高松・松山に出張①500系こだまと特急いしづちで松山へ

浜口です。
これは4月ごろの話。出張で、高松・松山と回ってきたが…なかなか良かったな。写真を。

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西へ向かう。高松で一仕事、そして松山へ。途中、新大阪から岡山までは、山陽新幹線のこだまで。なんと500系だった!悪くないな。

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高松での仕事が終了。駅に着くと、特急「いしづち」が待っていた。これで愛媛県、松山へ向かう。予讃線、2時間34分のテツの旅。
特急「いしづち」は、自由席は旧来型車両。指定席だけ新型。写真でご覧の通り、外観、今風でカッコ良いよな。右側に停車している鈍行と比べると、よくわかる。
車内の内装も同じ。指定席だけ新型。JR九州車両のセンスに似てるな。乗客は少ない。ゆえに、とても快適。

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予讃線は単線。途中、列車行き違い待ち合わせのため、臨時停車。桜が綺麗に咲いてるが・・・・駅名をみると、石鎚山。そうか・・・特急「いしづち」の名の由来の山。ここから近いんだろな。

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う〜む。松山驛に、着いたぞなもし。

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今日の宿。松山全日空ホテルに到着。当方、ANAのSFC会員のせいか、空きがあれば通常、ツインにアップグレードしてくれるんだが・・・今回はなかった。別館の部屋は、本館よりも少々、見劣りするみたいだな・・・・まあ、これはこれで、快適ではあるが。

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ウエルカムドリンクを。14Fのプロバンス・バーで。これもSFCカード会員サービスの一つ。当方、ANAホテルの囲い込み戦略にまんまと乗らされていると言えなくもないが…まあ、ここは素直に、ワインを愉しむ。雰囲気、悪くないな…

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近くの割烹で和食をいただいた後、コンビニでワインを買って、部屋でいただく。例によって、「赤ワイングラスの大きなヤツを。お借りしたい。部屋まで・・・・」とお願いしたのだが…これがまた、ずいぶんとちっこいグラス。ちょっと残念だったな。

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ご参考までかつこのホテルの名誉のため。こちらは前回、このホテルに泊まった時のグラス。このときは当方、上機嫌で、熊本・松山・高知に出張①熊本から福岡を経由し、松山へで、こんな文章書いてる。

ホテルのクオリティーと、拝借できるワイングラスの質との間には、明確な比例関係がある。これ、当方常々、思ってることなんですね。このボルドーグラスなら、文句なし。さすが松山全日空ホテルと、いえるな。

やはり手違いだったんだろな…まあ、こういう日もある。これはこれで、よかよか(笑)

神様、仏様、黒田様!!

う~む。祝杯!

神様、仏様、黒田様!!やってくれたな!追加緩和!カッコ良いなあ、黒田日銀!記者会見で曰く「出来ることは何でもやる」と。

報道を見ていると、「このタイミングでの緩和はサプライズ」と言ってるエコノミストがいたが、違和感がある。
31日に日銀の政策決定会合、そして展望レポートの発表予定、これは既定のスケジュールなので、ここで何もでないと考えるほうがむしろ不自然。当方はなにかが必ず出てくると思ってましたけどね。現状の景気指標を鑑みれば。

サプライズがあるとすれば、緩和がザラバに発表されたこと、かなりの額のETF買い入れ増が伴っていたこと、あとGPIFの株式組み入れ増加が、緩和発表の同日にアナウンスされたことでしょうね。このタイミングは、アベノミクス事務局(?)が仕組んだものだろうな。

まあこれで、来年の消費税10%決断の可能性、高まったといえましょうな。これも含めて、相場にはポジティブ。

円安・株高・・・これから来年にかけての相場が、楽しみ。そりゃ・・・①日銀が市場からETFを買い、②GPIFが株の組み入れを増やして、③株式の増益基調が維持され、④株のバリュエーションが割高でないとくれば、基本、株は上がるよな。それが続く状況においては・・・

