出雲大社と一畑電鉄

浜口です。

先日、島根県は出雲市に日帰り出張の折、出雲大社近くをちょこっと散策したんですが、これが実に、良かったんですな。写真を。

2011-10-26 10.18.31.jpg
出雲大社の入り口。参道は、伊勢神宮ほど延々と長くなく、お参りしやすいです。一方で雰囲気は、さすがに出雲大社、それらしいな。

izumoc.jpg
出雲大社のシンボル、注連縄(しめなわ)。実に巨大、かつ、荘厳だったな。

izumoa.jpg
出雲そばのお店が並ぶ。当方、右側の「おくに」に、入りった。食べログで、イチオシだったんでな。。。

izumob.jpg
出雲そば。割子そばのスタイルなんですな。コシは、あまり強くないタイプ。実に、おいしかったですな。当方これでは足りず。あと2皿、追加注文。違うトッピングをつけて、出してくれたな。

2011-10-26 11.37.09.jpg
出雲大社の近くを、レンタサイクルで。「空と雲」を、思い出す。四人囃子というバンドの曲。ご存知ですかな?

2011-10-26 11.33.48.jpg
出雲大社の近くの海岸、稲佐の浜です。日本海が、きれいです。太平洋とは、趣を異にしますな。キレイですが、なんとなく、陰を感じる気がします。

2011-10-26 12.01.22.jpg
ここからは、テツ。一畑電鉄出雲大社駅にて。車両。左は、日本最古級のデハニ50形。映画『RAILWAYS』で登場していた電車ですね。右は、6000系(元南海21000系)東急車輛製造が作ったこれは、東急もしくは、南海のお古車両のようですな。

2011-10-26 10.04.56.jpg
デハニ50形の、車両の中。濃い茶色の木の床と、ピンク赤のシート地との対比が、実に鮮やかだったな。

izumobijo.jpg
一畑電車のマドンナ。アテンダントさん、実に親切、優しかったです。出雲大社駅でのレンタサイクルのお世話も、してくれました。オレンジ色の制服が、お似合いですな。
出雲、実に良いとこですね。一泊旅行なら、出雲と松江、あるいは出雲と玉造温泉の組み合わせが、おススメですな。
大社、出雲そば、空と雲、日本海、一畑電鉄、マドンナ・・・人生、悪くない。

イタリア国債が、売り込まれているが・・・

浜口です。
イタリア国債が、売り込まれている。なぜか?財政赤字の水準は大きいにせよ、足元のプライマリーバランスは、ドイツと並んで、黒字、優秀ですよね?
売り込まれている理由について、さまざまな理由付けがなされてるが。。う~む。実に実に、単純な話、なんですって。要は、世界の機関投資家が、一斉に、ブン投げてるからなんですって。
イタリア、おそらくは破綻しないのだけれども、破綻懸念から、一時的にせよイタリア国債、暴落するかもしれない。そうすると、顧客に、説明がつかない。また万一破綻したら、たとえファンドの1%の組み入れであっても、やはり説明がつかない。だからみんな、イタリア国債、処分中なんでしょうな。
組織で人の金を運用してると、どうしてもこういう事態に、なりやすいんですよね。ヘッジファンド以外はね。これは、内外問わず。一方で買い手はおそらく、足元ではECBくらいでしょうな?
う~む。とにかくイタリア国債、これ以上売らなくても良いんだなのムード作り、これが一番、大切でしょうな。

TPP。実に、わかりづらいですな。

浜口です。
10日までに、野田総理が方向性を決定するという、TPP。実に、わかりづらいですな。現状、概ねイメージできることは、下記あたりかと。
・TPPの効果については、政府が様々に、試算をしている。しかし、内閣府、農林水産省、経産省の各官庁の試算前提条件は、バラバラ。数字だけが、一人歩き。これが賛成派と反対派の、かみ合わない議論の、諸悪の根源と。
一例ですが、内閣府の試算は、今後10年間で、実質GDPで2兆4000億円~3兆2000円億円のプラス効果。一方で経産省は逆で、実質GDPでマイナス10兆5000億円減との試算。このように議論の前提が違っている上、国民にとって、TPP参加のメリット・デメリットが実に、わかりづらいと。
・TPP反対派は、TPPそのものより、構造改革や競争主義に反対している色彩が強いと。これは当方も、同感ですな。
以上3点は、週間ダイヤモンド11月12日号、「根拠なき反対派VS戦略なき賛成派、TPP狂騒曲」の意見です。
・さて一方で日経は、賛成派の立場。11月8日朝刊でも明確に、「TPP 日本に利点多く」との記事。また今週の日経ビジネスの特集は、「TPP亡国論のウソ」と。これはふり~ぱぱさんも、コメントされてましたね。当方は、こちらよりかな。
・TPPへの交渉が見送りになった場合、外人投資家の日本への評価は、ネガティブなものに、なりそう。
取り留めがなくなりましたが・・・さあ、どうなるか?

