岡山は津山・兵庫は香住に出張④城崎温泉に立ち寄る

浜口です。
津山に出張③香住「ぬくもりの宿石田」で松葉蟹を食すの続き。

さてさて・・・念願の松葉蟹も食べて、あとは当方、大阪に戻るだけ。山陰本線の鈍行で、城崎温泉まで。で、そこを始発とする特急に乗り換えるんだが・・・・乗り継ぎまで、一時間くらい時間がある。ということで、城崎温泉駅で途中下車、ふ~らふらと、城崎温泉に立ち寄ってきました。

Wikiによれば、城崎温泉は兵庫県豊岡市城崎町にある温泉。 平安時代から知られている温泉で1300年の歴史をもつ。江戸時代の温泉番付によると西の関脇(最高位は大関)にランクされる(なお西の大関は有馬温泉。)。泉質は食塩泉。 源泉温度37℃〜83℃。知名度と京阪神からのアクセスの良さにもかかわらず、歓楽色の少ない閑静な情緒が特徴。夏は海水浴、冬はカニ料理に人気があると。
由緒正しき、城崎温泉。蟹の季節と重なって、観光客、数多く訪れてましたね。なかなかムードある温泉街だったな。写真を。
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城崎温泉への道すがら、松葉蟹を売ってた。松葉蟹、城崎温泉の最寄り水揚げ港は、津居山港らしい。津居山蟹は、青いタグ付きと。お店の人は、安いよ〜というが…さすがに良いお値段するな?
上の生きている大きな蟹は、16000円と。さすがに貫禄、十分だな。やはり青いタグ、付いてるな。

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城崎温泉駅からお土産屋街を徒歩5分程度。地蔵橋を渡り、城崎温泉の銭湯・地蔵湯へ。
Wikiの表現を借りれば、城崎温泉は駅前から7つの外湯につながる大谿川沿いに温泉街を形成し、川べりの柳が、風情あるものであると。なるほど・・・確かにその通りだな。

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地蔵湯に到着。たまたま誰もいなかったんで、浴槽をこっそり撮影。
瓢箪型の浴槽。向う側は、灯り取りの窓があり、露天風呂チック。さすがに雰囲気、あるな。
う~む。源泉かけ流し温泉、奥行きが感じられる、ありがたみのある湯。ほっこり・・・・。テツの旅、温泉にチョこっと浸かるための途中下車、最高だよな。実に、気分転換になるって。湯上りを、駅までとぼとぼ戻るのも、嫌いじゃないな。

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大阪駅に到着。城崎温泉駅から特急「こうのとり」で、一路、戻ってきた。限りなく旅に近い出張は、これにておしまい。
東京に帰ってきたのではなく、別宅のある大阪に戻ってきた、この感覚。何とも言えない。まだ、旅の途中の気がする。
後に当方、東京本社勤務に戻ったら、この不思議な感じ、いい思い出になるんだろうな。これはこれで、悪くないって・・・。

岡山は津山・兵庫は香住に出張③香住「ぬくもりの宿石田」で松葉蟹を食す

浜口です。
津山に出張②姫新線・因美線・山陰本線で香住までの続きを。
これは昨年末の話。津山で仕事の後、冬の日本海を訪れ、旬の松葉蟹を食べて帰ろう。当方、そう思いましてね。産地の一つ、香住にある「ぬくもりの宿石田」に宿泊。夕餉は地元産の松葉蟹づくしコースを堪能。これが実に、素晴らしかったな。写真を。

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松葉蟹コースのはじまり。まずは茹で蟹を。う~む、みっちり、身が詰まってる。甘みが強い。ビールとよく合うな。

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焼き蟹!実にジューシーかつ、香ばしい。やはり見事なまでに、身がみっちり。これをハグハグといただく。う~む。至福・・・かにみそも、実に濃厚。
産地の生の松葉蟹の旨さを、堪能する。こんな瞬間、人生に何度あるんだろな…

