長崎・熊本・鹿児島に出張③肥薩線特急「くまがわ」と「いさぶろう・しんぺい」

浜口です。

長崎・熊本・鹿児島に出張②かごっまふるさと屋台村の続き。今回はテツの話。
鹿児島中央を出発。超大回りをして、肥薩線経由で鹿児島空港に向かう。まあ・・・常識的にはあり得ないが、テツなら考えつきそうな経路です。
まずは九州新幹線で、鹿児島中央から新八代へ。それ以降は、写真を。

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新八代にて。これからこの、肥薩線特急「くまがわ」に。赤地に黒の気動車、キハ185、実にカッコ良いな。
この「くまがわ」、九州横断特急とある。その理由は・・始発は別府、終点は人吉なんですね。
別府から豊肥本線経由で九州を横断、熊本へ。そこから鹿児島本線へ。新八代からは肥薩線を走って、終点の人吉へ。なるほどな、確かに九州横断・・・JR九州も、随分とユニークな走行コースを、考えついたもんだな。

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特急「くまがわ」の車内。いいムード。車両通路のドアガラスにも、九州横断特急のマークがカッコ良い。このあたり、JR九州の車両ならでは。シビれるな。。。。

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肥薩線の八代~人吉間は、球磨川に沿って走る。残念ながら天気は曇りだが、それでもきれいな車窓・・・・と、球磨川、結構雨が降ったあとみたいで、川の周りの土砂が崩れ落ちてるところもあったり・・・なかなかワイルドな趣きでしたな。

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人吉に到着。特急「くまがわ」はここが終点。ここから吉松までは、「いさぶろう・しんぺい」という、鈍行の観光列車で。下り列車と上り列車で列車名が異なり、吉松行きの下りは「いさぶろう」、人吉行きの上りは「しんぺい」として運転されている。当方は、吉松行き「いさぶろう」に乗る。

Wikiによれば、この列車の愛称の由来は、「いさぶろう」が人吉駅 – 吉松駅間が建設された当時の逓信大臣山縣伊三郎、「しんぺい」が同区間開業当時の鉄道院総裁であった後藤新平にちなむものであると。

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車内。キハ140がべースらしいが・・・・なんともクラシックな趣き。外板は古代漆色(深赤。九州新幹線800系の帯と同色)に塗装され、座席は、固定式クロスシート。中央部には共用スペースとして、窓を拡大した展望席が設置されている。鈍行で全車普通車だが、座席指定席と自由席がある。

この列車は、有名な大畑のスイッチバック・ループ線や、日本三代車窓のところで、アテンダントさんが詳しく説明してくれる。
例えば大畑のスイッチバックの途中では、「スイッチバックでは、進行方向が変わります。したがって運転手さんも最前部から最後部まで、走って移動します」と、アナウンスし説明してくれる。またわかりやすいよう、車両の先頭についたカメラが、列車がループ線をぐるっと回る様を映してくれる。
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ここが日本三代車窓、御岳の先。電車は一時停止。「韓国岳が見えてきます。晴れていれば桜島も見えるんですが・・・・でも今日は曇りにしては、景色は良くみえてる方です」との説明が。

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この方がアテンダントさんです。笑顔がステキで、ハートも良さそう。

吉松に到着。ここからは、以前も訪ずれたことのある嘉例川まで、「はやとの風」で。次号、乞うご期待。

長崎・熊本・鹿児島に出張②かごっまふるさと屋台村と西郷隆盛

浜口です。長崎・熊本・鹿児島に出張①JR九州のテツと長崎の卓袱料理の続き。

今日の宿は、ソラリア西鉄ホテル鹿児島。鹿児島中央駅の正面にある、西鉄が経営している、綺麗で便利なホテル。おススメですよ。鹿児島宿泊の,有力候補ですな。
ホテルの近くに、屋台村があるらしい。当方早速、散策に。これが実に、良かったな。写真を。

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屋台村の入り口。「かごっまふるさと屋台村」というらしい。実に、期待できそう。

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いいムードでしょう?この屋台村に来ているのは、鹿児島の地元人が中心。観光客に媚びてないスタイルが、実に好ましい。

