消費増税、2年半延期の話に思う

浜口です。

消費増税、2年半延期の話が出てきましたね。今後、財投についても具体的な数値が出てくるのでしょう。
追って、日銀の追加緩和も。いわゆる「トリプルバズーカ」ですね。

相場がどう反応するか。それは、明日以降の市場を見るだけですが・・・まあこれらは、少なくとも悪材料ではない。
また材料出尽くしというのも、ちょっと極端な見解なように思われる。

一方で、アメリカの利上げの早期実施も言われているので・・・マスコミでコメントされてる面々は、「個別銘柄選別色が濃くなる」
と、当たり障りがないことを言っているケースが多いように思われますね。一方で日経平均の予想PER14倍台は割安であるとも、言っているのかな。

当方はこれら材料に関し、外人投資家がどう評価してくるかに注目しています。どうなるか・・・そんなに悪いことにはならないとは思うが・・・

東証一部は膠着状態…

浜口です。

ここのところの東証一部市場は、個別銘柄は発表された決算次第の動きにはなっているが、全体としてはこう着状態が続いている。まあ一応、下値切り上げの動きではあるんだろうが・・・

本来は日経平均の月足と「三大バズーカ」の内容、特に「三大バズーカ」が近づいてきたこのタイミングでは、期待感がもう少し盛り上がっても良いとも思うんだが、あんまりパっとした動きにはなっていない。マザーズ市場が下がっているが、この状況で東証1部への資金シフト的が起こっても不思議ではないと思うんだが、そういうわけでもない。

おっと・・・今、気が付いたが、ふりーパパさんが、小型株について、鉄火場相場・・・とコメントされている。そうなんだ・・・そんなにひどいと。気がつかなったな。小型株、当方の専門分野ではないんで。まあ、東証一部、膠着状態なだけマシということなのかな。

取り留めがなくなりました。この辺で。

日本郵船・・・会社予想とコンセンサスとの差が最も大きい銘柄

浜口です。

今日の日経ヴェリタスに、2017年3月期の会社予想と、それに対する市場コンセンサスとの差が大きな銘柄のベスト15位が載っていましたね。

具体的には、3社以上のアナリスト予想平均(QUICKコンセンサス)の営業利益が、会社予想を上回っている度合いの高い銘柄のランキングなんですが、驚いたことになんと、日本郵船がナンバーワンでしたね。

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日本郵船は、これまでにもこのHPで紹介したことがある。当方には馴染みがある銘柄。当方はこの銘柄を一時、かなりの株数保有していたが、海運市況が冴えないこと、中国リスクが高まったことから、売却しております(売却した件については、保有している景気敏感株を売却しましたと、当ブログで控えめに紹介させていただいています)。

この銘柄がここにきて、担当アナリストがびっくりするほどの、非常に保守的な業績見通しを出してきている。この銘柄、ここに投資チャンスがあるかもしれない。これ以上減額修正したくない企業側に対し、啞然とするほど弱気な業績見通しに驚いているアナリスト。アナリストの見立て通りになれば、株価は回復が期待できるんだろうが、どうなるか。

常識的には、2017年も海運市況の回復は期待できそうもない。故にすぐに上がる銘柄とは思われない。まあ典型的な、「市場から見放された銘柄」といえるでしょうね。なんらかのカタリストが発生し、株価が上昇に転じてきたら、再度投資してもいいかなと、思ってます。まあ、すぐには上がらないでしょうが・・・どうなるか。注視していくことにします。

日経平均の月足と「三大バズーカ」

image浜口です。

日経平均の月足を見ると、2月以降は1万6,000円割れがあっても一時的、この水準では下げ止まり、反発している、そんな状況が見て取れます。これを見ると、1万6,000円あたりは買いで報われるように、見えなくもないですよね。

足元では、強弱材料が交錯してます。円高、マイナス金利の評判の悪さ、アップルの不振とそれに伴う電子部品株への悪影響、セル・イン・メイ、etc。

一方で5月28日の伊勢志摩サミットへ向け、財政政策や追加金融緩和、消費税増税の先送り検討などが、日経の紙面を賑わせ出している。この3つを、「三大バズーカ」というんですかね。

でもまあ、これら上記した事はみんなが知っていることなので、相場にはそこそこ、織り込まれているんだろうな。その結果、現在の日経平均があるのかな。

今後どうなるのか。全体観としては、日本の政策対応、三大バズーカを外人投資家が素直に評価して、日本株を買ってくれるかがポイントなのかなぁ。その辺はよくわからないが…まあ、個別銘柄次第の展開なんでしょうね。銘柄をうまく選別できれば、結構取れる相場なのかもしれない。当方はそんな気もしてるんですけどね。まぁボチボチやっていきます。

とりとめがなくなりました。この辺で。

清水建設が決算発表。一安心。業績見通し、控えめ過ぎではなかった。

浜口です。

スーパーゼネコンの先陣を切って(?)、今日午後1時ごろ、清水建設の決算発表がありましたね。

2017年3月期の営業利益見通しは前年比0.7 %減の940億円。一方で当期利益段階では、約10%増益の見込む。う~む。上出来ではないですか。これは予想以上に、ポジティブだよな。

