サウジとロシアの譲歩の話は、誤報かも。

浜口です。

昨日買いた、サウジとロシア、原油の供給過剰問題解決へ譲歩の兆しと。ですが、後になって、サウジ側から否定的なコメントが出ていたようです。「火のないところに煙は立たず」とはいえ、現状では正しくないかもしれないとのこと。訂正させていただきます。

実際のところは、ロシアは原油価格を吊り上げたいが、必ずしもそれをサウジが受けたわけではないと言うことのようです。

でもまあ、サウジからこのようなネガティブなコメントがあっても、WTIは1ドル以上上がっている。センチメントが好転したと考えて、良さそうではありますね。

サウジとロシア、原油の供給過剰問題解決へ譲歩の兆しと。

浜口です。

サウジとロシア、供給過剰問題解決へ譲歩の兆し=イラク石油相と。

これ、良い話ですね。今の世界的な下げ相場、これがきっかけで大きな転換点を迎える。そんな話に発展するかもしれない。

う~む。当方、手元にあるキャッシュで株をすべて投入、フルインベストに戻そうかな。そんな気持ちにもなりましたが・・・・

まあ、ゆっくりと市場を見ながら、頃合いを見て、乗せるタイミングを考えようかな。どうなるか・・・・

サウジアラビアの国営石油が上場を検討?

浜口です。

1月17日付の日経ヴェリタスによれば、世界最大の石油会社でサウジアラビア国営のサウジアラムコが新規公開に向けて動き出したとの事。企業価値は数兆ドルとの見方があり、実現すればアップルを上回る、世界最大の上場企業となる可能性があると。アラムコは1月8日に上場検討を認める声明を出し、同社本体の株式の一部や下流部門の子会社株の上場を選択肢としてあげたとのこと。

足元の原油安から、サウジは財政難になっている、それを補うための措置なんでしょうが・・・これが株式市場に与えるインパクトはどうなんだろうか。

日経ヴェリタスによれば、上場市場は、サウジの株式市場のようですね。でもサウジの株式市場ってそんなに流動性あるんだろうか?

上場は段階的に行う様子だけれども、今回の日本郵政のごとく、うまくいくんだろうか?そう期待したいが・・・

足元の原油市場のみならず、株式市場でも供給過剰状態になってしまう。そんな懸念も頭をもたげるが・・・さてさて、どう着地するのかな。

1勝1敗でも儲かる株式投資

浜口です。

image

少し前に、以前このブログにも参加されていた角山智さんの写真の著書を読みましたが、良著だなと思いましたね。

特に最後の章、「株式投資の奥義は勝ち逃げにあり」は、参考になりました。「20年にわたる筆者の実体験をもとに」との副題通り、1999年のITバブルでは勝ち逃げできず、 2006年の新興市場暴落は乗り切ったものの、リーマンショックで株の配当生活の夢は打ち砕かれた。そんな中、さまざまに学んだ教訓をリアルに描かれています。

普段から当方がつくづく考えていた「勝ち逃げが理想」というテーマを、当方に代わって、角山さんが踏み込んで考えてくれてる・・・そんな気持ちになりましたね。

この部分に限らず、この本は全体として、話の展開が実にリアル。ご自身の経験や運用成績をそのまま掲載されてるようで、ゆえに説得力がある。本だなと思いましたね。

しかし・・・足元の相場を見るにつけても、勝ち逃げが大事・・・身につまされる言葉ではありますね。

弱気相場が収束しないが…

浜口です。弱気相場が収束しませんね。

先週末のニューヨーク株式市場が安くて、 CMEの日経平均先物も安い。しかもニューヨークは明日、株式市場がお休みですから、買いから入っている方にとっては、日本株は月火と、悶々としたマーケットになりそうですね。この状況を既にに織り込んで、CME日経平均の先物16,750円と言う値段が付いてるんだろうな。

まぁここまでは、いかんともしがたい。そこから先に何が待っているのかを見極めたい。そんなところかなぁ。

今年 1年の中でも、今週1週間は重要なポイントになりそうな気がする。あくまで「気がする」という話ですが・・・相場も自分も世の中も、しっかりと見つめていきたいな。

あれ?当方、至極当たり前のことを書いてるだけかな?

とりとめがなくなりました。この辺で。

「アノマリーに頼った投資が振るわない」というが・・・

浜口です。

なんと・・・当方が先ほど、東証一部の騰落レシオは62.9まで下落。で書いたものとほぼ同じ内容が、今日の日経朝刊に載っているんですね。これには驚かされたが・・・それではもう一つ、違った観点のデータを。

先日の日経新聞に、「最近はアノマリーに頼った投資が振るわない」という記事がありました。足元ではその通りなのかもしれませんが・・・と、それはさておき、その記事の中にはタイトルに反して、アノマリーに関しなかなかに有益と思われたグラフが掲載されていました。それを紹介させてもらいます。

image

image

出所:日本経済新聞

上は日経平均の月間騰落率、下はNYダウの月間騰落率。いずれも戦後からこれまでの数字ですね。このような形でアノマリーを考える場合、月間騰落「回数」を見ることが多いんでしょうが、ここでは「率」を使っている点がややユニーク。どちらも似たような結果になるとは思いますけどね。

まあこれは、まずは個人的な備忘録。それをみなさんへの情報共有も兼ね、ここにアップさせてもらったと解釈してください。

先日のモーニングサテライト、いちよし証券の方のコメントの中で、日経平均はここ数年、1月安である一方、2月・3月にかけて高い。そんな傾向が続いていると紹介されてましたよね。そういう展開になればいいが・・・まあ、外部環境次第だな。

