大した根拠のない下げ?

浜口です。

現在、日経モーニングプラスで行われている崔さんのコメント。株式、アメリカでは上がっているが、日本は逆に下がっていると。まぁそうですよね。具体的にはこの写真、フリップの通り。

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崔さん曰く、明確な理由がない中、日本株が売られている。 やや円高傾向とは言え、売られているのはむしろ内需株と。

東芝ショックの影響もあるんでしょうが、大した根拠のない、なにかしらの一時的な需給関係による下げに過ぎないのでは。となると、日本株のキャッチアップも期待できるんじゃないか。当方はそう思いますけどね。

どうなるか。

AIがAI銘柄を選別するETF・ETN

浜口です。

昨年12月に、AIがAI銘柄を選別 野村証券が新指数、ETFもとのことでしたが、このETF(または上場投資証券(ETN))、どうやら3月1日に上場される方向のようですね。

AI銘柄、あまり当方らしくない分野ではあるが・・・このジャンルの成長が見込めるのは、まあ相当に確からしいと理解して良さそう。現在の仕事の立場では、現物株は半年以上保有しないと売買できないが、ETF・ETNならその制限がないし、銘柄分散もされている。だからこういう商品の設定は、嬉しい。

AIがAI銘柄を選別というが・・・楽しみではあるな。少し買って様子を見ようと思うが、どうか。

ゴールドマン・サックスとアップル

浜口です。

今日の日経朝刊の記事。これ、よくまとまってるな。備忘録として。

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アメリカではトランプ銘柄、トランプ氏、ドッド・フランク法抜本的見直しを指示する大統領令に署名方針と。で紹介した、ドッド・フランク法廃止関連の最右翼、新財務長官のご出身企業、ゴールドマン・サックスが過去最高値を更新。一方で対照的にアップル。今期は減益だが、革新的な時期モデル登場で業績回復への期待が高まると。やはり、過去最高値を更新と。

金融とハイテク、両方ともスター株が出てる状況、羨ましいなぁ。今の米国株式市場の好調さを象徴してるように思われるな。

今日の日本株、これにあやかって。特に金融株、いけると思ったけが・・・ぱっとしなかった。人気が出ない。なんでだろ。もう少し米国株につれ高してもいいと思うんだけどなぁ。

取り留めがありませんね。この辺で。

EPSは実力、PERは期待と

浜口です。

今、日経モーニングで、ニッセイ基礎研究所の井出さんがコメントされている。日本株のEPSとPERのマトリクスだが・・・EPSは企業の「実力」、PERは株価の「期待」なんですよねと。

なるほど・・・うまい説明、ど素人にもわかりやすい説明ですね。この説明方法、当方のセミナーにも使わせてもらおうかな。そんな風に思いました。

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個人投資家は逆バリというが・・・

浜口です。

これは今朝の日経朝刊記事。なるほどな、これは重要、保存版と感じた。以下、自分の備忘録も含め。記事の感想を箇条書きに。黄色でマーカーした部分がキモと考えます。

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・当方の印象としては、隔世の感がある。昭和の時代、まだネット取引が存在せず、証券マンからの情報により株式売買が多く行われていた。その時代は逆張りのケースは少なく、むしろ好材料で株価が上昇している銘柄の高値を証券マンが勧め、さらに高値を買う投資家が多かった。で、どうみても、失敗している人が多かった。この点、投資家は全体として、進歩したんだろうな。自分で考えての売買ができるようになりつつある。おそらくは・・・

・時代、相場の流れとともに、人の気持ちはうつろうもの。「今後、長期的・趨勢的に株価は上がっていくんだろな。アメリカ株のように。むしろ利益の増加傾向につれ、なにごともなければ株価って、自然と上がっていくんだろな。そんな時代になったんだろな・・・」と、投資家のマインドがそんなふうに変わっていくと、個人の投資行動は変わって来る。逆張り売りが株価の頭を押さえることにならず、むしろその逆の展開に。アメリカに10年以上遅れで、M&Aと自社株買い、アメリカの真似することで、株価もアメリカのようにならないかな。

取り留めがなくなりました。この辺で。

トランプ氏、ドッド・フランク法抜本的見直しを指示する大統領令に署名方針と。

浜口です。今日の日経の朝刊から。

ついに出ましたね。トランプ氏は、ドッド・フランク法の抜本的な見直しを指示する大統領令に署名する方針と。
詳しくは、新聞上の黄色いマーカー部分、特に赤囲みの部分にご注目ください。

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この好材料を受けて、先週末のNY市場、ゴールドマンサックス等の銀行株は、大幅高している。本件が今週の日本の銀行株にどの程度波及するのか。見極めてみたいが・・・

まあ、楽しみではあるな。本件、トランプ氏、「有言実行」なので、材料織り込み済みという評価になる可能性もなくはないが、まあその可能性は低いだろな。素直に好感されると思うが・・どうなるか。

