日本株、ここに来て、あまり冴えない動きだが・・

浜口です。
日本株、今日は大幅高しているが。。。ここに来て、あまり冴えない動きなのは、需給要因ですよね。
まず、5月高値を信用で買った向きの反対売買、あとは年内に節税対策売りをしたい向きの売り。
一方で買い方は、外人。この力関係で、相場の水準が決まるのでしょうか?
節税売りに関しては、クロスで対応する向きが多いと思ったが。。。そうではないみたいですね。
当方とは異なり、バブルの上げ相場を知っていない最近の若い人は、株は基本、上がっても長続きせず、そのうち、安くなる局面がある。その時に買い戻せばいい。そんな気持ちでいる向きが多いみたいですね。聞こえてくるところによれば。
まあ・・・節税対策の売りも、12月までには、峠を越えるんでしょう。その後が楽しみだけどな。。。

NYダウとの比較で、日経平均がキャッチアップ?

浜口です。
日経のHPに掲載されている、日経平均とNYダウの比較チャートを。久々に、逆行している。
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本件、日経平均とNYダウの比較も含め、過去2度ほど書いてますが、両者の相関関係は高い。過去においては、このような状態は長続きせず、都度、修正されている。
今回もそろそろ、以前と同様、日本株のキャッチアップが期待できると考えて、良さそうだけどな。どうだろ?

東名高速が出来る前、東京-大阪間のトラック便、2日がかりだったと・・・

浜口です。
日独で、株価が新高値。日本も、リーマン前の高値奪回ぐらいしても良い環境になりつつあると、思うけどな。
さて先日、当方が大阪でタクシーに乗った時の話。
運転手は、70才過ぎの方。話好きな人。聞けば若いころは、トラックの運転士をしていて、東京-大阪間、トラック便でしょっちゅう、行ったり来たりしていたと。
1969年(昭和44年)、東名高速が開通する前までは、いわゆる「下の道」、国道一号線を、ずっと運転していた。その場合、大阪を出て夜行一晩では到着できず。一泊2日で、東京まで行っていたと。
大阪から出発すると、浜松あたりで夜になり、車中で仮眠するケースが多い。が、もう少し頑張って運転して、箱根まで行って50円払って温泉に入浴し、仮眠する。これが楽しみだったと。
でも東名高速が出来て、そりゃあ、楽になりましたよと。
この話を聞いて、いろんなことを考えさせられた。やはり「スピードアップ」は、経済にプラス効果をもたらすと。
物流の進歩は、経済発展をもたらす。そりゃ、東京から大阪、人でもモノでも、移動に二日かかってたのが一日あるいは一晩で出来るようになれば、人の行き来・物流面で、劇的な進歩をもたらす。大阪や京都まで来ないと食べられないものも、東京で食べられるようになる。週末の単身赴任の人たちの帰省頻度も、それは増加する。週末に東京ディズニーランドを訪ずれる関西女性も、「スピードアップ」のせいで増加する。
それが今日では、物流に限らず、情報のスピードが、凄まじいスピードでやり取りできるようになっている。うんと昔は飛脚だった。それが有線電話となり、現在に至る。
東京~大阪、日帰りの連続なんて・・・古き良き時代の想い出もあろうが…やっぱり、節目、節目で、時代は変わるな。
取りとめがなくなりました。この辺で。結論?特にないが・・・・まあ一般論として、物流、情報伝達、便利であるに越したことはないな・・・・あまり便利になり過ぎてもな・・・という部分はあろうが。。。。

高松に出張④小豆島から赤穂線・日生へ

浜口です。

ずいぶんと間が開いてしまいましたが、高松に出張③小豆島・瀬戸内海・エンジェルロードの続きを。

今日は、小豆島から大阪に帰る。方法はいくつかあるが…最短距離で。
宿のある土庄から、1時間ほどバスに乗って、本州に面した福田港へ。そこからJR赤穂線の日生(ひなせ)に渡り、姫路で山陽本線に乗り換え、大阪に向かう。詳しくは最後に書いてますが、結構ギリギリの移動でした。まずは写真を。
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福田港発日生行きのフェリー、「ひなせ」の船内。こんな感じ。なかなか良いムードでした。

