日経平均638円安

浜口です。

結構な下げになりましたね。今年最大らしい。後場から日銀が、ETFを300億円以上買ってるんだろうが、ほとんどマーケットにはインパクトをもたらさなかった。

当方にとっては、これは干天の慈雨。キャッシュ化したポジションを元に戻す、チャンス到来かと。

まずは後場、1615の野村の銀行株ETF株を段階的に買いに行きましたが、まぁ次から次へ、約定になることなること…ねえ?(笑)
しかし当方、相場の凧糸はまだ、出し切っていない。これからだ。

後は少し待って、相場が底打ちをした後で、乗せていくことにしようかな。

さあどうなるか。楽しみだ…

ユーロから離脱した場合のギリシャの悲劇

浜口です。

無知ほど怖いものはない。そんな言葉が頭をよぎりました。もしギリシャがユーロを離脱したら、ギリシャ国内は大混乱でしょうね。

ギリシャがユーロから離脱すれば、新しい通貨は当然、対ユーロで安くなる。故に日本のように観光客が増えることになるし、輸出で稼ぐことができるようになる。なんて楽観論を言ってる人がこの前テレビでに出ていたけど、とんでもない話だと思いましたね。

企業も個人も、ほとんどの債務はユーロ建て。一方でユーロが使えないとなると、ドラクマのようなギリシャ特有の通貨になる。

当然、信用力はガタ落ちですから、新しい通貨は、対ユーロで暴落する。公務員やサラリーマンは、新しく入ってくる給料は当然、ギリシャの通貨。一方で借り入れしているのがユーロ建てだったら、個人は住宅ローンが返せなくなりますよね。住宅ローンが払えず、破産者が続出することに、どうしてもなる。

今回ユーロからの緊縮財政提案に対し、Noと答えた人は、そんな簡単な理屈さえ理解できない人なんでしょう。こういうのを衆愚政治って言うのかなあ。残念だな。

ギリシャに幸あれと言いたいけど…現状では難しそうなな。う〜む。

ギリシャ問題、7月20日までは波乱?

浜口です。

ギリシャ問題、まさかの展開。逆に言うとこれは、日本株を拾うチャンス到来とも言える。そのスケジュール観をどう考えるべきか。

ユーロ離脱の可能性も含め、今後、7月20日のギリシャ国債償還が山場になる。それまでは波乱が続く。この考え方が基本観で良さそう。現状では。

となると、その間の安値を拾っておけば良いと言うことになんだろな。そんな印象を持っています。現状では。

但し、話が急転直下、解決する可能性もある。それがどうなるかは何とも言えない。神のみぞ知る。これは当たり前ですよね。

さあ、どうなるか…

神戸から山陰に出張②岡山から伯備線で松江、野津旅館へ

浜口です。久々に出張の話。神戸から山陰に出張①神戸ハーブ園から岡山への続きを。

岡山での講演会が終了。明日以降は山陰での仕事なので、伯備線経由で松江に向かう。写真を。

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午後3時過ぎの岡山発、特急やくも。グリーン車を奮発し、松江へ向かう。2時間半の旅。少し早い時間ではあるが、講演会後のご褒美、ビールをごキュッと。う~む。悪くないな。

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伯備線、岡山~松江間、瀬戸内側の見所は、なんといっても高梁川。伯備線に寄り添うように走る。きれいだよな。このあたりは中流から下流にかけて。高梁川を見るには、進行方向、左側に座席を取ったほうが良い。

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高梁川の超上流、分水嶺近く。倉敷辺りではあんなに大河だった高梁川が、上流では本当に小さな流れ。逆の見方をすれば、こんなに小さな流れの高梁川が、下流ではあれほどの水をたたえる大河になる。大きく育つもんだな。なんか・・・ロマンチックでさえあるよな。

伯備線は、トンネルの中で、分水嶺を迎える。新郷駅 – 上石見駅間にある谷田峠トンネル。瀬戸内側の高梁川水系が、日本海側の日野川水系へ。トンネルを越えると、日本海側。川の流れが変わっていることに気がつく。下りになるせいか、特急もスピードアップしながら、まずは米子を目指す。
最近は伯備線の分水嶺越え、車内アナウンスで教えてくれるんだな。以前のJR なら、こんな気の利いたサービスはなかったな。

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松江駅に到着。乗車してきた特急「やくも」を。グリーン車、一両目だった。お世話になったな。

