富山経由で大阪へ③居酒屋「いろり」で、富山の海の幸を

浜口です。

富山経由で大阪へ②ANAクラウンプラザホテル富山の続きを。

富山の海の幸は、富山湾ならではのものが多い。ということで当方、大いに期待し、事前に食べログで検索、定評のある「いろり」に行ってみた。ANAクラウンプラザホテル富山に尋ねたら、別の割烹を進めてくれたが・・・いろり、食べログに「地元客が多い」「地元客向け」と書いてあるのが当方には響き、こちらに行ってみることにした。まあ、なかなか良かったな。写真を。

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気負いのない店構え。さあ、どんな魚介に出会えるか・・・・

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まずはベニズワイガニ。一匹980円は安いよな。ベニズワイガニ、たべる場所と時期でピンキリなのは良く知ってる。こちらのものは富山の魚津産。最上級と言っていいだろな。

ズワイガニと比べると、こちらのベニズワイは、甲羅や足全体が柔らかい。ズワイガニほど身がみっちりむっちり入っているわけではないが、それでもとてもみずみずしくジューシーで、実に旨し!ミソもたっぷり!

この時期、日本海側で地のものズワイガニを食べると、一杯一万円近くするのでは?それを考えると、いわゆる「コスパ」では、魚津産ベニズワイガニの、超圧倒的勝利!ズワイガニよりやや小ぶりなので、その分、他の料理もいろいろ食べることができるしな。

ちなみにこのベニズワイ、7時には売り切れだった。この日は入荷、結構少なかった様子。朝採れた分しか、仕入れしないらしいからな。

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ベニズワイと同時に出てきた、お造り。鯛・甘エビ・シマアジ・ハマチの4点盛り。文句なしに旨し!

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蟹ミソ焼き。本当に美味しかった。火を通すと、ミソはこんなに濃厚になるんだな・・・

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能登牡蠣を昆布の上に乗せて、焼き牡蠣にしたもの。冬の時期は、日本海側でも牡蠣、取れるんだな。見ての通り、ぷっくら。旬で、実に旨し。

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げんげという、富山湾ならではの魚。白身がほくほくで、旨かったな。

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ブリ大根!富山湾の地のものと。最高だった。

注文は結局、これとビールだけ。魚介だけで、十分おなかがいっぱいになった。実に満足。さすがに富山、魚介のレベル、日本一の地域の一つと言い切れるな。

さて・・・今日行った店は、冒頭書いた通り、地元の人たちがガヤガヤと訪ずれる居酒屋。出てくる魚介は美味しいが、店員さんの多くは、アルバイトなんだろな。出てくる魚について、すぐに詳しく説明できるような人達ではなかった。

ANAクラウンプラザホテルが紹介してくれた店は、少々値段は張るが、地元の魚の特徴とかうんちくとか、そのあたりの会話を板さんと交わしながら、旨い魚介とともに一献傾ける。そんな小料理屋風の店を紹介してくれたんだろな。そう思った。

座った席がそれ風のカウンターなら、板さんとの会話もあったかもしれないが・・・・でも、魚介の旨さはAAAクラス。それは間違いない。富山の居酒屋「いろり」、実におススメですね。

冨山という地域の魚介の旨さ、とてもレベルが高い。素晴らしいな。羨ましいって・・・

特段材料がないのに市場は乱高下。で、然るべく後講釈が・・・

浜口です。

なんだか先週の市場は、不思議な動きでしたね。当方の所には、相場が急落しているが、どうなっているんだとの問い合わせが、相次いだ。う〜む。特に銀行の投信販売員を中心に、心配性の人が多いなぁ。

10月1日は、指標の発表ラッシュだった。日本は日銀短観、アメリカはADP雇用統計、ISM製造業景気数、中国は製造業PMI。

日銀短観はまずまず。アメリカADP雇用統計はまずまず。ISMはイマイチ。中国は大きな変化なし。
つまり、ファンダメンタルズに大きな変化は無い。

しかし、10月1日の米国株は急落。翌日の日本株もツレ安で急落。で犯人探し。アメリカでエボラ出血の発病者ありとか、欧州の景気が振るわないとか。

要はどこかのヘッジファンドあたりが、株式買い円売りポジションを、比較的多めにに減らした。それだけの話ですよね?

