長短金利逆転があるにせよ、株価下落は相当先と。

浜口です。

ニュースモーニングサテライトで。ホリコキャピタルマネジメントの堀古さんがコメントされてますね。アメリカ株の話。これは備忘録入りかな。

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仮に長短金利逆転があるにしろ、株価下落は相当先と。むしろ長短金利が逆転する過程で、株価は上昇する傾向すらあり、しばらくして株価の調整局面になると。

つまり長短金利差が逆転する中で株価下落するとの認識は間違いであると。なるほどな…参考にさせていただきます。筆者も同じ意見だな。

恵那・彦根へ旅に④彦根の朝。琵琶湖と彦根城のお堀を散策

浜口です。 来週の相場、楽しみだが…3連休の中日ですね。

恵那・彦根へ旅に③彦根キャッスル リゾート&スパの続きを。

朝5時半に目が覚める。朝食は8時から。天気は最高!ということで当方、昨日から計画していた徒歩20分程度で到達する琵琶湖・彦根城散策へと出かけることに。最高だったな。

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琵琶湖への道すがら。彦根城の周りの池には、朝早くから釣り人と鳥が。鳥、釣り人を恐れないみたいだな。随分と近寄って警戒心なく、エサの魚を捕りにもぐったりしてる。のどかだよな。

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鳥。オオバンというらしい。結構大きくて、そこそこ存在感がある。こういうの、家で飼ってみたい衝動に駆られるな。

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琵琶湖!彦根港あたり。琵琶湖は天気がいいと、あたり一面青に染まるが・・・この日もそんな感じだった。

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上の写真彦根港は、この地図の⑤彦根のあたり。琵琶湖でも、対岸が最も遠い部分なので、ただただ、空と海しか見えない。地図の上の写真の通りですね。

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彦根港の岸壁あたり。釣りをしているオジサンと少年。ブラックバスの魚影が結構濃いようで、たまに大群が押し寄せてる。その時は水面が微妙にざわめく感じになるので、それがわかる。「大群、近くに来てるみたいですよ」と声をかけると、「え?そうですか。こっちにも来ないかなあ」と。
聞けばブラックバス、この少年たちは今のところ釣れていないが、大群が来れば入れ食いと。う~む。その入れ食い状態を、見てみたいもんだな。

さて当方、琵琶湖はしばしば訪れてるが、さすがにスケールが違うなあと、いつも思う。とにかく、とてつもなく大きい。波がたってない海のよう。で、晴れていると、本当に綺麗。20分近くかな。この朝はそんな琵琶湖を堪能していました。

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琵琶湖からホテルへの帰路。地図を見ると、お堀が微妙に巡っている。Google mapを見ると、お城経由ではホテルに戻れないような表示になっているが。朝の散歩をしている人に尋ねたら、そんなことはないと。彦根城の周りの歩道・公園はこの時期は綺麗ですよと。お城コースで戻るのがおススメですよと。
ということなのでそうしてみたら。その通り。本当に綺麗だったな。

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お城の本丸近くは、人が入ることが出来ないような森になっている。一方でお堀には、大きめの魚が飛び跳ねてる。そんな好条件がそろっているせいか、彦根城の周りは、サギなど様々な重量級の鳥がたくさん飛んでいる。こんなに沢山の大型鳥が自然に生息し、行き交うのを見るのは初めて。凄いよな…

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さらに驚いたのは、白鳥が居たこと!サギも綺麗ではあるが、白鳥の存在感はさすがに違う。優美だよな。

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さらに感動したのは、白鳥の巣を見つけたこと。メスの白鳥だろな。卵を温めながら、オスが運んできたのだろうか、木の枝をついばんで、巣を大きくしてる。なんとも健気。ちょっと心を打たれる光景だったな。

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彦根といえばこの人。記念館があるらしいが・・限られた時間では、公園を散策し、鳥を見て、新緑の中の散策を味わうほうに気持ちが行っていたな。

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2時間近くの散策。お腹が空いた。ビュフェの朝餉。いろいろと少しずついただいた。琵琶湖ホテルや大津プリンスのように、ものすごくたくさんのメニューがあるわけではないが、それぞれのビュフェの質がとても高い。中でも、これが沁みたな。近江牛のホテルカレーと、琵琶湖しじみの味噌汁。美味しかったな。

