ののインバウンド需要が出ていて、これが人口減少の悪材料を相殺、宮崎の景気を後押ししている。そんな構図なんでしょうね。まぁありがたいこと。素直に、そう思いますね。

取り留めがなくなりました。この辺で。インバウンド事業が引き続き増加傾向にあることを切に望む次第。あとやっぱり、日本経済の趨勢を考える上では。定期的に日本各地を訪れた方がいいな。こうして定点観測すると、地方景気の状況をリアルに実感できる。そんな思いを強くした次第ですね。

過去最大級の不確実性が、株価が不安定な要因であると・・・

浜口です。

さきほどニュースモーニングサテライトで、経済産業研究所の中島さんがコメントされていましたね。この内容、非常に興味深く感じました。これは備忘録入りだろうな。曰く:

現在、株価は世界的に不安定な状況にある。この理由は、かつてないほど、過去最大級の不確実性が背景と説明されている。
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・・・ということはですよ。不確実性が最大級に高まっている現状は、株式の絶好の買い場との解釈もできる。「不確実性が循環する」ことを前提とすれば。

私はこの分析自体は大変興味深いし、その通りであってほしいと思うんです。でも、1つだけネックと感じていることが。失礼なもの言いをさせていただきますが、「分析に用いている人工知能が成熟されていないリスク」ですね。

この分析は、人工知能を使っているらしい。ニュースや新聞の報道から、不確実と言う言葉がどのくらい出ているかをもとに算定しているらしい。

これは個人的な感想であるとともに、多くの株式運用担当者が実感している現実なので敢えて申し上げるが。人工知能による株価分析、株式運用は、まだまだ「学習途上」なんだと思う。様々なところで、人工知能による株式運用の成績が振るわないとの声が聞こえてきている。

そうはいっても、人工知能は今後、いづれかの段階で実務に使えるようになってくると思う。今回紹介されているモデルがその分水嶺を超えているとすると、これは大変注目されます。

失礼なことを申し上げました。でも繰り返し申し上げるが。本音を言うと、大変期待しているんです。中島さんには引き続き、この分析を続けて披露していただきたいと、敬意をこめて、切にお願いたいです。

下落を待つ投資家

ニュースモーニングサテライトで東海東京調査センターの仙石さんがコメントされていますね。下落を待つ投資家が増加していると。
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フリップにありますとおり、ダブルインバース型の相場が下落すると利益になるETF発行が日米ともに増加している。

このことは相場の下落を期待している投資家が多いし、既にそういうポジションが、既に積み上がっている。これが仮にマーケットが下落しても下支えをすることになるし、マーケットが上昇すればそれに拍車をかける。こういう解釈ですね。

まぁそういう部分もあるんだろうな。違和感ない考え方ではありますね。

足元は逆業績相場、それに対し米欧日は金融政策の緩和転換もしくは緩和継続。

浜口です。

世界の株価 景気不安で失速
日経平均、4日で約800円下落
これに対して、

緩和縮小、世界で後退 欧州中銀、年内の利上げ断念 景気減速、備え乏しく。この記事の、米欧日の金融政策の表を見てください。

足元は逆業績相場の伴う下落。現状、長期化するとは思えないが。これに伴い、米欧日はまずは、金融政策の緩和転換もしくは緩和継続で対応。こんな図式ですね。

どうなるか。日本に関して言えば、この状況が続けば、消費税は上げず、これを大義に衆参同時選挙となるのかな・・・

ルネサスショック・・・?

浜口です。今日の日本株、ルネサスショックなのかな。

相場のけん引役退く半導体株 日米で急落、在庫増へ懸念との見解も。

筆者はこの状況見て、ITバブル崩壊の時が頭をよぎったけれども。今回はそこまではならないと思う。なにより、関連銘柄群のバリエーションが高くないし。

でも半導体や半導体製造装置や電子部品銘柄は、相応の影響がありそうだが・・・今日のNY株式の動向を注目したい。
今宵はECB理事会、あと、明日は3月のSQか。なんだかいろいろあるな。

どうなるか。

MSCIによる「中国A株」の指数構成比率引き上げ

浜口です。

広瀬孝雄さんが詳しくコメントされていますが:
MSCIによる「中国A株」の指数構成比率引き上げで、
200億ドル相当の買い圧力が発生!
とのことです。

具体的には、「2月28日にMSCIは、MSCI各指数における中国A株の比率を3段階のステップを経て引き上げてゆくと発表しました。現在、中国A株は、MSCIエマージングマーケット(EM)指数の僅か0.72%しか占めていません。しかし、今年5月、8月、11月の3回にわけてその比率をアップしてゆき、最終的には3.33%へもってゆくと発表しました。」とのこと。

このことに関し広瀬さんは詳しく解説されています。

中国株に対しては明らかに好材料。ひいては日本株にも好影響をもたらすと考えます。