団塊の世代の旅行者の数が凄い

浜口です。

ここのところ、3泊4日で、秋田青森岩手、いわゆる北東北に旅行に行ってきたんですが、団塊の世代の旅行者の数が凄い。ちょっと驚きましたね。

例えば秋田から青森にかけ海沿いを走る、テツには人気のローカル線の五能線。「リゾートしらかみ」と言う列車がある。秋田を出たあたりは乗車率30%程度でしたが、宿泊施設があるウェスパ椿山、十二湖あたりから大量に人が乗ってきて、乗車率はほぼ100%に。年配の人ばかり。火曜日なんですけどね。

また翌々日、朝9時半ごろ、宮古から盛岡まで山田線を走る「快速リアス」も、乗車率は90%位。これは木曜日の話ですね。やはり年配の人ばかり。

両方とも、マイナーなローカル線なのに。テツの旅には、最高だが・・・とにかく団塊の世代の旅行需要、ここに来て、ものすごく増えてると思う。お金もヒマもある人たちを、旅行代理店が取り込んでるんだろな。中国人の爆買いがよく話題になるが、なかなかどうして、これら団塊の世代の人たちの旅行需要も侮れないって。そう思いましたね。

まあテツにとっては、少々迷惑な話ではあるが。。。日本経済、地方再生、ひいては株式市場にとっては、良い話ですね。

9月は下がっても、想定の範囲内。

浜口です。

月曜日から木曜日まで、ノリテツ旅行に行っておりまして、マーケットは1日、1〜2回見る程度、日経はほとんど読まない、そんな日々を送っていました。

マーケットが下落しているようですね。何が起こってるか、よくわかってない部分もあるが、まあこんなもんじゃないのかな。これが正直な感想。アノマリー的にも、9月は荒れる月ですからね。

9月の相場をイメージする中で、起こって欲しくは無いが、起こる可能性が否定できない。そんなことが現実に起こってるんでしょう。変な日本語ですが・・まあ、想定の範囲内と思ってますが。

まぁ当方、レバレッジはかけてないので、 一時的な需給要因が原因なら、どんなに暴落してもらっても構わない。重要な事は、10月以降も相場に留まって、それ以降に期待される上げ相場をきちんと取ること。そう思いますけどね。

不安定なのは、おそらくは9月のSQあたりまで。アメリカの利上げがあった場合も、この頃ですよね。それ以降は落ち着きを取り戻すんじゃないかな。

しばらくは、高見の見物で行きますよ。これからいろいろ、調べてみることにします。

消費税10%引き上げ撤回の可能性?

浜口です。

突然、当方の頭をよぎったことを。

これは去年の11月の話ですが、クルーグマン教授が安倍首相と会談、消費増税反対を表明との報道を思い出した。

安保関連のことで、足元で安倍首相の支持率が低下している。にもかかわらず、安倍首相は、自分の信念を貫こうとしている。ちょっと不気味な位、自信があるように見える。
これは支持率低下の打開策に、切り札を持っていると考えるのが妥当。下衆の勘繰りだが、この上なくわかりやすい政治のかじ取りということで、「17年4月に予定されている消費税10%引き上げの撤回」という可能性も、あるのではと。

消費税上げの撤回は、基本的には大衆から歓迎される。首相は、アベノミクスが成功しつつあることに伴う税収増から、消費税を10%にする必要は当面なくなった。こう説明すればいいわけだから。これで万事、うまくいく。
反対勢力の典型は財務省だろうが、この辺は菅官房長官が、抜群に首尾よく仕切っているという話も聞こえてくる。

消費税10%引き上げの撤回があれば、景気にとっても株価にとっても、非常にフォローだと思う。

以上、あくまで当方の妄想ベースの話なので、その点はどうかご注意を。

個人的には、実現可能性の高いシナリオとして認識し、相場に対峙していこうと思っています。

日経平均は3万円を超える!

今日、この本を買ってみました。

SMBC日興証券投資情報部著。2012年6月ごろ書かれた、「脱デフレで日経平均2万円がやってくる」の続編ですね。

当方、この前編も読んだが、果たして、書いてある通りの展開になった。本書はこれに続く良著でしょうね。主張、実に納得できます。

マクロ分析はバランスが取れた優れたもので、最近言われているコーポレートガバナンスコードが実施され、高い水準のROE(8%程度?)が実現すれば、その段階でもう日経平均3万円は夢では無いとのコメントが印象的でした

加えて、チーフテクニカルアナリストの吉野豊さんによる分析も素晴らしい。特に1929年以降のNYダウと1989年バブル崩壊以降の日経平均の推移に酷似しており、この点からも日経平均の上昇が期待できる。この分析も圧巻だなと思いましたね。

これは一読の価値ありと思いました。ご参考まで。

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企業の中期経営計画に対して、アナリスト見通しが弱気であるケース

浜口です。

企業側の中期経営計画に対して、アナリストの業績見通しが弱気であるケースを見つけました。あくまで一例ですが・・・日本郵船。

2014年10月2日に同社工藤社長から説明のあった日本郵船の新中期経営計画「MTS2018」を見ると、2016年度の経常利益予想は、1200億円。

一方でアナリストの見方として、会社四季報2015年夏号に掲載されている日本郵船2016年度の経常利益予想はといえば、970億円。ずいぶんと乖離があることがわかる。中期経営計画の2018年度の経常利益予想は1600億円とさらに強気であり、驚かされます。

ちなみに8月7日の日本郵船の株価は358円。これで予想PERは10倍前後なので、株価形成はほぼ会社四季報のアナリスト見通しに近い線でなされており、中期経営計画の数字は反映されていないと推定されますが・・・どちらが正しいんでしょうか。

日本株は、バブルではない

浜口です。

写真の「日本株は、バブルではない」(藤野英人著)を読みました。氏が言わんとしてることは、写真にある本の表紙・裏表紙をご覧ください。まさに書いてある通り。

私としては、同意できる内容ですね。一読をお勧めします。

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左上には、「投資家が知っておくべき『伊藤レポート』の衝撃」と書いてある。実はここがポイント。書店で実際に、本を手に取ってみてください。

日本の4〜6月のGDPは、マイナス成長も??