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これも良かった、ミルクファーム伊吹のヨーグルトを、愛東イチゴジャム、愛東ベリージャム、あかね無花果ジャムとともにいただく。ジャムそれぞれの味わい、食感が際立つ。これは旨いな。思わずお代わり。

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チェックアウトの時間、11:00があっという間に。彦根駅まで送迎してもらい、東海道線で一駅、米原から東海道新幹線「ひかり」で本宅へ。GW、始まったばかりだからな。これから東京に向かおう。

2018年の米国企業業績は年後半に加速?

浜口です。これは備忘録入りかな。

今日のNewsモーニングサテライトで、ホリコキャピタルマネージメントの堀古さんがコメントされていましたね。SP500銘柄の2018年の米国企業業績は終わった1〜3月期、これから発表される4〜6月期、そして7〜9月期10〜12月期とも揃って増益。通期でも、25%以上の増益になりそうと。しかも年後半にかけ加速すると。

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背景には、今年から法人減税への期待で経済活動を手控えていた反動と、企業が新税制に対応し、その効果が年後半に出てくるという説明でした。

ここでいう「新税制」というのは、法人減税+貿易関税増税のことだと思いますが・・ちょっと聞き逃した部分はあり、イマイチ定かではないが、まあ、そんなところなんでしょう。

この展開だとアメリカ株。米中貿易戦争の話題が峠を越したとすると、当面、上値が期待できるような気もするが。

どうなるか

驚いた・・東証上場インド株ETFのプレミアム大幅縮小

浜口です。

驚いた・・・ETF、こういうことがあるんですね。以下はNo.1678 NEXT FUNDS インド株式指数・Nifty 50連動型上場投信(以下、1678と略す)のケース。

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過去3カ月の東証での1678の推移。今年の4月後半にかけ、大きく下落している状況が見て取れます。

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上のグラフと同期間のグラフ。青のETFの取引所価格、赤の基準価額推移に注目してください。

このグラフは、3か月前のETFの基準価格・取引所価格とも100として、その後の推移を示している。
グラフから見て取れる通り、直近の1678の取引所価格(グラフの青線)は約90、基準価格(グラフの赤線)は約100ですので、ここ3ヶ月で、取引所価格のみ10%程度下落しているわけです。

これ以上は、関心ある向きは同ETFのHPにて、ご自身で研究してほしいが。要は3か月前の1678は、基準価額よりも10%近く割高だった。おそらくはインド株式に先高観があったからでしょう。ところが今年の4月後半にかけ、この割高状態が解消され、ETFのプレミアムがはげ落ちる形で、1678に下落をもたらした。そんなところですね。

う~む。ETFは上場商品。市場での人気により、価格は基準価額・理論価格から乖離することもあるということだな。しかも相当に。

故にETFに投資する場合は、基準価額・理論価格からの乖離状況をヒストリカルに見て確認、現状、価格がどの程度の位置にあるか、確認してから投資すべしということですね。

デジャブ・・・2000年ITバブル崩壊の再現にならなければ良いが・・・

浜口です。こんなレポートが・・・

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このレポートを見て、1999年にかけてのITバブルと、 2000年のバブル崩壊を思い出す。あの頃言われていたことを。

これからはインターネットの時代。一方で2000年問題。西暦が2000年になる中で、コンピュータシステムに大変な不具合が起こるんじゃないか。いずれにせよ、これら要因で半導体や半導体製造装置に対する需要は、飛躍的に拡大する。当時はそんなことが喧伝され、関連銘柄はとんでもなく買われていたんですよね。

ところが2000年になって。実際には2000年問題は起こらなかった。インターネットも成長しそうとの見通しは変わらずも、成長率は想定したほど驚異的なものではなさそう。このような中、前倒しで発注された半導体と半導体製造装置はキャンセルが相次いだ。ITバブル崩壊の引き金はいくつもあるが、これもその大きな1つの要因に。そんな状況だったと記憶しています。

