商社株が百年に一度の投資機会?

浜口です。

先般野村が出した、総合商社に関する強気レポートが話題になっているようですね。

商社セクター全般について、「百年に一度の危機が、商社に百年に一度の投資機会をもたらす。売られすぎの状況」として、セクターの投資判断を「強気継続」とのことです。

三菱商事がPBR1倍割れ?まあ安いですよね。

【補足】米国の景気後退局面

浜口です。前回の書き込みの補足。

株式市場は、マクロ経済に6ヶ月を中心とする期間先行するといわれています。

となると米国株式の底入れ時期は、景気後退局面の平均期間(10ヶ月)で見ると2009年10-12月期の早い時期、過去最長の期間(16ヶ月)で見ると2009年7-9月期の早い時期が当てはまります。つまり経験則からは、今回の景気後退が過去の平均的な期間で終わる場合、現在が株価のボトム近辺という考え方が成立することになる。

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米国の景気後退局面

浜口です。ようやくヘッジファンド等の株式の換金売りが一巡したのでしょうかね。

今回は経験則から、米国の景気後退局面がいつごろ終了するかを、景気循環面から考えて見ます。

NBER(全米エコノミスト協会)によれば、第二次世界大戦後、米国では10回の景気循環があり、そのうち景気後退期は最短で4ヶ月、最長で16ヶ月、平均すると約10ヶ月といった状況です。以上はHP( http://www.nber.org/)内に米国の景気循環日付が記載されており、これにより確認できるようです。

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リーマン憎し!?

浜口です。ここにきて、国内の貸し渋り深刻化の話が出てきますね。

一月ぐらい前に和歌山に出張した際、タクシーに乗ったら運転手からリーマンブラザーズの破綻の話が聞こえてきて、びっくりしたことがありました。どうみても金融関係に無縁と思しき年配のタクシー運転手から、なぜ件の米国投資銀行の固有名詞が聞こえてくるのか?

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為替需給の話

浜口です。

10月19日付日経ヴェリタスに深谷幸司ドイツ証券シニアアナリストが激動期の為替相場というコーナーに文章を書かれていましたが、これが結構、いろいろと参考になりました。

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鉄火場

浜口です。相場が不安定ですね。日経ネットの海外株概況によれば17日のNYダウは:
取引開始直後は景気悪化懸念で260ドル安⇒朝方の売り一巡後は、一時は下値の堅さや値ごろ感を意識した買いが優勢で一転して301ドル高⇒その後息切れし127ドル安・・・・なんだそうですね。

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株価は経済の半年後を先取り??

浜口です。

株価は経済の半年ぐらい後を先取りするといわれます。実際、そのとおりだと思います。これを前提に考えれば、今年の冬から来春あたりの世界経済は、景気後退の渦中・・・・ここまでのシナリオはまず、「当確」だと思うんですね。市場のコンセンサスもそうでしょう。

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厳しい下げ

浜口です。厳しい下げですね。

率で歴代第三位、1987年のブラックマンデー、1928年のスターリン暴落に次ぐそうです。

今日、株が暴落すると取材があることでお馴染みの東京八重洲口の新光証券本店(旧山一證券本店)前の株価ボードのところで、これまでになく大規模な取材をやってました。通行人はあまり、
参加したがってはいなかったようですが。

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バブル崩壊とサブプライム問題の当局対応比較

浜口です。コツンと・・・・・きませんね。

日本の90年代のバブル崩壊とこのたびのサブプライム問題を比較し、足元で政府当局対応がどの段階まで進んでいるかの金融危機比較表を作りましたのでアップします。実はこれ、9月20日ごろ作ったんだけど、悪いことにアップし忘れてました(汗)。せっかく作ったので・・・・今となっては証券会社のストラテジイ・レポートなどに似たようなものがあるかもしれませんが・・・・

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【訃報】佐々木英信さんが急逝

浜口です。一目均衡表の第一人者、大物テクニカルアナリストの日興コーディアル証券・国際市場分析部の佐々木英信さんが急逝されましたね。58歳・・・・。早すぎる。

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