金利は、金融機関にとっては「商品」

今日の東京12チャンネルモーニングサテライトで、最近の東京市場におけるリターンリバーサル、物色対象の変化について説明がありました。金融機関の株が上がっているが、背景には長期金利の上昇があると。

マネックス証券の廣木ストラテジストが、金利というのは、金融機関にとって商品なんですと言う説明をされてましたが…なるほどなと、納得させられる表現でしたね。一面の真理を、捉えてはいるよなと。

確かに、金利はそういう側面はあるよな。一般論として銀行株は金利低下メリットが大きいようにも思われますが、それだけではないと言う事ですね。銀行株は、景気敏感株でもあるし。

取り留めがなくなりました。この辺で。

ホテル・アゴーラ リージェンシー 堺のエグゼクティブ・フロアに宿泊

浜口です。

当方の誕生日。翌日が休日なので、自分にご褒美をあげることを考え(笑)、大阪のホテル・アゴーラ リージェンシー 堺(旧リーガロイヤルホテル堺)に宿泊。今回は少々奮発し、エクゼクティブ・フロアに滞在し、エグゼクティブ・ラウンジに入り浸る計画を。まあ、よかったな。写真を。

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今回の部屋。エグゼクティブ・フロア、ダブルのシングルユース。ツインにアップグレードしてもらえないかなぁと期待したが、それは叶わなかったが・・・まあ、なかなかいいムードの部屋ではあるな。

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エクゼクティブ・フロア滞在者の特権、このエグゼクティブ・ラウンジを、何回でも無料で利用できる。ムード、悪くないな。

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午後4時からはカクテルタイム。各国のビールをはじめ、様々なアルコールがこのようなかたちで用意され、午後8時まで飲み放題。見ての通りで・・食べ物はいわゆる酒の「アテ」程度だが・・・

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ワインをサーブしてくれた、ラウンジのスタッフ美女。悪くないな・・・と、時間内はアルコールは無料ということで、赤ワインを中心に、どのくらい飲んだんだろ。かなりいただいたことは、間違いないな・・・

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翌朝。エグゼクティブ・ラウンジを再訪。ここでシンプルな朝食を。実にリラックス、ゆっくりできたな。

客は当方しかいない。それ以外は、サーブしてくれる女性が2人いるのみ。エグゼクティブ・フロア、空いてるのかな・・・昨日はワインを大量にいただいたので、今朝はそれほど食欲はない。そんな中、この手の食事を少しずつ、そして写真にあるオレンジの野菜ジュースやカプチーノを何回かおかわり。誕生日を迎え年を重ねるに当たり、これまでの人生を振り返ったり、いろいろ考え事をしたりしながら、結局2時間近くここに滞在。とても集中できたな。今回のブログも、ここであらかた書いてしまった。貴重な空間、貴重な時間だった。

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ホテル26階、エグゼクティブ・ラウンジの階から眺める、堺の港。このあたりは基本、工業地帯だが、よくみると小さなヨットハーバーもあるんだな。

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ヨットハーバーに見てみた。まあ、良いムードだな。

さて:
このホテル、23・24階はエクゼクティブ・フロア。その上の最上階26階に、エグゼクティブ・ラウンジがある。

このエグゼクティブ・ラウンジはまだ発展途上。ANAホテルのラウンジなどと比較すると、運営面で改善の余地はまだまだある。一例だが、カクテルタイムの赤ワインは、1種類しかない。ビールは各国、様々なものがあるのに。あとラストオーダーが7時半というのは、いかにも早過ぎる。7時半を過ぎてチェックインする人は、ラウンジでのアルコール飲み放題の権利を行使できないころになるのは、具合が悪いだろう。

