三陸鉄道の矜持がここに・アサリが安い

浜口です。
ああ三陸鉄道!そして浄土ヶ浜旅館よで紹介した三陸鉄道ですが、三陸鉄道、復興へ発車 被災者の足、社員総出で復旧急ぐで書かれていますとおり、ほんの一部区間ではありますが、運転が再開されているようですね。
東洋経済4月16日号の「特集/鉄道被災!」でも、「被災者の足に」大奮闘の三陸鉄道との記事があった。記事の見出しには、「震災で大打撃を受けたにもかかわらず5日後に一部運転再開。赤字会社なのに運賃無料。三陸鉄道の矜持がここにある」とありました。まったくもって、頭が下がる次第であります。
三陸鉄道の望月正彦社長による、「三陸鉄道を地域復興のシンボルに」とのインタビューも、心を打たれました。
ところで当方、昨日スーパーに行ったら、旬を迎えつつあるアサリが、気味が悪いほど、すごく安く売ってるんですね。敬遠されてるんでしょ?なんとなく、放射能が蓄積されそうなイメージがあるもんな。迷惑な話だ。
ということで、当方、嬉々として、アサリをまとめ買い。通常の3倍の量のアサリが入ったパスタ(ボンゴレ・ロッソ)を作り、食べました。おいしかったですよ。ボンゴレの旨さは、アサリの量に正比例しますよね。
まあ、大衆が敬遠している生鮮や野菜を、当方はこれからも、安く・おいしく・ゴキゲンに食べて行きますよ。これが被災者のためにも、自分のためにもなるからね。多くは、放射能ではなく、マスコミ、風評に汚染されてるだけなんだって。現状は。風評を判断する上での最低限の常識ぐらい、当方にはありますしね。
考え方は、バリュー株投資と、同じ。相場格言に、「大衆は常に間違う」というのがありますが、「大衆は、常に高くつく」な。そう思った。スーパーで。
う~む。両話題は、うまくつながらなかったな(笑)。まあ、マスコミ、風評に汚染され、結果的に被災者の足を引っ張るようなことだけは、当方はしたくないな。そして三陸鉄道には、頑張って欲しい。応援してます。
宮古のウニ、今年は収穫、難しいんだろうな。こちらは、価格が倍であっても、当方、もしスーパーで見つけたら、喜んで買いたいな。そういうかたちで、少しで応援したい。漁業の復活を。

ああ三陸鉄道!そして浄土ヶ浜旅館よ

浜口です。

地震で、浄土ヶ浜旅館は?では、浄土ヶ浜旅館の若女将を気遣い、普段、当ブログをご覧にならないような方も含め、とても数多くのコメントいただきました。そして、情報提供もしていただきました。ありがとうございました。これにより、若女将は元気でいることが分かりました。まずは、本当に良かった!!!

若女将の今後の人生、幸多かれと。当方、応援してる。あなたならきっと、うまくいく。ゆっくりと、再起されたし。
一方で、被害箇所に、再び線路を敷けるかどうかは、残念な話。。。
当方、鉄道写真をアップしたくなった。以下は今年の二月、浄土ヶ浜旅館に向かう際に当方が撮った、JR八戸線と三陸鉄道の写真です。まさか数週間後に、こんな大地震が起こるとは。。。写真を撮った日は2日とも、とてもよく晴れていた。「悲しいほどお天気」・・・・この曲のタイトルを、イメージした。松任谷由美かな。

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青森県はJR八戸駅にて。こちらは三陸鉄道ではなく、JR八戸線。これに乗って、八戸から久慈に向かった。そして久慈に一泊。

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三陸鉄道の久慈駅にて。宮古発の気動車が、久慈に到着したところ。
「久慈」と大書きされた行く先表示板文字がなんともやさしく、かわいらしく、かつせつなく感じられる。この後、この気動車は宮古行きに変わり当方が乗車、宮古は浄土ヶ浜旅館を訪ねるのであった。

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三陸鉄道の久慈駅にて。車庫に止まっている、三陸鉄道の車両たち。左の二両の行き先表示板は、よく見ると、「宮古」と書いてある。津波で流された車両は、この中にあるのか・・・・