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蟹しゃぶ。さっきまで生きていた松葉蟹なので、生でも十分食べられる。なので足2本くらいは、ほとんど生、刺身状態で食べてみた。たまらんな・・・その後は、蟹を出汁につけ、火を通して、蟹しゃぶでいただく。最高・・・。

さて、蟹について、宿のご主人から下記のコメントが。

・今回の料理のうち、焼きガニ、蟹しゃぶ鍋は、香住産のタグ付き松葉蟹を用いている。サイズは3L。大きいほうから二番目。このサイズはとても食べごたえがある、良質な松葉ガニですと。
・松葉ガニの漁期は、11月6日から3月20日まで。この料理の松葉蟹は甲羅が12センチ、重さ800グラム、セリ価格は1万円程度と・・・・仕入れ値、そんなに高いんだ。
・この宿は基本、地元港、朝のセリで仕入れた蟹を出している。ただし、昨日、土曜日だけはセリがないので、その前日、金曜日に仕入れた蟹を出させていただきました。悪しからずと。
・地元港とは、柴山港か香住港。この蟹は香住港。セリをする場所は、宿から車で5分、近いところにある。柴山も香住も、港と漁場が近いので、生きたままの松葉蟹を持ち帰ることができる。

料理は、松葉蟹づくし。茹で蟹、蟹刺し、焼き蟹、蟹鍋、蟹雑炊・・・・そんな順番で出てきた。産地で食べる松葉蟹は、本当にうまい。しかも蟹が大きくて、ボリュームがもの凄い。最後のほうは、生身の人間と松葉蟹との戦い・・・そんな気がしてきた。とにかく、蟹の存在感が凄い。量が多くて、最後の方は、食べるのが苦しくなってきた。

様々な調理法が堪能できるとはいえ、素材が松葉蟹である点は共通しており、味に変化をつけるには限界がある。まあこれは蟹に限らず、関西で多くみられる「ooづくし料理」に、共通する課題なんだろうが…まあ、贅沢な悩みであることは、間違いないな。

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翌日の朝食。焼き魚は、えてがれい。日本海側ならではの、なんともなんとも上品な味わい。甘エビの味噌汁も美味しい。出汁が良く、出てるな。

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この宿は、山陰本線の近くに位置する。ゆえに泊まっている部屋から、こんな写真を撮ることができた。テツとして、嬉しい。
この宿、写真にも写っている、柿の木の持ち主でもある。宿を去る時に若女将が、この柿をもいで、3つほど持たせてくれた。曰く、「うちのお父さんが育てた柿です。美味しいですよ。ぜひお持ちください」と。

当方は、ご好意に甘えて…大阪に向かう、城崎温泉発新大阪行きの特急「こうのとり」の中で、この柿、お昼ご飯代わりにいただいた。美味しかったな。
香住の宿、「ぬくもりの宿石田」は、スタッフの方が皆感じが良く、大変心温まる、素敵な宿だった。特に若女将さんの感じが良かったな…食後は近くにある温泉の送迎まで、してくれたしな。。。

蟹の仕入れだけで1万円近くすることを勘案すれば、一泊二食付きで1万6,750円の価格は、むしろ割安かもしれない。蟹がない季節は、一泊5000円ぐらいか。今度は、香住が誇る紅ズワイ蟹、香住蟹の時期に、寄らせてもらいたいな。
さて当方これから、城崎温泉に向かいます。

京都・宮津に出張②北近畿特急・北近畿タンゴ鉄道のテツ

浜口です。
京都・宮津に出張①天橋立、そして割烹富田屋への続き。大阪・京都から天橋立にかけては、意外にも、珍しいテツの宝庫でした。ちょっとびっくり。写真を。

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まずは京都から。特急「きのさき」で、福知山へ向かう。これは昭和、国鉄時代の車両だろうな。懐かしさを感じる・・・・と、京都は山陰本線の東の起点。それをあらためて、再認識した次第。

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特急「きのさき」の座席前に掲げられていた、北近畿特急ネットワークの図。大阪・京都・兵庫の日本海側にかけては、北近畿という整理をするんだな。JRと北近畿タンゴ鉄道。そこには、独特の車両運用があるらしい。