しかしそれでも、このようなラウンジが設けてあるのは、ありがたい。ホテルを宿泊のみならず、滞在型として利用したい当方の様な向きには、嬉しいサービス。

ホテルの1階には、通常の部屋の朝食ビュフェコーナーがある。食事の種類はラウンジよりも多いとはいえ、宿泊者の数も非常に多く、ごった返していた。こちらはその逆。エクゼクティブ・ラウンジは料理の種類は少ないものの、宿泊者数も少ないせいか、短い時間で小人数が食事を切り上げしまう。したがって、当方のように時間がある人間は、ゆったりすることができる。1Fの朝食ビュフェコーナーとの比較では、新幹線のグリーン車と普通車ぐらいの違いが感じられた。色々な種類の料理が食べたい向きには、1階の朝食ビュフェコーナーを選ぶこともできるが、この時の当方には、余裕がある空間のほうがはるかにありがたく感じられた。

さて、このエクゼクティブ・フロア。通常の部屋に泊まるよりは3,000円ぐらい高くつくが、エクゼクティブ・ラウンジが使えるし、加えて部屋の冷蔵庫の飲み物もすべて無料扱い。だから、アルコールにお金を費やす必要はなく、結果、トータルでは安く上がる。

ホテルは部屋にいるだけでは、そのホテル本来の魅力を感じることは出来ない。施設を利用してこそ、ホテルの良さが分かるというもの。このようにラウンジを使えるようにしてあると、少なくとも夜と朝、場合によっては夜2回と朝、訪ずれることができるため、施設利用のありがたみを、自然と実感できる。

今回の滞在、チェックアウトは休日。なので12時までホテルにいることが出来た。ラウンジで考え事をした後、ホテル部屋で、つい、うとうと。これはこれで、悪くないな。こういうラウンジ付きのホテル、これから増えていくんじゃないかな。いや、増えてほしいな。

なおご参考まで、このホテルの運営会社、アゴーラ・ホスピタリティ社は、東証一部上場企業、コードNo.9704なんですね。知らなかったな・・・と、うお・・・赤字が続いてる。大丈夫か・・・

低β銘柄、ディフェンシィブ・ストックの上昇?

浜口です。

昨年4月以降の日本株は、低β銘柄、ディフェンシィブ・ストック中心の上昇であったようですね。

業種的には、アパレル、トイレタリー、医薬品、食品、メディアなど、いわゆるディフェンシィブストックが買われる一方、景気敏感セクターである、銀行、証券、建設、不動産、鉄鋼など、通常は内需主力銘柄と認識されるセクターのパフォーマンスが冴えない。TOPIXをアンダーパフォームする状況でした。

この背景には、世界的な金余り、金利低下の中、低金利を嫌ったマネーが株式市場にも入ってきた。しかしそのようなマネーは、「債券的な株式」を好んだ。

つまり、配当利回りが安定もしくは微増傾向にあり、債券に近い感覚で運用できる株式を選好した。そんなところだと思います。加えて、高ROE選好ブームもありましたよね。

ところがここにきて、さすがにディフェンシィブ・ストックの割安感が後退する一方、銀行株が上昇しだす等、物色の流れに変化の兆しが見られるようにも思えるが・・・さぁどうなるか。

原油安効果、徐々に顕在化?

浜口です。

先般、原油安。「先憂後楽」なんだろな。を書きました。原油安効果は一般的に、経済には半年ぐらいタイムラグがあって現実化するといわれるが・・・ガソリン価格の低下などとともに、ぼちぼち、わかりやすい形で出つつあるのかな。原油安メリットの一例を。以下は2月7日の日経新聞の記事から。

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日航、燃油サーチャージを、再度引き下げと。これは、国内から海外への旅行者に対しメリットがあるのはもちろん、海外から日本への旅行者に対しても、同様にメリットが出てくるはず。

ここもと円安効果により、海外から日本への観光客が増えているが、この状況が加速しそう。原油安が、追加的な景気対策になりつつあるイメージ。良い話ですよね。

日本から海外でも海外から日本でも、旅行者が増える状況は、個人の景況感改善に寄与する。原油安が、国内景気に対するわかりやすい強気材料として具体化する、そんな一例。当方は「始まったかな・・・これからが楽しみ」。そう感じてますが。。。どうなるか。

