秋・冬・春。京都の出町柳と、Bonbon cafe

浜口です。
好事魔多しというべきか・・・ウクライナ問題。う~む。落ち着きどころを探るところですな。
さて当方、大阪に赴任して、一年超に。最近は京都に行くことが多くなりました。京阪電車の終点、出町柳。ここは駅名はもとより、あたりの景色も、いかにも京都風情。とても気に入っています。写真を。
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出町柳駅近く。秋の鴨川沿い。紅葉の時期は、こんな風に。きれいだよな。
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京阪出町柳駅から、今出川通りへ。加茂大橋から望む、冬の鴨川。きれいだよな。
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定点観測。やはり冬の加茂大橋からの眺めだが・・・今日は大寒、曇り。ひと際寒い。と、当方、ここで一句。
ユニクロの、ステテコ温し、京の大寒…お粗末でした。
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出町柳から加茂大橋を渡ったところに、素敵なカフェを発見。cafe bonbonと。外は寒いが・・・暖かい部屋の中で、鴨川を眺めながら、まずはワインを1杯。最高だな…
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京阪出町柳駅近く。春。いわゆる出町の柳。黄緑に、芽吹きつつある。まだ寒いが、春はそこまで来てる。そんな風に、感じられた。季節は巡るな。
さて
紹介させていただいたBonbon cafe、2月で閉店し、お店はイタリアンバール AL SOLE(アルソーレ)にリニューアルされ、引き継がれているそうな。こんどはこちらのお店で、赤ワインを嗜もう。やはり鴨川を望みながらな。楽しみだ。人生、悪くないって。

滋賀県の長浜に出張・・・②竹生島帰りに京都錦市場へ。牡蠣・さんま・ぐじ。

浜口です。日本株、NYにキャッチアップ、いい感じになってきましたね。次回は株の話、書かせてもらいますな?(笑)
さて今回は:
滋賀県の長浜に出張・・・①北ビワコホテルグラツィエの続き。

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今日は土曜。当方、仕事はない。ゆっくりと朝食のバイキングを、いただく。オムレツはその場で焼いてくれるので、ホカホカの出来立て。
マッシュルーム・トマト・チーズなどなど。オムレツ中身の素材指定が可能だが、貧乏性の当方は、全て入れてもらうことにした。悪くないな。

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ホテルの目の前には、琵琶湖汽船、竹生島行きの船乗り場が。雨が上がったんで・・・・これでちょこっと、竹生島まで往復してくるな。片道30分の船旅。
Wikiによれば、竹生島(ちくぶしま)は、琵琶湖の北部に浮かぶ島。琵琶湖国定公園特別保護地区、国の名勝および史跡に指定されている。
定期船が発着する港が島の南側に一箇所あり、数店の土産物店と寺社はそこからすぐの所にある。寺社関係者ならびに店舗従業員はいずれも島外から通っているため、無人島である。
古来、信仰の対象となった島で、神の棲む島とも言われる。云々・・・・と。

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帰りの船から望む、竹生島。ここには30分程度滞在し、港の近くを散策した。時間を要する社寺仏閣巡りよりも、日本一大きな湖の琵琶湖を、様々な角度から感じる。これを優先させることにした。
竹生島の周りの琵琶湖、透明度も高く、小魚も多くいて、キレイ。しみじみ、リラックス出来た。島を一周出来ればよいのだろうが…それは叶わなかった。

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ホテルに戻る。そろそろチェックアウトの時間。ここから京都に立ち寄り、大阪に帰ることにするが…昨日行ったカフェ、ちょっと気になって、再訪してみた。昨日の研修生はいなかったが・・・
カプッチーニを頼んでみたら、こんな可愛らしいデザインにこしらえてくれた。男性でも結構、こういうの、嬉しいもんだな…
さて
長浜から新快速で35分、京都へ。そこから地下鉄で2駅、四条へ。で、錦市場へ。以前、立ち寄って感動した二店を再訪。やはり旨かったな。

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牡蠣の大安へ。三重県は鳥羽産の焼き牡蠣を、シャブリで。旨しだったが・・・板さん曰く。Rが付く時期が牡蠣の旬とはいえ、本当の旬は1月と2月。今の、まだ秋の時期は、牡蠣の身がまだ小さい。加えて今日は、生牡蠣として出せるほどのものは、入荷してないと。
いただいた焼き牡蠣を、身が小さくて申し訳ないということで、2つの身を一つの牡蠣のからに入れてくれている殻もあった。心遣いが嬉しい。