ファンダメンタルズに変化がなくても、売りたい人がいれば、一時的に相場は下落する。でも所詮ファンダメンタルズに根ざした動きではないので、売りが一巡すると、相場は真空地帯を戻す。

そんなことが年に何回かあるもんです。昨日は米雇用統計が堅調、NYダウも200ドル以上の上昇。まあこれは、ADP雇用統計がまずまずだったから、特段材料視されなくても良いと思うが…

まあ、来週からは日本株も、正常化するんだろうな。

「甦る建設株」と・・・

浜口です。

最新号のエコノミストの特集、これですな。

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エコノミスト曰く:
「アナリストの間では、現在の株価はまだ3合目に過ぎない。長期上昇を予想する見方が多い」と。

一方で例えば、清水建設社長のコメントによれば:

「同社の株価を『3合目』と言う証券アナリストもいるそうだが、そこまででは無い。

営業利益は2014年3月期で260億円。1993年3月期は1,600億円があったので、まだ上がるとの見方もあるかもしれないが、当時は市場全体の株価水準が高く、お客さんにも余裕があった。今は違うと。

う~む。アナリストの見通しが強気すぎるのか、清水建設社長のコメントが控えめなのか。
これは、終わってみないとわからないことではあるが…以下のエコノミスト誌のコメント。

アベノミクスで上場来高値を更新した銘柄もある不動産株に比べると、建設株はまだ出遅れているとは言える。

これはまあ、妥当な見方でしょうね。さぁどうなるか。いずれにしろ・・・建設株、楽しみではあるな。

富山経由で大阪へ②ANAクラウンプラザホテル富山

浜口です。少し間が開いてしまいましたが・・・富山経由で大阪へ①大糸線で雪国へ の続きを。今年始めの話です。

今日は初めて、富山に泊まる。これまでにも北陸には何度か訪れたが、日帰りか、泊まるなら金沢が多かった。富山に泊まるチャンスは意外となかった。それが今回、ようやっと叶った。
午後4時ごろ、富山に到着。今日の宿は、ANAクラウンプラザホテル富山。寒いので…駅に着くなり、すぐにホテルに直行。

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今回の部屋。普段はシングルを予約しているケースでも、SFCカード会員のご利益か、空きがあれば大体、ツインのシングルユースに格上げしてくれるんだが・・・・今回はお正月だったせいなのかな。ホテル側から、実に異例な申し入れが。
「+2000円で、豪華なダブルルームに変更できますが」と。え?有料のアップグレード?ANAホテルでそんなこと言われたの、初めてだな。しかもカード会員に対して・・・・当然のことながら当方、躊躇なく「シングルでお願いします」と。でもまあ・・・きれいな部屋でしたけどね。

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こちらはカード会員のお約束、1Fのカフェ・イン・ザ・パークで、ウェルカムドリンクの赤ワインを。
ホテルの最上階には、景色が綺麗なラウンジバーがあるが…行って見たら、営業は午後5時からと。残念。まだ開店していない…ということでこの日は、ここでいただきました。まあここはここで、結構、良かったな。

ワインを飲んで、お風呂に入って、ほっこり。で、街中の居酒屋へ。富山の冬の海鮮を目指して。
途中、富山城・ホテルの周り。こんなイルミネーション。綺麗だったな。

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翌朝。ホテルの前にある、富山城址公園。

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富山城址公園側から見た、ANAクラウンプラザホテル富山。

当方、日本全国のANA系ホテル、泊まり歩いている。前述の通り当方、SFC会員なんで 、ウェルカムドリンクと朝食無料サービスが嬉しい。で、このANAクラウンプラザホテル富山宿泊をもって、札幌全日空ホテルを除く東京以外の全ANA系ホテル、述べ21箇所に宿泊したことになる。

