元気が出る一冊・・・中村天風

浜口です。
週刊エコノミスト、2012年1月10日号の「ブックガイド・・・元気が出る一冊」。ここに、テニスプレーヤーの松岡修造氏が、当方が先般、カーネギーと中村天風でコメントした、中村天風師を紹介していましたね。実に、興味深かったな。以下、文中における師の紹介文を。
「中村天風は明治9年(1876年)生まれ。陸軍参謀本部の諜報部員として日露戦争に従軍した28歳のとき、爆傷で重度の視力障害に。30歳で肺結核を患い、死に直面する。しかし『座して死を待つよりも』と単身渡米し、欧州、中東へと渡り、インドのヒマラヤ山脈での修行により日本人初のヨガ直伝者に。帰国途中には辛亥革命に参加。日本の戻ってからは、辻説法や講演活動により、直接薫陶を受けた人は全国に十万人。政界財界にも、多くの門下生がいる。」
以下、このコーナーで印象に残った記述を列記しますが・・・・当方これを見て、感銘を受けた次第。師の著作を、踏み込んで読んでみたくなりましたな。
・ 「私が(松岡修造氏が)テニスプレヤーとしてケガや病気で悩んでいた1995年。28歳のとき。修行するつもりで山ごもりしていた時期に出会ったのが、中村天風の著作「盛大なる人生」だった。一言でいえば、『あなたの人生を決めるのは、あなたの心の態度だけだ』ということが、つづられていた。
・ 「何何だからしょうがない、具合が悪いからしょうがないと、自分に言い訳しない。」
・ 「人生は一度だけ。誰のために、生きているのか?いい意味で、自分主体で人生を生きないで、どうする?」
・ 「自分が何をしたいのか。答えを持っているのは、自分だけ。だからこそ、自分の心の声を本気で聞こうと、努力せよ。その声にしたがって、生きていけ。」

アーリー・リタイヤについて

浜口です。
ふり~ぱぱさんのアーリー・リタイヤの話、とても興味深く拝見しました。角山さんも、書かれています。この件について、当方の思っていることを。
まず、当方。一時は、自己資金の株式運用で、アーリー・リタイヤを目指し、接近した時期も・・・・現状でも、大きな相場が来てそれなりにキャッチできれば、視野に入らないでもないが・・・
相場、あるいはそれ以外でアーリー・リタイヤした人を、何人か知っています。これは間違いなく相場・人生の勝利者であるわけで、素晴らしいこと。
ですが、嘆きも、聞こえてくる。例えば①やることがない。人生暇つぶし②社会との接点あまりなく、孤独を感じる。開業医も、こんなもんなのかな?③自由過ぎる生活に飽きる。酒ばかり飲んでる。④相場が悪くなると、生活が一変するリスクを感じる。生活のセイフティネットが欲しい。。。こんなあたりですかね。
ふり~ぱぱさんも一部書かれてますが、社会とどう、かかわっていくか?人間関係をどう、構築していくか・・・これをどう実現するかが、リタイヤした後、楽しく過ごす上でのポイントだと、思いますね。おいしい食事も、素敵な話相手がいてこそ、ですよね?
当方、現状では仕事と職場の環境・人間関係にまずまず恵まれてるので、アーリー・リタイヤの魅力は、あまり感じなくなってる。これが今の、本音です。今は社会とのつながり、人との絆を、大事にしたい。
そうは言っても、相場も、取りたい。大きな相場に、乗っかりたいな・・・。サラリーをセイフティネットに、大きな相場が来るのを、気長に待つと、するかな・・・。
あと、そもそも・・・アーリー・リタイヤは、若い人の話ですよね?会社勤めだと、ある一定の時期になると、好むと好まざるとにかかわらず、リタイアさせられる。
であればそれまで、社会とつながっていたほうが良い・・・こういう意見も大真面目に聞こえて来ますし、実際、そのとおりだと、思います。まあ・・年を取ったと、いうことですかな?(笑)。
取り留めがなくなりました。この辺で。

米景気に回復加速の兆候?

