浜口です。
国内の企業活動が活発化しつつある・・・で書いた通りですが、ここもと、日本企業の行動が変わりつつありますね。
ふと気が付いたんですが、投資家と企業家経営者とでは、ここもとの為替相場の受け止め方に、大きな乖離があるように思われます。
我々投資家は、為替相場は1ドル100円台まで一気に円安になって以降、膠着状態となり、上値が重いなと感じるようになった。円安・日本株高を見込む向きは、イライラしている。
一方で企業経営者側の多くは、そう受け止めていない。為替は100円近辺で安定、デフレもなくなってきた。銀行による「貸しはがし」懸念は昔の話、キャッシュを抱え込む必要なくなってきた。
となるとここは、ライバル企業に負けないためにも設備投資を再開、企業活動を正常化させていい。そんなアグレッシブな気持ちになってきた。だから毎日のようにM&Aや自社株買いの話が出てくる。そんな好循環になってる。
要は、投資家が退屈と受け止める為替の膠着は、企業にとっては安定。経営のかじ取りがやりやすくなるということ。立場変われば、受け止め方も変わるということですね。
さああ、これからが、楽しみだな。日本株。
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投資家の「退屈」は、企業にとっては「安定」。
驚いた・・・角山さんがブログ書かなくなるなんて。
浜口です。
う~む。当方、今日まで出張だったんで、コメント、遅きに逸したかもしれないが…
驚いた・・・書かずにはいられない。角山さんがブログ書かなくなるなんて。信じられないが・・・これが現実なんだよな。
当方、角山さんの真摯に相場に対峙する姿勢、様々に参考にさせてもらっていた。なるほどな・・・と、考えさせられる視点、いくつも、メモさせていただいていた。ありがとうございました。
角山さん。お互い、生涯、投資家でいましょうね。いつ、どういうかたちで成功を収めることが出来るのか。楽しみだな。
長い間、ご苦労様でした。それにしても、さみしくなるな…
上記、本来は角山さんに直メールすべき内容なんでしょうが…あえてここに書かせていただきます。
これまでの角山さんに、敬意を表したいんで。悪しからず、ご了承を。
国内の企業活動が活発化しつつある・・・
浜口です。
日本株、なんだか今まで、アベノミクスやら黒田日銀やら、政策頼みの話が多かったが・・・・・
まあこれも、アベノミクス・黒田日銀の成果といえようが・・・ここにきて、企業マインドの変化が顕著。デフレからインフレへ、マインド転換。これを受け、国内の企業活動が活発化しつつあるように思える。自社株買いやM&A、毎日のように報道されてますしね。
以下は先週金曜の日経朝刊の「増収率 買収テコに規模拡大」との記事。参考になるというか、象徴的な気がする。
「上場企業の2014年3月期は前の期と比べた増収率が13%と過去10年で最大だった。コスト削減で利益を生み出す体質から、売り上げを伸ばして利益を拡大する局面に転換している。13年度決算のランキングをみると、M&A(合併・買収)で企業規模を膨らませた企業も目立ち、日本企業が積極姿勢に転じたことも読みとれる。」
日本企業が、積極経営に転換しつつある。となると株価も、これは上昇に。キャッシュを持ってる企業が、経営の選択肢、広いんだろな。
当方、日本株にそんな新たな息吹き、感じてます。どうなるか?
sell in May の始まりでないことを切に願うが…
浜口です。
ニューヨークは2日連続の大幅安。う〜む。sell in May
の始まりでないことを切に願うが…
6月末から45日前から下がっているのも、
少々気にはなるが…杞憂に終われば良いが…どうか?
今回もまた、日経平均のNYダウ・キャッチアップ、期待できる??
浜口です。
毎度お馴染み。また久々、逆行してますんでね。日経のHPに掲載されている、日経平均とNYダウの比較チャートを。
当方は本件、過去4度ほど、似たケースについて言及してます。両者の相関関係は高く、過去においては、このような状態は長続きせず、4回とも、修正されている。具体的には、なんらかの需給要因から日本株が売り込まれるものの長続きせず、安定的に上昇しているNYダウにさや寄せ修正しているケースがほとんど。
6月にかけての日本株の材料としては、①法人税減税期待②日銀の追加緩和期待③GPIFの日本株組み入れ比率アップ期待・・・などがある。
以上がきっかけとなって、今回もそろそろ、日本株のキャッチアップが期待できると考えて、良さそうだけどな。どうだろ?
