日米とも、株式市場が強いなと。

日米とも、株式市場が強いな。。。。というのが、実感です。今後、日米の景気減速を予測する向きも、少なくないのに。慎重派が多いんでしょうね。
為替に関しては、震災後の急落時を除くと、ドル安円高が、新高値に近い水準。
以前であればこれだと、円高⇒国内輸出企業の業績懸念、ドル独歩安⇒ドル不安懸念。。。から、株式市場は下落しても、おかしくない状況なんですけどね。まあ、相場の地合いが強いと、まずは整理をしておきます。

一ノ関と世界遺産・平泉

浜口です。八戸・一ノ関3部作の最後。今回は一ノ関編。

八戸から一ノ関に移動。八戸と同様、講演会を実施。一ノ関は岩手の内陸部ではあるが、震災の時には、かなり被害を受けた。壊れたり、ガラスが割れたりした建物が多数。大変でした・・・とは、主催者側の地元地銀担当者の弁。写真を。
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震災の影響で運休していたJR大船渡線。一ノ関-気仙沼間は、4月1日から再開。しかし。。。気仙沼-盛の区間は、いまだ、メドが立たない。。
しかし一ノ関には、明るいニュースも。今年6月に、平泉が、世界遺産登録された。これで俄然、盛り上がってる。

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一ノ関の駅。看板の大きさが、いかに平泉の世界遺産登録が喜ばしいか、象徴している。

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一ノ関構内に掲げられてる、垂れ幕。
この垂れ幕を当方、facebookにアップし、「一関なう。良かったな、平泉!!」と。するとある盛岡出身の知り合いの女性、即レスで一言、曰く。「あたしゃ泣きましたよ。」と。

あと
一ノ関駅を歩くと、いろんなところに「がんばれ岩手」の張り紙がしてあることに気がつく。当方、某所の張り紙の横に、落書きがあるのを目撃した。殴り書きで、「平泉万歳!奥州藤原氏万歳!!岩手県万歳!!!」と。。

こ、これは。。。う~む。当方、目頭が熱くなった。一ノ関だけではない。岩手県全体が、平泉世界遺産登録を喜んでいるんだな。これが、震災復興のシンボルになればな。

さて
当方、もともとは岩手県には縁もゆかりもないが、個人的に、岩手県のファンである。仕事でよく行ってるからかな。愛着みたいなものが沸いてきた。訪ずれたのは、盛岡・花巻・水沢・一ノ関。沿岸部は、久慈・宮古・釜石・盛・大船渡。旅行ではこれに加え、雫石・小岩井農場。。。岩手県に関しては、当ブログでも、たくさん、書いてる。下記の通り。震災がらみの記事も含め。

幸せの宿:浄土が浜旅館
地震で、浄土ヶ浜旅館は?
若女将の無事を確認
ああ三陸鉄道!そして浄土ヶ浜旅館よ
宮古のウニ
幸せの盛岡じゃじゃ麺「白龍」
鉛温泉藤三旅館
三陸鉄道の矜持がここに・アサリが安い

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一ノ関駅構内にある。乗り換え案内。平泉には東北本線下りを。猊鼻渓には大船渡線下りを。それぞれ、階段を下りてねと。清々しい気持ちになるデザインだな。

これまでの一ノ関。観光といえば、平泉に加え、厳美渓、猊鼻渓といったあたり。これを​3本柱と言うことも出来るが、より北に位置する花巻の、​宮沢賢治・花巻温泉郷といった観光資源に比べると、いささか線が細い印象。
しかしこれからは、世界遺産登録された平泉を中心に、満を持して巻き返す。町の期待は、高まる。