この時、当方は仕事で、久慈⇒宮古と回った。一週間前は、釜石にも。この三か所の町並みは、今はもう残っていない。とにかく、悲しい。

 

羽田空港のJALラウンジがガラガラ

浜口です。3月31日、朝八時の羽田空港のJALラウンジです。見てのとおり、ガラガラなんですね。!!こんなに空いてるの、初めてであります。
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旅行の自粛はもちろん、出張も減ってるということですね。そのあと乗った羽田ー伊丹便は、50%ぐらいの乗車率のイメージ。むしろそれ以外の、地方向けの便の乗客がガタ減りしてるんでしょう。
自粛ムードが続く間は、国内景気の下押しは避けられない。そんな感を、新たにしましたね。みなさん!この国の経済のために、今は倹約はしないで、良くはたらき、ガンガンお金を使いましょうよ。
・・・と、暗い話ばかりではよろしくないので、この日、機内にいらっしゃったCAさんの写真もアップしますね(笑)。ガラガラだと、CAさんと何かと話が出来て、写真も撮らせてもらえる、こんなHappyな状況に至る。こういうメリットは、あるんですね。安全運行の妨げはしてないですよ、もちろん(笑)。
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この方は、宝塚の女優さんのような、顔が小さく、目が大きい素敵な女性。小林麻央さんのイメージもあったな。
昔は、JALといえば鶴。今度鶴丸が復活するわけですが、スリムで長身な鶴をイメージさせる、このCAさんはそんな印象。よろし。そして、ハートも、素晴らしい。
おかげで当方、この日一日、Happyな気持ちで仕事が出来ました。根が単純なものですから(笑)。

東京のGSに長蛇の列が

浜口です。
当方昨日から、ヒルトン小田原リゾート&スパに、1泊旅行に行ってきました。なかなか良かった。バイキングの食事が、秀逸でしたね。おススメです。
この旅行、「諸般の事情から、中止するべきか?」ともさんざん考えたが、予定とおり、断行しました。中止は個人消費をシュリンク、国内景気のために良くない!国策に反する!!!と、そこまで高い次元の考えがあったわけではないが。
ここは1ヶ月前あたりは、「一部屋ならようやく、確保できます」といった状況だった。旅行シーズンの3連休中なんでね。でも行ってみたら、稼働率は半分くらいか。これでは、景気が悪くなるって!諸般の事情で、当日でも無料キャンセルを受け付けていたらしい。
さて、本題ですが:
道中、東京のGSが、相次いで長蛇の列なのに驚いた!開店2時間ぐらい前なのに。そこまで需給が逼迫してるものか?オイルショックでもないのに。当方が見かけた小田原のスタンドは、どこもガラガラだったよ。より西のほうは、地震に対し相対的に悲観的ではないからなのか?
よくわからんが、根拠なき買いだめなら、これはクールではないなと。
あと話は少し変わりますが、この前、当方の周辺で、カップヌードル等、スーパーの品を買いだめしてるという奥さん連中の話を聞いた。嘆かわしかったな。
終日TVで放映される三陸の大変な状況を見て、他人事ではないと、変な錯覚をしているんだそうな。
中には、これはおそらくスーパー開店前から待っていたんでしょう、8時間もかけてカップヌードルやトイレットペーパーを大量に購入した人もいるんだとか。
ちょっと、奥さん・・・困ったもんだな。そこまで逼迫してないって。その行動が、悪循環を作り出してるって。
それでいて、「カップヌードルって、意外に賞味期限が短いのよね」って。おいおい・・・。
被災地の方に、申し訳ないって。冷静に、お願いしますね(笑)。