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大安での今回の大ヒットは、このさんまの塩焼き。北海道は根室産と。さんまには薄塩しかかかってないので、後はさんまの下に敷いてある氷砂糖状の塩をポリポリ食べながら、召し上がれと。
う~む。脂ののり、腹ワタの新鮮さ、エグミの無さ、ともに最高!!良いものを食べさせていただきました。満足…

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続いては魚力へ。今日の目玉は、ぐじの塩焼きと。ぐじとはアマダイのこと。若狭湾産と。
早速立ち食いでいただいたが・・・上品な味わい。なんとも旨し。
ぐじを塩焼きにした場合、凝縮された旨みがある一方、多少、パサパサ感が出てしまう・・・逆にこれが、ビールと実によく合う。お互い、補強関係にあると理解し・・・ここでは缶ビールをゴキュっと。悪くないな。

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錦市場の隣にある、京都大丸の鮮魚売り場。調理前のぐじ(甘鯛)、のどぐろなどが置いてある。綺麗な魚だよな。さすがにお値段は百貨店価格。錦市場のほうが割安。当たり前か…

なお、上記した京都の錦市場、おススメ2店については、京都の錦市場・・・牡蠣の大安と、はもの魚力で詳しく説明してますんでね。ご安心がある向きは、こちらも是非、お立ち寄りください。

滋賀県の長浜に出張・・・①北ビワコホテルグラツィエ

浜口です。2013年10月の話。滋賀県は長浜で講演会を。

その日は金曜日だったので、週末そのまま、琵琶湖のほとりの北ビワコホテルグラツィエに宿泊しました。 北イタリアのヴェローナの街をコンセプトに、インテリアの細部までこだわったホテルというが・・・ここはおススメだな。写真を。
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ホテルのロビー。確かに、イタリアのホテルのムード、漂うな。

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ホテルの部屋。やはり、イタリア風。なかなか感じ、良かった。明日の天気予報は大雨(!)のせいか、ホテルはガラガラ。ここはツインにアップグレードしてくれるとさらに嬉しいところだが…叶わず。まぁいいか。

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早めに到着したので…まずはホテルのカフェ、ヴェローナへ。やはり人はほとんどいない。でも、これはこれでいいムード。TheEaglesのSade Cafeという曲を思い出す。ここで考え事をするのも、悪くなかろうな。

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赤のグラスワインを注文。こんな女性が運んでくれた。名札を見ると、研修生と。そうなんだ。
う~む。このSade Cafe、悪くないな。ワインのほろ酔いのせいもあってか・・・少し幸せな気持ちになってきたな?(笑)
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琵琶湖の夕暮れ。雲が多くて、きれいな夕焼けとまではならなかったが、それでも素晴らしかった。夕日は刻々と、そしてあっという間に、沈んでいくな。

さて
夕食は、和、中、フレンチイタリアンから選ぶ。イタリア風のホテルながらも、評判が良いので夕食は和食を選んだ。日本料理「竹生島」というレストランに足を運ぶ。これが大正解。おいしかったな。
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お造り。ビールとよく合うな。

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カラスガレイの餡かけ。上品な白味。

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左は海老芋のてんぷら。塩でいただく。いろんな種類の旨みが、天ぷらの中に凝縮。右は宝楽焼。鰆、アワビタケ、海老など。塩が敷き詰められている上に、焼き物が。なんとも豊穣な味。

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右はきのこの土瓶蒸し。キヌガサタケ、まいたけ、しめじと鶏肉。すだちを入れると、味が劇的に変わるな。しみじみ旨し。左は〆はイクラごはん。
お店の人に、「料理、おいしいいですね。近江料理なんですか?」と尋ねると、これは、京都の和食、京懐石ですと。京料理はなんといっても伝統がありますから・・・でも近江ならではの素材を多く用いて、特色を出していますのこと。
コース料理には松竹梅の3種類があり、当方は梅、お隣は、松の様子。チラッと見ると、さすがに使われている素材には、相当、差がある様子だが…味付けがしっかりしているので、使われている素材は違っても、味わいにはそれほど差がないようにも思う。作り置きをしていないし、おそらくは化学調味料も使用していない。そのあたりがおいしい理由と思われるが、詳しいところはよくわからない。