岡山国際ホテル(旧ホテルオークラ岡山)に宿泊。「おもてなし」をしみじみ体験・・・

浜口です。

岡山に出張の折、岡山国際ホテル(旧ホテルオークラ岡山)に泊まりました。とても感動した。趣きのあるホテルだったな。写真を。

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部屋はこんな感じ。さすがに、旧ホテルオークラ岡山のムードというべきか。ダブルのシングルユース。で、部屋の広さはツイン並み。これはちょっと、期待できそうだな…

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ホテルのロビー。ソファこそカラフルだが、ロビー自体はまんま、ホテルオークラのムード。悪くないな。

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ホテルのテラス。THE GARDEN TERRACE。TGTと略される。素晴らしいな。
HPには、「THE GARDEN TERRACE では、眼前に広がる岡山市街の展望を見ながら、ゆっくりとお食事を召し上がっていただけます。 心身ともに満たされる、居心地の良い、至福の時間をお過ごしくださいませ。」とある。

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TGTのバーで、ウエルカムドリンクの赤ワインをいただく。う~む。至福。当方、こういうサービス、こういうムード、好きなんだよな。

さて:
岡山国際ホテルは、海抜130mの山の上にある。周りに飲食店は、まるでない。コンビニに行くにしても、わざわざタクシーを呼んで2km先まで降りていかなければならない。つまりこのホテルと下界とは隔絶されているわけで、滞在中の飲食は基本、ホテルの中で全て完結させる必要がある。

ということで当方も、食事つきの宿泊メニューを選んだ。TGTの室内テーブルで、フレンチをいただく。これがまた、良かった。主なものを。

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「イタリア産水牛モッツァレラチーズと地元農園のトマトバルサミコ酢と香り高いオリーブオイル」という料理。ワインによく合う。

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次に、「季節の岡山産野菜を使ったクリームスープ」。一見、コーンスープに見えるこのスープは、人参のスープなんだと。スープの上にさらに、カプッチーノ風に泡立てたスープを重ねた二層構造。ふっくらとした味わいを召し上がれと。なるほどな・・・

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メイン。「ドライエイジングビーフ/蒜山ジャージー牛もも肉のグリエ、マスタード風味」。特別な条件下での長期熟成により、赤身牛肉本来の旨みを最大限に引き出していますと。確かに肉は柔らかく、かつ旨みの塊だった。たまらず、赤ワインのお代りをいただく。う〜む。一人ぼっちだが…この後のデザート。バニラのアイスクリームとハワイアンコーヒーも、実に旨しだった。

お皿が運ばれて来る都度、各料理について、説明がある。で、お皿を片付ける際、かならず、「いかがでしたか?」と尋ねられる。その際、「美味しかった」と返すと、「実は、今食べていただいた料理の特徴は・・・・」と、追加説明を丁寧丁寧にしてくれる。個別の料理に対する相手の関心度合いを確認した上で、さらに料理を味わい深くする追加情報を与えてくれる。これにはちょっと、感動。これもこのホテル流の、おもてなしなんだろうな。

HPには、「厳選食材を贅沢に使用し、素材のクオリティーを最大限に生かしたこだわりのお料理を、リゾートを感じさせるようなムーディーでお洒落な雰囲気の中で、上質なサービスとともにお楽しみください。」とある。う~む。その通り、堪能させていただいたな。

あと、テーブルに置いてあったナプキンには、当方の名前が刺繍されていた。で、旅の記念に、是非、お持ち帰りくださいと。こんなおもてなしも、あるんだな。

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翌朝の部屋の窓からの景色。山頂近くにあるホテルなので、岡山市街が良く見える。よ~く見ると、右端には岡山城、後楽園が見えるらしいんだが・・・・