ホテルが予約しづらくなっている

浜口です。

当方、仕事で年がら年中出張しているわけですが、最近はホテルが、本当に予約しづらくなっている。特に岡山、広島、高松などの全日空系ホテルなど、このクラスが大変。観光とビジネスと、両方のニーズがあるクラスですよね。

このクラス、空きがあればツインのシングルユースにアップグレードをしてくれることも多いのだが、おそらく満室のせいなんでしょうね。それも少なくなってきた。
かく言う当方もうこの文章を現在、岡山全日空ホテルのシングルの部屋で、iPad miniを用いて書いてるんですけどね。で、アップしたところ。

あとホテル料金も明確に値上がりしている。地方がこうなんだから、東京、大阪はもっとホテルの空室状況、価格ともタイトなんだろうなぁ。

推定ですが、理由はおそらくは、主に中国からの観光客の増加。円安もう観光客増加の後押しをしてるんでしょう。後は出張族の増加。これも明確に増えてる感じられますね。

景気ウォッチャー指数。街角景気なんて指数があって、タクシー運転手にヒアリングなどしているそうだが…当方にもしそんなお尋ねがあったら、このことを根拠に、地方においても、景気は回復傾向にありますね。そんな話をするだろうだろうな。

米国株も日本株も、「コツン」と来たのかな。

浜口です。

ニューヨークダウは3日連続高。日本株も今日は高い。国内企業の7-9月期の決算発表が始まったが、内容は概ね悪くない。特に昨日発表された大林組の7-9月期の営業利益は、最高益と。つれて建設株が高い。まあ今日の日本株は、全面高ではあるが。

アメリカ株も日本株も、季節的な需給要因もあり、わずかな悪材料に激しく過剰反応し売り込まれた。それがようやく、峠を越えたのかな。「コツン」と来た印象。まあ当面は不安定、たまに急落するかもしれないが、徐々に底値が固まり、11月にかけ上昇に転じそうなムード。

さて日本株の次の大きな注目日は、10月31日。この日に日銀の展望レポートが発表になる。同時に、黒田氏の記者会見が。現状ではこの時、黒田日銀は異次元緩和について、追加策を出さざるを得ない状況と考えるが・・・楽しみ。さあ、どうなるか・・・

米景気不安、市場揺さぶるというが、本当か?

浜口です。今日も日本株は、弱いですね。

個人的には今朝の日経新聞に、驚かされました。
昨日の米国株式、株価下落の理由を、冒頭で、以下のように解説している。

朝方発表の9月の小売売上高が、こののパニック的な相場変動のきっかけだった。前月比で0.3パーセントの減少と、市場予想の0.2パーセント減を下回る不振と。

しかし冷静に考えてみれば…0.2パーセント減の見通しが、実際は0.3パーセント減というのは…どの程度のサプライズなんでしょうか?

ほぼほぼ想定通り。0.1パーセントの減少なんて誤差の範囲。通常のマーケットならそう解釈すると思うんですが、いかがでしょうか?

まぁ現在のマーケットはそれほど、市場の悪材料に神経質になっている。それは事実かもしれませんね。その点でいうと、アメリカの小売売上高の発表がきっかけになって、ダウが一段安になったと言う日経の説明は、正しいのかもしれない。

結局のところ、足元のファンダメンタルズに基づく下げ要因は、実は大したものはない。昨日、当方が説明した、ドイツの鉱工業生産も然り。1時的なあるいは期間限定の需給要因で下げてる部分が大きい。

足元でマーケットが不安定なのは言うまでもないですが、Fundamentalsに大きな変化がなければ、相場はそのうち、落ち着きを取り戻す。むしろ現在の下落が、政策対応を催促する。心配は要らない。当方はそう考えますけどね。

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欧州景気後退説は誤解?・・・8月のドイツ鉱工業生産指数が大幅に落ち込んだ理由

浜口です。ちょっと驚いた話。

世界的に株価が下落している。こうなると市場では、「犯人探し」が始まるのが常ですよね。特に、ファンダメンタルズの変調理由を探したくなる。で、後講釈が始まる。そのほうが説明がつくから。特に、素人に対しては。

