日本株のVIX指数が40を超えた後に低下。

浜口です。

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日本株のVIX指数が40を超えた後に低下、現在は35くらいのようですね。

このグラフの出所でもある、今週号の週刊ダイヤモンドの BNPパリバ証券日本株チーフストラテジスト丸山氏の意見によれば、VIX指数に代表される、金融資産のボラティリティーがギリシャ危機に揺れた2011年来の水準に急騰した現在は、まさに数年に1度あるかないかと言える、日本株や米国株の買い場と言えるのではないかとのこと。まぁ個人的には違和感というか、おそらくはそうなんだろうと思える内容ですね。

但しVIX指数が40を一旦超えてくると、相場が安定するには2ヶ月ぐらいかかると誰かが言ってたっけな。

このことは覚えていたほうが良いように思われます。仮に相場が底打ちするにしても、何度も何度も不安定な相場を繰り返しながら下値を固め、上昇に転じる。そんなイメージなんだろうなぁ。

さあどうなるか。最悪期は脱したのか。まあ、あくまでテクニカルな話ですが。

北東北に旅行⑥浄土ヶ浜旅館を再訪。若女将さんと再会を。

浜口です。今回は当方の小旅行の話を。

ついにやってきた!4年ぶりだな・・・岩手は宮古のこの旅館、訪ずれるの。やっぱり最高だった!若女将さんの、変わらぬサービス変わらぬ笑顔。素晴らしかったな。まずは写真を。

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若女将さん!元気そうで何より。素敵な笑顔。彼女は宮古の宝石だろな。

経緯説明を少々。
当方、2011年1月に地元地銀で講演会の後、この宿に泊まる。その2ヶ月後に東日本大震災が発生、旅館は被災。当方はこれまで何度かブログでこの宿を紹介し、ささやかだが自分なりに応援。旅館は2年前にようやく再建が叶い、このたび再訪が実現した。

若女将さんは当方の再訪を喜んでくれた。彼女はかつてTwitterでこんなことを書いていた。「浜口準之助さん、ツイッターへのご登録ありがとうございます。震災から、何度も浜口さんのブログを拝見していたんですよ!いつも読みながら最後は泣けてきちゃって。今でも、元気がなくなると見てます。そして、泣いてすっきりして、お店や宿のことを考えるという日々。感謝!」

この日、再会した時、若女将はこのことをあらためて語った。そういえば…と、思い出すように。当方も、あ… Twitterでそんなこと、書いてあったよなと不意に思い出し、涙がでてきた。震災直後で、とっても大変な時だったんだろうなぁ。

ご参考まで、当方が浄土ヶ浜旅館を初めて訪ずれたときの感動、直後に襲った東日本大震災、若女将の無事を確認、旅館の再建などに関するアップは下記。本件が初めての方は、是非ご訪問いただき、背景をご理解ください。

幸せの宿:浄土が浜旅館
地震で、浄土ヶ浜旅館は?
若女将の無事を確認
宮古の浄土ヶ浜旅館が、ついに再建なる!!
浄土ヶ浜旅館、復活の続報!!

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夕食。4年前を思い出す。今日も文句なしに旨し。前回も同じ感想を持ったが・・・とにかく、「つくりおき」していないからだろうな。刺身も焼き物も煮物も、味が際立っている。というか、リアルにおいしい。お造りなどを一通り食べ終えると、若女将がやってきてくれて、さんまの塩焼きの配膳をしてくれる。そして「いかがですか?」と声を掛けてくれる。素直に嬉しい。

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ちなみに、今日の夜の夕食メニューはこれ。旬の魚介が中心。凄く旨かったな。

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部屋の中、なにげに置かれたTigerのポットには、氷がたくさん入った水がたっぷり。風呂上がりに飲ませてもらったけど、旨かった。このこのおもてなし感覚、細やかな女性的な気遣いが嬉しい。これも4年前と同じ。変わっていないのが、さらに嬉しい。

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ワインを部屋飲み。当方いつもは、ワインはコンビニで買って持ち込むのだが、今回に限っては、旅館に宮古の地ワインが置いてあることをあらかじめ確認、それをいただくことにした。宮古産山ぶどうを使用と。当方がいつも飲みつけてるワインとはかなり異なるムードだったが、それはそれでよろし。これもしみじみ、旨かったな。

