目先、トランプ期待の剥落かな・・・

浜口です。

目先、トランプ期待の剥落かな・・・オバマケア廃止が議会を通らない可能性。そんな話が出たあたりから、そんな気持ちに。う~む。トランプ関連銘柄の分が悪そう。頭を冷やすところか。

ということで当方、少し前に1615銀行株ETFを売却しキャッシュ化、足元では野村のAI関連ETFの悪目買いをちょっとずつしています。今日も少し買った。ご報告まで。キャッシュは当面、そこそこ持っていようかな。

でもまあ、ドット・フランク法の撤廃や法人税・レパトリ税引き下げが突然発表され、銀行株が再度上昇に転じる可能性はある。
あらためて機が熟したら、銀行株の相場に乗っかろう。銀行株ETF、流動性もあるしな。そんな気持ちを引き続き持っています。どうなるか・・・

日本株、外人投資家の週次売買動向からは、4月は期待していいのか?

浜口です。

先ほど、日経モーニングプラスでコモンズ投信の糸島さんが説明されていたフリップ画面。アノマリー的な話。
この経験則で見ると、4月は期待して良さそうだが、5月以降は微妙かなぁ。どうだろな。

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日本株、4月は外国人、買いの特異月ととも重なる見方。どうなるか。

日本株はトランプ・ラリーがなくても上昇できる?

浜口です。

筆者が若林栄四氏の弱気シナリオという不吉?なことを書いたすぐ後の昨日、図らずも日本株、大きく下げましたね。まあ・・これがメインシナリオになるとは思わないが・・・

一方で今朝の日経モーニングサテライトでは、野村証券の若生ストラテジストが、日本株はトランプ・ラリーがなくても上昇できる。ここからは「景気の加速局面」になるから。こんな見方を披露されてましたね。背景には日米中の在庫循環があると。

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日米中とも、景気が右肩上がりもしくは底打ちしている状況である一方、各国とも在庫水準が非常に低い。足元で在庫積み増しの動きは既に始まっており、少なくとも年前半はこれが株価上昇をもたらすと。なるほどな。

まぁ納得のいく説明ではある。そういう展開を期待したいが・・・どうなるか。

若林栄四氏の弱気シナリオ

浜口です。本屋に行ったら、若林栄四氏の本が出ていた。

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表紙を見ると一見、そんなに弱気な内容ではないと思われたが・・読んでみるとちょっとびっくり。目先、強烈なリスクオフシナリオ。久しぶりに後味の悪い本を買ってしまった・・そんな印象ですかね。ざっくり目次ベースで内容を記してみると、以下の感じですかね。

・トランプラリーは米国経済の終わりの始まり
・トランフラリーで出揃った、(米国株式)相場の天井の三要素
・米ドル、2017年6月に 1ドル92円50銭から95円。

若林栄四氏の分析は、フィボナッチ数列と黄金比を元にしたテクニカル分析が中心。その方向性を元に、現在のマクロ状況を整合的であると考える部分が大きい。

要は今、氏はテクニカル分析で超弱気なので、マクロ分析もネガティブな見方中心になると。そういうことなんだと思う。

まあ・・・氏の相場見通し、メインシナリオとしては無理があるような気がするが…1980年代から生き残っている、カリスマ性のある相場師の分析なので、看過できない気持ちにはなる。複雑ですが・・「頭の片隅に」ということですかね。

ご興味ある方には、ご一読をお勧めします。

株価高騰が覆う不都合な真実

浜口です。

今日の日経朝刊、みなさんこの記事、気が付きました?

株価高騰が覆う不都合な真実

昨日、当方が利上げが3〜4回ある中で、株価が上がるのか?を書いた矢先の記事。

どんな印象を持ちました?

株式市場、今年は基本、好調だと思う。まあ、Sell in Mayはお約束なのかもしれないが。でも、来年はちょっと注意なのかもしれない。この記事内容、頭の片隅に入れておいたほうが良いんだろな。当方は、そう思いました。ご参考まで。

利上げが3〜4回ある中で、株価が上がるのか?