天橋立にバリュー株的要素を感じた。
浜口です。
当方、京都・宮津に出張①天橋立、そして割烹富田屋へと、京都・宮津に出張②北近畿特急・北近畿タンゴ鉄道のテツを書きました。
出張を利用した小旅行は好きだが・・・観光地をミーハー的に有難がる気にはなれない。結構そういう人、特に女性に多く見受けられるような気がするが・・・・自分がそうなら、格好が悪いと思う。
日本の自然、それに伴う美しさ、地元ならではの食材・料理の旨さ、地域を結ぶ上で、欠かすことのできないテツ・・・・などなどを味わうのはとても好きだが、観光地や名所旧跡であることを利用し、過剰に商業ベースに乗せんとしている状況を目の当たりにすると、当方は、すぐに幻滅する。天邪鬼と言われるかもしれないが、これが本音。要は、過剰なドレッシングが好きじゃないんですよね。
しかし・・・天橋立はそれには該当しない。日本三景の一つだからどうとかそういうことではなく、ここは本当に、息を呑むほどの美しさだった。むしろ、この素晴しい観光資源を活かして、気の利いたリゾートホテルでも建設する外資やエアライン系ホテル会社でも出て来ないものか。そうすれば、四季折々、季節が感じられそうなこの場所、是非、再訪したいのにな。そんな風に感じられた。
・・・と、ここまで書いて気がついたが、「天橋立」は過剰なドレッシングとはむしろ逆・・・バリュー株的な要素を感じた。割安に放置されているという意味で。
風光明媚でかつ、日本海の海の幸が豊富。温泉も出ている。でも、広く知られてはいはいるが、当方の周囲の人に聞いてみても、実際に訪れる人はあまりいない。素晴らしい価値を持っているのに、観光の受け入れ態勢が十分でなく、飲食や宿泊のインフラが整備されてないからだろな。
京都や大阪から、2時間もあれば到着できる、天橋立。割安に放置されてる気がしましたね。誰かが目をつけ、趣味よく開発を行えば、「天橋立」株があるなら、買いなんだろうが・・・・
取り留めがなくなりました。この辺で。観光立国日本、国策ですよね。
岡山は津山・兵庫は香住に出張④城崎温泉に立ち寄る
浜口です。
津山に出張③香住「ぬくもりの宿石田」で松葉蟹を食すの続き。
さてさて・・・念願の松葉蟹も食べて、あとは当方、大阪に戻るだけ。山陰本線の鈍行で、城崎温泉まで。で、そこを始発とする特急に乗り換えるんだが・・・・乗り継ぎまで、一時間くらい時間がある。ということで、城崎温泉駅で途中下車、ふ~らふらと、城崎温泉に立ち寄ってきました。
Wikiによれば、城崎温泉は兵庫県豊岡市城崎町にある温泉。 平安時代から知られている温泉で1300年の歴史をもつ。江戸時代の温泉番付によると西の関脇(最高位は大関)にランクされる(なお西の大関は有馬温泉。)。泉質は食塩泉。 源泉温度37℃〜83℃。知名度と京阪神からのアクセスの良さにもかかわらず、歓楽色の少ない閑静な情緒が特徴。夏は海水浴、冬はカニ料理に人気があると。
由緒正しき、城崎温泉。蟹の季節と重なって、観光客、数多く訪れてましたね。なかなかムードある温泉街だったな。写真を。
城崎温泉への道すがら、松葉蟹を売ってた。松葉蟹、城崎温泉の最寄り水揚げ港は、津居山港らしい。津居山蟹は、青いタグ付きと。お店の人は、安いよ〜というが…さすがに良いお値段するな?