屋台村には、いろんなお店がある。しゃぶしゃぶ、焼き鳥、中華、居酒屋、スペインバル。お客さんの多くは、一つの店にいる時間30分ぐらい、で、何件かハシゴするんだそうな。
桜島が噴火すると、風向きによっては灰が降ってくるらしい。この日も噴火していた様子だったが・・・問題なしでしたね。

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当方まずは、食べログの屋台村ランキングで最も評価が高かったここ、「しゃぶ市」に。となりの人が食べていたきびなごの刺身が、実に旨そう。当方も注文。最高でした。お酒は当然、薩摩焼酎。屋久島産の三岳を。旨しでしたな。

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お店の目玉料理、鹿児島黒豚しゃぶしゃぶ。見てのとおり、しみじみ、旨しでしたな。

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鹿児島の人たちは、屋台村にお酒とともに、出会いと会話を求めて来てる。そんな気がする。とにかくみんな、気さくでフレンドリー。老いも若きも初対面も、仲良く話が出来る。そしてみな楽しそう、美味しそうに飲んでる。素晴らしいな・・・

はしごの3件目、屋台村内のスペインバルに。10人も入ると、もう満席。
すると驚いた。「しゃぶ市」で隣り合わせた鹿児島のOLさん3人組と、ここで再会、「ご一緒に・・・この店一押しは、白ワインらしいですよ」と提案。すると、こんなに素敵な笑顔がこぼれてきた。

鹿児島の女性、なんでこんなにフランクというか、気さくなんだろうな。これも屋台村ならでは、なのかな・・・ちょっと人生観、変わるくらいだった…
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屋台村では、運営側の鹿児島市職員の方から、焼酎を飲みながら、こんな話も聞いた。曰く:
鹿児島の明治維新ヒーローといえば、西郷隆盛か大久保利通。これは関東から来たあなたも、よくご存知でしょ?

でも・・・断言するが、鹿児島人の共通の考え方は、西郷隆盛は大好き、大久保利通は大嫌い。だって大久保は、鹿児島の英雄西郷どんを、最後は見捨てたんだから。絶対に許せないと・・・。
なのに大久保は官なので、この銅像は鹿児島中央と天文館の間、はるかに立派なところにある。これを見て、大久保利通は西郷隆盛以上のヒーローと誤解している県外からの人が、意外と多い。
とんでもない話。ここのところをよくわかってないと、鹿児島人の気持ちは理解できない。ビジネスは、うまくいきませんよと。

そうなんだ。なるほどな。。。この街は、明治維新・西南戦争を、いまだ引きずってる。でもそういう歴史が、いまだに語り継がれている鹿児島・・・・当方、嫌いじゃない。ちょっと目頭が、熱くなったな。

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翌朝。ソラリア西鉄ホテル鹿児島から見える。鹿児島中央駅。九州新幹線が3本、停車しているのが見える。ここは鹿児島・・・旅路の果てか・・・・という歌が、頭をよぎる。

昨日の出来事を、思い出す。屋台村、楽しかったな。とっても。久々に人生、悪くないなと・・・・
さて当方、今日は帰るだけだが・・・またも、ちょっと遠回りをしようかな。肥薩線に乗って、鹿児島空港に向かうことにしよう。次号、乞うご期待。

長崎・熊本・鹿児島に出張①JR九州のテツと長崎の卓袱料理

浜口です。
当方、またも九州へ。今回は、長崎・熊本・鹿児島と。

正確には、山口宇部空港経由で、下関へ。某証券会社。まずはそこで、ランチ勉強会を。その後で博多入りし、まずは長崎を目指したんですが、今回もなかなか充実した旅、じゃない、出張になりましたよ?(笑)JR九州のテツ、いろいろと乗りました。写真を。

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博多駅。ここから長崎本線に乗り換え、特急「かもめ」で、終点の長崎に向かう。当方、博多にはあまり縁なくて・・・今回もまた、素通りでしたな。