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福知山に到着。ここで北近畿タンゴ鉄道「たんごリレー3号」へ乗り換え。なんと、かつての名列車「タンゴ・ディスカバリー」車両を使ってる!初のご対面、これは嬉しいな。車両、丸っこくて、愛らしいデザインだよな。

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車内はこんな感じ。広い。そしてまだ新しい。気動車の音が心地よい・・・

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所変わって、北近畿タンゴ鉄道の天橋立駅。当方ここから宮津まで、鈍行で一駅戻る。車両、新しくてキレイ。デザイン、内装・外装どこか、JR九州の企画列車的なセンスの良さを感じる。嬉しい。
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北近畿タンゴ鉄道の宮津駅にて。古い車両。ともに現役。レトロな雰囲気はあるんだが・・・下の車両は、きれいな水色に塗り替えられているが・・・サビが痛々しいな・・・

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宮津での仕事が終了。北近畿タンゴ鉄道の宮津を出て福知山へ。ここから大阪までは、これで帰ります。
さて:
京都から天橋立。で、宮津から大阪へ。今回は、これまでまったくと言っていいほど、馴染みがなかった地域への出張。当方、日本各地、いろいろ訪ずれてるつもりだが・・・まだまだ手付かずのところ、あるんだな。
北近畿特急ネットワーク。老兵は死なず、昭和の時代の車両と、今風の新しい車両が同居している。テツは、新しいモノより、古いモノ、レトロなモノ、廃止寸前の車両に、惹きつけられる。う~む。これはこれで、悪くないな・・・

京都・宮津に出張①天橋立、そして割烹富田屋へ

浜口です。
GWスペシャルということで・・・先週、当方が京都の日本海側、宮津に出張してきた時の話を。

北近畿タンゴ鉄道宮津線。目的地の宮津に近づいたが・・・仕事までまだ、少し時間がある。ゆえにはここを通過、となり駅の天橋立駅に降り立つ。で、天橋立を散策。さすがにきれいでしたね。感動的だった。写真を。

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これが、天橋立!天橋立駅近くから、リフトに乗って6分。そこにある、天橋立ビューランドからの眺め。さすがに、キレイでしょう?ちなみにWikiによれば、天橋立は、日本海。宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔て、全長3.6キロメートル及ぶ湾口砂州とのこと。

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今度は逆に、天橋立ビューランドからリフトで降りていく。その途中、だんだんと天橋立が近づいて来る。なんとも・・最高としかいえないな。素晴らしい・・・

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今度は実際に、天橋立を歩いてみる。上2枚の写真を見てもらうと、天橋立の中の手前のところに、右に伸びた、三角形の砂州がありますよね。ベージュ色の。この先端まで足を伸ばすことに。で、この写真はその途中にある、対橋からの眺め。西方向。きれいだよな。
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ベージュ色の砂州、先端を目指す。空も海も、黒松も、きれいだよな。
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砂州先端からの眺め。宮津湾。こんな感じ。空も山も海も、本当にキレイ。この風景が、180度、パノラマで広がる。凄いよな・・・

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日本三景碑がありました。

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北近畿タンゴ鉄道宮津線を一駅バックして、宮津へ。駅前にある、割烹富田屋へ。宮津で魚を食べるなら、ここがイチオシだそうな。
ムードある、店構えですよね。割烹なのに、宿泊も可能らしい。まあ・・・旅館で食事可能なところがあるのだから、割烹で宿泊可能なところがあっても不思議ではない。そういうことなのかな・・・
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刺身定食1000円也をいただく。ブリ、さより、マグロ、もんごうイカ、ばい貝、とり貝、白身魚の巻物、あと、すずきが下に隠れている・・・食材は、多くが日本海の地のものと。実に旨し。
しかし・・・当方は刺身定食を頼んだが、もしかしてこれは観光客向けなのか・・・あとで気がついたんだが、地元の人はみな、煮魚定食を食べてる。こちらは650円。魚種はわからないが、ずいぶんと大きな魚の甘辛煮が振舞われていた・・・・今度来たときは、是非地元の人が食べてる煮魚定食、頼んでみよう。是非、そうしよう。