当方これまで、日本全国、行脚をしているが・・・東京から来た場合、滋賀県に泊まることは、ほとんどなかった。滋賀県に来ても、翌日の移動を考えると、大阪まで移動して泊まるケースがほとんどなので。でもたまには、こんなとこ、琵琶湖のほとりに宿泊するのも良いな。

長浜はおそらく、また来る機会がある。その時もここに一泊して、今度はホテルに敬意を表し(?)、イタリアン食べることに、しようかな。楽しみだ。大阪からの小旅行。人生、悪くない。

滋賀は近江八幡へ・・・「是的菜館」にて中華を。初秋の八幡堀を散策す。

浜口です。

当方、2013年の9月頃、滋賀県は近江八幡に行ってきました。
Wikiには、近江八幡市は、滋賀県中部、琵琶湖東岸に位置する市。2010年(平成22年)3月21日、近江商人と水郷で有名な(旧)近江八幡市と安土城で有名な蒲生郡安土町が合併して成立した・・・とある。
当方はここで講演会を。その後、ちょこっと辺りを散策しましたが・・・なかなか良かったな。写真を。
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大阪から東海道線の新快速、野洲行きで終点まで。で、鈍行に乗り換え、近江八幡まで。大阪から近江八幡、一時間ぐらいかな。かなり近い印象。
ランチは、近江八幡グリーンホテル内の中華、広東のレストラン「是的菜館」にて、簡単なランチコースを。これが期待以上だったな。

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薄味で上品なスープとサラダに続いて出てきた料理。上から、えびマヨネーズの点心、メインは鯛の甘辛ソースがけ。そしてデザート。それぞれ、イメージとおりの味だが。。。旨しだった。確か1500円のランチだったが・・・満足。おススメです。
さて
講演会が終了し、琵琶湖よりに少し歩いていくと、近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区といわれる地域が・・・岡山は倉敷の美観地区とイメージがかなり重なるが・・・きれいだったな。

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近江八幡通り。なんとも風情があるよな。

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近江八幡の八幡堀。きれいだなぁ。実にのんびり、時間が止まってる。堀には、ふなやくクチボソ?小魚も泳いでる。釣りをしてるおじいちゃんもいれば、絵を描いてる人もいる。散歩している人もいる。
とはいえ平日なせいか、人影はまばら。それがまた良い。

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近江川。川の水の色が独特。黄緑に茶色が入った感じ。蝉が泣いてる。銀ヤンマも飛んでる。クロアゲハも舞ってる・・・・
川の周りは、散歩コースになってる。緑がうっそうとしているところがあって、こちらは涼を取るのに良い。一方で視界が開けているところもある。どちらも素晴らしいな。

さて
当方はかつて、この地を何度か、東京から訪ずれていた。そのときは東海道新幹線を米原で降りて、鈍行に乗り継いだ。そのときは時間もかなりかかり、大阪で一泊するケースも多く、出張という名目の旅の途中、立ち寄るイメージだった。そのほうが、有り難味は感じられたよな。

近江八幡へは、大阪からだとすぐに着いてしまう。東京からだと小田原ぐらいの距離のイメージなんだろな。東京からの、「ようやっとついた感」がない分、少々有り難味・感動が薄くなる点は否めないが・・・まぁ仕方が無いな?

それでも十分、魅力を感じることが出来る。近江八幡、素晴らしいよな。この土地の歴史、もう少し勉強、せんとな。まあそれも、悪くないな・・・・

京都の錦市場・・・牡蠣の大安と、はもの魚力

浜口です。
日本株、ちょっと良い感じになってきたかな。まあ、日米欧、先進国は世界同時株高でしょうな。いろんなこと言う人がいるが・・・・当方は楽観して、玉を寝かせてますけどね。
さて
これも昨年の夏、7月ごろの話。京都を訪れた折、錦市場に寄ってきた。京都に詳しい後輩から、京都で食事をするなら錦市場、特に牡蠣の「大安」がおススメと教えてもらっていたのでな・・・と、実際、期待以上だった。写真を。

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大安の店構え。当方はお昼の12時少し前に到着しましたが、大将が牡蠣を剥いて開店の準備をしているところでした。牡蠣を剥く姿、サマになりますな。