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長崎での勉強会が終了。今日の宿は、ホテルニュー長崎
このホテルの中の錦茶房にて、長崎名物の卓袱料理を、いただきました。
卓袱料理は、長崎ならではの、歴史あるフルコース料理。基本は和風懐石なんですが、それに、南蛮料理と中華の要素も加わっている。お皿のデザインも、どことなく、南蛮っぽいムード。素敵ですよね。

とにかく海の幸を中心に、考えられ得る、ありとあらゆる旬な素材を総動員して、実に豪華なフルコースにしてある。ある。う~む、実に満足かつ満腹ですな。旨かった・・・。

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朝の長崎駅。通勤客が、どっと降りてきた。今では珍しくなった、国鉄色の気動車が、到着したところ。キハ44かな・・・懐かしさを感じる、佇まいだな。

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長崎を出て、熊本へ向かう。新鳥栖までは、特急「かもめ」で。なんかこの列車、イモムシ、特にアゲハチョウの幼虫をイメージ、させるな。でも、白地につばめマークが映えて、カッコ良いな。
今回はグリーン車で行くことにしたが・・・この区間のグリーン料金、プラス2000円と、安いんですよ。当方、喜んだが・・・。

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特急かもめのグリーン車。正直言って、普通車とあまり代わり映え、しない。黒の革張りシートも、かなりヘタリ気味・・・。安いグリーン料金、やっぱりそれなりでしたな。

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熊本で仕事の後、九州新幹線「さくら」で、鹿児島中央に向かう。
当方が乗ったのは、N700系でしたが・・・・これがとなりのホームに止まっていた。
いいでしょう!!?実に丸っこい、愛嬌がある顔つき。思わず乗りたく、なりますよね?車両デザイン、JR九州の最高傑作じゃなかろうかな。
アテンダントさんに尋ねたら、これ、800系の新型「さくら」、なんだと。親切に教えてくれた・・・よかよか(笑)

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熊本~鹿児島中央、「さくら」のグリーン車。こちらはムード、最高!
基本、東海道新幹線のN700系グリーン車に準じますが、シートの張り地やカーペットは、JR九州独自のもの。う~む。素晴らしいな。
九州新幹線、この区間はトンネルが多いので、車窓は期待できない。逆にその分、グリーン車のありがたみが感じられるというもの、ですな。

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グリーン車のアテンダントさん。まだ、研修生と。実に初々しかったですな。
これからだ。頑張ってな・・・・・次号に続きます。

宮古の浄土ヶ浜旅館が、ついに再建なる!!

浜口です。
今日の日経朝刊の社会面に!最高に嬉しい記事が!!

東日本大震災による津波で全壊した、岩手県は宮古の浄土ヶ浜旅館が、ついに再建出来たと。
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良かったな!若女将さん、これからもどうか、がんばってな!!叶うなら、今すぐにでもかけつけたいが・・・
これまでの経緯を書きますと…当方、2011年の2月後半、東日本大震災の少し前に、岩手出張の折、この浄土ヶ浜旅館を訪ずれた。幸せの宿:浄土が浜旅館で書きました通り、それはそれは、最高に素敵な宿でしたよ。楽天トラベルの賞、楽天アワードをもらっている、評価の高い宿、その評判とおりでしたね。
ところがあろうことか、その後、3月11日、東日本大震災が・・・当方いたたまれず、地震で、浄土ヶ浜旅館は?を書いた。

ブログの下のほうをご覧いただければわかると思いますが、多くの方から、若女将の安否関連情報をいただいた。この時ばかりは、相場には全く関係ない方からも、ご連絡いただいた。若女将のことが心配で、浄土ヶ浜旅館で検索したら、このブログが出てきたんでしょうね…
その後、若女将の無事を確認と。良かった。。。
その後、ああ三陸鉄道!そして浄土ヶ浜旅館よも書いたが・・・この頃はまだ、なんとも悲しかったのを、良く、覚えてる。天災に対し、人間はなんと、無力なのかと・・・

若女将さん、まだまだ困難は多かろうが、どうか頑張ってな。
あなたの暖かいお人柄ゆえ、応援者・理解者は沢山いるだろうし、今後も増えてくると思う。
人生、これから・・・やり直せばいいって。