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ホテルで、遅めの朝食を。TGT、オープンエアのテラスで、ゆるゆると。写真の通りだが…ラタティーユとか野菜スープとか、野菜がメニューの中心。このホテルは野菜志向が強い。オムレツはさすがに旨しだったが・・・

ビュフェには、和食が全く置いてないことに驚かされる。このホテルはパンがすべて自家製、焼きたてなので、それを前面に出してるらしい。ホテルの個性というか主張を感じる。個人的には、全くウエルカム。当方は野菜不足気味だったんで、数日分まとめて、いろんな料理方法の野菜をいただいた。

出てきたコーヒーは、昨日のフレンチの時と同様、ハワイアン・コナのコーヒー。砂糖を入れなくてもほのかな甘さがあり、一風変わったマイルドな風味で、とても優しい。
当方は朝食終了後もコーヒーを3杯お代わりし、景色の良いこのオープンエアのスペースで、2時間も過ごしてしまった。それほど快適な朝食だった。

このホテル、ホテルオークラのホスピタリティが、十分引き継がれてるんだろな。素晴らしい・・・ファンになった。

しかし前述の通り、地理的に外界と謝絶されているので、ビジネスには全く不向き。岡山で休日前の夕方に仕事があるときには、また宿泊したいな。旅行で岡山に行く機会があるなら、とにかく、イチオシのホテルです。

最後に:
Wikiによれば、このホテルの歴史は下記。要点のみ、記します。う~む。いろいろ、あったんだな・・・でも、素晴らしいホテルとして再生出来て、良かったな…。

岡山国際ホテルは、地元の政財界が主導して、岡山の迎賓館的ホテルとして1973年4月25日に開業した。
1998年から2006年までは、三菱地所系のロイヤルパークホテルズが運営を受託していた。2006年4月1日にオークラホテルズ&リゾーツ(OHR)に加盟し、翌2007年10月1日にはホテルオークラが運営を受託して、ホテル名をホテルオークラ岡山に改称した。しかし、経営不振により民事再生法の適用を受け、2010年12月28日にホテル名を再び岡山国際ホテルに改称し、オークラホテルズ&リゾーツを脱退した。

運営会社は、ホテルオークラ岡山時代も含めて、開業以来、岡山国際ホテルという社名であったが、民事再生に伴う事業譲渡により、2010年12月28日からホテルたけべの森が運営会社となった。
1990年代前半から集客力が低下し、ホテルの稼働率が約40%となっていた、2010年3月期には債務超過に陥り、苦しい経営状況が続いていたため、2010年8月23日に運営会社の岡山国際ホテルが岡山地方裁判所へ民事再生法の適用を申請した。
2010年12月28日に「ホテルたけべの森」への事業譲渡が実施された。譲渡と同時にホテルオークラと結んだ運営委託契約は解消され、ホテルの名称は岡山国際ホテルに戻された。新しい運営会社となったホテルたけべの森は、「都市型リゾートホテル」の色合いを強くして、岡山国際ホテルの経営再建を図っている。

晴れの国おかやま国体等のイベントの際に天皇をはじめとする皇族が宿泊されたり、阪神タイガースが倉敷マスカットスタジアムで秋季キャンプを行うときの宿泊ホテルとして、岡山では有名。

姫路・広島に出張③広島の割烹「宝」で夕餉を

浜口です。原油相場が戻ってきたら、う~む。海運株がとばっちりを・・・と、ここを気を取り直して、久々に、グルメ・ホテル・テツネタを。

姫路・広島に出張②広島の定宿、ANAクラウンプラザ広島への続きを。

広島に来ると、ここを訪ずれることが多い。割烹「宝」。これまでにも何回か、ブログで紹介してるが。。。やっぱり今回も、旨かったな。写真を。

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突き出し。イカと牡蠣とからし菜。イカと一緒に煮込まれていた大根に、イカの旨みが、この上なく沁みこんでいる。ちょっと、考えられないくらい。う〜む。突き出しからいきなり、仰け反るような旨さだったな。