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旅館の自動販売機。旅館によっては、市販価格に上乗せしてるケースも多いが・・・この旅館は逆。割安な価格設定にしてる。こんなあたりにも、おもてなしの心、感じられたな。

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宿の朝食。様々な種類の料理が配膳されているが、中でも目を引いたのがこれ。鮭の親子丼と。若女将曰く、宮古は鮭も上ってくるんですよ。本州、太平洋側では、最も水揚げが多いんですよと。そうなんだ。なるほどな・・・ほっこり、胃に優しい丼だった。

さて
東日本大震災のことについて、どんなに大変だったか、またそれ以降の若女将が、どう震災を乗り越えてきたかなど。こちらから尋ねて聞かせてもらおうかとも一瞬思ったが、それはやめておいた。大変な災害。思い出したくない思い出も、少なからずあるはず。悪趣味に聞こえる質問で彼女を傷つけたくない。そんな想いが頭をよぎった。それでも、ポツリポツリと先方から少し話してくれ、想像通り、震災で大変な思いをした状況がイメージできた。大変だったな・・・

旅館の再建には、大変な、血のにじむような苦労があった思う。知り合いで亡くなった方も少なからずいたろうし、金銭的な負担もそう。でも苦労をおして、敢えて再建した行動力には、敬意を表したい。この日は水曜日ながら、旅館は満室。繁盛している様子だった。

旅館のお風呂、朝は6時から入浴できると。当方、その時間にお風呂をいただいだが、若女将はすでに大忙しで働いていた。「部屋の数も増えた代わりに、スタッフも増えた。だから以前より、かなり楽になったんですよ~」と昨日は言っていたが、それでもやっぱり忙しくしてるんだろうなぁ。

若女将、無茶苦茶忙しいのに、スキマ時間見つけて、いろいろと話をしてくれた。でも、もう少し若女将と接触する時間があったらな。この点は少し残念に感じられた。

理由は明白。旅館の規模が大きくなっているから。以前は5部屋しかない小旅館だったが、今回はもっと大きくなっている。スタッフの数も増えていて、いろんな人が親切に対応してくれる。全体としてのサービス度合いが低下しているわけでは決してないのだが、株式分析の流儀チックに言えば、当方に対する、「一人当たり若女将比率」が、やや希薄化してしまっている状況。これは仕方がないこと。

でも、十分に快適な時間を過ごさせてもらった。浄土ヶ浜旅館の評価も高い。若女将さん、頑張ってな。また来年、訪ずれることができるといいな。そう思った。人生、悪くないって。

団塊の世代の旅行者の数が凄い

浜口です。

ここのところ、3泊4日で、秋田青森岩手、いわゆる北東北に旅行に行ってきたんですが、団塊の世代の旅行者の数が凄い。ちょっと驚きましたね。

例えば秋田から青森にかけ海沿いを走る、テツには人気のローカル線の五能線。「リゾートしらかみ」と言う列車がある。秋田を出たあたりは乗車率30%程度でしたが、宿泊施設があるウェスパ椿山、十二湖あたりから大量に人が乗ってきて、乗車率はほぼ100%に。年配の人ばかり。火曜日なんですけどね。

また翌々日、朝9時半ごろ、宮古から盛岡まで山田線を走る「快速リアス」も、乗車率は90%位。これは木曜日の話ですね。やはり年配の人ばかり。

両方とも、マイナーなローカル線なのに。テツの旅には、最高だが・・・とにかく団塊の世代の旅行需要、ここに来て、ものすごく増えてると思う。お金もヒマもある人たちを、旅行代理店が取り込んでるんだろな。中国人の爆買いがよく話題になるが、なかなかどうして、これら団塊の世代の人たちの旅行需要も侮れないって。そう思いましたね。

まあテツにとっては、少々迷惑な話ではあるが。。。日本経済、地方再生、ひいては株式市場にとっては、良い話ですね。

9月は下がっても、想定の範囲内。

浜口です。

月曜日から木曜日まで、ノリテツ旅行に行っておりまして、マーケットは1日、1〜2回見る程度、日経はほとんど読まない、そんな日々を送っていました。

マーケットが下落しているようですね。何が起こってるか、よくわかってない部分もあるが、まあこんなもんじゃないのかな。これが正直な感想。アノマリー的にも、9月は荒れる月ですからね。