若女将の無事を確認

浜口です。嬉しいニュース。
地震で、浄土ヶ浜旅館は?に対し、昼行灯様から、下記のコメントをいただきました。
初めまして。私も昨年(浄土ヶ浜旅館に)伺い、その気配りと人柄に感銘を受けたものです。昨晩、携帯災害伝言板にて若女将さんの無事が確認され、現在は自宅にいるとのことです。いや、本当に安心しました。復興のお手伝いで何が出来るのかを今後も考えないといけませんね。
ほんと、良かった。やはりこの人は、強い運命を持ってるな。あやかりたい。。。
これから色々大変だろうが、若女将さんの持ち味を大切に、前向きに取り組めば、必ずうまくいく。あなたはそれが出来る人だと思う。信じて進めば、必ず道は開ける。この困難を、乗り越えたんだもの。
もうこの、「美しすぎる」若女将を、宮古市長、とは言わないが、宮古の観光大使にすれば良いよな・・・・と、その前に、街の復興が重要。調子に乗りすぎました。反省。
昼行灯様、ありがとうございました。
え?相場が暴落してるがどうなんだって?suggestion?
日本経済は、阪神大震災のケースを前提にすれば、生産が回復するに一ヶ月、それに電力の問題がどう影響するかですかね。
株式市場も、一ヶ月は調整か。但し現状では、その後は悲観的に見ているわけではありません。まあ、ゆっくり考えます。
相場が暴落したって、そのうち回復するって。現状は、そう考えます。

地震で、浄土ヶ浜旅館は?

浜口です。このブログでコメントする趣旨ではないのかもしれませんが・・・書かずにはいられない・・・お許しください。
先日書いた幸せの宿:浄土ヶ浜旅館だが、今回の地震でどうなっているのか、とても心配である。三陸の宮古、海岸近くに位置している宿だから。
10mの津波とのこと、建物は・・・・厳しいのではと思う。若女将さん、無事、避難出来てるんだろうか。当方、心配で心配で・・・。
良い知らせを聞きたい。
三陸には、津波が多い。地形学的、これは如何ともしがたいところだが、浄土ヶ浜旅館はそれを乗り越え、これまでやってきた。この宿は、これは津波の影響かは分からないが(おそらくそうだろうと推定するが)、移転して建て直されているはず。現在の女将さんが2代目と言っていたと思う。若女将さんは3代目か?
現状、当方は、あなたを見守ることしか出来ない。やるせない。
遠くから、若女将さんの、運命の強さを祈っている。生きていさえすれば、そして、あなたのあの熱意を持ってすれば、やり直しは効く。
何日か後でも、このブログを見てくれれば、嬉しい。一言でも返事があれが、これに勝る喜びはない。待ってる。

幸せの宿・・・浄土ヶ浜旅館

浜口です。岩手は宮古に出張の折、浄土ヶ浜旅館に泊まった。とても良かったな。

この宿は小さい。部屋数は5室しかない。今回のお代は、2食込みで8900円也、高級旅館ではない。しかしここが、「楽天アワード2010東北エリア・お客様アンケート大賞」をもらっているというのだ。たしかにクチコミ評価を見ると、総合評価が5点満点4.85と、異例の高さである。
なぜそんなに評価が高いのか?この疑問は到着してまもなく、氷解した。写真を。

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宿のシンボル、若女将。HPにも写真が掲載されているが、明るく、気の利く、よく働く、素敵な女性である。飾り気のない美しさと、フレンドリーなハート。宿泊者はまずは、この人の魅力に参ってしまうのである。
当方、部屋でお茶を入れてもらいながら、この若女将と下記の会話を。

若女将:「小さな旅館ですが、どうかごゆっくり(笑)。」
浜口:「この旅館は楽天アワードをもらっているが、やはり『若女将さん効果』なんでしょうね?」
若女将:「いえいえ(笑)。今は小さな旅館ですが、将来はフランスに旅館を出したい。夢は大きいですよ!」
浜口:「宮古の次、いきなりフランス?それは目標を高くセットしたなあ。でもなんで?」
若女将:「この宿、これでも実は、フランス人の宿泊が結構多いんですよ。それがきっかけです。ご当地でも喜ばれるんじゃないかと。フランス語は全然しゃべれないんですが、まあ、目標は高いほうが面白いかなと」
浜口:「なるほど。でも、総部屋数5室のこの旅館をフランス人が目ざとく見つけ、予約を入れるわけですか?」
若女将:「日本でフランスを得意としている旅行代理店が、この旅館を現地で紹介してくれているらしいんですね」
浜口:「そうなんだ。クチコミ効果だな。で、フランスにも、旅館スタイルで出て行きたいと?」
若女将:「もちろんです。旅館の「おもてなし」を、フランスでもと思ってます。まあ、あくまでこれは夢ですから(笑)。で、今日はこの後、お風呂、お食事、どちらを先に?」
浜口:「そうだなあ。その前にコンビニに行って、風呂・食事としたいんだが。で、このあたりにコンビにはありますかねえ?」
若女将:「ありますが、歩くと10分以上かかります。すぐ車を出しますんで、外で待っててもらえますか?」

