「甦る建設株」と・・・

浜口です。

最新号のエコノミストの特集、これですな。

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エコノミスト曰く:
「アナリストの間では、現在の株価はまだ3合目に過ぎない。長期上昇を予想する見方が多い」と。

一方で例えば、清水建設社長のコメントによれば:

「同社の株価を『3合目』と言う証券アナリストもいるそうだが、そこまででは無い。

営業利益は2014年3月期で260億円。1993年3月期は1,600億円があったので、まだ上がるとの見方もあるかもしれないが、当時は市場全体の株価水準が高く、お客さんにも余裕があった。今は違うと。

う~む。アナリストの見通しが強気すぎるのか、清水建設社長のコメントが控えめなのか。
これは、終わってみないとわからないことではあるが…以下のエコノミスト誌のコメント。

アベノミクスで上場来高値を更新した銘柄もある不動産株に比べると、建設株はまだ出遅れているとは言える。

これはまあ、妥当な見方でしょうね。さぁどうなるか。いずれにしろ・・・建設株、楽しみではあるな。

富山経由で大阪へ②ANAクラウンプラザホテル富山

浜口です。少し間が開いてしまいましたが・・・富山経由で大阪へ①大糸線で雪国へ の続きを。今年始めの話です。

今日は初めて、富山に泊まる。これまでにも北陸には何度か訪れたが、日帰りか、泊まるなら金沢が多かった。富山に泊まるチャンスは意外となかった。それが今回、ようやっと叶った。
午後4時ごろ、富山に到着。今日の宿は、ANAクラウンプラザホテル富山。寒いので…駅に着くなり、すぐにホテルに直行。

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今回の部屋。普段はシングルを予約しているケースでも、SFCカード会員のご利益か、空きがあれば大体、ツインのシングルユースに格上げしてくれるんだが・・・・今回はお正月だったせいなのかな。ホテル側から、実に異例な申し入れが。
「+2000円で、豪華なダブルルームに変更できますが」と。え?有料のアップグレード?ANAホテルでそんなこと言われたの、初めてだな。しかもカード会員に対して・・・・当然のことながら当方、躊躇なく「シングルでお願いします」と。でもまあ・・・きれいな部屋でしたけどね。

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こちらはカード会員のお約束、1Fのカフェ・イン・ザ・パークで、ウェルカムドリンクの赤ワインを。
ホテルの最上階には、景色が綺麗なラウンジバーがあるが…行って見たら、営業は午後5時からと。残念。まだ開店していない…ということでこの日は、ここでいただきました。まあここはここで、結構、良かったな。

ワインを飲んで、お風呂に入って、ほっこり。で、街中の居酒屋へ。富山の冬の海鮮を目指して。
途中、富山城・ホテルの周り。こんなイルミネーション。綺麗だったな。

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翌朝。ホテルの前にある、富山城址公園。

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富山城址公園側から見た、ANAクラウンプラザホテル富山。

当方、日本全国のANA系ホテル、泊まり歩いている。前述の通り当方、SFC会員なんで 、ウェルカムドリンクと朝食無料サービスが嬉しい。で、このANAクラウンプラザホテル富山宿泊をもって、札幌全日空ホテルを除く東京以外の全ANA系ホテル、述べ21箇所に宿泊したことになる。

ご参考まで、札幌全日空ホテルは現状、かなり古く、近々改装ののち、ANAクラウンプラザホテル札幌に格上げになると予想します。その時まで、宿泊は待ってようかな・・・そんなつもり。ということでこの日は当方、ANA系ホテル宿泊、暫定的全国制覇。そんな気分であります。

ちなみにANA系ホテル、どこに泊まっても、失望するケースはほとんどない。しかしながらホテルのサービスには差があり、どこも同じではない事も確か。今まで泊まった中で、部屋のナンバーワンは広島だったかな?アップグレードしてくれた部屋のレベルがとても高かった。あと、岡山と名古屋の朝食は、常に品数がとても多く、しかもおいしい。今回の富山はどうかといえば、意外にも朝食は、洋食が中心だった。

おそらくこれは、富山は魚が美味いことをみんな知っているので、多くが前日の夕食に、たらふく海鮮を食べてしまう。従って翌朝、またも魚だと、飽きてしまう・・・そんな配慮からなんだろうと思われた。まあこれはこれで、良いと思う。その場でこしらえてくれる作りたてのオムレツも、もちろんあったしな・・・・。

一週間、関東の本宅に。相場については、高見の見物を。

浜口です。

先週は為替のボラティリティ、出ましたね。それ故、月曜は一服という感じ。材料で尽くしとまでは、いえないとは思いますが・・・・日本株についてはまあ、ソフトバンクが安いし、225は甘い展開ですね。

ドル円は、一気に7円近くの円安。当然、利食い売りが出てもおかしくはない。仮に期間限定にせよ、円高になった場合、日本株は今度は、ゼネコン株辺りの出番になる。そんな好循環に、なるのかならないのか・・・