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でもやっぱり、晴れの瀬戸内海の旅なら…こんなテーブルで、冷えたらビールをゴキュッといただく方が、良いよなぁ?(笑)

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瀬戸内海。相変わらずきれいだが…福田港から日生へ向かう経路には、あまり小島がないんですな。その分景色は、やや単調かな。でも十分、気持ちいいけどなぁ。

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フェリーひなせ、無事、日生港に到着。

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赤穂線の日生駅。本州から小豆島にわたる場合、姫路や岡山からだと、港までバスで移動しなければならない。ところがこれが赤穂線の日生だと、港はすぐ近く。目の前。

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日生駅の案内所で教えてもらい、駅から数分歩く。「はましん」という海鮮料理のお店で、刺身定食を。味噌汁は、いそがに汁に変えてもらった。これが旨し。刺身には、しゃこも鎮座していた。
実に満足。価格面では、特に割安という感じではなかったが・・・観光客は見当たらない。来てるのは地元の人ばかり。地元の人気店なのかな。

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赤穂線の、鈍行車両。これに乗って姫路まで。そこからは山陽本線の新快速で。さあ、大阪へ戻ろう。

さて今回は:
福田港から日生まで、約1時間の船旅。ただしこの行き方は、きわめてマイナー。バスと船との接続が、配慮されていない。そもそも、港行きのバスがない。福田港の近くを通るバスならあるが・・・この船、フェリー利用が多いんだろな。車とともに移動な。

土庄バスセンターでバスに乗るとき、こんなアドバイスを受けた。
予め運転手さんに、福田港から船に乗る事を、伝えておくこと。そうすれば実際にはバス停はないが、福田港最寄の入口で、降ろしてくれるからと。

また、バスの遅延はしょっちゅう。老人客が多いと、乗り降りが遅いので。そうなると、船に間に合わないことも。で、乗り遅れると、次の船まで、港で2時間以上待つことに。それでは困るでしょう?でも策はある。
あらかじめ福田港に電話をしておき、「到着はギリギリになりますが、必ず船に乗りますんで」ということを、予め伝えておくと良い。そうすれば、少しの時間なら船は待っていてくれるので、バッチリと・・・ホントかなぁ?(笑)

果たして、バスの到着は5分遅れ。出発時間には間に合わなかった。が、アドバイスに従い福田港に電話をしていたおかげで、船はちゃんと待っていてくれた。で、当方が乗船後、すぐに出発。
福田港最寄の入口でバスを降りると、船会社の人がこちらをみて、「浜口さん!?船乗り場はこちらです!さあ、お急ぎください!」と、手招きしてくれた。大きな手振り。これがとても、印象に残った。