車を出すとは???コンビニに行くのに、車で送迎してくれるのか??確かに2月の岩手、外は相当に寒いが。。。
当方、「コンビニにはビールを買いに行く。その分旅館にお金が落ちなくなるのに、それに送迎をつけるなんて、泥棒に追い銭ではないのか?これで良いのか?」と、ひたすら恐縮する次第。

さて
帰ってきたら、お風呂が沸いてる。一見、何の変哲もない家庭風呂だが、浴槽はかなり深め。お湯は溢れんばかりにたっぷり入れてくれており、掃除は完璧に行き届いている。これだけきれいにしていると、当方もきちんと使わなければ申し訳ないと、自然と背筋が伸びる。
風呂上がりには水を一杯飲めるよう、金属のポットが置いてある。よく磨かれている。嬉しいことにそのポットの回りには、小さな水滴がビッシリと。「このポットの水は、とっても良く冷えてますよ!さあ、どうぞ!」との、無言のメッセージ。押し付けがましくない。
随所に感じられる気配り。「おもてなし」の宿。さあこれから、食事が楽しみ。写真を。

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文句なし!とにかく、「つくりおき」していないからだろうか、刺身も焼き物も煮物も、味が際立っている。というか、リアルにおいしい。
またも若女将が登場、なにかにつけやってきて、配膳してくれる。そして「いかがですか?」と声を掛けてくれる。
ここは、食事だけで訪れる地元客も多い様子。おいしい証拠だよな。

食事が終わった後の会話:
浜口:「とってもおいしかったです。ご馳走様でした」
若女将:「お粗末さまでした。『おいしかった』といってもらえると、私も安心して、ゆっくり寝ることが出来ます」
浜口:「そうか。夜は、忙しいんでしょう?この食堂は何時までですか?朝は何時ごろ起きるんですか?」
若女将:「食堂が閉まるのは夜9時です。朝は5時ごろから動き出します。でも寝た後、お客様の都合で夜中の午前2時頃でも、起こされることはしょっちゅう。まあ、これも仕事です」
浜口:「そうですか。大変だな」

少人数で切り盛りしているので、若女将は、実に多忙である。よくわかる。
当方、このタイミングで、「食堂が閉まったあと、『バー若女将』は営業しないんですか?」と言い出しかかったが、やめておいた。そう言うとこの人は、無理してつきあってくれるのかもしれない。

が、だとしても、そのご好意に甘えてはいけない。この人を休ませないといけない。この笑顔を疲れさせたくない。当方、そのときは、そんな気持ちになった・・・良い人過ぎたのだろうか(笑)?

部屋に戻ると布団が敷いてあり、枕元には灯りと、金属のポットが。やはりよく磨かれていて、小さな水滴ビッシリだった。

さて翌日。おいしい朝食。大粒のイクラは、それ用のふるいに掛けて選別するのだとか。
帰りの列車は、JR山田線9時30分宮古発盛岡行き、快速「リアス」。若女将は、駅まで送迎してくれた。列車時間に少しに余裕があると分かると、彼女は海側に少し遠回りして、案内をしながら送ってくれた。名残惜しく、感じられた。

