浜口です。
富山の海の幸は、富山湾ならではのものが多い。ということで当方、大いに期待し、事前に食べログで検索、定評のある「いろり」に行ってみた。ANAクラウンプラザホテル富山に尋ねたら、別の割烹を進めてくれたが・・・いろり、食べログに「地元客が多い」「地元客向け」と書いてあるのが当方には響き、こちらに行ってみることにした。まあ、なかなか良かったな。写真を。
気負いのない店構え。さあ、どんな魚介に出会えるか・・・・
まずはベニズワイガニ。一匹980円は安いよな。ベニズワイガニ、たべる場所と時期でピンキリなのは良く知ってる。こちらのものは富山の魚津産。最上級と言っていいだろな。
ズワイガニと比べると、こちらのベニズワイは、甲羅や足全体が柔らかい。ズワイガニほど身がみっちりむっちり入っているわけではないが、それでもとてもみずみずしくジューシーで、実に旨し!ミソもたっぷり!
この時期、日本海側で地のものズワイガニを食べると、一杯一万円近くするのでは?それを考えると、いわゆる「コスパ」では、魚津産ベニズワイガニの、超圧倒的勝利!ズワイガニよりやや小ぶりなので、その分、他の料理もいろいろ食べることができるしな。
ちなみにこのベニズワイ、7時には売り切れだった。この日は入荷、結構少なかった様子。朝採れた分しか、仕入れしないらしいからな。
ベニズワイと同時に出てきた、お造り。鯛・甘エビ・シマアジ・ハマチの4点盛り。文句なしに旨し!
蟹ミソ焼き。本当に美味しかった。火を通すと、ミソはこんなに濃厚になるんだな・・・
能登牡蠣を昆布の上に乗せて、焼き牡蠣にしたもの。冬の時期は、日本海側でも牡蠣、取れるんだな。見ての通り、ぷっくら。旬で、実に旨し。
げんげという、富山湾ならではの魚。白身がほくほくで、旨かったな。
ブリ大根!富山湾の地のものと。最高だった。
注文は結局、これとビールだけ。魚介だけで、十分おなかがいっぱいになった。実に満足。さすがに富山、魚介のレベル、日本一の地域の一つと言い切れるな。
さて・・・今日行った店は、冒頭書いた通り、地元の人たちがガヤガヤと訪ずれる居酒屋。出てくる魚介は美味しいが、店員さんの多くは、アルバイトなんだろな。出てくる魚について、すぐに詳しく説明できるような人達ではなかった。
ANAクラウンプラザホテルが紹介してくれた店は、少々値段は張るが、地元の魚の特徴とかうんちくとか、そのあたりの会話を板さんと交わしながら、旨い魚介とともに一献傾ける。そんな小料理屋風の店を紹介してくれたんだろな。そう思った。
座った席がそれ風のカウンターなら、板さんとの会話もあったかもしれないが・・・・でも、魚介の旨さはAAAクラス。それは間違いない。富山の居酒屋「いろり」、実におススメですね。
冨山という地域の魚介の旨さ、とてもレベルが高い。素晴らしいな。羨ましいって・・・