あと:
最近、最近はマスコミのニュースフローが少ないが…アベノミクス第二の矢は、10兆円超の財政出動。東日本大震災の復興支援の額、大きいんですよね。三陸の復興、これからだって。

え?運用へのSuggestion?
相場も然り。これから。月曜からやり直せば、いいって。
取りとめがなくなりました。この辺で。

高知・松山・鹿児島に出張⑥霧島温泉郷日の出温泉

浜口です。
日本株は、しばしの調整。少し時間、かかるかもしれないんで・・・当方の温泉話でも、付き合ってください(笑)。

さて
高知・松山・鹿児島に出張⑤吉都線に乗ってですが。。。実はまだ続きがある。

吉都線・肥薩線と乗り継いで、嘉例川駅で下車。ここは、鹿児島空港の最寄駅であると共に、霧島温泉郷の入口でもある。霧島屋久国立公園ですね。。。。と、今は、霧島錦江湾国立公園というのか。
ということで当方、霧島温泉郷の中でも、比較的嘉例川駅近くにある、日の出温泉にふ~らふら。立ち寄り入浴してきました。これが最高でしたね。写真を。

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日の出温泉の建物。きのこの里という食堂も併設されていました。
日の出温泉、近くとはいっても、徒歩ではたどりつけない。嘉例川は無人駅で、タクシーは常駐していない。ゆえに当方前日に、鹿児島空港にいるタクシーを、列車到着時間に予約しておいた。駅から料金、1000円前後の距離に、日の出温泉はあった。入湯料は200円でしたね。

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これが日の出温泉!当方しかいなかったので、内湯の写真を撮ることに成功!なんともいいムード、伝わりますか?
泉質が素晴らしい!黄緑褐色の炭酸水素塩泉を、源泉かけ流し。ちょっと炭酸を感じるような、鉄分も感じられるような。ほのかな硫黄も。浴後は、肌のすべすべ感、とても感じました。当方、日本全国、いろいろと温泉を巡ってますが、ここは、最も感動した湯の一つでしょうね。
温度調節はしていないんですが、40度くらい、もしくはもう少しぬるめ。ゆえに比較的、長時間入っていることが可能でした。窓からの眺めも、良かったな。

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温泉のそばを流れている、新川。これが綺麗だった。浅いところは透明な水も、深いところはこのように、エメラルドブルー?に見えるんですよね。

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日の出温泉の近くから見える、新川渓谷の景色。素晴らしいな…

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日の出温泉は。飲むこともできる。源泉かけ流しの、新鮮な温泉。

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温泉を後にして、タクシーで鹿児島空港に。そろそろ、帰ります。鹿児島空港発の飛行機、さすがに飛んでいく先が、それらしいな…

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鹿児島ー羽田便のCAさん。綺麗な方でしたね。ハートも、よかよか。

さて
6回シリーズで書きました、高知・松山・鹿児島の出張。これ、3日間の出来事だったんですが…年中旅ガラス状態の当方にとっても、今回は、年に一度あるかないかなの、素晴らしい出張になったな。場所・天気・季節含めて、ほんと、好条件が重なった。素晴らしい出張は、突然に・・・なんてな?(笑)人生、悪くないって・・・。

まあ・・・自腹で、少し遠回りして、行き来してきたわけだが・・・一部から、「旅行にしか見えない」という意見も聞こえてくるが・・・(笑)仕事も、きちんとこなしてますんでね。悪しからず。

高知・松山・鹿児島に出張⑤吉都線に乗って

浜口です。高知・松山・鹿児島に出張④日豊本線・竜ヶ水駅から桜島を臨むの続き。

今回は、100%テツの話。吉都線って、ご存知ですか?かなりマニアックなテツじゃないと、わからないだろうな・・・(笑)以下、Wikiの説明を。
吉都線(きっとせん)は、鹿児島県姶良郡湧水町の吉松駅から宮崎県都城市の都城駅に至る九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(地方交通線)である。肥薩線八代駅 – 吉松駅間と合わせて「えびの高原線」の愛称が付けられている。
霧島山の北東側を廻り宮崎県西部のえびの市・小林市と南部の都城市、そして県都宮崎市および鹿児島を結んでいる。都城 – 隼人間が開通するまでこちらが日豊本線だった時期がある。また、1974年から1980年まで博多 – 宮崎間の特急「おおよど」、1959年から2000年まで熊本 – 宮崎間に急行「えびの」(当初は準急)が経由し、肥薩線とともに中九州と南九州を結ぶ役割を持っていた。
2008年度分の統計によれば、吉都線の輸送密度は576人/日であり、JR九州の路線のうちで最下位である。この輸送密度は、国鉄改革の際に廃止された特定地方交通線に選定される水準である。