当方は、米株10月安アノマリーの理由で書いた内容、及びこのことを熟知しているヘッジファンドの便乗売りが、わずかな悪材料に伴う相場の下落率を大きくしていると判断します。NYダウ30ドル安ぐらいで良い悪材料を、200ドル安ぐらいにしてしまうイメージかな。短期的には。

今、巷で広く言われているまっとうな(?)ファンダメンタルズの悪材料は、欧州の景気減速でしょう。なかでも経済大国のドイツが良くないと。具体的には10月7日に発表された8月のドイツの鉱工業生産指数前月比は、マイナス1.5%程度が市場のコンセンサスだったが、開けてみたらマイナス4パーセント。これが衝撃的だったと。

このあたりを当方の会社の欧州を見てるエコノミストに尋ねてみた。すると氏曰く。ドイツでは例年8月は自動車生産が落ち込む傾向があり、8月に鉱工業生産指数が下振れするのは、実に実にありがちな話と。

生産が落ち込む理由はなんて事なくて、要はドイツ国内が夏休みで自動車工場の稼働率が落ちるためと。但しメーカー・工場の休みが重なると生産に混乱をきたすので、普段なら上手く秩序立てて各メーカー・工場ともお互いに休みの時期を調整するが、今年に限っては理由は不明だが、その調整がうまくいかず、結果、8月の生産が大きく落ち込んでしまったと。

しかし8月には落ち込んだ生産は、9月には既に急回復している。具体的には8月のドイツ自動車生産は8月、27.5万台に急落したが、9月には52.8万台に急回復していると。

この状況では9月のドイツ鉱工業生産は大幅は反発が必至。仮に9月がプラス3%を超えれば、今年7-9月期の自動車生産は4-6月期比増加となり、ドイツはもちろん、ユーロ圏全体の7-9月期成長率は回復が期待されると。

う~む。彼の意見が正しいのなら・・・おそらく正しいと考えるが・・・欧州の景気減速説はどこかで消えてなくなり、相場は11月あたりから回復する公算が高いが、どうなるか?

富山経由で大阪へ④高山本線again・・・富山から名古屋まで。

浜口です。今日は台風が来ている。市場も立っていないので、テツの話を。富山経由で大阪へ③居酒屋「いろり」で、富山の海の幸をの続き。冬の話です。

さてこれから、富山から大阪に向かう。常識的には特急「サンダーバード」、北陸本線なんだろうが…それじゃあ、つまらない。北陸本線、冨山以西は車窓、それほど見るべきところがないことも分かってるし・・・ここは高山本線経由、名古屋経由の大回りで、大阪に向かうことにする。長い一日になるだろうな。

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富山駅に停車中の、気動車特急「ワイドビューひだ」。貫禄が、感じられる。車内ではそれほどでもないが・・・車外ではジーゼル機関の音、かなり、迫力がある。フェラーリのアイドリングをイメージさせる・・・それは褒めすぎですな?(笑)

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特急「ワイドビューひだ」のグリーン車。色合いは少し地味目だが、ムードは悪くない。車両が古めである感は否めないが。。。まあ、これはこれで、味があるというもんだな。

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高山本線からの車窓、写真を何枚か。綺麗だったな。高山本線、全線に乗るのは、これで2回目。前回は名古屋から富山への移動で、夏だった。今回は富山から名古屋へ、真冬の移動。逆方向、季節も真逆。ちなみに夏の話は、名古屋・富山に出張②高山本線に乗ってをご覧になってください。

夏と冬とでは、車窓のポイントはかなり変わる印象。夏は、車窓のいたるところに様々な表情を持つ川が登場し、木々は青々としていて、山に入るほど緑が濃くなった。一方で今回、冬は、雪に覆われる。特に富山から高山にかけては、飛騨山脈を登れば登るほど、銀世界。雪が深くなり、やはり表情が変わる。その変化が綺麗だった。分水嶺越えは、あまり明確に意識できなかった。