野村争奪戦というが。。。

浜口です。
ギリシャ問題、もめてますな。今日の夜、ドイツ・フランス・ギリシャの首脳会談あるんですよね。どうなるやら・・・
それはそれとして、ジャックさんが以前コメントされてました、野村争奪戦で幕が開く金融大波乱を読みました。表紙には、以下の記載が。
野村争奪戦が激化!
本命・三菱UFJ
対抗馬・みずほ
三井住友は大和にも秋波
しかし、読んでみると、・・・「現状では、買収成立の可能性は低いと言わざるを得ない」が結論でしたな。う~む。タイトルと中身が、なあ?

アメリカ、S&P500の7ー9月期業績は好調

浜口です。
ご参考まで、大和投信が米国企業7~9月期決算速報発行していますので、ご覧ください。
10月28日現在公表された、S&P500の7ー9月期利益は、アナリスト予想を上回るものが、70%とのこと。
ドル安効果が、大きいんでしょうか。アメリカ企業、業績、好調ですね。。。。と、そのとばっちり、円高デメリットを、日本企業が、受けているわけなんだろうが。。。う~む。

財務省、650兆円の資産を隠しているわけではない

浜口です。
財務省が隠す650兆円の国民資産、アマゾンで買って、少し、読みましたが。。。
このタイトルに関する根拠が、2行で説明されてる。「バランスシートでみれば、政府負債は1000兆円あっても、資産が600~700兆円ある」と。
う~む。政府、財務省、少なくとも、「隠して」は、いないですよね?政府のバランスシート、公表してますよね?タイトルと中身が、一致してないと、当方、今のところ、理解しました。
まださわりしか読んでないが。。。まあ、タイトル以外の部分で、気づきがあるかもしれない。これから、このハードカバー300ページ弱、根気良く、読んでみましょうかな?

財務省が隠す650兆円の国民資産

浜口です。久々に、読んでみたい本が。
今日の日経朝刊の出版広告を見て、驚いた。財務省が隠す650兆円の国民資産というが。。。
実に、衝撃的な話。これ、本当ですか?ちょっと、考えられないが。。。日本の国債発行額を、少し上回るくらいの額、ですよね?日本の消費税、50年分の資産と。。。故に増税は、不要と。。
まあ、元大蔵省理財局資金企画室長が書いてるというんだから、根拠がない話とは、思われないが。。。
本、早速読んでみようと思い、近くの書店に向かったら、う~む。売り切れと・・・・書店の人曰く、「だから広告に、『たちまち大重版!!』と書いてあるんですよ」と。そ、そういうもんですかね?
それはそれとして、本の内容の真偽は、如何に?実に、気になりますな?

日銀による日本株ETFの買い入れ

先週の日経ヴェリタスに、日銀によるETFの買い入れに関するコメントが出ていましたね。これは、現状把握しておいたほうが良い情報と考えますので、以下に要旨を。
・日銀は昨年12月15日から、株価対策の一環でETFの買い入れを開始。これまでに累計、7266億円を買い付け。これは対象と見られるETF時価総額の、3割を占める。
・日銀のETF買い入れ総枠は、1兆4000億円。期限、は2012年半ばまで。
・株安局面で日銀の買いが入るのは、相場が軟化した8月以降、「日常風景」であると。8月以降、買いに入ったのは17回。1回当りの平均額は、約230億円に達する。
・ETFの注文については、日銀は、住友信託銀行に委託。住信から注文を受けた証券会社は、指数を構成する現物株全ての銘柄(日経平均型なら225銘柄)を買い集める。それをETF運用会社に持ち込み、新たにETFを発行してもらい、日銀に渡す仕組み。ゆえに日銀が投じた資金は、最終的には、現物株需給にプラスに働くことに。
・ETFの買い入れ対象銘柄は公表されていないが、TOPIX,日経平均に連動する銘柄としている。日経によれば、条件を満たすのは、東証・大証あわせて、8銘柄ある。
・足元の株安で、日銀が買ったETFは含み損に。日経の試算では、530億円近くに達する。但し日銀は、ETFを原則として、売らない方針。将来、売却するとしても市場の情勢を勘案し、かく乱しないことを基本方針としている。

グランド・セントラル・オイスター・ バー&レストラン 丸の内店

浜口です。秋の3連休、みなさんいかに、お過ごしですか?