浜口です。

これは、今日発売の週刊エコノミストの中の説明ですが… 4〜6月のGDPは、マイナス成長も?なんてシナリオがここにきて、急に言われ出しましたね。

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この数値は、8月17日に発表になる。またこの頃にはアメリカの利上げが 9月になるのかならないのか。その辺もかまびすしくなる。模様眺め?

一方でこの頃には、日銀の追加緩和がどうなるのかの話も出てくる。追加緩和をするかどうかはともかく、 2016年以降の マネタリーベースをどうするか。そんな決定、発表を、日銀もしなくてはならない時期でしょうしね。

その辺を考えていくと、日本株は8月9月は調整かもしれない。アノマリーとも、整合的ですしね。

長期的には日本株は強気なのは変わらないけど、 10月以降かもな。再度上昇してくるのは。そんな気がしてきた。

どうなるかな。

ギリシャ危機は世界バブルを誘発?

浜口です。

今日の日経ヴェリタスの中の藤田シティグループ証券副会長の寄稿記事は興味深い。写真、特にラインマーカーを引いてあたりがポイント。本文も含め、重要なところを下記に。

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・歴史を振り返ると、世界的な危機の後には必ずバブルが起きている。好景気と低インフレ・低金利の3つが同時に揃えば、バブルが発生する。ギリシャ危機が長引けば世界の金融緩和が続き、バブルは発生しやすくなる。

・(中略)世界最強の国際競争力を持つドイツと、観光や造船以外に目立った産業がないギリシャは、経済の実力に大きな格差がある。これほどまでに格差がある2つの国が14年間もの間、共通通貨を維持できたこと自体奇跡的とも言える。ギリシャがユーロに残っても離脱しても、この問題は長期化しそうだ。

・(中略)仮にギリシャ問題が長引き一般の予想ほど米金利が上がらなければ、世界的に超金融緩和が続くことになる。これは好景気と低インフレ・低金利が同時に起こると言う、過去のバブル発生のパターンと同じだ。

藤田氏は明確には書いていないけれども、今後、どっちみち最終的にはバブルに突入すると考えていると、当方には読み取れる。当方もこの意見には、基本、賛同できる。まあ詳しくは、みなさん自身で日経ヴェリタスを購入し、みなさん自身の氏の意見の受け止め方をしていただきたいが・・・

世界同時株高にはならないんだろうが、足元で超金融緩和を続けながら景気が良くなっている日本は、バブルに発展する可能性は他の先進国比、高いんだろうなぁ。個人的にはそう思い、楽しみにしてますけどね。

どうなるか…以上、ポジショントークですので、その点はご注意ください。

PEGレシオ

浜口です。

今日の日経ヴェリタスに、PEGレシオの説明が書いてある。写真の通り。当方が黄色のラインマーカーを引いた部分は、こう書いてある。:
PERが20倍で平均成長率が20%の銘柄と,PERが10倍で成長率が10%の銘柄は、どちらも(PEGは)1倍になる。(PEGは)1倍から2杯に収まる銘柄が多く、1倍を下回れば割安とされると。。

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しかし・・・この銘柄リストの中では当方、清水建設を保有しているが、 1株当たり利益の平均成長率90.5%と言う前提は、随分と高い。どうやって計算してるのかと思ったら、やはり説明がある。3期前の利益を起点に計算していると。

でもまあ・・・実際には、3期前が悪すぎたと言うべきか、ここ3期が「まぐれ」というほどの成長率だったわけで・・・この延長線上で今後も利益成長が期待できるのかというと、これはちょっと現実的ではないよなぁ。さすがに楽観的すぎる。他の銘柄も概ね、同じような理由でPEGレシオが低くなってるものがほとんどなんだろな。予想PEGレシオを掲載してほしかったな。

それはそれとして、こういうリストに自分が保有する銘柄が出てくるのは、気分的には悪くない。だれかこの記事を見て、高値を買ってくれないかな・・・

個人的には、そんな印象の記事でした。取り留めがなくなりました。この辺で。

ギリシャ問題、7月20日までは波乱?

浜口です。

ギリシャ問題、まさかの展開。逆に言うとこれは、日本株を拾うチャンス到来とも言える。そのスケジュール観をどう考えるべきか。

ユーロ離脱の可能性も含め、今後、7月20日のギリシャ国債償還が山場になる。それまでは波乱が続く。この考え方が基本観で良さそう。現状では。

となると、その間の安値を拾っておけば良いと言うことになんだろな。そんな印象を持っています。現状では。

但し、話が急転直下、解決する可能性もある。それがどうなるかは何とも言えない。神のみぞ知る。これは当たり前ですよね。

さあ、どうなるか…