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松江駅改札と行き先案内板。左は山陰本線・伯備線の上り。、右は山陰本線の下り。これを見ると、「山陰に着いたな・・・」と、実感できるな。
今日の宿は、松江は野津旅館。最上階には、松江しんじ湖温泉のお湯を使用した「大浴場 川面の湯」がある。露天風呂から見える、日本海側、大橋川越しの夕焼け。この日は曇りなので、夕焼けは拝めなかった。でもまあ、温泉でリラックスできた。

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夕食は野津旅館のコース料理を。魚中心だが、出雲牛もあって、なかなか旨しだった。
さあ、明日は出雲市に移動し、新たな講演会ツアーが。今日はここで、ゆっくりしよう。次号に続きます。

No.1アナリストがいつも使っている投資指標

浜口です。

久々に株式運用の本で読んでみたいくなったものが。参考になりましたね。これです。大和証券の吉野アナリストの著作。

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この本からは、様々なことを読み取ることができる。人により投資スタイルは様々に異なるのでしょうが、それぞれに有益な本だと思います。当方に最も響いたのは、予想以上に、低PBR投資の有効性を説いている点。本全体を通して、低PBR投資の有効性がしばしば言及されています。

一例ですが、超長期投資に銘柄選別の4段階として、① PBRが 0.8倍以下②自己資本比率が業種内で 2割未満を除く③予想経常利益がプラス④配当利回りが2%以上と。

驚いた。当方が、15年近く前に書いた本で説明した買い銘柄スクリーニングの条件とほぼ一緒。ちょっとびっくり。デフレの時代でない限りにおいては、有効な投資指標は今も昔も変化ないんだなと、妙に納得。一流のクオンツアナリストの、お墨付きをいただいたような気持ちになりましたね。

ギリシャ首相、全面譲歩の報と・・・

浜口です。

ギリシャ首相、全面譲歩の報で欧州株急騰と。

う~む。当方が6月29日に書いた、ギリシャ問題の急展開…どこが日本株の買いタイミングになるのか

この日の日経平均は、ギリシャ不安から500円以上の下げ。特に寄り付きは買い玉の投げが殺到したのでしょう。酷かった。これに対し当方、「実は、当方が狙っている銘柄、今日の日足を見ていると、寄り付き安値の銘柄ばかり。今日の寄り付きが絶好の買い場だったのか…まあそれは早計でしょうね。おそらく。」と書いているが・・・残念ながら、悪い予感が的中。「やはりこの日の寄付きが絶好の買い場だった」ということになるのかな。

まあ・・・日本株、買えてない分は、高値は追いかけないことにしよう。次のチャンス、9月のSQにかけて。アメリカの利上げが喧伝されて、ヘッジファンドが売り込む。そのタイミングまで待つ。現状はそのスタンスを堅持するつもり。

う~む。株式投資は、修行だな。まあこれは、良くある話。株式、早く買って楽になりたい。こんな気分になるの、久しぶりだな・・・

ギリシャ問題の急展開…どこが日本株の買いタイミングになるのか

浜口です。

いよいよチャンス到来。ギリシャ問題の急展開…どこが日本株の買いタイミングになるのか。

以前ブログでも書いた通り、当方は4月末に日本株を一部、キャッシュ化しているので、どこかで組み入れを増やしたいと思っていた。その矢先に今回のことが。チャンス到来と考えてるわけです。

実は、当方が狙っている銘柄、今日の日足を見ていると、寄り付き安値の銘柄ばかり。今日の寄り付きが絶好の買い場だったのか…まあそれは早計でしょうね。おそらく。

でも当方は、ギリシャ問題のにわか評論家ではない。日本株のなるべく安いところを買いたいと思っているだけなので、今後、株価が今日の寄り付きを下回って行くかについては、一応、注視すべきと考えます。

後は、自分のクセですよね。当方はこれまで、こういうショック安の時に株を買う際、往々にして早過ぎることが多い。そのクセを踏まえて、行動していきたいな。

スケジュール的に意識すべきは、ギリシャの国民投票が実施される7月5日ぐらいかな。現状、それ以上のことは考えても、意味ないでしょう。考えに考えて、悪手を打つ。これも今までの経験から、自戒しないと。深く深く考えても、儲けにはつながらないって。