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お造り。紋甲イカ、鯛、かんぱちと。いずれもぶ厚く切られていて、氷の上にドライアイスと共に盛られている。文句なしに旨し。とくに紋甲イカ。これだけ厚い状態で出されると、もう、噛み応え十分。たまらんて。

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焼き物。鮎の塩焼き。沢蟹の揚げたのが添えられてる。共に地のものと。やはり旨しだな。

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のどぐろの煮付けな。産地、山口県の山陰側だと。のどぐろ、たまに食べるときは焼き物が多いが、煮付けもいけるな。

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天麩羅を少し。

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広島牛のステーキを少し。

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もうおなかがいっぱいなので・・・ご飯ものはお寿司を2巻。タイとシマアジかな?さすがに広島、白味魚で〆る。

ここはこのような懐石料理のコースがいくつかある。松・竹・梅・桜と。桜なら2800円だったと思うが・・・今日は板さんに頼んで、お任せの料理にしてもらった。値段は4000円。ここまで食べさせてもらえれば・・・・文句なし、十分、満足。

お酒は、ここではビールは中ビン一本だけ。ほろ酔い気分でホテルに戻るが、途中、コンビニで赤ワインを一本買って、ワイングラスをホテルで借りて、部屋で一人飲み。これがまた、いいんだよな。

ワイン、一本は飲みきれないケースが多いので、翌朝、空になったミネラルウォーターのペットボトルにワインを移し替え、自宅に帰った後で、出張を思い出し、残りのワインを飲みあげる。こんなケースが最近多いが・・・これでいいと思う。人生、悪くないな。

「原油バブル崩壊」はアメリカのQE3終了が引き金?

「原油安はアメリカのQE3終了が引き金」との仮説が、日経ヴェリタス2月3日号に記載されています。書いているのは、BNPパリバ河野チーフエコノミスト。参考になる考え方と思われますので、要旨を。一部加筆してます。

・14年10月以降の原油価格急落については、米QE3の終了が引き金だったと考えている。

・本来なら11年半ばに中国の高成長が終了し、原油の重要が鈍化した段階で原油価格は急落しても不思議ではなかった。しかしQE3が生み出した過剰流動性が原油価格を高止まりさせた。

・QE3の終了で投機マネーが流出し、原油価格の急落が始まった。それまでに大きな不均衡が蓄積され、その後遺症が現在、現れている。

・本来なら中国の高成長が終わった段階で、資源開発ブームも終焉するはずだった。しかしその後も原油高が続いたため、資源開発に携わる人達は原油高を恒常的なものと誤解し、その後も開発ブームは止まらなかった。サウジアラビアなど産油国の一部が、シェール潰しのために原油安を容認しているのではなく、行き過ぎたシェールブームによる供給過剰が、原油安をもたらしている。

さらに要約すれば、中国の高成長終了⇒本来は原油の需要減⇒ところがQE3で投機マネーが原油市場に⇒企業はHY債により資金調達を行ない、シェール開発は必要以上に加速⇒ここきてついに供給過剰が表面化。そんな流れでしょうね。

先般のエコノミスト誌では、「原油安はサウジアラビアなど産油国の一部が仕掛けたシェール潰しであることは明らか」と説明していました。しかし当方には現状、この河野チーフエコノミストの説明のほうが胎に落ちます。氏は今回のことを「原油バブル崩壊」と説明してますが、これも違和感ない見解です。さあ・・・どうなるか。

月足を見ると冷静になれる?