当方は今週一週間、休暇で関東の本宅に戻ってます。相場については、ゆっくり、高見の見物。次の一手を考えるとしますな。基本、強気維持ではありますが・・・どうなるか。

スコットランドが独立否決と。

浜口です。

スコットランドが独立否決、「権限移譲進める」と首相との報道が。

良かった良かった。これで市場の混乱は、免れた。

今週は、FOMC、イエレン議長の講演とこのスコットランドの話、場合によっては株式市場を大きく揺さぶる可能性があったが…両方とも、穏やかにクリアー。まずは安らかに、週末を迎えられそうですな。よかよか(笑)

会社四季報と日経会社情報

浜口です。

新しい会社四季報と、日経会社情報が発売になったんですね。当方はどちらも、オフィスでもらえるんで、今日はちょこっと、本屋さんで立ち読みだけしてきました。

今は、会社四季報の方が人気があるんだろうなぁ。CD-ROM版も充実しているようだし。

当方がファンドマネージャーをしていた頃は、基本、ファンドマネジャーは日経会社情報を使っていた。

その理由は、会社四季報は、東洋経済のアナリストが業績予想をしている。一方で日経会社情報は、企業の業績見通しをそのまま掲載しているだけだから。

日々アナリストからのプレゼンを受ける立場であるファンドマネージャーは、日経会社情報を用いて、企業の業績見通しとアナリストの業績見通しが、どのような理由でどのように違うのか。その点が最大の関心事だったからですね。素のまま会社の業績見通しが欲しかったというわけです。

一方で個人投資家は、東洋経済のアナリストが出している業績見通しに興味がある。しかも日経会社情報と比較すると、さらに一期先まで、業績見通しを出してくれている。この点がありがたいという事なんでしょうね。

当方は今は、いつでもアナリストの意見を聞ける立場にはない。したがって会社四季報を中心に、銘柄発掘、企業の業績見通し予測を行っています。取り止め無くなりました。この辺で。

出雲・鳥取に旅行⑤テツの聖地・餘部に再び

浜口です。

出雲・鳥取に旅行④鳥取砂丘への続きを。

鳥取から山陰本線に乗って、東へ向かう。テツの聖地、餘部鉄橋へ再び。ここは、鳥取・津山に出張③倉吉から餘部鉄橋へでも紹介しているが、やはり感動的だったな。写真を。

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山陰本線。餘部鉄橋から、日本海を見下ろす。綺麗だよな…。

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餘部駅で下車。赤い旧鉄橋、少し残してある。旧線路上、歩けるようにしてある。

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餘部駅は日本海を見下ろす高い位置にある。急な遊歩道を下に降りて、餘部の海岸に佇む。前回ここを訪ずれたのは、晩秋の11月。今回は春の3月。天気のせいもあろうが、今回のほうが、海の青・空の青とも、鮮烈というか濃いように思われた。

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餘部鉄橋・道の駅で、のどぐろを売っていた。随分と安かったがな。のどぐろ、もっと大きくなってから採れば、なあ。商品価値、遙かに上がるだろうし、のどぐろにとっても本望だと思うんだが…どうなんだろな?

この小さなのどぐろ、どうやって食べるのかというと、塩焼きする以外に、のどぐろのしゃぶしゃぶというのも、あるらしい。これはこれで、旨そうだな。

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道の駅に飾ってあった、かつての餘部鉄橋の写真。有名だよな。美しい。ノスタルジックな気分になるな。

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山陰の旅はおしまい。特急「はまかぜ」に乗って、大阪に帰ってきた。関東人である当方、大阪に帰ってもいまだ旅行気分なのは、いつもの出張の時の気持ちと同じ。

山陰はいいな。でも、大阪にいて山陰に行けばいくほど、なぜか東北の日本海側、秋田、山形が恋しくなる。この両県は、関東から見た北の山陰だからな。

東京に勤務が戻ったら、秋田、山形、仕事で訪ずれたい。でもそうなると今度は、島根・鳥取が恋しくなるんだろな。決まってるって・・・・ふと、そんなことを考えた。

いずれにせよ、良い旅だったな。まあ・・・人生、悪くないな。

106円台…

浜口です。

今朝、目が覚めてみたら、為替がジャンプしてる。1ドル106円台と。
理由はよくわからないが…アメリカの10年国債の利回りが2.471パーセント。金利差拡大に伴う円安ドル高という後講釈はできるが、金利が上がっている理由もよくわからない。何か材料が出たわけでもなさそうだし。

まぁ理由は分からなくてもいいって。これが現実。要はトレンドが円安ということですな。日本株が楽しみだ。

景気鈍化、それに伴う政策期待の綱引き

浜口です。

国内景気は、予想以上に回復していない状況です。特にGDPの50パーセント強を占める個人消費が回復していない。背景には消費税増税と、それに伴う便乗値上げによる影響が大きいのでしょう。
具体的に数字を見ていきますと、実質消費支出の前年比は-3.6パーセント。家電販売額前年比は、-12.1パーセントといったあたりです。