念のため確認しておきますが、私は現状、ITバブル崩壊をメインシナリオにしているわけではない。でもね。なんというか…デジャヴ。既視感なんだよな。そんな想いが頭をよぎりましたね。このレポートを拝見して。

ここまではトランプ大統領の勝利なのか。

浜口です。現状を鑑みると。

トランプ大統領が、無謀とも思える米中関税戦争をふっかけてきた。その結果、中国株は大きな下げ。一方で米国株はそれほど下げない。

米国株の下げさえなければ、少なくとも米国株式の投資家、トランプの地盤の選挙民からは、不満は出ない。一方で中国株の下げが続くと、中国株式に対する不安心理が高まり、投資家の不満が高まる。中国としては、この辺の対応がポイントになりますね。

以上を考えると。 ここまでの株式市場の動きは、アメリカ側の勝利とアピールできる。このことは中間選挙を有利に戦うべく、トランプの支持率アップにつながる。

株式市場と為替市場の展開を見ていると。ここもとの展開は、トランプの勝利なのか。なんだかなぁ。納得いかないが。これが現実なのかなぁ。

とりとめがなくなりました。この辺で。市場の展開を見守りましょう。

恵那・彦根へ旅に③彦根キャッスル リゾート&スパ

浜口です。米中関税戦争、 7月6日から実施されるのか。それまでに延期等何らかの手立てが流れると思うが…週末ですね。

恵那・彦根へ旅に②「半分、青い」の岐阜・岩村から、滋賀の彦根へ。の続きを。

今日の宿に到着。彦根キャッスル リゾート&スパ。昨晩泊まった岩井山荘とは、魅力がまるっきり対照的でしたね。

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ここは彦根でも随一のリゾートホテル。ホテルのあらゆるところから彦根城が望めると言うことが売りと言うコンセプト。客室数はそんなに大きくない。こじんまりとしたリゾートホテル。ビジネスユースにも使われている様子。

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ロビー。こ洒落た感じ。まあ悪くないな。

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今回泊まった部屋。ちょっと狭いが…GW中、ここがこのホテル最後の空き部屋だった。まあ、リゾート&スパというし。リラックスさしてもらうことにするな。

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リゾート&スパと言うだけのことはあって、お風呂は充実してた。特にこのシルキーバスが、なんともなめらかな湯ざわりで、湯温は39度。少しぬるめで、長い間入って居られて。う〜む。heaven〜とな。

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こちら大きめのお風呂。日差しが強く入ってくる中での入浴。非日常感だな。湯温は42度。長い間入っているのはちょっときつい高さだが、でもまあ快適だったな。

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スパから見える彦根城。まあ、小さく見える程度だな・・・

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風呂上がりの人向けドリンクバー。ハートランドビールは、お一人様1本でお願いしますだと。そ、そうか…でも当方、チェックインが早かったので。2回お風呂に入ったから、計2本いただきました。久しぶりだな。キリンのハートランドをいただくの。

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ホテルの夕餉。近江旬菜懐石と。まずはお造り。左は瀬戸内海産の生しらすのジュレ。右はブリと鯛とマグロ。これはいきなり旨し。ブリは脂が超乗ってるし、生シラスはねっとり。スプーンで一気にいただいてと。なるほどな…お品書きには、こう書いてあった。「瀬戸内海産生しらすとこごみの土佐酢ジュレ紅おろし」「季節の幸盛り合わせ あしらい 地醤油」

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鍋吸い仕立てと。これは上品な、旨みのスープ。何とも美味しな。お品書きには料理の詳細が書かれてあり、「油目葛打ち・豆団子・・・」といくつかあるが、それ以降、3品は解読不可能だったな。う~む。

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お品書きには「皐月の肴取り合わせ九種」と。左のイカ以外は、近江産の食材を使用と。どれもが宝石のよう。一口一口が、美味しだった。

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近江牛の水晶プレート焼き。塩麹でいただいてと。近江牛、これぞ和牛!と言う、うまみの塊。力強い味だったな。