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鳥羽産の生の岩牡蠣を、レモンで。たまらんな・・・言い古された表現だが、確かにこれは、海のミルク。味わい、この上なく濃厚。昼から、シャブリの白ワインとともに、いただきました。

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同じく鳥羽産の岩牡蠣、こちらは焼き物。旨い!!身がふっくら、でも香ばしく、味は実に凝縮される。最高です。

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帆立貝の焼き物。これも旨かった。岩牡蠣と同様、味付けはしてないと思うが…ホタテのほのかな旨みだけで、十分満足。

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大安の飲食スペース。ここでじっくり飲んでいる人もいるし、牡蠣を一つ二つと生ビール一杯だけで帰る人もいるらしい。どちらでも、どうぞと。
さてこのお店によれば、錦市場は、食べ歩き市場と。ここは牡蠣・貝・鮮魚が専門。それ以外は、食べ歩きを楽しんでくだされと。ということで当方、錦市場をするふ~らふらと歩き始めました。

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雰囲気あるでしょう。「魚力」という、ハモを中心とした焼き魚のお店。後で昔から京都に住んでいる方に聞いたら、「魚力!小さな頃から、焼き物はここですね!」というコメントが帰ってきた。嬉しかったな。

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はもの照り焼き。焼いてあるはもを、さらにあまからのタレをつけて、温めてくれた・・・実に、旨し。これで600円。十分、満足。

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さる美女たち、ハモ天ぷらを買っていた。これも旨そうだな。

魚力には、立ち食いコーナーもある。当方は、この美女達と同席。当方が買ったハモ照り焼きと、先方のハモ天ぷら、交換し合ったりして。仲良く一緒に、食べた。まあ・・悪くなかったけどな?(笑)

京都の錦市場。当方は、最高に気に入ったな。
その話を翌日、ある京都出身の人にしたら、曰く。錦市場も最近は観光化されて・・・昔は地元の人がもっと多かったんですが・・・と。
でもね。当方も仕事で、日本全国飛び回っていて、いろんな市場に寄っているが。錦市場はバランスが取れてると思う。
地元の人が良い食材を買いにくる一方、観光客はいろいろと買い食いし、京都のいろんな美味しいものを食べることができる。これっ、素晴らしいって。
逆に言えば・・・まあ、どことは言わないが。地元市場とは言いながら、ほとんど観光客向けの高い値段を付けている観光市場が、日本全国、実は多い。まあそれを承知の上で訪ずれるなら、それはそれで良いが…それと比較すると、京都の錦市場は素晴らしいと思う。
とにかくここは、リアルな京都が味わえる。ありがちなテーマパーク臭さがない。錦市場はそんなところだと思います。
錦市場、当方はさらに、深堀していきたいな。人生、悪くないって。

長崎に出張⑤長崎本線の鈍行からの車窓、〆のちゃんぽん。

浜口です。
長崎に出張④ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒルの続きを。地元地銀での研修が終了。これで、2泊3日の長崎出張・・という名目の旅が終わる。

昨日は、雲仙から長崎へ向かうために。当方は、雲仙から島原までバス移動、そこからは諫早までは島原鉄道。そこから長崎へはJR長崎本線で。長崎本線はこの区間、二股に分かれている。当方はいわゆる長与経由、つまり海沿いを通る鈍行ばかりの鉄路を経由して、長崎へ向かった。

長崎本線の車窓は、正直、それほど期待していなかったが、通ってみたら予想以上に良かった。
そして今日は、昨日にも増して天気が良い!ということで当方、長崎市内から大村空港までは、リムジンバスではなく昨日の逆コース、長崎から長崎本線長与経由で大村へ。そこから空港に向かうことにした。これが大正解。景色、キレイだったな。写真を。

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長崎本線、長崎発竹松行き。快速シーサイドライナーの車両を使っているが…実際には鈍行。おそらくは昭和の時代の気動車を蒼く上塗りした塗装の気動車。車内は、昔ながらのボックスシート。
う~む。ノスタルジックなムード満点。旅情をそそる。

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まあ、写真の通り。長崎本線、長崎ー諫早間。大村湾の眺めが素晴らしい。海の透明度も高い。
あと海沿いはもちろん、山の景色と空も、綺麗だよな。空の青も、山の緑も、濃いよな・・・

