中国でのVW販売台数

中国でのVW販売台数

 

浜口です。ドイツ最大手の自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)。この会社の中国における販売台数が、2009年にドイツ国内を上回ったらしい。

 

2001年には、ドイツにおける販売台数は100万台、一方で中国は40万台ぐらいだった。しかし以降、中国での販売台数が徐々に増加、2009年はドイツ120万台:中国140万台と逆転したとのこと。

 

たしかに3月に上海に行ったとき、成長している上海の象徴、浦東(プードン)地区で書いたとおり、街中の車は、80%ぐらいが外車で、VWが最も目立っていた。タクシーもほぼすべてがVWのサンタナだった。

 

市場としての中国の大きさを再認識。ユーロ安効果もあるから、VWの中国向け輸出は、今年はもっと伸びるんだろうな。

株価底入れ

浜口です。暑くて元気が出ない。頭もあまり回りません。

色々と外部環境を心配してる人がとても多いようですが、そんな中で日本株の株価は現状、底入れしてるように思えますね。売りたい人が売った?


4月以降3ヶ月調整した後の戻り局面。シンプルにそう考えます。感覚的な話ですが。

 

主要国の輸出依存度

浜口です。下記の通りNKさんから、日本がデフレ=円高?内の野村證券木内ストラテジストの意見に対し、コメントをいただいていました。これに対する情報提供ですが、米国の輸出依存度については、実際にはそれほど高くはないようです。

データとしては少々古いのですが、日本貿易会月報 2007年7.8合併号に2006年の主要国の輸出依存度が掲載されています。ご参考まで記します。

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デフレ国通貨が買われる?

浜口です。デフレ=円高?の追加説明。

例えば物価上昇率。仮に日本は1%、アメリカは5%とします。インフレ率の差が4%ある。この状況では年間4%、円高になる。これが購買力平価の考え方ですね。

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日本がデフレ=円高?

浜口です。あらためて考えてみたい。日本経済は巨額の財政赤字、少子高齢化の構造問題を抱えているのに、なぜ円高なのか?

野村證券の木内ストラテジストは、「円高の原因はデフレにある」とコメントされてますね。

曰く、物価が下落している円は、持っているだけで資産としての実質的価値が着実に高まることになる。また購買力平価の考え方に基づけば、デフレの国の通貨は他の国の通貨と比較して、増価しやすいと。

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世界初の漁業株ファンド

浜口です。欧州のストレステストは、とりあえず波乱なく通過というところですかね。

アムンディと野村証が世界初の漁業株ファンド、魚食進むという記事が目に付きました。漁業株ファンドか。世界初なんですか・・・・

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驚くべき「ゆうちょ銀行」のB/S

浜口です。

ゆうちょ銀行のHPを訪問したんですが、財務状況のコーナー内に掲載されている平成22年(2010年)3月期 個別財務諸表の概要(PDF/108KB)のB/S項目に、驚くべき部分を発見しましたね

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相場が来るまで粘り強く待つ

7月15日に角山さんが、「投資家として「有終の美」を飾る方法」を書かれてましたが、まったく同感ですね。

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景気・株式はV字型回復⇒巡航速度か?

浜口です。

景気・株式市場の2番底を言う人がいますが、現状ではそうなるとは思われない。世界の景気・株式市場はこれまで、リーマンショック後の急落以降、V字型回復をしてきた。それが今後は、巡航速度に落ち着くのかなと、これをメインシナリオと考えます。

米国経済は、2009年1-3月期が大底、その後V字型急回復をしたが、車の支援とか住宅減税の打ち切りなどで巡航速度に落ち着く。リスクは欧州・・・・こんなイメージ。GDP成長率2~3%かな。当面は。

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相場が戻ってきた。

日米中とも、株式は相場が戻ってきましたね。為替もユーロが底堅くなってきた。

アメリカ経済、それほど心配なさそう。車の支援とか住宅減税が打ち切られたことで、ここまでのV字型回復が巡航速度に落ち着きそうといったところか。雇用面も、民間サービス部門の数値を見れば、それほど問題なさそう。

一方で欧州では、金融機関のストレステストが進む。良い材料。

以上から日本経済も、現状はやはり、景気回復過程の踊り場との認識で良さそう。株式市場は、全体としては当面ボックスなのだろうが、個別では取れそうなものもありそう。