両者は決して、ライバルということではない。共存す。平泉⇒花巻⇒盛岡(もしくは雫石)の2泊3日旅行、これが増えて欲しい。実は当方、2年前にこの旅行コース、行ってきた。最高だった。おススメです。
岩手県の沿岸部は、いまだ厳しい。しかし徐々に復興へ。内陸部は、プラスアルファで平泉。こんなかたちで盛り上がりが見られたら、嬉しい。岩手県を、応援してる。。。本音を言うと、もう、どんなカタチでも良いので、とにかく一日でも早く、沿岸部の復興を。お祈りしてる。当方は、ウニと経済講演会・・・東北に復興の兆しがで書いたとおり、三陸の生ウニを購入。微力ながら、三陸産を消費。。

最後に
ご参考まで、人口データを。一ノ関は12万人、前日訪ずれた八戸が23万人なので、半分ぐらい。花巻は、10万人。
次回は、相場のことを、書きますね(笑)。

世界的に、リスク選好の流れ?

浜口です。
先週一週間を見ますと、株式市場は、総じて、堅調。アメリカ株も、戻り高値更新ですしね。
当方の手持ちで言えば、例えばいすずは、戻り歩調。購入したばかりの銀行株ETFも、まずまず。銀行株は、みずほの3行統合の話以降、パフォーマンスが好調ですね。
あと、インドネシア株投信EIDOは、ついに、新高値になりましたな。
世界的に、リスク回避から、リスク選好の流れ?もうしばらく、いけそうなムードと理解。
日本株についても、日本株、上昇への転換点を迎えつつある?の線で、当面、良いかと。
さて
角山さんの、日本株をすべて手放すことにしたの内容、思わず、ニヤっとしながら、拝見しました(笑)ご指摘のとおりと、当方、理解してます(笑)。

ギリシャ問題、大丈夫か?

浜口です。株式市場、良い感じになってきましたね。
さて、ギリシャ問題、相変わらず、くすぶってます。大丈夫か?聞かれることが、相変わらず多い。以下、ギリシャのデフォルト懸念に関し、当方が考えるところを。
1. ギリシャの債務不履行問題、大丈夫か?
ギリシャ国債2年債利回りが30%近くまで急上昇している状況を鑑みれば、足元の資金繰りはクリヤーしたものの、今後2~3年程度を見た場合、デフォルトの可能性は否定できないと考えるのが、妥当でしょう。
2. ギリシャの損を、誰が引き受けるのか?
ギリシャが自助努力で再生できず債務不履行が発生した場合、欧州安定化メカニズム・IMFが、その損を引き受けることになるでしょう。
欧州安定化メカニズムに資金を出しているのは、1にドイツ、2にフランスです。一方でIMFの主要国の出資比率は、米国が18%で1位。日本は6.3%で2位。以下、独が約6%、英仏が約5%と続きます。つまり欧州、特にドイツを中心に、世界が広く浅く、面倒を見ることになります。
足元では、ギリシャ国債のロールオーバー(償還・借り換え)は、主に欧州安定化メカニズム・IMFが面倒を見ている状況であり、リスクは徐々に、民間金融機関から公的部門に移管中。ゆえに、ギリシャの債務不履行がもしあっても、それが欧州の銀行の信用危機に発展する可能性は、低いものになりつつあります。
ギリシャの債務不履行が先送りされればされるほど、リスクが公的部門に移っていくことで、市場が混乱する可能性は、低下していくと思われます。

日本株、上昇への転換点を迎えつつある?

浜口です。
Sell in May以降、株式市場は、なんだかパッとしないことが多いんですが、ここにきて、上昇への転換点を迎えつつあるとのレポートも、散見されますね。
例えば三菱UFJMS証券の芳賀沼さん。上昇局面近い日本株、年末1万2000円を想定とのメッセージを出してる。あるいはJ.P.Morgan証券の北野一さん。出口も見えず、何をやってもダメ・・・・・そういう時こそ、転換点。そんなレポートを出してる。
たしかに金曜の東京株式市場も、NY株式が弱含みの中、しっかりだった。ここは素直に、日本経済は4-6月期が最悪期、以降は復興需要も回復、つれて株式市場も上昇。政治混迷、最低最悪なのは、既に周知の事実と、素直に受けとめて良いのか?