親切というか素朴というか・・・小豆島の人たちはおおらか、のんびり。ハートが良いな。そんな気がした。今回の訪問を通して・・・人生、悪くないな。

【質問回答】アメリカ国債のデフォルト説について。

浜口です。
「国策に売りなし」と・・・について、「アップル」さんから、下記の丁寧な文面の質問が。
先生の中長期展望の分析力は毎回大変参考になります。 ポジションを持てずに相場が下がると喜んでいる人もいるようですが、 相場が上がるにせよ下がるにせよ 先生のように根拠に基づいた冷静な判断力を持ちたいものです。 一つ質問なのですが、最近話題になっていたアメリカのデフォルト説。 一部の方はとてつもない円高ドル安を予想していましたが、 先生はいかがお考えでしょうか? 私個人としては長期的にはドル高と考え行動していますが・・
本件、当方もよく尋ねられてます。テレビを見ていると、一部、極端な意見が登場するようで。
以下、当方が10月に入って以降、講演会等で行っていた説明をまとめてみますね。これにより、回答に代えさせていただきます。
①10月に入って以降、アメリカでは「株高、国債高」が続いています。もし少しでも国債のデフォルトリスクがあるなら、市場はこの逆の動きになっていなければ、説明がつきません。あるいは金が上昇していなければ、説明がつきません。つまり現状では、市場は、アメリカのデフォルトを唱える人など、相手にされていない状況とご理解ください。
②米国の債券がデフォルトすると言っている人は、国債の拠り所は何か?国債が何より担保されているか、理解しているのでしょうか?
国債は基本的に、その国の税収により担保されます。税収があるからこそ、国債の元利払いが可能になるわけですね。言うまでもなく、アメリカは世界一の経済大国で、GDP・税収とも概ね一貫して、右肩上がり。ここに、アメリカの国債の信用力があるわけです。これが続く限り、経済的には、デフォルトし得ない・・・そう考えるのが、まともです。
③政治的には・・・・民主党と共和党の「ねじれ」が問題なわけですが…いずれにせよ、アメリカ国債のデフォルト止む無しと思っている議員は、一人もいない。これは常識で考えれば、わかるはずです。

「国策に売りなし」と・・・

浜口です。
昨日の日本株は急落。日経平均398円安と。看過できませんね。一応分析を。
それを受けてのニューヨーク株式市場は61ドル高。S&P500種は過去最高値を更新と。ドイツ株も新高値近辺。世界同時株安ではないことは確か。それを受けてのシカゴの日経平均先物は、25日の大証終値を85円上回ったと。
下がった理由は、中国の金融引き締め懸念とか、円高とか、さかんに後講釈されてますが・・・何らかの理由から、日経平均先物を売り込んだ向きがいた、そのあたりの大雑把な分析で、いいんじゃないでしょうかね。そして株は、上がるときは緩やかだが、下げは一時的であっても、急落になりやすい。そういうもんだと。。。
今後の展開ですが・・・
日銀、月間の資金供給額、11月にも10兆円越えと?で書いた内容の、催促相場ということでしょうか。どの段階で、黒田日銀が行動に出るのかでないのか。
まあ、ここは難しく考えず、「国策に売りなし」と、悠然と構えたいところですな。
日銀は昨日も、市場から、ETFを131億円購入している。粛々と役割、果たしてますよ・・・・

日本株の外人買いは、12月から3月にかけ加速しやすい?

浜口です。
この図は、野村証券の日本株投資戦略10月号に掲載されている、海外投資家による日本株買い越しの季節性。
2002年以降の海外投資家の日本株買越額を、月別にまとめたもの。外人投資家の日本株投資は、12月から3月にかけて買い越しになりやすい季節性が見て取れます。
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11月には、国内企業の上半期決算が公表される。好調な、上方修正含みの企業業績が発表される可能性が高いですよね。
年前半高になりやすい日本株の季節性、加えて上述した海外投資家の日本株買い加速の可能性も念頭に置けば、ここから来年前半にかけては、日本株は堅調な相場が期待できるのではないかと筆者は考えますけどね。

日銀、月間の資金供給額、11月にも10兆円越えと?

浜口です。
今回は少々俗っぽい、市場のルーマー。話、半分で。
昨日当方、QE3VS異次元緩和・・・量的緩和度合い、アメリカのほうが上?lを書きました。
本件に関し、はからずも今日、又聞ながら、日銀動向に精通している高名なストラテジストが語っていたという話を聞いた。某、講演会での話と。
当方が書いているように、アメリカのQE3縮小が先送りになった今、このままでは、円安にはならない。
と言うことで、日銀は、資金供給額を月額10兆円以上に持っていく。しかもそれは、11月からと。黒田日銀は、すでにそういうハラなんだと。そういう話でした。
これがもし本当なら・・・・円安・日本株高、必至ですよね。さあ。。。どうなるかな。
まあ・・・デフレ脱却は国策。伴い、円安・株高は必須。この考え方は、間違いでは、ないんでしょうね。出来るかどうかはともかく、ね。

QE3VS異次元緩和・・・量的緩和度合い、アメリカのほうが上?