実は当方、ヒヤヒヤしていました。ゼネコンは期初の業績見通しを控えめに出す常習犯、清水建設は特にその傾向が顕著と、アナリストに脅かされてました。増益見通しを正直に出すと、下請けから苦情が出ますからね。我々のことも考えてくれと。だから期初のゼネコンの業績見通しは、意図的に減益のアナウンスにするケースも多いと。

しかしながら当方、複数のアナリストが、ゼネコンの期初業績見通しを控えめに出す傾向を既に幅広く喧伝してくれているので、株式市場ではある程度想定済みと考えていた。具体的には大和証券の寺岡アナリストは氏のレポートの中で、「前期比▲5~▲10%程度の営業減益計画であれば、株価へのマイナス影響は軽微と考える」との見解を示していた。他のアナリストも、同様のメッセージを発していた。

そんな中での、今回の清水建設の業績見通しに。まずは一安心。現実問題、ここで前期比▲5~▲10%程度の営業減益計画を発表したら、やはりこれは、穏やかではないですからね。

株価もポジティブに反応した。今後については、保守的な見通しの業績が徐々に実態に即したものとなり、増額修正され、その過程で株価も上値追いになるのでは。そう期待するが・・・どうか。今後の展開がちょっと楽しみになってきたなぁ。

大急ぎでこの文章、書きました。とりとめがないかもしれませんが。お許しを。

やり過ごすしかない相場だが・・・うまくやり過ごしたいな。

浜口です。

さきの講演会では、追加緩和。これからが楽しみ?とアドリブで言ってはみたものの、背景はともあれ、日銀政策決定会合の「何もなし」は、やっぱり重い。買いから入っている投資家は、ここをどうやり過ごすか。

いろんなやり過ごし方がある。ポジションを軽くして買場を探すか、当分市場に参加しないか。あるいはシレっとして、我動ぜずと決め込むか。まぁそれは、投資家とキャッシュポジション次第だろうな。

ここからは伊勢志摩サミットや選挙に向け、スケジュール的に、財投など、国内中心の政策が見込まれるわけではあるが・・まあ当面は、ぼちぼち、やっていくことにします。

追加緩和。これからが楽しみ?

浜口です。

昨日は午後1時から、株式の講演会をやっていました。その30分前に、今回は追加緩和なしの発表が。驚いたが・・・

当方は、「追加緩和がなくなったわけじゃない。次の日銀の政策決定会合は、6月、7月とある。これからが楽しみですね。」と、アドリブでコメントしておきました。

どうなるか。少し先ではあるが・・・

日本株、いい感じの展開になってきた。

浜口です。

日本株、いい感じの展開になってきましたね。

先週起こった変化は、 7月の衆参同時選挙はなくなった一方で、消費税上げは先送りがほぼ確定。加えて日銀は、金融機関への貸し出しについても、マイナス金利の適用を検討していると言う事。これはうまいこと考えたよなぁ。まぁ欧州の金融政策の真似っこなんでしょうけどね。黒田日銀、行動力あるよなぁ。

まぁ、火のないところに煙里は立たず。日銀の件については、事前に関係者筋からの情報と言うことでリークさせて、市場に対する影響度合いを見てみたかった。市場は素直に好感したので、来週の日銀政策決定会合で、やってくるんだろうな。現状、そう考えてますけどね。

これから、好材料は悪材料も出てくるんでしょうが、市場のセンチメントは好転してきたな。外人投資家が買いに転じてきたことが大きいんだろうな。ちょっと楽しみな展開になってきた。

当面は銀行とか海運とかの、売り込まれた銘柄のリターンリバーサル相場が続くのかな。チャート、底入れの形になってきましたよね。

Sell in Mayを気にしなければいけない状況になりつつあるのかもしれない。どうかな。

とりとめがなくなりました。この辺で。

菅義偉官房長官、熊本地震 は「大震災級という状況ではない」というが・・

浜口です。

菅義偉官房長官、熊本地震 は「大震災級という状況ではない」とのことですが。記事を見ると、タイトルのイメージとはやや乖離しているようにも思われるが・・・いずれにせよ、当方は、真に受けないけどな。

安倍首相は、「解散は頭の片隅にもない」と言うが…の展開に、いよいよ近くなったなと、現状、考えます。どこかで一転して、7月衆参同時選挙、増税延期のシナリオ。官邸、安倍劇場、ドラマチックな展開を演出したいんだろな・・・どうか。

清水建設が史上最高益、かつ増配と

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清水建設が25年ぶりに最高益。配当も年間10円から16円に増配と。

記憶が正しければ、スーパーゼネコンはこれまで、大林組と大成建設が業績を上方修正、史上最高益を見込んでいた。清水建設がこれに次ぐと言うことかな。清水建設、株価は今日は、素直に反応している。

アナリストの多くは、建設、確かに足元では業績好調だが、さすがにこれ以上の改善余地はそれほどはないとの意見が多いように思う。株価も、上昇は期待できても、それなりと。

でも、本当にそうかな。足元でスーパーゼネコンの業績が相次いで史上最高益更新と言う事実は、大きくて重いと思うけどな。

アナリストの株価見通し、PERのジャンプと言う形で、横並びで軒並み、目標株価が上昇される。素直な投資家は、それに反応する。そんな展開にならないもんかなあ。

以上、ポジショントークですんでね。妄想含み。話半分で…