ただしこの事は政府も重々承知、対策を打っており、今後も追加策が出てきそう。円安に伴う企業の増益、それによる給与所得の増加。後は株価上昇に伴う資産効果。この二点により消費の回復を目指す。そんなところでしょうか。

4月の消費税上げの悪影響が、経済にネガティブなインパクトをもたらしているにもかかわらず、国内株価は下落しない。米国株式市場が堅調なことも影響していましょうが、政策対応期待が大きい点が最も重要なんでしょう。

足元の景気見通しが悪ければ悪いほど、今後の政策対応はより大胆なものになる。そんな見方により現状の株価の堅調さが維持されていると考えます。

7ー 9月期のGDP成長率を何とか高く維持したい。これは首相官邸も財務省も、共通の願い。

また10月には、日銀が展望レポートを発表した後に、金融緩和策を発表することになる。もしも今年度の物価上昇率が2パーセントを維持できそうになければ即刻緩和。できそうなら、それはそれで問題ない。しかしながらそれはそれとして、来月以降の金融政策をどうするか。それについてはやはり、量的緩和を継続せざるを得ない。従って、10月に行われる黒田日銀の金融政策は、量的緩和の方向にならざるを得ない。

以上を踏まえると、やはり日本株は上昇する。現状当方は、そんなシナリオ。「国策に売りなし」、したがっていったん売却した株式を買戻している。そんな状況ですね。

今日は長々と理屈を述べましたが…さぁどうなるか。

出雲・鳥取に旅行④鳥取砂丘へ

浜口です。

出雲・鳥取に旅行③観水庭こぜにやの続きを。

今日は、天気に恵まれた!まずは鳥取砂丘を、その後で山陰本線に乗って、餘部鉄橋を目指す・・・という予定。その前にまずは、旅館の朝食を。

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見ての通り、盛りだくさんの朝食。焼き魚は。えてがれい。少し炙ってから、召し上がれと。嬉しいな。ここの食事は、本当に質が高いな。。。。

宿から、観光タクシーを頼んで、鳥取砂丘へ。砂丘を二時間見物した後、鳥取駅まで送迎してくれて、約3000円と。これは便利だし、割高ではないな。さっそくタクシーを頼んで、砂丘入口へ。そこにはなんとも、スケールが大きな、雄大な景色が!

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鳥取砂丘、そして、日本海!これはちょっと、驚くほどの感動!綺麗な空と、荒れた海と、ベージュ色の砂。それらが、ものすごいスケール感で迫る。こんな日本海も、あるんだな。

鳥取砂丘は、鳥取駅から比較的近い。ゆえにそのうち、いつでも来れると思い、結果、訪ずれるチャンスがこれまでなかったが…正直、こんなに素晴らしいところだとは思ってなかった。

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鳥取砂丘の、海に行く途中。とにかく、アップ&ダウンが激しくて、疲れるが・・・・雄大な景色を見ると、全力疾走したくなる。そんな衝動に駆られる、素敵な場所だった。こんな、大きな水たまりもあった。

有名な観光地で、訪れてみたら、あれ?これだけ?というところも中にはあるが・・・鳥取砂丘は、違う。期待をはるかに上回る。これだけは、間違いない。鳥取に行くことがあって、晴れていたら、是非、行ってみるべきだと思う。当方も是非、再訪したい。そんな想いにかられた。これだけのスケール感を感じられる場所、日本ではそうはないと思うな。

朝令暮改。満玉アゲイン

浜口です。

昨日、株式の組み入れ比率を一旦落とす。但し、買いたい弱気だが…と書いたばかりですが、う~む。朝令暮改、今日の午前中に再度、満玉としました。

当方が勤めているのは資産運用会社ゆえ、個人の株式運用の規制が厳しい。上場しているETFについては売買の制限がないので、これまで、1615銀行株ETFを保有株式のエクスポージャー調整も兼ねて売買していたんですが、これも制限がついて、売買する時は事前承認が必要、で、六か月以上保有が前提になった。

これじゃあ、持っていてもあまり意味がない。一方で、やはりパンチがあるのは個別銘柄と思いましてね。ETFはまずは売却し、少し頭を冷やし、下落局面で個別銘柄で買い直ししようと思っていたが…ここから上昇局面が始まった場合、乗っていないと後悔が残る。こんな判断になりました。

銘柄はあまり深く考えず、これまでに保有している、清水建設、日本郵船、野村HDをほぼ均等に買い乗せ。

今日の朝一番で、会社から売買の許可が出た。前場、まだ日本株が上昇する前に変えたのが、救い、その点だけは良かった。株式約定後10分後に、円安株高が始まりましたからね。

足元で、円安が加速している。CMEも高いようだし・・・・明日から楽しみだな。どうなるか。