浜口です。
9月末マネタリーベースは185.6兆円、年末200兆円へ積み上げ順調=日銀という記事がありました。
この中に、下記の記載が。
日銀は金融市場調節の操作目標として、マネタリーベースを年間60兆─70兆円増やす計画を掲げており、1カ月あたりを単純に試算した増加額は5兆─5.8兆円。2013年末の残高見通しである200兆円程度に向け、ほぼ想定通りのペースで積み上げが進んでいることになる。
でも実際は、足元でのマネタリーベースの増加ピッチは、毎月7兆円程度で進んでいる模様です。
・・・と、待てよ。
FRBのQE3、月間の債券買い入れ額は、月850億ドルですよね。1ドル100円換算で、8.5兆円。
これだと・・・アメリカがQE3縮小を始めない限り、市場への資金供給額の点で、日本はアメリカに負けてることになる。となると、このままでは、これまでのような円安にはならないのでは?しかも、QE3縮小、来年3月開始にずれこむのが、市場のコンセンサスになりつつある。
でもまあ・・・黒田氏は最近、追加的な緩和も視野に入れていると、講演している。おそらくは、さらなる円安になるまで、アメリカを上回る追加的な資金供給を実施するハラだとは思います。あまり心配はしていませんが・・・・さあ、どうなるか?

高松に出張③小豆島・瀬戸内海・エンジェルロード。

浜口です。株式市場、いい感じになってきましたね。さて・・・

高松に出張②幸せの宿:小豆島シーサイドホテル・松風の続き。

当方、この宿でレンタサイクルを借りて、小豆島をふ〜らふら。サイクリングというほどのものではないが、自転車散歩に出かけてみた。写真を。
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宿から少し先の海岸沿い。歩道になってる。そこから海の中を良く見ると、小魚が泳いでいるが…サヨリだった。あの、くちばしの長い魚。でも、一匹10cm以上はありそう。珍しいよな・・・。
自転車で走っていると、これは当方、まったく下知識なく、偶然、見つけたんだが・・・小豆島国際ホテルの隣に、エンジェルロードなるところが。ここは小豆島でも、1番の見どころらしい。実際、ちょっとビックリするぐらい、きれいだったな。

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エンジェルロード。ベージュ色の砂浜が、島まで続いている。潮がひいてくると陸続きになって、向こうの島まで歩いていくことができる。このときは、潮がちょっと満ちてきた位かな。

砂浜が、ベージュ色だからだろうな。海の色は、近くは透明。遠くになるとマリンブルー。きれいだよなぁ。ここはホント、小豆島の、見所な。来て良かったと、思えるよ~?(笑)
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潮が満ちてくると、陸続きではなくなってしまう。この状態で島に取り残されると、帰るの、不可能ではないが、ちょっと大変だな・・・と、前方に見えるのは、小豆島国際ホテルです。

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エンジェルロード。いちばん西側は、岩場。海の透明度に、感動。

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エンジェルロード。潮が引いてくると、こんな感じ。乾いた砂浜になる。

さて
瀬戸内海。当方はこれまで、フェリーとか港から、眺めるばかりだった。陸地から見るのは、今日が初めてだが・・・あらためて、本当にきれいだったな。
小豆島は、日本のイタリアと言われているらしい。オリーブの産地でもあるし、気候が南イタリアと、似ているんだと。瀬戸内海も、地中海みたいと。それもこの海見てると、分かる気がしたな。

東京からだと、小豆島に行くなんて、ちょっとピンと来ない。でも大阪の人は、結構、小豆島に行っているらしい。例えば学生の時、合宿で1ヶ月行っていたとかね。
東京で言うと、位置関係では、大島、新島みたいなもんなんだろうか?でももっと親しみがあるような、気がするな。関西人にとっての小豆島は。