日経平均3万円にバブルはいらない

浜口です。

久々に「なるほどなぁ」と思わさせられたアナリストリポートが。三菱UFJモルガンスタンレー証券の宮田さんの書かれたもの。写真を。

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まぁ写真の通りですが、以下に少々、追加説明を。

・筆者の現在の日経平均予想EPSは、1,180円程度。試みとして、日経平均が3万円になるのに必要なEPSは、PER17倍として1,765円。これは結構ハードルは高い。
・ただ、株式市場が強気な時は、PER20倍に買われても良い。その際の日経平均予想EPSは、1,500円程度で良い。これなら数年内に十分達成可能な水準である。
・つまり2020年前後に日経平均が3万円シナリオは、増益基調が続くことで達成可能。日経平均3万円にバブルはいらない。

とのこと。

当方はこの意見に対し、違和感、実にない。やはり日本株、これからが楽しみだな。。。

執着心の強さ

浜口です。

春山昇華さんのブログ。参考にさせてもらってますが。今回はとりわけ秀逸だなぁ。

上級者と中級者の分水嶺の説明の中の、執着心の強さのくだり。詳しくはリンク先をご覧いただきたいが、要は、「上級者と中級者の差は、心の差、執着心の差だと思う。」と。

これは心に響いた。まったくご指摘の通りだと思いますね。

当方これからも、基本は日本株で行く。たまに英ポンドのリターンリバーサル狙い・・・、暴落したポンドを買ったりとかすることもするけど、これはあくまでも遊び。メインは日本株。執着心で行こうと思います。これからが楽しみだ。

トランプ大統領と安倍首相の会談、麻生財務大臣も来るようにと・・・

浜口です。

次回のトランプ大統領と安倍首相の会談、麻生財務大臣も来るようにと言われているらしい。

悪くない話だと思う。おそらくは米国は公共投資を積極的にやる。その場合、一方的な円安ドル高になることを封じることも含め、日本にも公共投資の実施、同調してもらいたい。そんなはたらきかけの展開になるんだろうと。

ならば上等じゃないですか。だとすると、日本株にはポジティブですよね。

yosias

う〜む。当方、吉田茂の大ファンなんだが。この本が頭をよぎった。麻生さん、トランプさんとの会談、がんばってなあ…

景気は冴えなくても、日本株EPSは増加していく

浜口です。

私は長期的には日本株に強気なんです。背景の一つに、景気は冴えなくても、日本株のEPSが増加するシナリオを持っているからなんですね。国内企業の財務・投資行動が、ここ数年、ようやく変化してきたように思うんです。このことはあけましておめでとうございます。今年の日本株式市場見通しを少々。でも触れているんですが、今回はここのところを少し、踏み込んで説明しましょう。

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2012年あたりから、鉱工業生産は横ばい。つまり製造業中心に、景気はさえない。にもかかわらず、日経平均予想EPSは、明確に右肩上がりになっている。この点は要注目です。この増益基調は今後も変わらないでしょう。なお当文章に用いられているグラフは両方とも、三菱UFJ投信HPに掲載されているものです。

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日本株が増益基調と考える理由は2点。①キャッシュリッチな企業が、主に海外企業へのM&Aを活発化させている。黒字企業の買収により、連結ベースのEPSを増加傾向にさせている。②自社株買いの増加傾向。これもやはり、EPSの向上に寄与する。足元で国策として唱えられている「コーポレートガバナンス・コード」が株主に対する利益還元の一環として、自社株買いを増加させている。この点も、増益に寄与。この状況は、今後も継続する。なおこの自社株買いは月次ベース。年間に直すとx12ですから、6兆円以上となる。日銀のETF買い7兆円にも肉薄する。もの凄い金額ですよね。

また2008年ぐらいから、国内民間企業の現預金は増加傾向となっている。理由は2点。まず、日本の企業の設備投資が2008年以降あまり増えてなく、企業の内部留保が増加していること。リーマンショックの影響で、この辺り、慎重な対応になったと考えます。加えて、足元のマイナス金利に象徴される低金利のポジティブな側面が大きい。銀行貸出については、確かに銀行は利ザヤはあまりとれていないが、貸出額時代は増加傾向にある。企業による低利の社債調達が活発化している。その結果、企業の積み上がった内部留保に加え、貸し出しや社債発行に伴う低利資金が、M&Aや自社株買いに回っている図式となっているわけです。

今後、この状況は引き続き継続、もしくは加速する可能性が高く、企業のEPSの増加から、日本株が長期的に上昇する展開が期待できると考えます。新聞紙上でも、最近は週に一つや二つは、大型M&Aの記事が掲載されてますよね。

このM&Aと自社株買いは、アメリカが20年以上前から行っていること。日本もようやく、アメリカの「真似」ができるようになりつつあるということですね。これにより日本株もアメリカ株のように、上昇トレンドが続くのではないかなと。そう期待している次第です。どうなるか。