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・・という、実に愛すべきローカル線ですね。
今回は、鹿児島中央から鹿児島空港に向かうまで。まずは日豊本線で。そして吉都線に完乗。さらに肥薩線の嘉例川を経由して、ぐるっと遠回り。巡ってきたというわけです。楽しかったな。写真を。

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鹿児島中央にて。まずは日豊本線特急きりしまで、都城まで。
特急きりしま、昭和の時代のオンボロ車両を真っ赤に塗って走らせてることもあるが・・・この編成には、特急つばめ車両が用いられていた。ちょっと嬉しくなる・・・。
JR九州車両、センス、いいですよね。外見も、車内もね。

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強い太陽の日差しのもと、つばめが飛んでいるような・・・好きな写真です。

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都城に到着。ここからいよいよ、吉都線へ。待っていたのはキハ40?吉松行き。こちらは年季が入っているって。昭和の時代のムード満点の、気動車。昔の急行列車風のクロスシートが、実に良い感じ。旅情を誘います。ローカル線の、魅力ですね。

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車窓から見える、韓国岳。ここは、霧島屋久国立公園ですな。

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吉都線の終点、吉松に到着。ここで向かいのホームには、肥薩線の優等列車、特急、いさぶろう・しんぺいが待ってました。

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駅弁、売ってた!吉松駅弁・たまり幕の内弁当と!しかも、駅弁売りの人が、この駅では健在!久々に拝見しました。後ろを足早に歩いている、女性車掌さんとは対照的なイメージですが・・駅弁売りさんも、味がある。良い感じです。
駅弁、主に特急いさぶろう・しんぺいの乗客向けなんでしょうが、各駅停車に乗っている当方も、買い込んだ。

吉松駅弁・たまり幕の内弁当は、地元食材を使い、とことん手作りに徹した弁当との触れ込み。旨しでしたよ。しいたけや野菜の煮付けの味が、忘れられない。濃い目の味付けで、ご飯に、実に良く合ってたな。

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肥薩線の嘉例川駅。実はここが、鹿児島空港から最も近い駅なんです。

そうはいいましても無人駅だし、タクシーは呼ばなきゃ来ないし、スマホの入りも悪いが・・・・と、鹿児島空港に向かうまで、さらに寄り道することに、しますね。次号、乞うご期待・・・・とな?(笑)

高知・松山・鹿児島に出張④日豊本線・竜ヶ水駅から桜島を臨む

浜口です。高知・松山・鹿児島に出張③プロペラ機で、松山から鹿児島への続き。

さてと・・・鹿児島空港に到着。ここから鹿児島市内へ向かうには・・・。常識的には、市内行きのリムジンバスに乗るんだが、実は実は、もっと魅力的な行き方があるって。
まずは鹿児島空港から日豊本線の隼人駅まで、バスで移動。そこから日豊本線にて、鹿児島に向かう。この途中の車窓、錦江湾の景色が、実に素晴らしい!!
今回は途中、最も景色が美しい竜ヶ水駅で下車。ホームに降り立ってみたが、最高でしたね。写真を。

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竜ケ水駅。ホームから、錦江湾がよく見える。で、もう少し右のほうを眺めてみると・・・・

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桜島!驚いた。これ、日豊本線の竜ケ水のホームからの景色。錦江湾越しに、こんなに近くに、きれいに見えるとは!。。。と、桜島、この時、小噴火してるの、わかりますか?
当方しばらくの間、ホームに佇んだ。雄大なこの景色を、じっと眺めてた。鳥の鳴き声と、潮騒に囲まれてね・・・。