上の生きている大きな蟹は、16000円と。さすがに貫禄、十分だな。やはり青いタグ、付いてるな。
城崎温泉駅からお土産屋街を徒歩5分程度。地蔵橋を渡り、城崎温泉の銭湯・地蔵湯へ。
Wikiの表現を借りれば、城崎温泉は駅前から7つの外湯につながる大谿川沿いに温泉街を形成し、川べりの柳が、風情あるものであると。なるほど・・・確かにその通りだな。
地蔵湯に到着。たまたま誰もいなかったんで、浴槽をこっそり撮影。
瓢箪型の浴槽。向う側は、灯り取りの窓があり、露天風呂チック。さすがに雰囲気、あるな。
う~む。源泉かけ流し温泉、奥行きが感じられる、ありがたみのある湯。ほっこり・・・・。テツの旅、温泉にチョこっと浸かるための途中下車、最高だよな。実に、気分転換になるって。湯上りを、駅までとぼとぼ戻るのも、嫌いじゃないな。
大阪駅に到着。城崎温泉駅から特急「こうのとり」で、一路、戻ってきた。限りなく旅に近い出張は、これにておしまい。
東京に帰ってきたのではなく、別宅のある大阪に戻ってきた、この感覚。何とも言えない。まだ、旅の途中の気がする。
後に当方、東京本社勤務に戻ったら、この不思議な感じ、いい思い出になるんだろうな。これはこれで、悪くないって・・・。
岡山は津山・兵庫は香住に出張③香住「ぬくもりの宿石田」で松葉蟹を食す
浜口です。
津山に出張②姫新線・因美線・山陰本線で香住までの続きを。
これは昨年末の話。津山で仕事の後、冬の日本海を訪れ、旬の松葉蟹を食べて帰ろう。当方、そう思いましてね。産地の一つ、香住にある「ぬくもりの宿石田」に宿泊。夕餉は地元産の松葉蟹づくしコースを堪能。これが実に、素晴らしかったな。写真を。
松葉蟹コースのはじまり。まずは茹で蟹を。う~む、みっちり、身が詰まってる。甘みが強い。ビールとよく合うな。
焼き蟹!実にジューシーかつ、香ばしい。やはり見事なまでに、身がみっちり。これをハグハグといただく。う~む。至福・・・かにみそも、実に濃厚。
産地の生の松葉蟹の旨さを、堪能する。こんな瞬間、人生に何度あるんだろな…
蟹しゃぶ。さっきまで生きていた松葉蟹なので、生でも十分食べられる。なので足2本くらいは、ほとんど生、刺身状態で食べてみた。たまらんな・・・その後は、蟹を出汁につけ、火を通して、蟹しゃぶでいただく。最高・・・。
さて、蟹について、宿のご主人から下記のコメントが。
・今回の料理のうち、焼きガニ、蟹しゃぶ鍋は、香住産のタグ付き松葉蟹を用いている。サイズは3L。大きいほうから二番目。このサイズはとても食べごたえがある、良質な松葉ガニですと。
・松葉ガニの漁期は、11月6日から3月20日まで。この料理の松葉蟹は甲羅が12センチ、重さ800グラム、セリ価格は1万円程度と・・・・仕入れ値、そんなに高いんだ。
・この宿は基本、地元港、朝のセリで仕入れた蟹を出している。ただし、昨日、土曜日だけはセリがないので、その前日、金曜日に仕入れた蟹を出させていただきました。悪しからずと。
・地元港とは、柴山港か香住港。この蟹は香住港。セリをする場所は、宿から車で5分、近いところにある。柴山も香住も、港と漁場が近いので、生きたままの松葉蟹を持ち帰ることができる。
料理は、松葉蟹づくし。茹で蟹、蟹刺し、焼き蟹、蟹鍋、蟹雑炊・・・・そんな順番で出てきた。産地で食べる松葉蟹は、本当にうまい。しかも蟹が大きくて、ボリュームがもの凄い。最後のほうは、生身の人間と松葉蟹との戦い・・・そんな気がしてきた。とにかく、蟹の存在感が凄い。量が多くて、最後の方は、食べるのが苦しくなってきた。
様々な調理法が堪能できるとはいえ、素材が松葉蟹である点は共通しており、味に変化をつけるには限界がある。まあこれは蟹に限らず、関西で多くみられる「ooづくし料理」に、共通する課題なんだろうが…まあ、贅沢な悩みであることは、間違いないな。
翌日の朝食。焼き魚は、えてがれい。日本海側ならではの、なんともなんとも上品な味わい。甘エビの味噌汁も美味しい。出汁が良く、出てるな。
この宿は、山陰本線の近くに位置する。ゆえに泊まっている部屋から、こんな写真を撮ることができた。テツとして、嬉しい。
