神戸から山陰に出張⑤島根を浜田から益田へ。そして大阪へ

浜口です。

神戸から山陰に出張④山陰海鮮炉端かばへの続きを。

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この日は山陰の講演出張の最後の日。ホテルを出て、浜田駅にて昼餉を。さすがに山陰は浜田。のどぐろ寿司があった。のどぐろ、香ばしくて旨しだったが・・・ちょっと酢飯がきつかったかな。まあこれは、駅弁の宿命なんだろな。鮮度維持のため。

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特急「スーパーおき」で、浜田から益田へ。益田駅にて、気動車特急と鈍行のそろい踏み。そんな写真を撮ったが・・・上の写真がそれ。

しかし・・・あれ?この写真、なんか見覚えがあるなぁと思ったら…5年前にも益田に来て、同じように撮っていた。下の写真が、その時撮っていたもの。う~む。懐かしさを通り越して…デジャヴという言葉が、当方の頭をよぎったな。

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山陰での講演会ツアーが終了。これから大阪に戻る。もうリラックスしていい。ということで山陰本線特急「スーパーまつかぜ」の車中、ペットボトルに入れた、昨日から飲みかけの赤ワインをいただくことにした。う〜む。実にお疲れさん、とな。
これをfacebookにアップしたら、ある人曰く、「私はこの写真、新しいいろはすのCMの1コマかと思いました」と。なるほどな・・

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山陰本線。益田から出雲市へ戻る。その途中に見えた、山陰の日本海。三保三隅から浜田にかけて。日本海の景色は、どうしても天気に左右される。この日の天気は、晴れだけど雲が多い。まあまあかなぁ。それでもまあ、悪くはないと思うけどな。

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山陰本線出雲市駅から、リムジンバスに乗って出雲空港へ。そこからのプロペラ機に乗って伊丹空港へ。旅の終わりが近づく。

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伊丹空港へ到着。プロペラ機から、階段で降りて、歩きで空港ロビーまで。夜のプロペラ機。ムードあるよな。
ようやく山陰ツアーが終了、大阪に戻ってきた。旅から旅へ。当方からすれば、大阪にいること自体、旅みたいなもんだが・・・
今回もいろいろ、得難い体験をさせてもらった。人生悪くないって。

企業の中期経営計画に対して、アナリスト見通しが弱気であるケース

浜口です。

企業側の中期経営計画に対して、アナリストの業績見通しが弱気であるケースを見つけました。あくまで一例ですが・・・日本郵船。

2014年10月2日に同社工藤社長から説明のあった日本郵船の新中期経営計画「MTS2018」を見ると、2016年度の経常利益予想は、1200億円。

一方でアナリストの見方として、会社四季報2015年夏号に掲載されている日本郵船2016年度の経常利益予想はといえば、970億円。ずいぶんと乖離があることがわかる。中期経営計画の2018年度の経常利益予想は1600億円とさらに強気であり、驚かされます。

ちなみに8月7日の日本郵船の株価は358円。これで予想PERは10倍前後なので、株価形成はほぼ会社四季報のアナリスト見通しに近い線でなされており、中期経営計画の数字は反映されていないと推定されますが・・・どちらが正しいんでしょうか。

日本株は、バブルではない

浜口です。

写真の「日本株は、バブルではない」(藤野英人著)を読みました。氏が言わんとしてることは、写真にある本の表紙・裏表紙をご覧ください。まさに書いてある通り。

私としては、同意できる内容ですね。一読をお勧めします。

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左上には、「投資家が知っておくべき『伊藤レポート』の衝撃」と書いてある。実はここがポイント。書店で実際に、本を手に取ってみてください。

ゼネコン株が上昇

浜口です。

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8月5日のお昼。写真の通りですが…今日はゼネコン株が来ている。下の4銘柄ですね。

鹿島の4-6月期決算がよかった。工事の利益率も上がっていると言う事だが…それにしても凄い株価の上げっぷり。他のゼネコン株にも波及してる。

市場の地合いが良い。当方、昨日、8月、9月は調整かと申し上げましたが…ちょっと考え直すべきかな。そんな気持ちにもなってきた。どうなるか…

日本の4〜6月のGDPは、マイナス成長も??

浜口です。

これは、今日発売の週刊エコノミストの中の説明ですが… 4〜6月のGDPは、マイナス成長も?なんてシナリオがここにきて、急に言われ出しましたね。

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この数値は、8月17日に発表になる。またこの頃にはアメリカの利上げが 9月になるのかならないのか。その辺もかまびすしくなる。模様眺め?

