「トイザラス」が苦境と。ダブルパンチ。象徴的だな・・・

浜口です。

日経電子版、アマゾンだけでない「トイザラス」の苦境の記事には、時代の変化を考えさせられるものがありましたね。象徴的。特に苦境の原因となっている以下の2点。

まずは、競合をなぎ倒す「アマゾン・エフェクト」。要は小売りにおけるネット通販の台頭、その分割りを食う、既存小売りの厳しさ。ここまでは「まあそうかな」とイメージできるところだが、加えて、レゴの売り上げに象徴される、「子供のデジタル志向」があると。スマホ普及が進んだ今、多くの子供がスマホ・タブレットゲームに夢中と推察されると。その分、リアルな玩具が割を食うわけですね。

なるほどな・・・「アマゾン・エフェクト」「子供のデジタル志向」とダブルパンチなわけだ。

参入障壁が低い業種と言ってしまえば、それまでだが・・切ない気持ちになる。が、良くも悪しくも、これが現実。時代は変わるな。

某週刊誌に思う・・・著名人になることのデメリット

浜口です。

スキャンダルすっぱ抜きで最近とみに有名な某週刊誌。今回は、民主党の女性議員のスキャンダルが書かれています。ちょっとなぁ…可哀そう。気の毒に思う。個人のプライバシーの問題なのにな。当方はこの本は、立ち読み斜め読みで十分だな。

それはそれとして。

この手のネタは、著名人だからこそ金になる。件の女性議員も、民主党の幹事長候補の話が出て来たから、これはこの記事、金になりそうということで、出てきてしまったわけだよな。

う~む。やっぱりわれわれは、静かな資産家を目指すべきと言うだろうな。まぁ自然体で行けば著名人になることもないから、心配は無用なんだろが。

要は、著名人になった場合のメリット・デメリットのリスク・リターンと言う事ですね。まあ・・このあたりは当方あんまり、リスクなとりたくないな。

そんなことがふと、頭をよぎりましたね。

レパトリ減税は実質増税?

大和証券の木野内さんが今朝の日経モーニングでコメントされていましたね。
トランプ大統領が提唱しているレパトリ減税の実施機運が、足元で高まっている。でこれは、実質的には増税なんだと。政府にとってみれば。

レパトリ。米グローバル企業が海外からアメリカに、海外で稼いだ資金を還流させる。
その際の税率が減税では35%と高いわけですが、これを 期間限定で10%程度に低下させようと言う動きが出ている。

このアクションは一見、減税のように思わるが、民間企業側からすると確かにそうだが、政府からすると事実上そうではない。

つまりこれまでは、グローバル展開企業がわざわざ高い税金を払ってまで、国内に資金還流させるケースは少なかった。それがこの減税により資金還流が活発化すると、それは米国政府の税収増につながるので、実質増税ということですね。この税金が、財政投資等の資金につながると。為替は、還流に伴うドル需要発生のため、基本、ドル高要因と。

レパトリ減税、アメリカでは確か2005年にも行われたが、この時は1年近くドル高円安が続いた。 日本株はおおむね1年間上昇基調となった。まあ、小泉氏の郵政解散と重なる年ではあったが。

目先の相場は不安定だろうが。レパトリ減税、ちょっと楽しみな材料ではありますね。

日本郵船、実は大まじめ「アップルになる」と・・・

浜口です。

これまで当方のブログをずっと見てくださってる面々には、あんたも好きねえ・・(古)と言われるかもしれませんが。当方、久々にこの銘柄が頭をよぎったな。

日本郵船、実は大まじめ「アップルになる」発言と。
また、郵船、今期復配を検討と。

こんな中で、株価の位置が未だ低い、またアナリストの多くが、Buyリコメンドしていないこの状況を、どう受け止めたらよいのか。

そろそろかな。それとも「箸にも棒にもかからないこんな銘柄、かまってる場合じゃないぜよ・・・」となるのか。

ちょっと注目してます。

日本株は業績改善見通しというが…

浜口です。今朝の日経のモーニングサテライトで、野村證券のストラテジスト若生さんが説明しているフリップを。

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日本株は業績改善見通し。割安感が強まる中で売られていると言うが。

あとは市場のセンチメントが、どの段階で改善するのかですね。

投資家心理を表すシンボリックストックとして、そーせいグループに注目と。

浜口です。

以前、投資日記ステーションで、素晴らしく投資家に有益なブログを書かれていた角山さん。ご自身のブログに、以下の記事が。

そーせいグループ(2017年8月21日)

曰く、「投資家心理を表すシンボリックストックとして、そーせいグループ(4565)に注目しています。株価は節目の1万円を割り込み、年初来安値を更新中です。今後、個人投資家が好んで売買している銘柄に関しては、投資家心理の冷え込みにより、厳しい状況に陥るかもしれません。もし実体価値のしっかりしている会社まで連れ安すれば、そのときがバリュー投資家の出番となります。まったく、嫌な稼業ですね。」と。なるほどな。