このあと、大急ぎで某金融機関へ。で、勉強会。首尾よく終了。とにかく今回の出張で最高だったのは、天気に恵まれたこと。日本海側の天気、「晴れていても傘を忘れずに」と言われるくらい変わりやすいらしいが・・・この日は終日、晴だった。良かった良かった。人生、悪くない・・・と、次号に続きます。

岡山は津山・兵庫は香住に出張②姫新線・因美線・山陰本線で香住まで

浜口です。
マーケット、世界的に、徐々に安定してきましたね。
今回は、津山・香住と出張①岡山全日空ホテルと磯庄屋の続きを。

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講演会が終わった。会場の津山国際ホテルから津山駅に戻り、これからテツの旅。姫新線・因美線。その間に、智頭急行智頭線が入り、最後に少し、山陰本線に。
鳥取経由で、香住へ。まずは姫新線で、佐用へ。たった一両の、ちっこいワンマン気動車の旅。これがいい味、出すんだよな・・・・

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津山線、津山~佐用までは、吉野川に沿って走る区間が比較的多い。車窓、きれいだよな。

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津山線の最前部から眺める鉄路と空。未電化区間のお約束、架線がないので、見晴らしが良い。素晴らしいな。カーブは、勝間田あたりかな。
さて
鈍行の終点、佐用に着いた。ここは兵庫県らしいな。佐用から智頭急行線・因美線に乗り換え、鳥取へ向かうが・・・・次の列車、特急「スーパーいなば」がくるまで、103分待ちと。なんてこった…

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佐用には、初めて降り立つが・・・ホルモンうどんが有名らしい。駅近のお好み焼き・うどん店を探して入り、ホルモンうどんを注文。お好み焼き用の鉄板で焼いてもらった。旨かった。モツの甘辛の味が、うどんによく沁みてた。当方、小腹も空いていたしな。
お店に入り、「佐用で、ホルモンうどん以外に有名なことは?」と尋ねたら… 帰ってきた答えは、4年前に大洪水になったことぐらいですな。それ以外は寂れたまんま。何も変わりませんと。そうなんだ・・・

写真ではわかりづらいが、この出張、昨年の11月ごろ。沿線の一部は、紅葉もきれいだった。駅で言うと、楢原あたりが最も見所だったかな。
当方のイメージでは、紅葉がきれいな区間の姫新線、くねくねと走るところ、景色のムード、なぜか、東北の大船渡線に重なった。あちらもさすがに、震災の影響が癒えて、一関~大船渡間、全線開通していると思っていたが…
Wikiによれば、気仙沼駅 – 盛駅間は三陸海岸沿岸部を走行するが、2011年(平成23年)3月に発生した東日本大震災以降は不通となっており、2013年3月2日から仮復旧としてBRT(バス高速輸送システム)が運行されているとのこと。う~む。震災の爪あと、大きいんだな。あらためてそれを、知らされた。

さて今日は、鳥取は素通り。香住に向かう。目的?それは当然、蟹を食べることですって。本件は次回にご期待を。

岡山は津山・兵庫は香住に出張①岡山全日空ホテルと「味いそ料理 庄や」

浜口です。
株式市場は、NYも波高しと・・・う~む。落ち着き待ちかな。
昨年11月頃、津山に出張。このときは岡山に前泊、香住に後泊でしたが・・・なかなか印象深かったな。写真を。

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津山での講演会が午前中であるため、前の日の夕方から出発。鹿児島中央行きのさくらだが・・・岡山で下車。

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岡山全日空ホテルの部屋。良いムード。期待以上だった。お風呂も広くてキレイ。「ANAクラウンプラザ」ブランドではないが・・・遜色ないよな。

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ウエルカムドリンクを。スカイバー「SEN」で。当方、ANAのSFCカード会員ですんでね。これもサービスの一つ。当方、ANAホテルの囲い込み戦略にまんまと乗らされていると言えなくもないが…まあ、ここは素直に、ワインを愉しむ。雰囲気、悪くないな…