まぁ、選択肢は二つ。一つは今後、大幅安した翌日に、段階的に買って行く。もう一つは・・・今後、株価はどこかで底打ちするだろうが・・・これは底打ちしたな・・・そう認識された時点、つまり株価が上昇に転じた後、 なるべく早く底打ちに気付き、ドカンと一回で買う。そのどちらかだろうなぁ。当方の性格からすると、前者の方法になりそうだが、本当に賢いのは、後者なんだろうなぁ…なんて事を、漠然と考えています。場合によっては、9月のSQまで、買いをこらえるかもしれません。

さぁどうなるか。まあ、今後次第だな。取りとめがなくなりました。この辺で。

中国株、買い手不在で急落 1000銘柄がストップ安と・・・

浜口です。

中国株、買い手不在で急落 1000銘柄がストップ安、週間13%安と。ちょっと凄い話ですね。

中国は所詮、博打市場。まだまだ未成熟で、一方方向に傾きやすい。だからまぁ、こんなもんだろうなと言うころではあるが…それにしても極端。1000銘柄ストップ安は、常軌を逸している。大丈夫か?

「日本株 6月18日に起こること」…は起こらなかった

浜口です

一応、ご報告まで。

ある有名週刊誌が書いていた、日本株 6月18日に起こること は、実際には起こらなかった。具体的には、この書きぶり:

「6月16日、17日とアメリカの FOMCがある。 さすがに6月にいきなり利上げすると言う事はないと思うが、9月に利上げの予定だと示唆するだけで、大きなインパクトになると。で、6月18日以降の下げにつながると。市場はアメリカの売り上げをすでに織り込んでいるという人もいるが、それは甘い。利上げが決まれば日経平均は大きな調整を余儀なくされ、6月に 1万8000円台まで落ちることもあるでしょう」

に対し、そもそも、「9月に入り秋に利上げの予定だ」と言う示唆がなかった。ゆえにそれ以降書かれていることも、起こらなかった。

まあ…これはよくある話。それ以上でも以下でもない。この週刊誌、運用の専門誌ではない。大衆紙。センセーショナルな話題を書きたかっただけ。外れたことを、問われることもないでしょうね。出版社の社内からも社外からも・・・

まあ当方としては、「巷ではこうも言われている」ことを確認する意味はあったかもしれない。それ以上でも以下でもないかな。

サラリーマンが出世するメリット、顕著に低下か?

浜口です。

ふと頭をよぎった事なんですが…

これを口にするのはタブーなんだろうが・・・昭和の時代と比較して現在は、企業において出世するメリットは、明らかに低下してますよね。

当方が会社員になったときは、当然、平社員。部長は天皇のように見えた。若い社員は恒常的に残業しており、部長は定時には会社を出ていた。偉い人から退社するイメージですね。
また銀行では、支店長は地元の企業のトップとの飲み会が主な仕事。床柱を背負って。お金を借りてもらうではなく、貸してやる時代。

あと商社マンのインセンティブは、なるべく若いうちに役職者になる。そうすると、自分で使える交際費の額が飛躍的に増えて、それをプライベートでも使える。実質可処分所得の増加。で、 セクハラもうるさくない時代。同じ会社の女性社員を誘ってフレンチを食べに行ったりする。そして…そんな話をかつて、商社の一般職の女子社員から聞いたことがあります。だから商社はオスの社会そのものと。商社マンは営業部門でかつ、出世しないと意味がないと。

仕事ができる人=自分で使える交際費が多い人。そういう人には 女性も注目する…男性にとっては、なんとも、モチベーションが上がる話ですな?(笑)

翻って、現在はどうでしょう。

さすがに企業の社長になればやりがいはあるでしょうが、部長や執行役員ぐらいだと、責任が重くなるばかり。時間の自由がなくなる。銀行の支店長は、自ら営業に駆けずり回る時代に。商社マンはわからないが…以前とは状況、同じではないだろうな。

現在、働く人に求められているもの。それは、時間の自由、金銭的な余裕、自分に向いた仕事を行うこと。その点を考えると、仕事を選ぶと言う点では、転職。そして金銭的な余裕は、出世ではなく、資産運用で獲得する。これが現代の理想の生き方だと思いますね。社内での名声?地位?まぁそういうのがお好きな方は、お好きにどうぞ、椅子取りゲームを…かな。

違った角度から見れば、安定的なサラリーが入ってくるからゆえ、株式のリスクを比較的大胆に取ることもできる。サラリーマンと株式投資は、相互補完関係にあるな。相性が良いって。

う〜む。最後になってようやく、話が株式投資とリンクをしましたな?(笑)とりとめがなくなりました。この辺で。