好き嫌いの問題だろうが・・当方個人的には、そーせいグループのような銘柄、全く関心がない。これで自分が儲けることができるとは、到底思えないので。でも角山さんの言う、「投資家心理を表すシンボリックストックとして、そーせいグループ(4565)に注目」という点は、実にうなづけます。指標性、あるだろうな。個人の人気銘柄だから。

当方、依然として、買いたい弱気。暴落期待だが・・・なんだかもう、面倒になって来た。まあ相場を見ながらだが、良くわからなければ、あまり理屈を考えず、9月、10月、11月。3分割で自分のお気に入り銘柄に、買い玉を入れればいいかな。大雑把だが、それで十分、取れるだろ。3か月あれば、北朝鮮問題、トランプ問題、何らかの進展あるだろからな。一方で、企業業績は悪くない。

当方、この程度の認識で株式投資してます。う~む。澤上篤人さんの新しい本の影響、ちょっこと受けてるな。おそらくな。

まあ、ボチボチ行きます。

これが長期投資の王道だ。価値ある本だろな。

浜口です。

澤上篤人さんが、新しい本を出されてますね。
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表紙のセンセーショナルな表現、おそらくは出版社の意向だろが・・相場がある程度わかってる向きは、正直、シラけるだろな。でも実際には、この本の内容は参考になる。特にこの本の第二章は、価値ありだなと思いましたね。

内容はとてもオーソドックス、基本的なことが多いんです。が、改めて澤上さんから「これでいいのだ」とお墨付きをいただけると、「やはりこれで良かったんだな」という気持ちになります。以下に抜粋を。

・「前もって長期で応援するぞ」と腹を固めて銘柄をいくつか選んでおく。
・何かの加減で大きく下がったら、タイミングを見て応援買いに入る。
・安いところをたっぷり買っておくと、相場がほんのちょっと上がるだけで、早くもそこそこの投資収益を回収できる状況になる。
・どこで売るかは投資家それぞれの自由だから、適当なところで利益確定に入って構わない。
・この「安くなっては、高く売る」のリズムを、トコトン大事にする。銘柄の長期投資のリズムをつかんでしまおう。
・相場など、自分の人生で数え切れないほど、上がったり下がったりを繰り返すもの。
・その上げ下げの一部分をリズムよくいただいていくだけで、再投資の複利効果が効いてきて、素晴らしい財産作りができてしまう。

長期投資とはいっても、常に特定の株を持ちっぱなしにするわけではない。チャンスが来たら投資を行う。この辺り、氏が言うこれまでの「超長期投資」の考え方とは、少しニュアンスが変わってきたのかな。そんな風にも思いましたけどね。

でもそれでいいと思う。当方、この本の澤上さんの考え方、好きだな。当方も株式運用、この線でいきたいな。久々、そう思わせてくれる本に巡り合えた気持ち。おススメです。

新宮・紀伊勝浦・松阪に出張④紀伊勝浦の居酒屋「大漁」

浜口です。

株式市場は冴えない動き。当方はお盆休みでダラダラ。ということでまたも、テツの話を。新宮・紀伊勝浦・松阪に出張③「勝浦温泉・海のホテル一の滝」の続きを。

このホテルには、夕食の用意がない。その代わり、魚が旨くて安いお店を紹介してくれる。当方もそれに従い、この宿が教えてくれたお店、居酒屋「大漁」に行ってみた。お店は質素、いかにも地元の居酒屋。とても良かったな。写真を。

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お造り。ビンチョウマグロと赤イカ・紋甲イカ。切り身が大きい・・わさび醤油か柚子胡椒でと。ビンチョウマグロは地のもの、はえ縄漁法で釣ったものと。もちろん、冷凍していない生マグロ。しみじみ旨し。奥にあるのはマグロの胃袋、生姜醤油でと。ともに旨しだった。ビールとよく合う。。

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サザエの壺焼き。この居酒屋の大将が昼間、近場の海で、自分で潜って採ってきたと。身が大きいでしょう?と。確かに…とっても濃厚な味わい。食べでがあって、当方はこの段階で結構満腹に。う〜む。サザエで満腹とは、贅沢だよな…

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生しらすの天ぷら。薄~く塩味を付けてあるので、そのままいただけと。なるほどな…茹でていない生しらすを使ってるせいか。外はカラッと揚がっているが、中は意外なほどにしっとり・ねっとりとした味わい。う~む。これは茹でしらすとはまるで違う。実に旨し。

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目張りおにぎり!味噌汁はなんとも上品な、魚ダシの白味噌。ゆずごしょう風味がほんのり。たまらんな…

お店の大将曰く。実は夏のこの時期は、魚の種類があんまりないんだと。夏の時期は水温が高くなってくるので、魚の「食い」が悪くなってくる。だから夏はいろいろな種類があまり釣れないんですよね。隣町の尾鷲あたりは底引き網だから、むしろ水温が上がってきて魚の活性が高まってくる夏の方が、いろんな魚種が採れるんでしょうけどねと。そうなんだ。