この宿、写真にも写っている、柿の木の持ち主でもある。宿を去る時に若女将が、この柿をもいで、3つほど持たせてくれた。曰く、「うちのお父さんが育てた柿です。美味しいですよ。ぜひお持ちください」と。
当方は、ご好意に甘えて…大阪に向かう、城崎温泉発新大阪行きの特急「こうのとり」の中で、この柿、お昼ご飯代わりにいただいた。美味しかったな。
香住の宿、「ぬくもりの宿石田」は、スタッフの方が皆感じが良く、大変心温まる、素敵な宿だった。特に若女将さんの感じが良かったな…食後は近くにある温泉の送迎まで、してくれたしな。。。
蟹の仕入れだけで1万円近くすることを勘案すれば、一泊二食付きで1万6,750円の価格は、むしろ割安かもしれない。蟹がない季節は、一泊5000円ぐらいか。今度は、香住が誇る紅ズワイ蟹、香住蟹の時期に、寄らせてもらいたいな。
さて当方これから、城崎温泉に向かいます。
京都・宮津に出張②北近畿特急・北近畿タンゴ鉄道のテツ
浜口です。
京都・宮津に出張①天橋立、そして割烹富田屋への続き。大阪・京都から天橋立にかけては、意外にも、珍しいテツの宝庫でした。ちょっとびっくり。写真を。
まずは京都から。特急「きのさき」で、福知山へ向かう。これは昭和、国鉄時代の車両だろうな。懐かしさを感じる・・・・と、京都は山陰本線の東の起点。それをあらためて、再認識した次第。
特急「きのさき」の座席前に掲げられていた、北近畿特急ネットワークの図。大阪・京都・兵庫の日本海側にかけては、北近畿という整理をするんだな。JRと北近畿タンゴ鉄道。そこには、独特の車両運用があるらしい。
福知山に到着。ここで北近畿タンゴ鉄道「たんごリレー3号」へ乗り換え。なんと、かつての名列車「タンゴ・ディスカバリー」車両を使ってる!初のご対面、これは嬉しいな。車両、丸っこくて、愛らしいデザインだよな。
車内はこんな感じ。広い。そしてまだ新しい。気動車の音が心地よい・・・
所変わって、北近畿タンゴ鉄道の天橋立駅。当方ここから宮津まで、鈍行で一駅戻る。車両、新しくてキレイ。デザイン、内装・外装どこか、JR九州の企画列車的なセンスの良さを感じる。嬉しい。
北近畿タンゴ鉄道の宮津駅にて。古い車両。ともに現役。レトロな雰囲気はあるんだが・・・下の車両は、きれいな水色に塗り替えられているが・・・サビが痛々しいな・・・
宮津での仕事が終了。北近畿タンゴ鉄道の宮津を出て福知山へ。ここから大阪までは、これで帰ります。
さて:
京都から天橋立。で、宮津から大阪へ。今回は、これまでまったくと言っていいほど、馴染みがなかった地域への出張。当方、日本各地、いろいろ訪ずれてるつもりだが・・・まだまだ手付かずのところ、あるんだな。
北近畿特急ネットワーク。老兵は死なず、昭和の時代の車両と、今風の新しい車両が同居している。テツは、新しいモノより、古いモノ、レトロなモノ、廃止寸前の車両に、惹きつけられる。う~む。これはこれで、悪くないな・・・
2014年度業績見通しが保守的な例。日本郵船。
浜口です。GW,今日で終わりですね。
前回の2014年度の企業業績見通しは、概して保守的との続きを。
ここで書いたような、アナリストの見解の一例を。これはドイツ証券による、日本郵船のレポート。写真の通り。「15年3月期会社計画は保守的過ぎる」と。具体的には下記。
「同社は会社計画の15年3月期(=2014年度)経常利益が市場予想を下回る700億円とされたことが嫌気され、決算発表後に株価は下落した。(中略)当社はこの会社計画は保守的過ぎると考え、現在、15年3月期で経常利益を920億円と予想している」と。
この銘柄については、他アナリストも同様のレポートを書いてる様子ですね。またこの銘柄以外にも、「見通しが保守的過ぎる」と
されている銘柄・レポートが相次いでいる模様。
大雑把なイメージですが、アナリストの現在のコンセンサスは、2014年度の業績見通しは、従来の予想と変わらず10%程度の増益と、当方は考えますけどね。さあ、どうなるか・・・