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長崎本線で、空港のある大村の手前、諫早まで戻ってきた。「たいらガネ」と言われる、有明海で採れる良質のワタリ蟹。雲仙市の名物なんだな。

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長崎大村空港に到着。今回はせっかく長崎に来たのに、ちゃんぽんを食べそびれてることに気が付いた・・・・これが空港での昼餉。旨しだったな。

さて、今回の長崎出張を振り返る。
島原から雲仙から入り、名湯を楽しみ、美人女将とも遭遇。長崎で仕事の後、最後は空港のちゃんぽんで〆る。これまでの中でも、最も充実した出張の一つになった気がする。

実はこの出張は相当前。昨年の7月だった。夏だから当然、暑くてなかなか動けない。そんな中で、晴れてさえいれば、テツは自動的に、旅から旅、我々を連れて行ってくれる。特に一人出張ついでの旅にはありがたい。
嬉しいよな。テツの醍醐味を感じるとき。特に夏冬、気候が厳しい時の旅はテツに限るな。
さあ、大阪へ戻ろう。人生、悪くないな。

長崎に出張④ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル

浜口です。
長崎に出張③雲仙地獄と福田屋旅館の美人女将さんの続きを。
雲仙から、長崎市内へ。今日の宿は、ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル。
当方、長崎へは何度か来たことあるが、ここに泊まったのは初めて。このホテル、長崎では数少ないシティホテルなんだろうが…以前の長崎全日空ホテルグラバーヒル時代は、なんとなく古びた観光ホテルのイメージで、あまり好印象ではなかったが・・・リブランドして改装ということで、宿泊。とても良かったな。写真を。
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ホテルの部屋。いい感じだな。このホテルにして正解と感じる瞬間。

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夕食はホテルで、和中居留地卓袱料理を。レストランの方曰く、「通常、卓袱料理はまとめて出すんですが、今日はお客様は1人なので、懐石風に出していきますね」だと。
写真は「お鰭(ひれ)」。このお吸い物からスタートするのが、長崎名物の卓袱料理の流儀らしい。
お鰭(ひれ)とは鯛の身と鰭が入った吸い物の椀のこと。このお鰭には「一つ椀に、鯛を一尾、豪勢に使っておもてなしします」という意味が込められているとのこと。そうなんだ・・

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続いて、前菜、刺身、中華、和食の順に出してくれると。
まずは前菜と刺身を少しずつ。卓袱料理は料理の量が多いので、すぐにおなかがいっぱいにならないようとの配慮からなんだろうな。
前菜には、ご当地もののカラスミもあった。刺身は、ウニとホタテ、ヒラマサとカジキ。ホタテ以外は、近海産と。さすがに旨しだったな。
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豚の角煮やクロダイの焼き物広東風。これ以外にもいろいろ出してもらったが…どれも旨かった。満足。

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翌日。前日の夜、大食いしたので・・・・早起きして朝風呂入って、朝ごはん前の腹ごなしで近くを散歩。大浦天主堂が近くにあった。荘厳だよな。

さて・・・これからが仕事。長崎前泊で、朝から地元地銀で勉強会。さあ・・・行ってくることにします。次回へ続く。

長崎に出張③雲仙地獄と福田屋旅館の美人女将さん

浜口です。長崎に出張②雲仙に宿泊・・・雲仙九州ホテルの続きを。

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翌朝。やっと霧が晴れた。あらためて、雲仙九州ホテルを正面から。いい感じ。趣、感じられるよな。

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これはホテルのHPから。ホテルの露天風呂の一つ、峰の湯。見てのとおりかなり白濁していているが、なめて見ると意外にも、かなり酸っぱい。雲仙温泉の泉質は硫酸酸性の硫黄泉、かつ強い酸性を示しているとのこと。なるほど、そうなんだ。なぜか納得。こんな泉質の源泉掛け流し温泉、実にありがたみあるな。満足。
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雲仙地獄。向こうに雲仙九州ホテルが見える。隣接しているんだな。このホテルは雲仙地獄から直に、温泉を引いてるんだろな。

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温泉が噴出しているところ。フツフツと沸いている、雲仙地獄には、このような噴出し口がたくさんある。これが自然に出来てるんだから・・凄いよな。