浜口です。

アメリカではいつの間にか、年内3回から4回の利上げが想定される状況と。デジャブかな・・・それを聞いて思い出すのは、1989年の日本株ですね。バブル相場の最後の年。よく覚えてる。

1989年の日本株は、公定歩合が3回上がる中での株価上昇。確かに景気がいいから金利を上げているわけだが・・・本来は1987年ごろに金利を上げるべきだったが、この年10月19日にブラックマンデーがあり、日本は利上げを出来なかった。で、1989年に遅れての連続金利上昇。これ、なんか・・・2016年は金利を4回上げると米FRBは言っていたのに、原油の暴落等々により、1回しか上げられなかった。で、ここに来ての年内3回から4回の利上げを想定。これに共通するものがあると言えなくもない。

まあ、バブルの時の日本株と今の米株とでは、バリュエーションがまるで違うので、単純比較はできないが・・・金利上昇については感覚的に、似てるところもあるのかなという思いを禁じ得ない。

でも・・・ここは注意するべき点。日米株式とも、現状は売りではないと思う。1989年の金利上昇の過程で、日本株は上昇した。暴落はその翌年だった。今年の米株も、金利が上がりながら上昇すると思う。もし当時の日本株に近い状況が米株に起こるとすれば、怖いのは翌年以降でしょうね。

ゆえに米株を持っている人が、金利が上がるということを原因に、今、相場を降りてしまうのは、正しい判断ではないと思う。今年は相場に乗る年。繰り返しますが、1989年の日本株をイメージするのなら、ネガティブなことがもし起こるとすれば、来年以降だと思う。

取り留めがなくなりました。この辺で。

日本株、4月は外国人、買いの特異月と

浜口です。これは自分の備忘録としても。

写真は、3月6日付、三菱UFJモルガンスタンレー証券の藤戸レポートの 1部。アノマリーの話。

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ご覧の通りでして、ここ10年あまり、4月は外国人の日本株投資はすべて、買い越しになっている。で、相場の上昇確率は70%と。

詳しくは、氏の書かれたレポートを読んでいただきたいと思いますが…今年についても、4月に関して、外国人による日本株買いを妨げる要因、見当たらないと思う。つまり個人的には今年も4月の外人買い期待できると思う。したがって、「楽しみ」ということになる。

どうなるか。

若いころピンとこなかった本。30年経った今読み返すと、リアルに理解できることも。

浜口です。

例えば若いころに読んだ本。今一つピンとこなかった。それが、30年経った今読み返すと、あ・・・こういうことだったのかと、リアルに理解できる。そんなことがありますよね。この本も然り。

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この本は、「私の50年の経験」という、林先生が相場をやってきた記録そして生き様、まあ日経新聞で言えば「私の履歴書」のような記載ですが、ここが目玉ですね。

林先生は昭和23年、1948年に株の売買を始めた。戦後まもなくですよね。それからバブルにかけて低位株投資を行い、バブル崩壊以降は新日鉄の空売りを大量に行い、10億円の資産を形成するに至る。

この項も前半部分は、1948年以降の後の経済と市場の動き、戦後の経済復興をよく理解していないと、この部分を読んでも深くは理解できない。実際私は、20代でこの本を読んだけど、理解できていなかった部分が本当に多かった。驚かされます。様々に。

林先生は若いころは、物凄くレバレッジをかけた売買をされていた。で、過去4回でしたっけ。破産した。それにより、資金に余裕を持つ売買の重要性を理解された。そんな事に関する気付きも、当方がこの本を読んだ若いころには、リアルにはできてなかったと思う。

知識だけではないな。自分が年を重ねたことで、物事に対する理解が何かと深まり、見えてくる部分も大きい。そんな風に思わさせられましたね。自分も一応は、成長してるのかな。年を重ねることで。なんてね。思いましたが・・・

昔読んだ本。これ以外にも、読み返してみようかな。新たな気づきがありそう。楽しみだ。

取り留めがなくなりました。この辺で。

日本株、3月第1週に上昇しやすいアノマリー

浜口です。

先程、日経モーニングサテライトで大和証券の木野内さんが、3月第1週に日本株が上昇しやすいアノマリーについて、コメントされてましたね。写真の通りの状況と。

昨日のNYも大幅だし。今年もこのアノマリーが再現されるのかな。期待したいところではありますね。

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トランプ氏の演説、無難に終わる。

浜口です。トランプ氏の演説、無難に終わったようですね。サプライズなし。

ここのところ小動きだった日本株。今日は久々、ボラティリティが出た。上昇のほうに。

相場付き、良いほうに変わってくるんだろか。で、Sell in Mayを迎えると理想的だが・・・どうか。

明日以降の相場、楽しみですね。