9月の相場をイメージする中で、起こって欲しくは無いが、起こる可能性が否定できない。そんなことが現実に起こってるんでしょう。変な日本語ですが・・まあ、想定の範囲内と思ってますが。

まぁ当方、レバレッジはかけてないので、 一時的な需給要因が原因なら、どんなに暴落してもらっても構わない。重要な事は、10月以降も相場に留まって、それ以降に期待される上げ相場をきちんと取ること。そう思いますけどね。

不安定なのは、おそらくは9月のSQあたりまで。アメリカの利上げがあった場合も、この頃ですよね。それ以降は落ち着きを取り戻すんじゃないかな。

しばらくは、高見の見物で行きますよ。これからいろいろ、調べてみることにします。

日銀のETF買い入れ状況

浜口です。

ご案内の通り、市場は大荒れ。そんな中で
日銀の日々のETF買い入れ状況は写真の通りです。

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昨日も337億円の買い入れ。相場が大きく動く中でも、今のところ、大きな変化は無いですね。今後どうなるか…

日本株は三空…買ってみようかな

浜口です。

日本株、明日も安く始まりそう。 チャート的には三空…ひとまず、乗せてみようかな。
タイミング的には、寄り付き、もしくは午前中。午後からは日銀がまとまった買いを入れるかもしれないから。

今のところ、そんなことを考えています。どうなるか。考えは変わるかもしれないが…

中国株の売買停止銘柄、まだ100銘柄近く残ってる

中国株の売買停止銘柄が、まだ100銘柄近くあるらしいですね。上海市場と深圳市場で。

この売買停止銘柄、いつごろ売買を再開するのか。再開したらしたで、その時には中国株市場、世界の株式市場、どう反応するのか。不明な点が多いが…ちょっと想像するのが怖くなりますね…

いずれにしろ、売買停止銘柄がなくならないと、アク抜けしないことだけは確かなんだろうな。

う〜む。ソフトランディングを期待するが…どうなるか。

消費税10%引き上げ撤回の可能性?

浜口です。

突然、当方の頭をよぎったことを。

これは去年の11月の話ですが、クルーグマン教授が安倍首相と会談、消費増税反対を表明との報道を思い出した。

安保関連のことで、足元で安倍首相の支持率が低下している。にもかかわらず、安倍首相は、自分の信念を貫こうとしている。ちょっと不気味な位、自信があるように見える。
これは支持率低下の打開策に、切り札を持っていると考えるのが妥当。下衆の勘繰りだが、この上なくわかりやすい政治のかじ取りということで、「17年4月に予定されている消費税10%引き上げの撤回」という可能性も、あるのではと。

消費税上げの撤回は、基本的には大衆から歓迎される。首相は、アベノミクスが成功しつつあることに伴う税収増から、消費税を10%にする必要は当面なくなった。こう説明すればいいわけだから。これで万事、うまくいく。
反対勢力の典型は財務省だろうが、この辺は菅官房長官が、抜群に首尾よく仕切っているという話も聞こえてくる。

消費税10%引き上げの撤回があれば、景気にとっても株価にとっても、非常にフォローだと思う。

以上、あくまで当方の妄想ベースの話なので、その点はどうかご注意を。

個人的には、実現可能性の高いシナリオとして認識し、相場に対峙していこうと思っています。

奈良へ。JR和歌山線と橿原神宮前イタリアン、リストランティーノ・バルジェット。

浜口です。

夏の暑い日。奈良に日帰り出張してきました。写真を。

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大阪なんばから南海電鉄で橋本へ。そこからJR和歌山線に乗り換え、高野口という駅へ降り立つ。高野口駅、ホームからの写真がこれ。きれいだよな。どこか懐かしい。昭和の香りがした。子供の頃をふと、思い出した。