浜口です。
FRB議長の緩和策、ついに実ったか-米景気に回復加速の兆候 (1)というコメント。
これ、当ブログに、アップするの、忘れてました。すいません。(笑)記事は、12月22日のものでしょうか?これ以降のアメリカの経済指標も、良いものが多いですよね?
面白く、なってきた。ドルも下がらなくなって気がするが・・・

カーネギーと中村天風

浜口です。
先週は当方、忘年会ラッシュで、ふ~ふらふら。肝臓が実に多忙で、正直、市場、あまり踏み込んで、見れてません(笑)週末、キャッチアップしますが。
さて
ダイヤモンド、東洋経済、エコノミストが揃って、2012年の世界経済・市場の見通しの特集を。そんな中で経済・市場には直接関係ないんですが、名経営者「名言録」という小冊子が週間ダイヤモンド12月24日号の付録になっていて、これに実に、当方、感動させられました。
一番感動したの、西洋の名経営者の中の、アンドリュー・カーネギー。かのカーネギー鉄鋼会社、現在のUSスティールの創業者。
いわゆる「鋼鉄王」。当方、この人のファンなんですが、すばらしかったのは、次の言葉。
「己より賢い者を集める方法を知る男、ここに眠る(自身の墓碑に刻んだ言葉)」
う~む。これ、な、なんて、カッコ良いんだ。これには、シビれましたな。かく、ありたい。当方の墓碑にもこんな素敵な言葉、書きたいもんだな?(笑)
あとは、経営者の師たる、中村天風の言葉。
「人の落ち度は、許すよりも忘れてしまえ」
「笑っているとき、人間は最も強い」

そのとおりだと、思います。これは当方、心がけているし、そこそこ、地で行っていると、思いますな。。
取り留めがなくなりました。この辺で。

株安・円高の流れは、11月28日が底?

浜口です。これは当方の勝手な仮説ですが・・・・
世界的な、株安・円高の流れは、11月28日が、当面の底なのでしょうか?それ以降は、ドキッとするような悪材料が出ても、新安値には売り込まれなくなって来た。相場が、下がらなくなってきた。この点は注目できるように、感じます。
悪材料、例えば、12月6日のユーロ圏15カ国の国債格下げ見通しアナウンス、12月6日のEFSF債格下げ見通しアナウンス、12月8日のEUの政策金利の下げ等、ですね。まあEUの利下げは、ユーロ相場に関してのみの、悪材料ということになりましょうが。
11月23日に、ドイツ国債の入札が、不調に終わった。このことを悪材料視してか、それ以降、株安・円高の流れとなった。が、11月28日を前後して、その流れは終了、相場が底入れしているんですよね。売りたい向きが、売り終わったのか?
さて、どうなるか。結局はドイツ国債の入札不調は、弱気の陰の極。欧州債務危機に関する悪材料は、折込済みとなったということになれば、良いのですが・・・終わってみないと、分からないことですが・・・どうなるか?

これまで着実に築き上げた信用が、一瞬にして崩壊してしまう苦しみ

浜口です。いつもの当方とは、少し毛色が異なる話。苦しみについて。
ここのところ、何度か当方、ある種の苦しみを感じることが、続いた。それは、「これまで着実に築き上げた信用が、一瞬にして崩壊してしまうリスクに、直面する苦しみ」なんですね。これ、とても厳しい。実に無力感を、感じますね。ダイエット効果は、ありますが・・・(笑)ちょっと列挙してみます。
たとえば某SNSで再会した相手と当方の間の、たった一言の、ちょっとした誤解。当然誤解なんで、こちらから説明して納得してもらう取り組みを行うわけですが、ここで説明に手を抜くと、これまで着実に積み上げていった信頼関係は、瞬時に崩壊する、実にこわい局面に直面に遭遇。なので当然、当方は慎重かつ工夫して説明したわけですが、これが、結構、疲れましたね。
あるいは最近、友人関係になったばかりの相手。徐々に人間関係を構築していくわけですが、これもちょっとした「ボタンのかけ違い」から、一瞬にして、人間関係が崩壊の危機に。当然、関係修復を目指すわけですが、これを、「傷ついている側」が行うとすると、結構、疲れるもんです。
これに似たことですが。。。当方、バンドをやっていて、先週、ライブを行った。しかし当方の親父が突然永眠し、ライブがドタキャン寸前。喪中ながらなんとか敢行しようと取り組むも、今度は他のメンバーの親父さんが亡くなりそうと。万一のときの代打ちメンバーを無理やり決定し、実施しましたが・・・。調整に調整を重ねる過程は、実に、疲れました。「これまで練習を重ねて着実に築き上げたライブ構想が、一瞬にしてドタキャン。関係各位にご迷惑をかける苦しみ」ですね。まあこれは言っても、仕方がないことですが・・・
あとはなんと行っても、東日本大震災。特に三陸の人は、「これまで当たり前にあったものが、突然なくなってしまった」。無力感の。極みですね。
株式運用においては?最近では東京電力、オリンパス。説明は、不要ですよね。永年のブランドが、一瞬にして、崩壊。株を持っていた人の資産も、崩壊。信用でレバレッジをかけて持っていた人は・・・・・
う~む。こういったことへの、対処方法?株式投資に関しては、分散投資と、あと、調子に乗ってレバレッジをかけすぎないことでしょうが・・・
人間関係については、どうなんだろ?難しい・・・。「期待しないこと」?う~む。これだけだとしたら、これはあまりにも、希望がない。なさ過ぎるぜよ。
当方、濃密な人間関係を、期待し過ぎとな?そういうわけではないと、個人的には、思うが・・・いずれにしろ今後の、研究課題ですな・・・取り留めがなくなりました。この辺で。