浜口です。

当方が保有している銘柄の1つ、日本郵船。昨年末以降、「原油の暴落」という海運業界にとっての大プレゼントがあった。当方は興奮し、頻繁に株価を見ていた。
1月30日、決算発表が注目された。今季の利益見通しは上方修正、1円増配がアナウンスされたが…、期待は下回った。株価は決算発表後に下落。2円安の352円。日経平均が68円高する一方で。

うーむ。もうちょっと強い見通し、出せないもんかなぁと一瞬は思ったが・・・気を取り直して月足を見ると、陽線になっている。

グラフは、日本郵船のここ7か月の月足で、一番右が、直近の月足、2015年1月。月間で4.76%の上昇。しかも3ヶ月連続で月足陽線。一方で、1月の日経平均株価は223円高1.28%の上昇。まぁ…ここもとの日本郵船の株価推移、是としてよさそうだな。。

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つまり、株価は知っている。円安・原油安などの好材料は、そこそこきちんと、織り込まれているということ。高値を買ってしまったわけでもなし、長期投資家なら、これはこれで問題なし。TPPも3月にかけまとまりそうだし、これからが楽しみだ。そんな気持ちになりましたな。今回の決算でポジティブサプライズが出なかったのは残念だが、一喜一憂する必要はなし。趨勢として、利益改善していれば。

今さらこんな当たり前のこと言うのもなんですが、株式投資は近視眼的になってはいけない。月足を見ると冷静になれる。そんなことをあらためて、再確認した次第です。ただし、株価が上昇トレンドにあればの話ですが。

まあこれは、当方のような長期の投資スタイルにおいて当てはまること。また、当方だからそう受け止めるのかもしれない。そういうことなんでしょう。取りとめがなくなりました。近辺で・・・

ピケティ氏の著作「21世紀の資本」の印象

浜口です。

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ピケティ氏の著作、「21世紀の資本」が話題になっているようですね。相当に分厚い本。読破するのは相当時間がかかりそうですが、東洋経済の特集記事だけでも、内容はある程度はわかる。ポイントは、r>g(資本収益率>経済成長率)の不等式ですね。要旨は下記の通り。

①「株や不動産などへの投資による資本収益率は経済成長率を常に上回る」という歴史があり、これが根本的な力となって、富裕層とそうでない層の所得格差は拡大する一方。
②一部の富裕層が富を独占する状況が問題。これを解消するためには、富裕層に対する累進課税を大幅に強化する必要がある。

ピケティ氏は②の着地が理想的としていますが、当方はそれとは異なる次元の読後感を持ちましたけどね。

①の指摘、r>g(資本収益率>経済成長率)は、まさにその通りでしょう。であれば、いやだからこそ、資産運用を積極的に行うべきである。それにより富裕層の仲間入りを目指す。その一手ではないんですか?少なくともこのブログ、投資日記stationの愛読者からすれば。

やはりこれからも、資産運用を続けていきたいな。それにより、金銭面で豊かな生活を送る。それでいいんだな。この著作は、そんな考え方を補強してくれた。当方は自分に都合良く、そんな受け留めをしましたけどね。

日本株再評価の局面へ?

浜口です。日経ヴェリタス1月 25日号の、大和証券、木内さんのコメント。記事の一部、写真を掲載した後、ちょっと、要点を列記しますね。

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製造業は生産の日本国内回帰により、ここまでの円安によるコスト増を回避、かつ、原油安メリットを享受。ゆえに企業業績は好調。

一方で円安は一服しそうで、外人投資家の日本株買いが積極化しそう。国内投資家も日本株に目を向けそう。内外投資家が日本株を高く再評価する局面が到来すると考えていると。

ここでは、新聞記事の半分ぐらいを記載。詳しくは日経ヴェリタスの記事をじっくり読んでいただきたいが…黄色くラインマーカーを引いているあたりがポイント、これで概ね木内さんの見解は理解できると思いますが…当方からすれば、違和感がない見方ですね。個人的には、10 12月期の決算発表が来週から本格化する中、今週は楽しみだな。

まぁ以上の話はポジショントークが入ってますんで、話半分で。でもやっぱり楽しみではあるな。