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夕餉。瀬戸内海の海鮮が食べたい。やっぱり地元の人が行くような居酒屋を教えて欲しいとホテルに尋ねたら、この「味いそ料理 庄や」をススめてくれた。

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カウンターの大皿には、旨そうな料理が。やはり、瀬戸内海の海の幸が目立つな。ワタリ蟹、ままかり、牡蠣、後はなんだろな・・・・岡山は日生から直送の魚が多いらしい。

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当方、明日も蟹を食べる予定だが・・・・大皿に鎮座していた30センチの大きな渡り蟹が、あまりに旨そうなんで・・・思わず注文。期待通り、実に旨し。これと鯛のお頭の甘辛煮で、十分、十分お腹いっぱいになった。ここは正解だった。おススメですな。

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翌日、ホテルの窓から。岡山の駅近なので、テツが見える。上は伯備線特急「やくも」。下は山陽新幹線。写真は撮れなかったが、サンライズ瀬戸が出雲と切り離されて、先に出発するシーンも目撃。

岡山は、山陽本線を中心に、山陰、四国へと分岐する、交通の要所。それをしみじみ実感した次第。
全日空岡山ホテルは、朝食のクオリティも高い。トマトジュースは絞りたてだし、紫芋とバナナジュースなんてものもあって、他のANA系ホテルと、一線を画す。朝カレーもあった。

岡山は、広島や神戸、大阪に近い中、ちょっと地味なイメージがあると思う。このホテルは岡山に泊まってもらう為、朝食を豪華にして、差別化を図っている。そんな気がした。悪くないな。また泊まりたくなったな。
さて今日はこれから、津山線に乗って津山まで。津山国際ホテルでセミナー、その後、鳥取経由で香住に向かいます。

奈良・和歌山に出張②和歌山の割烹・銀平

浜口です。

奈良・和歌山に出張①大阪のテツ。近鉄・南海・そしてJR。の続きを。

和歌山での仕事帰り、駅前にある割烹、銀平に行ってきた。当方ここに来るまで、このお店のことは全然存じていなかったが…地元はもとより大阪でも、知らない人は「モグリ」と、評判の名店だったんだな。納得の旨さ。素晴らしかった。ずばり、オススメ。写真を。

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和歌山には2店舗あるようだが・・・当方は和歌山駅前店へ。風格を感じさせる、店構え。

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まずはお造りを… 8種類の魚。すずき、ぐれ、こち、くろ鯛、さくら鯛、鰹、あおりいか、太刀魚、加えて、能登牛の刺身。。最高だな。ビールとよく合う。
太刀魚の頭から骨にかけては、一旦、回収された。さあ、どうなるか・・

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コロダイの煮物。シンプルというか、不器用なくらいの盛り付けだが・・・しみじみ旨し。

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先ほどの太刀魚の残りの部分。から揚げにしてくれた!これが実に旨し・・・・お店の良心を感じるな。頭から鋭い歯まで、全て、いただきました。やはり、ビールによく合うな…

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銀平の厨房。板さん、真剣勝負中だな。

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店内には、こんな看板が。書いてある通り、銀平の煮魚は、醤油と水だけで作っていると。先ほどのコロダイの煮物もそうらしい。

魚介が新鮮だから、出汁は不要と。ほんとか?こんなに旨味が出てるのに?・・・・当方、お店の女性に尋ねたら、曰く。
「本当ですよ。私自身、和歌山の漁師街の出身なんで良くわかりますが、新鮮な魚なら、それだけで十分。魚からおいしい出汁が出るものなんです。逆に、甘辛煮なんて・・・私には、信じられません!」だと。そうなんだ。そういうもんか・・・・。