JR和歌山線。当方、この路線は特に期待してなかったが・・・意外にもひなびた感じが良い、素敵なローカル線だった。夏の太陽が照りつける中、空の青、沿線の緑が綺麗。車両とも似合う、そんな線だったな。今回は一部区間しか乗らなかったが、機会あれば全線、乗ってみたいな。

高野口での仕事が終了。JR和歌山線で吉野口まで移動し、近鉄で橿原神宮前まで移動。次の仕事までかなり時間があるが、暑い中、居場所がないと困る。ゆえにあらかじめ食べログで調べておいたイタリアン、リストランティーノ・バルジェットへ。ここがなかなか良かったな。おススメ。写真を。
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前菜。様々な種類の野菜サラダ。ドレッシングの他に数種類のソースが添えられていて、アンチョビのソースもあった。玉ねぎ、えんどう豆、にんじん、かぶ、その他・・・すべて自家製、もしくは地元の明日香産と。彩りが良いな。もちろん、旨し。

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パスタ。「パッパルデュレ。ズッキーニ、キャベツ、合鴨のラグー」とのこと。パスタは塩味だが、合鴨の風味が良い感じで乗っていて、旨しだった。

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少し控えへ目のメイン。高知県産の金目鯛のグリル。温野菜も多く添えられていて、良かった。

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デザート。パンナコッタ、ジェラート、桃のタルト。
これで2100円。金目鯛をつけなければ1600円。割安ですよね。料理も良かったし、なんといっても当方2時間、暑さにさらされることなく過ごせたのがありがたかった。あと、iPhone が充電できるよう、コンセントが近い席を用意してくれたのも嬉しかった。

さてこの店は、オーナーシェフが1人で全ての料理を作り、会計までしている。一度に多くの客が来て、みんな違う料理を頼んだら、回らなくなる。ということで基本、予約制にしているらしい。
フレンチやイタリアンを堪能するなら、1時間も2時間もかけて、優雅に食事をすべしとの声がたまに聞こえてくる。たしかにその通りなんだが、この店のように全部1人で切り盛りしていると、料理を作って出すまでに、どうしてもある程度の長い時間がかかってしまう。

フレンチやイタリアンの一流店は、小さい店も多い。つまり時間をかけて食事をするというのは、需要サイド(=客)の「優雅にゆっくりと食事を」との考え方もあろうが、供給サイド(=お店)の都合・事情もあるケースゆえ、そうならざるを得ない。そんな背景があることも、今回のことでわかった。人間、年を重ねても・・・・新発見、あるもんだな。

さて当方、以前にも書いてますが、出張で昼に時間の余裕があるときは、イタリアンのランチコースにすることが多い。地方でイタリアンを食べる5つのメリット、再確認しておきますね。

①価格がどうみても、割安。東京の2/3、場合によっては半額。
②東京の一流店で修行したシェフがいる店も、探せばある。
③地元素材が味わえる店もある。この場合、ご当地名物素材を「観光客価格」で出してくるケースは、イタリアンの場合は少ない。
④次の仕事のアポまでの、時間の調整が容易。食後、喫茶店を見つけて行く必要なし。エンドの時間を告げておいて、その時間まで滞在させてもらうことがほとんどの場合、可能。
⑤美女店員が相手をしてくれるときも、たまにある。

ここは以上の中で、「⑤美女店員が相手をしてくれるときも、たまにある。」以外はすべて満たしている、良店と思われました。

日経平均は3万円を超える!

今日、この本を買ってみました。

SMBC日興証券投資情報部著。2012年6月ごろ書かれた、「脱デフレで日経平均2万円がやってくる」の続編ですね。

当方、この前編も読んだが、果たして、書いてある通りの展開になった。本書はこれに続く良著でしょうね。主張、実に納得できます。

マクロ分析はバランスが取れた優れたもので、最近言われているコーポレートガバナンスコードが実施され、高い水準のROE(8%程度?)が実現すれば、その段階でもう日経平均3万円は夢では無いとのコメントが印象的でした

加えて、チーフテクニカルアナリストの吉野豊さんによる分析も素晴らしい。特に1929年以降のNYダウと1989年バブル崩壊以降の日経平均の推移に酷似しており、この点からも日経平均の上昇が期待できる。この分析も圧巻だなと思いましたね。

これは一読の価値ありと思いました。ご参考まで。

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