昨日、知り合いとランチで、グランド・セントラル・オイスター・ バー&レストラン丸の内店に行ってきました。
このタイミングでの、秋の丸の内ランチ&散歩、実に良かった。この時期、ズバリここ、おススメだな。

まず街全体が、3連休なのに、あまり混んでない。あと特筆すべきは、休日の丸の内、駐車場事情が、実に良い。ほとんどのビルに地下駐車場があるが、当方が停めたオイスターバー&レストランがある明治安田生命ビルは、ガラガラだったな。
そして各駐車場、土日は1時間だけ、無料にしている。あとは3000円かな、買い物・飲食すれば、さらに1時間の無料券もらえる。。。と、2時間あれば、ランチ&散歩、十分なんですな。

当方が食べたのは、パスタランチ。これにクラムチャウダーをつけて、一人2000円ぐらい。平日と休日とでは、ランチメニュー、少し変わるんだな。
このランチ、前菜に生牡蠣が2つ、ついてまして。これが実に新鮮、かつ、旬な一品でした。2つの牡蠣の内訳は、方やNY産、かたや広島産。ケチャップやら、なんたらビネガーやら、3種類のソースがついてましたが、こちらは、使わなかった。「実は、たっぷりのレモンで食べるのが、今の時期は一番、旨いんですよ。理由は後で、わかりますよ」と。ここは店員さんのアドバイスに従う。

ということで、レモンでチュルっといただいたら。。。これはこれはなんとも、実に深遠な味わいでしたなあ。生牡蠣二つ、後は別オーダーの絶品クラムチャウダーがあれば、う~む、シンプルなパスタランチが、秋のコース料理に、様変わりするんですなあ。
生牡蠣は、二つの味わいの違いも、よくわかりました。NY産は少し小ぶりで味が濃い目、広島産は大きめで、NY産比淡白ながらなめらか、味が広がる感じだったな。

生牡蠣なので、白ワインも欲しいなと。。。しかし。。そ、そうか、生牡蠣をチュルっとした後で、かけられたタップリのレモンの汁も、ズズーっといただく。するとこれで、あたかも白ワインも一緒に飲んだような気持ちに、なるんですな!店員さん、後でやってきて、「たっぷりのレモンの意味、分かりましたか?おいしかったですか?」と。
店員さん、いかにも。適切なアドバイスだったな。

さて
この明治安田生命ビルの、駐車場のもてなし。これも、バツグンによかった。クルマの扱いが丁寧だし、地下3Fから地上に出るまで、クルマを運転中、4人ぐらいの駐車場スタッフがこちらを向いて、挨拶してくれましてな。最後の出口近くには美女スタッフが、駐車券の扱いをしてくれた。駐車場から出るまでに、当方をこれほどまでに良い気分にさせてくれた駐車場、初めてだったな。

ちょっとミーハーチックな書き方をすると・・・まるで、ドラマの主人公にさせてくれるようなマナーの、駐車場だった。まあ、スタッフの人数比、車の数が少なかったからというのも、あるんでしょうが。
丸の内仲通りは、大人の街。平日も休日も、飽きさせない良さがありますな。実に奥深い、秋が似合う街。人生、悪くない。

富裕層は、外貨資産買いと。

10月8日付週間ダイヤモンドに、知られざる富裕層の資産運用という特集が。
曰く。一般投資家が昨今の円高であたふたしているのを尻目に、一部の富裕層は円高に乗じて、躊躇なく外貨資産を増やしているのだと。
これらの人々は、相場のことを日々、考えてるわけじゃない。資産防衛の視点ですね。
日本の財政状態を考えれば、足元はともかく、最終的に投資家が心配しなくてはならないのは、円安。それを考えると、その前の円高はむしろありがたいと、受け止めているというわけですね。
富裕層で、しかも定期的なキャッシュフローがある立場の人が、最終的には順当に、さらに資産を増やす理由はこれだなと、思いましたね。
ピンチをチャンスに変える。言うは易く行うは難しですが、これを自然体で行えるわけですからね。