火山国たる日本を感じる。聞けば日本には、世界の活動的な火山の約1割にあたる108の活動的火山が分布していると。そうなんだ・・
雲仙観光協会Wikiによれば、雲仙地獄について、下記の説明が。
雲仙地獄は、雲仙の古湯と新湯の間の白い土(温泉余土)におおわれた一帯が雲仙地獄地帯です。(中略)雲仙の温泉の泉質は硫酸酸性の硫黄泉で、強い酸性を示しています。温泉の最高温度は98℃、主成分は鉄イオン、アルミニウムイオン、硫酸イオン、リュウマチ、糖尿病、皮膚病に効果があります。また、シューシューと音を立てて吹き出している噴気の最高温度は120℃。大部分が水蒸気ですが、炭酸ガス、硫化水素ガスを含み、強い硫黄臭を漂わせています。
確かに・・・ホテルの温泉浴場も、近ずくにつれえ?っというほど温度が上がり、硫黄臭もしてきた。この理由がわかった。これだけの地熱があれば、発電も出来るんじゃないかな。

さて、話は変わるが:
雲仙では、素敵な出会いもあった。当方の大学時代後輩の従妹が雲仙に嫁いで、旅館の女将さんとして経営に携わってるらしい。当方はどうしてもお会いしたくなって、前日のうちに旅館の場所を確認。で、当日の朝7時ごろ、散歩がてら、いきなり訪ねてみた。するとこの方この日は、9時半頃に旅館に着くと。ならばと当方、雲仙地獄で時間をつぶし、その時間に再訪。
すると上品な佇まいの女性が、出てきてくれた。

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福田屋旅館の女将さん。女優の水野真紀さんをイメージさせる美女だった。当方の突然の訪問に、さすがに驚きの様子だったが、事情を説明するとご納得いただき・・・エスプレッソをご馳走してくれ、もてなしてくれた。
当方は素直に嬉しかった。色んな話を聞かせてもらった。当方の大学時代の後輩を「お兄ちゃん」と呼んでいたのが、一番印象的だったかな。

こういう出会い、旅の醍醐味だよなぁ。当方つくづくそう思った。出張前の雲仙の立ち寄りで、最高のときになったもんな。
福田屋旅館は、とても情緒溢れる素敵な宿。次回、長崎出張の時。可能ならまた雲仙に。今度は、福田屋旅館に泊めてもらおう。そのときに女将さんに再会できるの楽しみだな。う〜む。人生、悪くないって・・・

長崎に出張②雲仙に宿泊・・・雲仙九州ホテル

浜口です。

長崎に出張①島原鉄道に乗っての続きを。今日の宿は、雲仙九州ホテル。少々値が張るが・・・・期待を裏切らない、素晴らしい宿だったな。写真を。

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海のそばの島原から、雲仙へ。バスはぐんぐん登っていく。到着したときには、深い深い霧の中。ちょっとびっくり。雲仙って、こんなに標高が高いところだったんだな・・・今日の宿の雲仙九州ホテルも、霧にかすむ。

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午後4時ぐらいにチェックイン。その手続きの間、緑茶とお菓子をwelcome drinkとして出してくれた。
宿の女性は全員和服。当方、「この辺りでワインを売っているお店はありますか?」と尋ねると、「すぐに電話で確認します」と。優雅な女性達のこのクイックな対応が、嬉しい。この段階で、ホテルへの期待感がグッと高まる。

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ホテルの部屋。間接照明がきれい。部屋も広い。和洋折衷のムードが最高!実にリラックスできる。
う~む。このホテル、大当たりの予感。こんな部屋に1週間ぐらいこもって、書き物をして過ごしたい。そんな気分にさせてもらえる。
チェックインが早かったので、夕食まで時間はまだタップリある。まずは部屋でしばしくつろぎ、その後ぼちぼち雲仙を散策がてら、赤ワインを買いに出かけようかな。で、部屋にワイングラス持ってきてもらって、いただこうかな。で温泉に入り、6時頃からディナーを。そんな運びにしよかな。

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ディナー。レストランは、100年前のこのホテル、メインダイニングのイメージを再現してると。
昭和天皇も泊まったことがあるらしい、このホテル。さすがに格調高い。いい感じのレトロ感。クラシックホテルのイメージ。以下、主なメニュー写真を。