湾にたくさん浮かんでいるのは、はまち・かんぱちの養殖いかだらしい。鹿児島の両魚の養殖は日本一で、60%シェアとのこと。そうなんだ・・・
30分ほどすると、次の鹿児島中央行きの鈍行が着たので、これに乗り込んだが・・・他の何にも代えられない、素晴らしい時間を過ごさせてもらいましたね。

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風光明媚なところは、往々にして、天災と背中合わせ。竜ケ水も然り。ホームには、こんな災害復旧記念碑が・・・。

この駅、1993年8月6日の鹿児島集中豪雨で、壊滅的な打撃を受けたことで、有名。想像を絶する規模で発生した土石流により、駅に停車中の列車2車両が、駅もろとも全て、錦江湾に押し流されたんだとか・・・でも、JR九州の職員さん、実に機転の利いた判断・行動をしてくださり、犠牲者はほとんどでなかったそうな。
詳しくは、こちらを・・・是非、みなさん、見てください。【車窓26】寝台特急「富士」竜ヶ水~鹿児島 1993年の大水害放送♪

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鹿児島駅に到着したが・・・こんなに小さな駅とは。鹿児島の中心駅、現在は一つ先の鹿児島中央駅、旧西鹿児島に、集中していたんだな。
でも当方は、日豊本線の終点、鹿児島駅で下車。ここから市電に乗って、街の中心、天文館に向かう。で、某証券会社で、勉強会を実施。

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勉強会は無事終了。当方の鹿児島での定宿、城山観光ホテルに到着。九州に出張②城山観光ホテルでも紹介してますが・・・鹿児島でイチオシのホテル。部屋も、雰囲気があります。

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翌日の早朝、城山観光ホテルから見えた、桜島。竜ヶ水駅からの眺めとは、随分と異なるが・・・これはこれで、趣があるな。

さて、今日は当方、仕事はなし。東京へ帰るだけなんですが・・やはり、常識的なルートでは、帰りませんよ?(笑)。次回のブログに、乞うご期待。

高知・松山・鹿児島に出張③プロペラ機で、松山から鹿児島へ

8浜口です。高知・松山・鹿児島に出張②オールドイングランド道後山の手ホテルの続きです。

当方、今日は朝の時間、松山の某証券会社で、勉強会を。でその後、鹿児島へ向かいます。写真を。
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松山市電、道後温泉駅。今日は天気が、良いな・・・道後温泉、もう少し滞在していたかったが・・あくまでビジネスで訪ずれてますんでね。旅行では、ないんですよ?(笑)

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松山市電、なんとも味わいがある。レトロな趣き満点だな・・・これに乗って、当方、松山の中心街、大街道に向かう。

路面電車に乗ってる人、ビジネスマン風の人も、少しはいるが・・・・なんかみんな、おっとり、のんびりした感じ。少なくとも、ストレスで眉間にしわを寄せている人は、見当たりませんね。
松山は、街全体が、ノスタルジックな感じ。そしてスローフードならぬ、スロータウンというべきか。万事、ゆっくりしてる。街のテンポが。東京は何かと、性急過ぎなんでしょうかね。

これだと、松山という街、何事につけ、生産性が高いとは思われないが……まあこれでいいのだ、とな?

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勉強会が終了。これからJALの子会社、日本エアコミューターのプロペラ機、松山12:10発の鹿児島行きに乗ります。それにしても・・・松山ー鹿児島間の移動・・・飛行機、どんな人が、乗るんだろうな・・・・

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これが当方が乗るプロペラ機。SAAB製だそうな。でも飛行機、ちっこくなればなるほど、愛苦しく感じられるよな・・・・

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プロペラ越しの景色。上の写真は瀬戸内海。下の写真は九州山地。阿蘇ではないと思うが…それにしてもプロペラ、なんでこんな風に、曲がって写るのかな?