ご参考まで、札幌全日空ホテルは現状、かなり古く、近々改装ののち、ANAクラウンプラザホテル札幌に格上げになると予想します。その時まで、宿泊は待ってようかな・・・そんなつもり。ということでこの日は当方、ANA系ホテル宿泊、暫定的全国制覇。そんな気分であります。

ちなみにANA系ホテル、どこに泊まっても、失望するケースはほとんどない。しかしながらホテルのサービスには差があり、どこも同じではない事も確か。今まで泊まった中で、部屋のナンバーワンは広島だったかな?アップグレードしてくれた部屋のレベルがとても高かった。あと、岡山と名古屋の朝食は、常に品数がとても多く、しかもおいしい。今回の富山はどうかといえば、意外にも朝食は、洋食が中心だった。

おそらくこれは、富山は魚が美味いことをみんな知っているので、多くが前日の夕食に、たらふく海鮮を食べてしまう。従って翌朝、またも魚だと、飽きてしまう・・・そんな配慮からなんだろうと思われた。まあこれはこれで、良いと思う。その場でこしらえてくれる作りたてのオムレツも、もちろんあったしな・・・・。

一週間、関東の本宅に。相場については、高見の見物を。

浜口です。

先週は為替のボラティリティ、出ましたね。それ故、月曜は一服という感じ。材料で尽くしとまでは、いえないとは思いますが・・・・日本株についてはまあ、ソフトバンクが安いし、225は甘い展開ですね。

ドル円は、一気に7円近くの円安。当然、利食い売りが出てもおかしくはない。仮に期間限定にせよ、円高になった場合、日本株は今度は、ゼネコン株辺りの出番になる。そんな好循環に、なるのかならないのか・・・

当方は今週一週間、休暇で関東の本宅に戻ってます。相場については、ゆっくり、高見の見物。次の一手を考えるとしますな。基本、強気維持ではありますが・・・どうなるか。

スコットランドが独立否決と。

浜口です。

スコットランドが独立否決、「権限移譲進める」と首相との報道が。

良かった良かった。これで市場の混乱は、免れた。

今週は、FOMC、イエレン議長の講演とこのスコットランドの話、場合によっては株式市場を大きく揺さぶる可能性があったが…両方とも、穏やかにクリアー。まずは安らかに、週末を迎えられそうですな。よかよか(笑)

会社四季報と日経会社情報

浜口です。

新しい会社四季報と、日経会社情報が発売になったんですね。当方はどちらも、オフィスでもらえるんで、今日はちょこっと、本屋さんで立ち読みだけしてきました。

今は、会社四季報の方が人気があるんだろうなぁ。CD-ROM版も充実しているようだし。

当方がファンドマネージャーをしていた頃は、基本、ファンドマネジャーは日経会社情報を使っていた。

その理由は、会社四季報は、東洋経済のアナリストが業績予想をしている。一方で日経会社情報は、企業の業績見通しをそのまま掲載しているだけだから。

日々アナリストからのプレゼンを受ける立場であるファンドマネージャーは、日経会社情報を用いて、企業の業績見通しとアナリストの業績見通しが、どのような理由でどのように違うのか。その点が最大の関心事だったからですね。素のまま会社の業績見通しが欲しかったというわけです。

一方で個人投資家は、東洋経済のアナリストが出している業績見通しに興味がある。しかも日経会社情報と比較すると、さらに一期先まで、業績見通しを出してくれている。この点がありがたいという事なんでしょうね。

当方は今は、いつでもアナリストの意見を聞ける立場にはない。したがって会社四季報を中心に、銘柄発掘、企業の業績見通し予測を行っています。取り止め無くなりました。この辺で。

出雲・鳥取に旅行⑤テツの聖地・餘部に再び

浜口です。

出雲・鳥取に旅行④鳥取砂丘への続きを。

鳥取から山陰本線に乗って、東へ向かう。テツの聖地、餘部鉄橋へ再び。ここは、鳥取・津山に出張③倉吉から餘部鉄橋へでも紹介しているが、やはり感動的だったな。写真を。

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山陰本線。餘部鉄橋から、日本海を見下ろす。綺麗だよな…。