さて、この宿の魅力を総括。料理がおいしいのはもちろん、若女将の明るさ、生真面目さを伴ったサービス精神に癒される旅館。
「微差力」と言うのだろうか、彼女は、当方の期待を少しだけ上回る対応を、常にしてくれた。こういうわずかな積み重ねが、この人・この旅館の魅力になっていく。若女将ばかり書いたが、それ以外の女性スタッフもとても上品で、ハートが良い方々。
癒しを求めての一人旅、宿にはきれいな若女将が待ってる。そこでおいしい食事と酒を・・・こんな男性の願望(?)に、限りなく近づける宿。この宿に泊まるという目的だけで、東京から5時間以上かけ、宮古を目指す価値は十分ある。そう感じた。価格見合いで価値のある、本当に貴重な宿。

若女将さん、宮古を訪れた時は、また寄らせて欲しい。この人・この旅館を、当方は応援したい。大げさかもしれないが、快速「リアス」の中で、当方、しみじみそんな気持ちになった。人生、悪くない。

facebookを立ち上げたが・・

浜口です。市場は今週もまだ、不安定なのでしょうかね?そうでもないか?
さて
当方は遅ればせながら、facebookなるものを先週、見よう見まねで立ち上げました。浜口名義ではないが・・・。その体験談を。
反応は、結構あった。多くは大学時代の友人、特に所属していた音楽サークルの連中。特に自分よりも年下の面々からのアクセス。
まず、サークルのとある友人が、当方にコンタクトしてくれた。それを他のメンバーが見ていて、「なに?浜口もfacebookを?」と、次々にアクセスしてくれたようだ。
みんな、すでにfacebookを始めていたのだな?当方、完全に出遅れている。
始めてまだ1週間ぐらいだが、14名が次々に友達になってくれた。そして現在も、増殖中。当方、アクセスに「どうもどうも」と。次から次へ応えているところ。
すでにfacebookをはじめている連中が、向こうからどんどんやって来てくれる。当方が何か書くと、「いいね」とレスを、凄い数、付けてくれた。
なんだか、学生時代のサークルの飲み会の世界が、二十数年後の今、ネット上で再現されているよう。これを懐かしいというべきか、リアルというべきか。
これがきっかけに、そのうちオフ会となるのだろう。これだけ前段階で情報交換できていると、それはそれは盛り上がると思う。参加者も多くなるだろう。オフ会あるいはOB会の連絡も、facebookで事足りるかもしれない。
facebookは写真を多く用いて、自分たちの近況や最近の関心事などを説明している。写真から当然、「昔と変わらんなあ」「ああ、ずいぶん年をとったなあ」という様子も、リアルに分かる。
というかこのサークルのケースだと、大学卒業以降の各々の人生の歩みが、なんとなくうかがえてくる。この点も興味深い。学生のときに地味だったヤツが、社会人になって意外にご発展、そんな状況もなんとなく分かってくる。その逆もまた然りだが。
家にいるときは、facebookを年がら年中見ている・・・そんな面々が多い模様。だから書き込みをすると、すぐに反応がある。もっとも、アクセスがあるとメール連絡で、わかるようにはなっている。
当方は、facebookで得がたい体験をした。これはやってみないと、実感できないだろうな。みなさんにも、おススメしたい。

Galaxy tabで、松山でモテる?