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ブイヤベース。最高だな。赤ワインと合う。

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鱧のお吸い物。上品な味わい。素晴らしい。

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デザートの盛り合わせ。幸せだな。

夕食後はふたたびホテルの温泉につかり、またも部屋でワインを。グラスを傾けながら、今日一日を振り返り、いろいろと考え事を。いつしか眠りに落ちて、気がついたら朝を迎えていた。そうか…昨日寝たの、おそらく夜8時台だったんだろな・・・・で、目覚めは翌朝6時位。ワインはボトル半分くらいしか飲んでない状態で眠りに落ちたんだな。温泉とワインの繰り返しが、心地よい眠りを誘ってくれたと言うことだな。

翌朝の朝食ビュッフェも最高。朝食の時、昨日サーブしてくれた美女がまたも来てくれたが、今日は洋服を召されてる。そうか…ホテルの女性は和服、夜の給仕服、朝の給仕服と、少なくとも3回は着替えるんだな。

「あれ?あなたは昨日、和服でしたよね。朝は全然違った格好でサービスしてくれるんですね。とてもお似合いだが・・・ムードはずいぶん、変わるモンですね?」と当方、案内してくれた女性に言ってみたら、とても嬉しそうな微笑みを返してくれた。

う~む。このホテルのおもてなし、ムード、ともに最高!バツグンのホスピタリティを感じた。食事も美味しく、温泉の泉質も素晴らしい。おススメです。このホテルだけのために雲仙に行く価値、多いにアリだな。オススメです。久々に、心からリラックス。人生、悪くないな。

長崎に出張①島原鉄道に乗って

浜口です。

長崎の某地銀本店で研修を任された。月曜日の午前中に行うが・・・・土日が休みなんで、この2日を利用して、いまだ足を踏み入れたことがない、島原・雲仙を訪ずれてみようと考えた。楽しみだが・・どうなるか。写真を。

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長崎空港からJR大村線に乗って、島原鉄道の始発駅、諫早へ。ここで島原鉄道車両と初のご対面!山吹色の、予想以降に鮮やかな車両。これからこれに乗って有明海・島原湾、南島原に向かう。

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島原鉄道の車内。意外にもボックスシートだった。嬉しい・・・有明海を眺めるため、進行方向左側、窓側の席を確保。まずは首尾良しだな。

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車窓越しに有明海が見えてきた。潮が引いているせいか、とても遠浅だな。

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島原鉄道の山側の景色。遠くに見える山はなんだろうなぁ。雲仙普賢岳の姿はまだ見えないはずだが。

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古部駅に停車。この駅越しに海が見える。
遠浅の海で、潮干狩りしてる人がいる。エビとかシャコとか、いろんなものが採れるんだろうな。ここの子供は幸せだよな。海なし県出身の当方からは、本当に羨ましく感じられるな。

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南島原に到着。ここには島原鉄道の車両基地があるんだな。島原鉄道、終点は島原外港だが、その一つ手前で下車。ここにおススメの海鮮食堂があるということなので。

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5分ぐらい歩くと、海のそばに、「漁人市場 とっとっと食堂(ふなといちば とっとっとしょくどう)」なる海鮮食堂が。ここで「はみだし海鮮丼」をいただく。丼から、刺身がはみだしている。そしてその下には牡蠣や白身魚が入っている。圧倒的。さすがに有明海の海の幸に恵まれた、島原の海鮮丼だよな。

海鮮丼に鎮座まししている蟹は、たいらガネという島原地元産のワタリ蟹。これが特に美味だった。蟹の身もミソも味がとても濃厚。ワタリガニにありがちな、どこか安っぽいイメージはまるでない。

初めて乗った島原鉄道。素晴らしかったが・・・島原鉄道はあらゆる点で、「九州の三陸鉄道」をイメージさせてくれた。下記の5点において、共通するものを感じた。

①地元経営の超ローカル線で③過疎地を走り、車両は1両か2両③乗っている多くは、地元の高校生か年配の人④当然、気動車⑤この上なく素晴らしい車窓…特に海がきれい。三陸鉄道は三陸の海。島原鉄道は有明海の違いこそあるが・・・

今日は最高の一日だった。これから宿泊地の雲仙に向かう。ここも未踏の地。楽しみだ・・・・