松山ー鹿児島間の飛行時間は、1時間。その後当方は、少し遠回りをして鹿児島市内を目指したので、空港からさらに1時間、計2時間だった。一方で鉄路だと、瀬戸大橋経由、山陽新幹線・九州新幹線経由で、7時間かかると。
う~む。直線距離を行けると・・・確かに、早い。時間の節約には、なるな・・・

高知・松山・鹿児島に出張②オールドイングランド道後山の手ホテル

浜口です。マーケットが良いので、少し遠ざかってましたが・・・久々に、出張旅行記を。高知・松山・鹿児島に出張①土讃線・予讃線経由で、高知から松山へ。の続き。

今日の松山の宿は、道後温泉。オールドイングランド道後山の手ホテル。ここが・・・最高でしたね。

ホテルのHPによれば、このホテルは、1886年に「川吉旅館」として誕生。この別荘の「かわきち別荘」宿帳には、池田首相、岸首相、佐藤首相ら政界の大物(現職時)をはじめ、芸能界では藤山一郎、永六輔などそうそうたるメンバーが名を連ねていると。で、「川吉旅館」創業120年を期に、明治の香りただよう道後の街に合わせ、オールドイングランドをキーイメージとした、新しいホテルへと生まれ変わらせたと。
確かに素晴らしいホテル。松山に泊まるなら、ここ、実におススメです。写真を。

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エントランス・部屋・エレベーター…確かにオールドイングランドを、キーイメージにしている。とても良いムードですよ。ツインのこの部屋は、床が、フローリングでしたな。

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「当ホテルは日本最古の温泉として知られる道後温泉の膝元に位置し、源泉からの豊富なお湯を引いています。 ですからホテルでありながらいつでも、温泉を楽しんでいただけるのです」と。確かにその通り。大浴場、良い湯でしたな。小さいながら、露天風呂もありました。

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夕食はホテルで、「愛媛の地産地消フレンチ」なるものをいただいた。やはり良いムードのレストラン、感じの良い美女がワインを注いでくれる。う~む、実にホスピタリティを感じましたな。最高でした。ここでは食事、デザートだけ、載せることにしますな。

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翌日の朝食。場所は昨日のフレンチレストランだが・・・当方は和食を選んだ。やはり、地の素材を多く用いているようで…写真の通りですが・・最高でしたな。

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朝食後、仕事が待っているので・・・道後温泉駅に向かう、道すがら。道後温泉本館がありました。こちらはこちらでまた、風情がありますな。

平日の道後温泉は、旅行者が少ない。道後は松山の中心街からも近いので、ビジネスで泊まる人もいると思ったが・・・あまり、いない。さすがに「道後」と書かれている領収書を会社に出すのは、気が引けるのだろうか?(笑)
ガラガラだが・・・しかしこれは、宿泊者には都合が良い。ここのホテルは従業員の数が多く、みな、感じが良い。それもあり、手厚いサービスが受けられたのかな。

ゆえに価格も割安で、こんな豪勢な食事が付く宿泊メニュー、格安で泊まることが出来たんだろな。最高でしたね。人生、悪くないな。

東海道新幹線、普通席とグリーン車、買い方次第で料金が逆転?

浜口です。これは、東京~新大阪を行ったり来たりする方に、耳寄りな情報だと思いますよ。

東海道新幹線、東京から新大阪間の、のぞみ指定席正規料金は、1万4,150円。これに対して、初期費用が1000円強かかりますが、東海道新幹線のEX-ICサービスを用いて、ひかりの早得サービスを利用した場合、写真のとおりの料金となります。

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ひかりを用いた場合の東京~新大阪のグリーン車料金は、1万4,000円。のぞみとひかりの違いはありますが、「みどりの窓口」で買った場合と比べると、普通席とグリーン車、料金の逆転現象を起こしてるんですね。グリーン車のほうが、150円安い。

東京~新大阪、確かにのぞみよりもひかりのほうが、到着が20分遅い。あと車両、のぞみはN700系に対し、ひかりは多くが700系と、古い。それでもね。この価格逆転、十分、魅力的だと思いますよ?まあそのうち、ひかりの車両も徐々に、N700系になっていくと、思いますしね。
当方、新幹線ご利用する時は、ね。もう常に、東京~新大阪、ひかりのグリーン車で移動しようかなと、思っておる次第です。