取り留めがなくなりました。この辺で。

東証一部の騰落レシオは62.9まで下落。

浜口です。

日本株、相変わらずコツンときた感じはないですね。ただし、「120以上で買われ過ぎ、80以下で売られ過ぎ」と言われる1月8日の東証一部25日移動平均ベースの騰落レシオは62.9まで下落。とのこと。このリンク先の緑のグラフ、もしくはその下の実際の計算数値を参考にしてください。

シカゴ日経225先物が17250円まで下落と。週明けはまた波乱のスタートなんだろうが・・・こんなあたりを見ると、相場は悪材料を相当程度織り込み、どこで底を打ってもおかしくないようにも思えるが・・・まあ、外部環境次第ではありますね。無理せず、ボチボチ行くことにします。

久々に弱気一色・・・

浜口です。

日本株は4日連続安。悪材料はいろいろありますが、なんといっても中国のサーキットブレーカー抵触2回目が大きいんでしょうね。年明けにここまで中国が見事に崩れるとは・・・これはさすがに多くの投資家にとって、想定外だよなあ。もちろん、当方にとってもですけどね。足元、すくわれたな。

今後についてのハッピーなシナリオは、急落すればするほど、外部環境が落ち着けば相場が急戻しする、リターンリバーサルシナリオ。腰が入ってない投資家は振るい落とされるが、それはいかんともし難い。相場下落が政策期待につながり、日本株は今年の 7月の参議院選挙にかけ、大戻しする。まあそこまではいわないにしても、4月ぐらいまでは、戻す。

逆にネガティブなシナリオは、相場下落に伴う逆資産効果。景気が悪くなる理由は無いのに、株式市場が下落する、それが発端で景気が悪くなる。そんな展開につながる。あと、中国株安と元安円高が同時に進めば、「爆買い」が沈静化してしまうリスクがあるのかな。その場合、これまでの人気セクター、消費関連やホテルは怖いが・・・まあそのあたりは、専門家の分析を待ちたいが。

まあ当方は、後者の可能性はあまり高くはないと思うが・・・まぁそのあたり、今週末の3連休にゆっくり考えたいと思いますね。

いずれにしろレバレッジのかけ過ぎは、生き残れない。そんな事を改めて痛感させられるマーケットですね。現物投資に限定していれば、大暴落してもしのげるけどな。キャッシュがあればさらに前向きに、買い場探しの気持ちになれる。

まあ当方は昨年末から大発会にかけ、考えるところあって、ある景気敏感株を、かなりキャッシュ化した。当方の好きな銘柄だったが・・・まあ、いつでも買えますからね。
なので、突然の交通事故のような、この弱気一色相場がどう収束するか。これをじっくり見て、再度、どこでどの銘柄に乗せるか。ゆっくり考えたいと思っているところ。

久々の弱気一色を、味わいたい・・・とまでの余裕はないが、うまく利用したいな。

とりとめがなくなってきました。この辺で。

上がる時にしっかりと買いで参加しなければいけない・・・

浜口です。

image

これは日経ヴェリタスの1月3日号。松本大マネックス証券社長の投資アドバイス。初心者向けでしょうが、結構参考になったな。

シンプルでオーソドックスなコメント。「当たり前のことを言っている」といえばまあ、それまでですが、当方にはむしろ、このシンプルさが響いた。初心忘るべからずと思いましたね。そんな気分。
ポイント部分は黄色いマーカーで塗ってありますが、下記に改めて確認しておきますね。

「個人投資家が投資をする上では、どんなことに注意していけばよいのでしょうか?」の問いに対し、松本氏曰く:

・まずは相場全体が上がるか下がるかを見極めることが必要だ。上がる時に投資にしっかりと参加しなければいけない。投資のパフォーマンスを出す上では、まずはそれが大切だ。

・相場の方向性を見る上で鍵となるのが中央銀行の動きだ。(中略)この方向性さえ間違えなければ、他の細かな要素(筆者注:銘柄選択のことか?)は間違えてもよいとさえ言える。

確かに・・・特に大型株は、TOPIX等のインデックスとの相関関係、やはり高いですからね。

当方、今年の株式運用は、銘柄選別はおおらかに行きたいな。銘柄はざっくり分散。ただし乱高下する局面が年に1~2回はあるだろうから、アノマリーや裁定残の状況も勘案し、ポジションを去年よりも大胆に動かしていきたい。乱高下を、自分の株式運用に首尾よく活かしたい。

さてさて、どうなるか・・・

日銀政策決定会合・・・合議制で良いのか?

浜口です。

image

写真は、日銀政策決定会合の説明文。決定事項は、多数決で決めている。しかし・・・ふと考えたが、合議制で良いのか?

黒田総裁が本当にやりたいことをみんなが反対して実現できなかったら、どうなるんだろうか。そういう風にはならないようにあらかじめ根回しをしておくということなのか。しかし総裁が根回し?そんなことするのか?という疑問がふと、頭をよぎりましたが・・・確認したら、氷解しましたね。

日銀政策決定会合のメンバーは9名。うち5名は、黒田氏寄りと。政策決定会合の人事をするとき、総裁の意向が否決されることがないよう、配慮していると。そうか・・・まあよく考えてみれば、当たり前のことだな。

でも今回、評判があまり芳しくなかった資産買い入れ方針(ETF買い入れ増加は、日銀買取株の放出分にあてるという話が含まれてます)は、反対者が多かった状況が見て取れますね。説明文から。