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餘部駅で下車。赤い旧鉄橋、少し残してある。旧線路上、歩けるようにしてある。

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餘部駅は日本海を見下ろす高い位置にある。急な遊歩道を下に降りて、餘部の海岸に佇む。前回ここを訪ずれたのは、晩秋の11月。今回は春の3月。天気のせいもあろうが、今回のほうが、海の青・空の青とも、鮮烈というか濃いように思われた。

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餘部鉄橋・道の駅で、のどぐろを売っていた。随分と安かったがな。のどぐろ、もっと大きくなってから採れば、なあ。商品価値、遙かに上がるだろうし、のどぐろにとっても本望だと思うんだが…どうなんだろな?

この小さなのどぐろ、どうやって食べるのかというと、塩焼きする以外に、のどぐろのしゃぶしゃぶというのも、あるらしい。これはこれで、旨そうだな。

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道の駅に飾ってあった、かつての餘部鉄橋の写真。有名だよな。美しい。ノスタルジックな気分になるな。

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山陰の旅はおしまい。特急「はまかぜ」に乗って、大阪に帰ってきた。関東人である当方、大阪に帰ってもいまだ旅行気分なのは、いつもの出張の時の気持ちと同じ。

山陰はいいな。でも、大阪にいて山陰に行けばいくほど、なぜか東北の日本海側、秋田、山形が恋しくなる。この両県は、関東から見た北の山陰だからな。

東京に勤務が戻ったら、秋田、山形、仕事で訪ずれたい。でもそうなると今度は、島根・鳥取が恋しくなるんだろな。決まってるって・・・・ふと、そんなことを考えた。

いずれにせよ、良い旅だったな。まあ・・・人生、悪くないな。

106円台…

浜口です。

今朝、目が覚めてみたら、為替がジャンプしてる。1ドル106円台と。
理由はよくわからないが…アメリカの10年国債の利回りが2.471パーセント。金利差拡大に伴う円安ドル高という後講釈はできるが、金利が上がっている理由もよくわからない。何か材料が出たわけでもなさそうだし。

まぁ理由は分からなくてもいいって。これが現実。要はトレンドが円安ということですな。日本株が楽しみだ。

景気鈍化、それに伴う政策期待の綱引き

浜口です。

国内景気は、予想以上に回復していない状況です。特にGDPの50パーセント強を占める個人消費が回復していない。背景には消費税増税と、それに伴う便乗値上げによる影響が大きいのでしょう。
具体的に数字を見ていきますと、実質消費支出の前年比は-3.6パーセント。家電販売額前年比は、-12.1パーセントといったあたりです。

ただしこの事は政府も重々承知、対策を打っており、今後も追加策が出てきそう。円安に伴う企業の増益、それによる給与所得の増加。後は株価上昇に伴う資産効果。この二点により消費の回復を目指す。そんなところでしょうか。

4月の消費税上げの悪影響が、経済にネガティブなインパクトをもたらしているにもかかわらず、国内株価は下落しない。米国株式市場が堅調なことも影響していましょうが、政策対応期待が大きい点が最も重要なんでしょう。

足元の景気見通しが悪ければ悪いほど、今後の政策対応はより大胆なものになる。そんな見方により現状の株価の堅調さが維持されていると考えます。

7ー 9月期のGDP成長率を何とか高く維持したい。これは首相官邸も財務省も、共通の願い。

また10月には、日銀が展望レポートを発表した後に、金融緩和策を発表することになる。もしも今年度の物価上昇率が2パーセントを維持できそうになければ即刻緩和。できそうなら、それはそれで問題ない。しかしながらそれはそれとして、来月以降の金融政策をどうするか。それについてはやはり、量的緩和を継続せざるを得ない。従って、10月に行われる黒田日銀の金融政策は、量的緩和の方向にならざるを得ない。

以上を踏まえると、やはり日本株は上昇する。現状当方は、そんなシナリオ。「国策に売りなし」、したがっていったん売却した株式を買戻している。そんな状況ですね。

今日は長々と理屈を述べましたが…さぁどうなるか。