8~9日にかけての、EU首脳会談。実に重要、みたいですな?

浜口です。
S&P,独仏など15カ国格下げ検討で見直し、首脳会談前に警告と。。。
本件に限らず、8~9日にかけての、EU首脳会談。実に重要、みたいですな?
ECBの国債買取りとか、EU共同債の方向性とか、欧州債務危機問題の打開策が、ここで、議論される。何が、決まるのか、決まらないのか?さあ、どうか?

マーケット、好転してるみたいですね。

浜口です。
私事で恐縮ですが、先週、当方の父親が大往生しまして・・・・ここのところマーケットから、少し、離れておりました。でも・・・好転してる、みたいですね。日米欧6中銀、ドル供給拡大 先進・新興国が協調と・・・
う~む。とりあえずは溜まってる日経新聞読んで、社会復帰しないと。浜口商店、来週ぐらいから、平常営業しますんで。引き続きよろしく、お願いします。

「欧州共同債を本格協議開始」というが。。

ついに欧州債務危機の切り札、欧州共同債について、本格協議開始と、先週の日経一面に。
これが実現すれば、欧州債務危機問題は、おしまい。さあ、どうなるか。。。とにもかくにも、ドイツがクビを縦に振るか否か。この一点ですね。
とは言っても、政治的な動きがね。どう着地するのか。時間は、かかりそうですかね。
ドイツ、ユーロ圏共同債の発行支持に向け複数シナリオ=報道ということで、話が進展してるのかと思いきや、・・・・欧州共同債、期待しぼむ=独首相、反対を堅持との報道も。さあ、どうなるか?
メルケル首相さん。ドイツ国内の意見をうまくまとめて、どうか、EUのために、一肌脱いで、くださいな?ドイツもここもとのユーロ安で、大儲けしてるでしょ?悪くない、はずですよ?(笑)

欧州債務危機、南方から接近する台風の如しと。

浜口です。
ここもとのギリシャ問題に端を発した、欧州の金融問題。まだまだ不透明で不安定、さあどうなりますかといったところですが、当方、どちらかというと比較的、楽観してるほうなんですね。
欧州の金融問題に関しては、こちらのコラム:「緩慢な金融危機」が進行中、リーマンショックとは対照的に書かれている考え方が参考になると、思います。曰く:
「今回の欧州債務危機とその対応の様子は、南方から接近する台風の進路を予想し、その被害状況を事前に予測している状況によく似ている。危機に関する情報がかなり広範に共有され、仮に大きな被害が出そうになっても、パニックに陥らない利点がある。さらに危機への対応を準備する時間的な余裕も、突然襲ってくる災害に比べれば、かなりあると言える。」ということですね。
さて・・・台風がついに、イタリア・スペインに上陸しかかっているわけですが。これも、これまでのリスクシナリオとしては想定内。逆に言えば、ここを何とか対応できれば、市場への影響については、台風一過になる可能性も、あるかと・・・?さあ、どうなるか?