マグロも1年中水揚げされるが、旬は実は、冬なんですよね。色々なマグロが採れる。夏のこの時期はどうしても、この小さいびんちょうまぐろが中心になるんですよねと、申し訳なさそうに話していたが…なかなかどうして、モチモチとした赤身。なかなかに旨しでしたよ。やっぱりとれたて、冷凍してない鮮度良しの魚は、旨いよな。

でもせっかく大将が、旬に来てもらったほうが、さらに旨いマグロ。メバチやキハダ、クロマグロがマグロが食べれると言うから・・・今度はその時期に再訪してみたいな。そんな気持ちになった。

ということで、紀伊勝浦againという、次なる旅の目標もできたな。人生悪くないって。。。。と、それにしてもここ紀伊勝浦は、食べログで出てくるお店と宿がお勧めするお店、全く重ならないことに驚いた。前者は観光客向けが多く、後者は隠れた、地元の人や仕事で長期滞在してる人向けの店が多いらしい。当方は当然、後者が好きだけどな。地元に接することができるし、割安だから。ねえ?次号に続きます。

株価変動が上期に小さい年は、下期高まる傾向

浜口です。重要な経験則。備忘録として。

現在、日経モーニングサテライトで大和証券の石黒さんが説明されているフリップを。

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日本株、株価変動が上期に小さい年は、下期に高まる傾向があると。今年の上期は変動率が小さかったと。ということは…下期は株価変動率が大きくなるということになりますね。経験則においては。

株価変動が大きくなるとして、これが上なのか下なのか…一旦下に行ったあと、それは短期で終わり、逆に上に行ってくれれば最高だが…
まぁこれはポジショントークですんでね(笑)。話半分で。

どうなるか。

新宮・紀伊勝浦・松阪に出張⑤熊野古道から那智の滝へ

浜口です。連休ですね。新宮・紀伊勝浦・松阪に出張②幸せのカフェ…新宮の「きむら家」 の続きを。

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新宮でのセミナーが終了。ここから大阪行き特急「くろしお」に乗って一駅南下し、紀伊勝浦へ。徒歩で、今日の宿に向かう。

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本日の宿、「勝浦温泉・海のホテル一の滝」へ。素泊まり一泊6000円の簡素な宿だが、周辺施設も含めると、魅力満載だった!それはまず・・・

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部屋の窓からの眺め。紀伊勝浦漁港近くの海が見える。きれいだよな。

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源泉かけ流し温泉!しかも・・・

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洗面所には、安ビジネスホテルにありがちな蛇口が二つ。いかにも不器用だが・・しかしこれを侮ると、本来のバリューを理解できない。左側の水道水は、ミネラルウォーターにもなっている名水・熊野古道水。右は、このホテルの源泉かけ流し温泉。もちろんどちらも、実に美味し!う~む。この両蛇口、これほどに付加価値があるとは・・・驚いた。特に左の熊野古道水、とても軟水。ほのかな甘みが感じられる、そんな口当たりだった。たまらなかったな・・・

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ホテル一の滝の温泉。源泉かけ流し。泉質は弱アルカリ性低張性温泉、源泉温度は38.8度と。浴槽は源泉温度そのままのぬるま湯浴槽と、41度近くに加熱した浴槽、二つがあった。当方は朝夕とも、両方の浴槽、行ったり来たりしたけどな。両方とも、実に快適だったな。

さてさて、温泉の後は、このホテルが紹介してくれた魚が旨い居酒屋に向かいます。こちらも素晴らしかったので・・・別途、ブログで紹介させてもらいますね。

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温泉に浸かった後、あたりを散策。海、きれいだったし、蟹にも出くわした。蟹、当方を威嚇していたようにも見えたが、なんとも可愛いもんで・・・われ泣き濡れてカニと戯る…という句が、頭をよぎったな。

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朝が来た!ホテルの部屋から見える景色。日が昇るところ。今日も天気がいいな。

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このホテルには朝食がないが、近くに素晴らしいカフェがあり、朝からモーニングが食べることができると。そこにおもむくことにするな。

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熊野カフェにて。モーニングセットをいただく。これで600円なり。う~む。最高。わたせせいぞうの世界。悪くないな。今は午前七時。潮風が涼しい。この気温なら、ここ、2時間ぐらいでもゆっくりしていられそう。潮騒を聴きながら。そんな気持ちにさせられたカフェだったな。

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日も上がり晴れてきた・・・熊野カフェからのぞめる熊野灘がだんだんと、本当にキレイ。素晴らしい・・・と、今は8月。気温はだんだん上がってくるし、意外にもこの紀伊勝浦から熊野古道に、バス一本で行けることが判明したので、当方、先を急ぐことにした。ここのカフェの滞在時間は、1時間半ぐらい。それでも十分、さわやかなリラックスした時を過ごすことができた。天気が良かったことを含め、当方にツキがあったことを、感謝する次第な。

人生悪くない。久々にこの言葉が、頭をよぎったな。次号に続きます。