さらに驚いたことに・・この店のHPによれば。
「当店では鮮度にこだわり朝、獲れたての地魚・入荷した魚しかお出ししておりません 和歌山箕島漁港より毎日直送で魚を仕入れております 魚の鮮度に重点をおき、夜8時半以降、煮焼魚・造りが半額です! 魚を売り切る為となりますので品切れもあります。と。
ここまで鮮度にこだわってるから、醤油と水だけで十分。魚からおいしい出汁が出る。こういうことなんだろな。
そうはいいながらも・・・ここは地元の人気店。5時開店だが、6時にはもう予約なしでは入れない。8時以降の半額になるまで、店がガラガラというわけでもない。和歌山の夜、終わる時間が早いという理由もあろうが…凄いな。

さて
後になって気が付いたが、銀平は、和歌山以外にも、店舗展開している。大阪では、北新地やグランフロント大阪に、東京では、丸の内や銀座にも、お店がある。
しかし、グランフロント大阪店で見た、ランチの焼き魚定食の価格は、和歌山のお店の倍近くだった。東京のお店は、さらにそれ以上なんだろな。まあ、地代家賃、それに加えて、接待にも使えるような、高級店の形式にしているからだろうが・・・・素の銀平を味わいたいなら、和歌山店がベターなような気がする。
実際、大阪から和歌山はそう遠くないせいもあってか、銀平の和歌山店で食事をするためだけに、特急くろしおに乗って訪ずれる人も、中に入るらしい。

和歌山店のほうが、鮮度の点で有利なのか。あるいは和歌山店の価格設定のは、特急料金を払ってもなお、割安なんだろうか。そのあたりは、価格裁定が働いているような気もするが…

奈良・和歌山に出張①大阪のテツ。近鉄・南海・そしてJR。

浜口です。

奈良・和歌山へ出張。東京に住んでた時は、このあたりへの出張は、かなり遠くまで来たなあというイメージだったが…大阪からだと近いんだなぁ。大阪から和歌山まで72キロ。東京ー小田原が84キロだから、それより近いんだからな。

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近鉄の大阪難波駅。さてさて、まずは奈良方面に。この枇杷色の特急に乗って、行ってくるな。

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奈良から和歌山へ。比較的容易に行けるかと思ったら・・・そんなことはなかった。一旦近鉄の大阪難波まで戻り、そこから南海電車に乗って、再度南へ。で、和歌山市へ。

南海難波駅。南海電車、こんなレトロな車両もまだまだある。味わい深いよな。初めてお目にかかる車両だが、なぜか懐かしさを感じるな。

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南海電車、特急サザンに乗って和歌山市へ。いいな。

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和歌山市駅に到着。時間があったので、近くを少々散策。和歌山と言えば紀ノ川。もう紀伊水道にそそぐ、河口のすぐ近く。紀の川大橋から、北島橋を望む。大河の風格、十分。滔々と流るる。きれいだよな。空も青い。

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南海電車の和歌山市駅と、JR紀勢本線の和歌山駅の中間あたりに、和歌山の街の中心が。駿河町、本町通り沿いにこじゃれたカフェが。こんなカプチーノ、作ってくれた。愛らしい、犬の絵を。これ、シナモンスティックをつけているので、それでかき混ぜて香りをつけて召し上がれというが・・・絵が壊れてしまうの、もったいないな。

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今日の勉強会は終了。特急くろしお30号京都行きで、天王寺まで。和歌山駅で、赤ワインを買い込んで。それを飲みながら。う~む。実にリラックス。

今日は日帰りだが、充実した出張だった。近鉄・南海・JR と、一日で3回、違うテツの特急に乗れたしな。面白ろかった。こういう日も、あるもんだな。悪くないって。

さてさて・・
この特急に乗る前に立ち寄った、駅前の小料理屋。これが思いもかけず名店、実に感動的だったが・・・・それは、次回に話すことにするな。

淡路島へ出張・・・淡路玉葱スープと明石海峡大橋からの眺め

浜口です。
日本株はまずまず堅調。外国人の売り越しが気にはなるが…「リスクオフ」ではないで書いた通りと理解します。

さて先日、淡路島は洲本で勉強会をやってきたが・・・天気にも恵まれ、とにかく綺麗だったな。写真を。
大阪から山陽本線の新快速で、神戸を経て舞子で下車。歩いて舞子公園へ。そこから神姫バスに乗り換え、淡路島の中心地のひとつ、洲本バスセンターに向かう。
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明石海峡大橋!すごい景観。Like a bridge over troubled water…思わず、S&Gの名曲、このメロディが、頭をよぎったな。