料理は基本、京懐石。でも素材は琵琶湖を中心に、近江の素材を使っているイメージ。とにかく、とても美味しかった。食べ始めた当初は、「何だか・・ずいぶんと早いペースで食事が出てくるなあ。これだとせかされるように食べることになるのかな」そんな危惧もあったが。全部食べ終わるまでなんと、1時間半も経過していた。時間の感覚を狂わしてしまうほどの美味さだったと言うことなんだろうな。これにはちょっと驚かされた。

これは要は、料理人のセンスがバツグンに素晴らしい、それに尽きるんだろうな。とにかく一品一品、料理人の工夫が凝らしているのが伝わってくる。その点、昨日の岩井山荘の、シンプルで素朴な炭火焼と対照的。どちらも甲乙つけがたいが。

お店の女性曰く。浜口様は出張も多いんですね。ならば今度機会あったら、当ホテルに連泊してみてください。同じ近江懐石を2日連続で頼んでいただいても、違うメニューでお出します。当店の料理長は、飽きさせることはしません。オススメですよだと。

う〜む。なかなかの自信だなぁ。でもそれが頼もしく聞こえてきた。よしいつかここに連泊してみようという気持ちになった。その時が楽しみ。人生、悪くないって。

次回に続きます。

株主総会、大荒れと言うが…

浜口です。

テレビでは、「今年の大株主総会が大荒れ」と言う報道されてますね。例えばスルガ銀行。トップマネジメントに対して。あなたはまだ謝っていないなどと、怒号が飛び交ったと。

でもね。だったら、マーケットで売却すればいいじゃないか。ああいうところでああいうこと言ってる人たち。あんまり格好が良くないな。そう思いますけどねぇ。

あと株主総会が良くも悪しくも。リタイアした年配の方々の時間を潰す場になりつつあるようにも。そこでフラストレーションを爆発させてもなぁと言う気もするけどなぁ。

取り留めがありませんね。この辺で。自戒の念も込めて。

6月後半から 7月初旬頃の日本株は上昇しやすい?

浜口です。

これは今週の日経ヴェリタスに掲載されている、大和証券の木内さんのコメント中のグラフ。アノマリーの話。備忘録入りかな。
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縦軸は、日経平均の上昇確率。 6月後半にかけては70%近い上昇確率だったと。データは東証開所以来というから、戦後、東証の取引が再開された1949年からのものなのかな?随分と長い期間をとったものですね(笑)

こうなる背景については新聞を見ていただきたいと思いますが、以下に要点の一部を。

6月後半には上場企業の配当支払いが集中しやすい。市場全体では4兆円程度の配当が支払われると概算され、その一部は株式の再投資に回るだろうと。 なるほどな。

今週は6月最終週ですよね。もし株を売るにしても、週後半か来週の前半が良いんだろうか。この統計内容が再現されるとしたら。

どうなるか。

金利差拡大でも、為替が円安にならない理由

浜口です。

これは三菱UFJ銀行チーフアナリストの内田稔さんが書かれたコラム:円高に導く「しつこい引力」、日米金利差を凌駕

現状、為替を考える上で。特に金利差拡大でも為替が円安にならない理由について、ベーシックな考え方が高いレベルで良く整理されています。ご一読をおススメします。

でもね。ちょっと腑に落ちない点も。

円安要因。現在日米の長期金利さは約2.9%ある。この点からは円安が進行しても妥当と。これは理解できる。一方で日米のインフレ格差。当然、アメリカの方がインフレ率が高い。インフレ率が高い国の通貨は売られるもの。この点は円高要因と説明されている。

でも:
いわゆるフィッシャー方程式によれば、「名目金利はインフレ率+実質経済成長率とニアリイ・
イコール」になるとされますよね。

この考え方によれば、対日比較の高インフレ率が米国の相対的な高金利の一要因であるわけだから、ここでインフレ率を円高要因として持ち出すのは、ロジックとしてどうかなぁと思うんですけどね。どうなんだろな。イマイチ、良くわからなかった。まあ、内田稔さんがフィッシャー方程式を信頼していないのかもしれないな。

一方で:
「日本の対外純資産は約328兆円と二位ドイツの約261兆円に大差をつけ世界最大規模。そこから日本へ還流する配当金や利息の増加が経常黒字の拡大を促す」

この見解は納得です。当方の備忘録に入れさせてもらいますね。