特急「ワイドビューひだ」は、富山からは3両編。途中、高山から7両が追加されていた。冨山から名古屋まで、通して乗る客は少ないんだろな。

この写真は1月5日に撮ったものだが、お正月に高山とか下呂温泉に旅行に行く人、結構いるもんで、指定席はほぼ満席とのことだった。

高山本線に乗るときの注意事項。例えば富山から名古屋に午前中に向かうのであれば、進行方向右側に座ること。右側が西側なので、午前中に乗るのであれば、西側が太陽の光の加減で、景色が綺麗に見える。夕方に乗るなら、この逆。車窓は左も右も、両方とも綺麗。甲乙つけがたい。大糸線のように、見どころが西側に偏っているということはない。だから、光の加減で座席を決定すればよい。

まあこういった山々の景色は概して、午後よりも空気が澄んでいる午前の方が綺麗に見えることが多いので、乗るのであれば午前の便を予約して、西側の景色を中心に眺める。これがおススメだと思いますね。

取りとめがなくなってきた。この辺で。

建設・・・東京と大阪の景況感の違い

浜口です。

大阪で先週飲み会があって、ある女性曰く。昨日うちの会社。建設会社ですが、倒産しました。浜口さん、どこか新たな勤め先、ないでしょうかと。う~む。

一方で当方、今週末に東京に戻り、不動産会社の人と話を。曰く。

状況は180度変わった。現在はマンション業者が困っている。ゼネコンを中心に建設会社の関心は、東京オリンピックや公共工事などに向かっている。こちらのほうが、採算がはるかに良いからと。
以前は大手ゼネコンも仕事がなくて、マンション建設の受注を積極的に受けてくれていたが、今は全然だめ。マンション業者、建設業者を見つけるのに四苦八苦と。現在マンションは、立地さえ良ければ作れば売れるのが分かっているのに・・・作れない。建設会社が受けてくれないから。困ったもんですと。

以上の話からもわかるように、現在は建設業、東京は絶好調。どうやって人手を工面するのか。これが課題。
一方でこれが地方に波及してない。大阪でパッとしていない建設会社、どんどん東京に進出してくればいいのにな。心からそう思いましたね。

違った言い方をすれば、建設・不動産が活況である状況は、東京にいればリアルに分かる。いろんな場所で、都市開発が進んでいる。例えば丸の内の次は大手橋、そして三越前。それ以外の地域も・・・・でも東京以外に住んでいないと、そんな状況、ピンとこないんだろうなぁ。

とりとめがなくなりましたので、この辺で。地方の投資家は、旅行がてら、東京に来てみたほうが良いように思われましたね。

米株10月安アノマリーの理由

浜口です。今回も10月5日付け日経ヴェリタスの記事から。

米株が9月から10月かけて下落しやすいアノマリー。これは投資家の間では既に、幅広く認識されていますが、理由がいまひとつ、わからなかった。

ヘッジファンドの解約時期と重なるとか、世界大恐慌やブラックマンデー、911テロや、リーマンショックなど、9月から10月にかけ、アメリカでは悪いことが起こりやすいとか…様々な推測がなされていましたが、いささか説明力不足。まぁ説明がつかない株価の変則性であるからこそ、アノマリーと言われるわけではありますが。

ここで大和証券の木内氏が説明している説。これによる部分が最も大きいというか、説明力があるような気がしますね。ご参考まで。貼り付けておきます。

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円安メリット銘柄

10月5日付の日経ヴェリタスの一面タイトルは、「株高イベントに乗れ・・円安・政策の恩恵で有望な銘柄は」という勇ましいもの。その中に、「円安進行で今期営業益の上ぶれ期待が大きい銘柄」が掲載されていました。具体的にはこれですね。

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う〜む。ポジショントークだが…円安はやはり海運株のメリットが大きい。これは分かり切っていることですし、だからこそ当方は、日本郵船を買っているわけですが…具体的に新聞の記事になるのは、悪い気分はしない。この記事も含め、これから円安メリットが再評価されるのではないか。

そう期待しているところですが・・・・どうなるか。