注目すべきは、8月の米景気指標?

浜口です。
アメリカの6月の景気指標を注目で、(7月)月初のISM6月の製造業景気指数がやはり、重要かな。と書きました。
しかし本日、当社のエコノミストと話をしたところ、「日本経済は4-6月期が当面の最悪期になる公算が高い」と言われている中、7月発表のISM6月の製造業景気指数はまだ下向き、50割れが現在の市場のコンセンサスになりつつあるらしい。これがボトムで、8月発表のISM7月から、指数は上昇に転じるのではないかとのこと。ご参考まで。
しかし、相場がどう反応するかは、わからないが。。。さあ、どうなるか?

当方のマイブームを。耳栓です。

浜口です。最近の当方のマイブームを。耳栓なんです。
以前、昭和の時代の喫茶店。例えばルノアールなどが代表的ですが、広さがそこそこあって、読み物に集中できた。
ところが最近の喫茶店、スタバならばともかく、ドトールや典型的にはマックですが、席の間隔がとても狭い。このような中、二人以上で話している女性が隣にいたりするととてもうるさいことが多く、読み物に集中できない。この問題を一挙に解決するのが、耳栓です。
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当方、当初は写真の右のタイプを使ってましたが、最近は左のスクリュータイプが、お気に入りです。遮音性は、こちらのほうが高いですね。いずれも100円ショップで、入手可能なものです。
ほんと、これは集中できますよ。最近は乗り物の中でも、耳栓をするケースが多くなりました。おススメです。本を読む効率が上がる。クセになりますよ。

アメリカの6月の景気指標を注目

浜口です。
直近の米国景気と株価でも書きましたが、5月の米国経済は、日本の震災の影響から、大きく落ち込みました。これ以外では、ガソリン価格の上昇も影響しているらしい。
今後、新たにアメリカの5月分の指標が出ても、それをネガティブ視するのは、あまり意味がない。良くないことは、既に分かっているので。
しかし足元で、震災による部品供給の問題は改善しつつありますし、アメリカのガソリン価格も、既にピークアウトしている。ということで、5月の景気指標はもう良いでしょう。次月、6月の景気指標がどうなるかが、ポイントになる。
月初のISM6月の製造業景気指数がやはり、重要かな。

東電、ストップ高ですか。。

本日、東電、ストップ高ですか。。支援機構法案が閣議決定と。う~む。
ご参考まで下記に、先週金曜、当方がfacebookで書いた文章を、貼り付けておきます。
月曜、後場の寄り付きが、最後のチャンスだったんだな。まあ今後の展開はまだ、わかりませんが。まだ、乗っかるチャンスは、ある?それとも、やはり、乗っからないほうが、良い?(笑)
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当方本日、和歌山県は新宮で、地元の証券会社支店長さんと、小宴。3時間の宴のうち2時間は株式、特に東京電力に関する話。大いに、盛り上がる。ちなみに、100円代の東電は、可及的速やかに買いということで、意見が一致。

facebook、三昧が過ぎると

浜口です。
facebookを立ち上げたが・・
で書きましたとおり、当方の周辺、facebook、大いに盛り上がっています。毎日のように書き込み、返答を。週末はこれが、10件以上に及びます。。。盛り上がり過ぎなんですよね。
facebookはとても楽しいが、これの三昧が過ぎると、対応に、時間がもの凄く必要。盛り上がりに反比例して、本を読む時間がなくなる。ブログをアップする時間も、然り。経済の世界の言葉で言えば、「クラウディングアウト」させられてしまうということ。
時間は有限。facebookと、日常生活、首尾よく、両者の、折り合いをつけないと、大変なことになる。そんなことを感じる、昨今です。逆に言えば、それほど、盛り上がってる。