一方でこの頃には、日銀の追加緩和がどうなるのかの話も出てくる。追加緩和をするかどうかはともかく、 2016年以降の マネタリーベースをどうするか。そんな決定、発表を、日銀もしなくてはならない時期でしょうしね。

その辺を考えていくと、日本株は8月9月は調整かもしれない。アノマリーとも、整合的ですしね。

長期的には日本株は強気なのは変わらないけど、 10月以降かもな。再度上昇してくるのは。そんな気がしてきた。

どうなるかな。

神戸から山陰に出張④浜田にて。居酒屋「山陰海鮮炉端かば」へ

浜口です。暑いですね。出張ネタを。神戸から山陰に出張③松江から出雲・浜田への続きを。

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ホテルにて当方、「地元の人が行く、魚が旨い居酒屋を教えて欲しい」と訪ねたら、この店を教えてくれた。「山陰海鮮炉端かば」浜田店という、山陰地方のチェーン居酒屋。早速入ってみることに。

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お造り8種、これで1000円と。安いよな…サザエ、メバル、つづり、鯛、タコ、しめ鯖、シマアジ、サーモン。どう見ても3人前以上の量がある。そしてどれも、旨い。さすがに日本海に近い山陰、浜田。恐るべしだよな・・・

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お店のカウンターの感じ。みな、楽しそうだな。
本来このお店は、名前の通り、炉端焼きの店。水槽にはサザエやアワビが。カウンターに座って飲んでいると、確かにサザエの壺焼きは、一定のペースで売れている様子。でも意外にみんな、海鮮を食べてはいない。なんでだろな。お造りは抜群に旨かったが…

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カウンターでは、当方の両隣とも、女性グループ。驚いたことに両隣とも、魚を注文していない。曰く、浜田は魚、旨いんでしょうが…のどぐろとか・・・でも毎日のように、家で食べてますんでね、だと。そういうものかな…

特に左側の2人組に至って、写真の通り。フライドポテトとフライドチキンを頼んでいる。曰く、家の仕事が漁業関係なので、家の食事はほぼ毎日、日本海の魚。いいかげん、飽き飽きしている。だからここに来たときぐらいは、魚に無縁のメニューを食べたいんだと。そうなんだ・・・これが、「地元の人が訪問する居酒屋の実態」か。ちょっと驚いたな・・・・。

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当方この日は、お造り8種でほぼお腹が一杯。これだと夜中に小腹が空くリスクがあると考え、小さなお茶漬けをいただき、この店を後に。焼き魚は食べれなかった・・・なんか、想定外の展開だったな。

「山陰海鮮炉端かば」は、島根・鳥取を中心に展開する、地元のチェーン居酒屋。島根の安来が本店なんだな。このお店の名誉のため、魚が安くて旨い店であることだけは、ここに確認しておきます。

ギリシャ危機は世界バブルを誘発?

浜口です。

今日の日経ヴェリタスの中の藤田シティグループ証券副会長の寄稿記事は興味深い。写真、特にラインマーカーを引いてあたりがポイント。本文も含め、重要なところを下記に。

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・歴史を振り返ると、世界的な危機の後には必ずバブルが起きている。好景気と低インフレ・低金利の3つが同時に揃えば、バブルが発生する。ギリシャ危機が長引けば世界の金融緩和が続き、バブルは発生しやすくなる。

・(中略)世界最強の国際競争力を持つドイツと、観光や造船以外に目立った産業がないギリシャは、経済の実力に大きな格差がある。これほどまでに格差がある2つの国が14年間もの間、共通通貨を維持できたこと自体奇跡的とも言える。ギリシャがユーロに残っても離脱しても、この問題は長期化しそうだ。

・(中略)仮にギリシャ問題が長引き一般の予想ほど米金利が上がらなければ、世界的に超金融緩和が続くことになる。これは好景気と低インフレ・低金利が同時に起こると言う、過去のバブル発生のパターンと同じだ。

藤田氏は明確には書いていないけれども、今後、どっちみち最終的にはバブルに突入すると考えていると、当方には読み取れる。当方もこの意見には、基本、賛同できる。まあ詳しくは、みなさん自身で日経ヴェリタスを購入し、みなさん自身の氏の意見の受け止め方をしていただきたいが・・・

世界同時株高にはならないんだろうが、足元で超金融緩和を続けながら景気が良くなっている日本は、バブルに発展する可能性は他の先進国比、高いんだろうなぁ。個人的にはそう思い、楽しみにしてますけどね。