浜口です。
こう書くと、「浜口が愛媛県は松山のどこか、不謹慎なところに行ってモテたという話か?」と受け留める方がいらっしゃるかも知れせんが、そうではない。
当方、松山に日帰り出張(!)してきたんですね。もうヘトヘト。そのときの話。
午後3時から講演会だったが、早目に到着。1時前に「食べログ」で前もって検索しておいた、評判の良いイタリアンにランチに行った。
当方、着席したテーブルの上にGalaxy tabを置いて、コートをかけに行き、戻ってきた。すると、隣に座った40代前半と思しき美しい女性2人組が、当方をちらちら見てるんですね。
あれ?と思って当方、ニコっとしたら、先方から以下の会話が始まった。
2人組:「あの~。これ、タブレットですか?I pad?」
浜口:「Galaxy tabですよ。要は、I padの小さいやつと思ってもらえれば」
2人組:「そうですか!東京から?東京ではこういうのがはやってるんですかねぇ?」
浜口:「いや、そういうわけではないですが。たまに持ってる人がいるぐらいかな。まだ、毎月の支払いも高いし」
2人組:「なるほど、ところであなたは、ブログとか書いてるんじゃないですか?」
浜口:「え?その通りですが・・なんでわかるんですか?」
2人組:「やはりそうですか。なんとなくね。私達、ネットでブログを見るのがとっても好きなんですが、出来れば知ってる人のブログを見たいと思って。知らない人のブログを見ても、ねぇ。で、書いてるんでしょ?教えて!」
浜口:「まあ、そうですね。当方、浜口と言いまして・・・・」
と自己紹介した次第。そしてGalaxy tabで、このブログを見せました。それから話が、女性中心で、はずむことはずむこと(笑)。
なんでもこの2人組、この後は、松山市駅の高島屋でショッピングなんだとか。ここが松山三越を抜いて、松山でNo.1の百貨店らしい。そうか。
結局、1時間半近くも、当方に付き合ってくれました。どうもありがとう。
いろいろな話をしてくれた。例えば、松山で株で30億円儲けた愛媛大の学生がいて、今は道後温泉でホテル経営をやっている話とか。「男性は、お金持ちになると、そりゃモテるわよね」と、2人ともしみじみ語っていましたね。意見がピタリ、一致してた。そういうもんか・・・しかしそうあからさまに、ストレートにいわれてもなぁ(笑)。
あと今度当方が愛媛県の新居浜に行く話をして、「新居浜は住友発祥の地、住友金属鉱山の別子があるあたりだから、由緒正しいところですよね?」と尋ねると、
「とんでもない!ガラが悪くてねぇ。住友は。研究員は違うけど。泊まるんなら、松山、道後温泉のほうがはるかに良いですよ。新居浜にはリーガロイヤルホテルがあるけど、そのとなりはジャスコ。それ以外は,街に活気がなくて・・・」だと。そういうものか?その方は新居浜の隣にお住まいらしいが。
さて松山の滞在時間はわずかに4時間。当方、講演会の帰り、急ぎ、松山空港行きのバスに。すると、となりに70前後の男性が腰掛けた。当方、Galaxy tabで今日の株価は・・・と調べていたら、声をかけられた。
男性:「お兄さん、それ、本が何冊も入るというPCですか?」
浜口:「そ、そうですね。電子データの本を入れようとすれば、数千冊入るらしいですね」
男性:「そりゃ凄いな。私は年をとったのでもう縁はないと思うけど、凄いと思う」
浜口:「はあ。これは、年配の方が本を読むのに向いてると思いますよ。便利ですよ。例えば・・・・」
といって、ipadで学童のヒーローにでも書いた、例の行為「親指と人差し指で画面を拡大するアレ」を、行った。すると
男性:「こ、これは凄い!最近、小さい字が読めなくなってね。これだと、拡大鏡がいらないなあ!いい時代になったもんだ。それ、今度買おうかな」と。不思議なかたちで、感動していただいた。
そういえばこの前、秋田出張の際も、そうだった。行った先の居酒屋のカウンター内にいた女性が、店のHPに出ていた。「これ、あなたですよね?今日はこれを見て、この居酒屋に来たんですよ」とGalaxy tabでHPを見せた。結構、喜んでもらえた。
結論。
ipadやGalaxy tabなどの注目度は、今のところ老若男女問わず、かなり高い。これがきっかけで、結構、いろんな人と知り合いになれそう。何かと。これは良いことである。
Galaxy tabは、街の人気者である。当方、いわゆる「初物」はコスト高なので普段は余り手を出さないのだが、Galaxy tabは買ってよかった。つくづく、そう思う。人生、悪くない。