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バスは淡路島に。高速を降りて、島の北側、瀬戸内海沿いの国道を走る。海がだんだん近くなる。透明度が高いな…

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バスの終点、洲本バスセンターに到着。淡路島は鉄道がとおっていないので、このバスセンターが洲本の街の中心。駅がない街・・・ちょっと不思議な感じ。

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バスセンターの近くに、ちょっとこじゃれたレストランがあった。time after timeという名前。当方はプレートランチを注文。カンパチのカルパッチョ、淡路牛の手こねハンバーグ、地鶏の南蛮フライなどの盛り合わせ。あとはサラダバーが付いていた。

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オニオンスープ、淡路玉葱が丸ごと1個入ってる。玉葱は淡路島の名産品なんだな。お客さんの中で、男性は当方だけ。でもなかなか、充実したメニューだったな。大満足。

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明石海峡大橋からの夕焼けが撮れた!きれいだよな…帰りのバスの車窓から、撮影。まさに夕焼けのこの時間、淡路島からの帰りのバス、兵庫の舞子公園行きに乗っていたのが奇跡だった…
実にツイていた。人生、悪くないな・・・そう思える瞬間だったな。

奈良ホテルでまったりと、ビーフカレーのランチを。

浜口です。3連休ですね。
先日、奈良で講演会の折。早めにオフィスを出て、奈良ホテルでビーフカレーのランチをいただくことにした。やはり良かったな。写真を。

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奈良ホテルの正面入り口。東京駅丸の内口や大阪中央公会堂ともども、稀代の建築家、辰野金吾氏のデザイン。奈良ホテル自体が、国の重要文化財。荘厳だよな。

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奈良ホテルのメインダイニングルーム「三笠」。この席は窓越しに、興福寺が見える。予約を入れておけば、こんな素晴らしい席で、食事が出来る。あいにくこの日は、外が見える席は、全て予約済みだった。

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このレストランは、本当に落ち着く。カレーが用意されてくるまで、約20分。この間、この素晴らしい空間を満喫。落ち着くと、頭が回る。いろんな考え事を。楽しかったこと、あるいは「さあ、これからだ。何が待ってるんだろな…」。そんな前向きなことばかりが、頭をよぎった・・・というか、よぎらせた。

ここには何度が訪ずれているが・・・いつ来ても、カレーの味の深みに驚かされる。ビーフカレー。それ以外にもいろいろ、野菜などが入ってるんだろうが…相当長い間、煮込んでるんであろう。原型を留めているものは、ごく一部。でも、ほのかな野菜の旨みは残っている。満足。食後のアイスコーヒーも、ゆっくりといただいた。

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ティーラウンジ。お茶は飲まなかったが、食後にちょこっと立ち寄らせてもらった。

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夜はバーにもなるんだな。やはり素晴らしい。

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休憩所のようなところ。やはりちょこっと、寄らせてもらった。凛とした空気が、流れてるな。アインシュタインが弾いたというピアノが置いてあったのが、印象的だった。

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皇室御用達。昭和天皇の元気なお姿、久々に拝見したな。誰かが、「安倍晋三首相は、皇室をうまく利用し、演出している」と語っていたが・・・このホテルも、そうかもな。
カレーが2200円。サービス料10%で220円、消費税外税、コミコミで2541円也。う~む。さすがにお値段も、格調高いが・・・・(笑)それでもまた、来たくなる。

ここはおススメ。とにかくとにかく、ゆったりした時間が過ごせる。食事をしてホテルを散策するだけで、1時間半から2時間は、あっという間。豊饒な時間が過ぎていく。
なお当方、ここには一度だけ、宿泊したことがある。【重要文化財の中に宿泊】最上級の賛辞・奈良ホテルに感想を書いている。良かったら、ご訪問くだされ。