どうなるか…以上、ポジショントークですので、その点はご注意ください。

PEGレシオ

浜口です。

今日の日経ヴェリタスに、PEGレシオの説明が書いてある。写真の通り。当方が黄色のラインマーカーを引いた部分は、こう書いてある。:
PERが20倍で平均成長率が20%の銘柄と,PERが10倍で成長率が10%の銘柄は、どちらも(PEGは)1倍になる。(PEGは)1倍から2杯に収まる銘柄が多く、1倍を下回れば割安とされると。。

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しかし・・・この銘柄リストの中では当方、清水建設を保有しているが、 1株当たり利益の平均成長率90.5%と言う前提は、随分と高い。どうやって計算してるのかと思ったら、やはり説明がある。3期前の利益を起点に計算していると。

でもまあ・・・実際には、3期前が悪すぎたと言うべきか、ここ3期が「まぐれ」というほどの成長率だったわけで・・・この延長線上で今後も利益成長が期待できるのかというと、これはちょっと現実的ではないよなぁ。さすがに楽観的すぎる。他の銘柄も概ね、同じような理由でPEGレシオが低くなってるものがほとんどなんだろな。予想PEGレシオを掲載してほしかったな。

それはそれとして、こういうリストに自分が保有する銘柄が出てくるのは、気分的には悪くない。だれかこの記事を見て、高値を買ってくれないかな・・・

個人的には、そんな印象の記事でした。取り留めがなくなりました。この辺で。

外人投資家の売り、個人投資家の買い

浜口です。

これは今日の日経新聞に掲載されている、主体別売買動向。ポイントは、黄色のラインマーカーが塗ってあるところですが…

7月は第1週、第二週、共に月曜日、ギリシャ問題で急落しましたよね。外人売り。そこを個人が買い向かった。個人投資家のこの投資行動、実に大正解。あっぱれですな。

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もう少し長い期間で見ると、ここもとの日経平均の安値は、5月7日の19,257円、7月9日の 19,115円。この水準では、機関投資家個人投資家含め、しっかりと押し目買いが入る。それが確認できたように思います。

日本株の投資マインド、個人投資家、機関投資家とも、上向いてきたな。実に喜ばしい。これからが楽しみだな。

神戸から山陰に出張③松江から出雲・浜田へ

浜口です。

市場は目先、「コツン」と来たかな。来週の日本株、楽しみですね。さて、神戸から山陰に出張②岡山から松江、野津旅館への続きを。

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松江の朝。野津旅館で朝風呂に入り、散歩。松江新大橋から、大橋川を中海方面へ望む。ご覧の通り、山陰地方にありがちな、曇りの天気。景色も霞んでるなぁ。

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朝餉。和食。えてがれいの開きが香ばしく焼けていて、宍道湖のシジミのお味噌汁も、体に優しい…

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出雲市へ。ここは出雲市民会館。これから、当方の講演会が始まる。皆さんにはそれなりに、少しでも投資のヒントを得てもらえれるといいな。

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午前中の講演会は、良い感じで終了。山陰本線の出雲市駅にて昼餉。出雲そばを、ズルズルっといただく。蕎麦湯もいただく。駅蕎麦ながら、実にうましだった。

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出雲市から特急スーパー「おき」に乗って、浜田に到着。ホテルにチェックイン、これから魚の旨い居酒屋をホテルの人に教えてもらい、行ってみよう。

ホテルで地元誌を見ていたら、神戸から浜田に転勤になったという男性のコメント記事が目についた。曰く:

山陰は、食品スーパーの魚売り場がスゴい。あわびやのどぐろが、平然と並んでいる。日本海の海の幸。・・・・と、マグロの刺身が置いてない日もたまにあるので、訪ねてみたら、愕然とした。

山陰では、冷凍の魚は食べない。魚には旬がある。生マグロは夏の魚で、産地は境港あたり。だから冬の魚売り場に、マグロが並んでいないのは当たり前のこと。」「海が荒れた日の翌日は、スーパーに行っても魚が全然並んでいないことも。そういう日は肉を食えばいい。」「大きいのどぐろは高いから、小さいやつを買ってきて、しゃぶしゃぶにすると良い。美味いですよ。後は、そのだしで野菜を浸して食べたら最高」と。

なるほどな。山陰の魚が旨いわけだ。・・と、しかしこれだと、築地のマグロの立場は・・・次回に続きます。