当方今でこそ、白子は好物だが・・・

浜口です。今回は相場ではなく、なぜか「白子」についての話。
さきの秋田出張の際、秋田市民市場に行きました。そこで立ち寄ったのが、市場いちばん鮨。秋田市民市場直営の回転すし。おいしかった。食べたものの一部を写真に取った。下記を。
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左はブリ。これは地のものではなく、高知産の養殖もの。右上はざっぱ汁。秋田流の、白身さかなのあら汁。これは実に旨かった。そして中央はだだみ、つまりたらの白子の軍艦巻き。青森の日本海側、深浦産だとか。五能線の駅にあるな。白子特有のとろみと旨みが最高だった。
たらの白子は、冬、今の時期が旬らしい。いくつかある市場の魚店では、どの店もこれを並べていた。写真を。
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凄い量の白子。何匹分なんだろ?下のパッケージで1000円らしいが・・
白子。たらやふぐの精巣。今でこそ好物だが、以前は食べるのに、少し抵抗があったな。
表現が難しいが・・・当方も先方も同じオス同士、相手の精巣・精子を食べるというのは・・・微妙に感じられた。男性なら、このニュアンスはリアルにわかってもらえると思うが・・・
あと、こんなに精子を溜め込んだまま、それをメス相手に体外に出すことなく、人間に食べられてしまう。
これはかなり、せつないことなのではないのか? 
さて
昨年年末の会社の飲み会での話。お通しにふぐの白子が出た。これを良いことに、主に30代の同僚女性達数名に、上記の「当方は微妙に感じる」件の話題を振ったところ、かなり盛り上がった。
まずは「白子?おいしいと思いますけど。浜口さん!まさか、女性が白子を食べるのを見て、ヘンな連想をしてるんじゃないでしょうね?!(笑)」との、当方の常識もしくは性癖を疑う反応。なるほど・・・ごもっともで。
あとは「男性からすると『共食い』ですか?(笑)たしかに微妙なのかもしれませんね」「珍味ですよね。独特な味わい。けど、『オス』とか言われると、落ち着いて白子を味わえなくなるので困る。今日はもう、冷静ではなくなりました(笑)」「女性がイクラを食べるとき、あるいは鶏の卵を食べるときは、いちいちそんな、微妙な気持ちにはなりませんよ」などの話が聞こえてきた。
当方、最後の卵についての見解を聞いて、なるほどそのとおりかなと、とりあえず納得した次第。
話は変わるが:
秋田ではたらの白子を「だだみ」と呼ぶが、青森では「たつ」というらしい。「たつ」については以前、出張で青森市内の居酒屋に行った時のことを思い出す。
当方が居酒屋のカウンターに座った際、「男のスタミナ たつ」と書かれた札がメニューとしてブラ下がっていた。これがとても気になり、カウンター内にいる20代と思しき女性店員に、本件を尋ねてみた。下記の会話を。
浜口:あそこに書かれている「男のスタミナ たつ」って、何ですか?
女性:たらの白子の刺身です。もみじおろしポン酢でいただきます。
浜口:そうなんだ。でもなんで、「たつ」って言うんでしょうね?
女性:(恥ずかしそうに)それは・・・男性が立つからだそうですよ。
浜口:(驚愕!!)ええ???そ、そうなんだ。本当に?
女性:はい、そう言われているらしいです。
浜口:それじゃあ、その「たつ」を一つください。
精力アップの効果があるらしいのだが、名前の由来も含め、本当なのか?
それはそれとして、「たつ」は旨かった。ビールと実によく合う。しばらくして・・・・
女性:「たつ」はいかがでしたが?
浜口:ん?今のところ、何の変化も起こってないですが・・・
女性:(顔が真っ赤になって)そ、そうではなくて・・・お味のほうは?
浜口:あ、ああ、おいしかったですよ。とっても。
女性:は、はあ、そうですか。良かった。お口に合いましたか。
ご参考まで、当方その後も、特段、何の変化も起こらなかった。ただただ、お酒をおいしく頂いた。それだけに留まる。これで十分楽しく、まあ人生、悪くない。
PS
ちなみに、日本のさまざまな姿を紹介するサイト「loneleeplanet」では、「10 Weird Japanese Foods(日本の変な食べ物10)」として、外国人の目線から見た、微妙な日本の食べ物をリストアップしている。白子はなんと、変なモノNo.1である。
うーむ、やはりそうだよな。白子を食べるのは、日本人だけなのかな?