瀬戸内6県を訪問②岡山の居酒屋「うまづらや」に

浜口です。相場は次の材料待ちかな。瀬戸内海6県を訪問①ひっぱりだこ飯と岡山全日空ホテルの続きを。

8月のある日。岡山で某銀行に向かう途中、下の看板を発見。おそらくウマヅラハギを中心に出している居酒屋なんだろうな。以前TVで、カワハギは美味で人気がある。ウマヅラハギもそれに負けない味だが、見た目が良くないのと名前が悪いので人気が出ない。でも人気がない分、割安であると説明していたのを思い出した。仕事後、寄ってみたら、なかなかよかった。写真を。

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ウマヅラハギとサバがメインで、瀬戸内海の地のものを中心に出してくれる居酒屋らしい。地元客が多い様子。これは期待できそうだな。早速、お店に。

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ウマヅラハギの薄造り。ほのかな甘みが感じられ、とても上品な味わい。但しキモは、小さ目だったな。

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こちらの美女が、注文対応してくれた。この人、1970年代のアメリカはLAのシンガー、リンダ・ロンシュタットに似てるよな・・・・・

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ウマヅラハギの塩焼き。見た目は微妙だが…身は適度な弾力があり、上品な味わい。旨しだったな。最高。

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ウマヅラハギの塩焼きを食べた後に残った骨。骨、半透明なんだな・・・・あと、ヒレはヒレ酒にしたら旨そうだな。見るからにな…

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ガザえびの唐揚げ。見た目通りの味。四万十川テナガエビの唐揚げをイメージした。ビールによく合うな。

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ウマヅラハギの雑炊。普通においしかったが、ウマヅラの存在感は正直、あまりよくわからなかったなぁ。

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うまづらやの水槽。ウマヅラハギがいっぱい泳いでたな。

お店の人曰く、ウマヅラハギは、瀬戸内海に多く生息している。今日のウマズラは、岡山の児島で取れたものと。

ウマヅラハギは、カワハギより格下と思われることが多い。肝についてもカワハギよりも少し小さめな気がする。しかし高松の居酒屋で聞いてみたら決してそういうわけではなく、時期によってはウマヅラハギの方がカワハギよりも上手い時がある。これはひとえに、旬の時期が微妙に違うからとのこと。

市場魚介図鑑HPで、ウマヅラハギのことが詳しく説明されています。以下、要旨を貼り付けておきますが、ウマヅラの旬は秋から冬なんですね。カワハギと比べて味で劣るといわれる理由も書いてある。産地に近いこの店なら、この点問題なさそう。今度は秋から冬にかけ、岡山に来るチャンスがあれば、リピートしてみたいと思います。次回に続きます。

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旬は秋から冬。カワハギと比べて味で劣るといわれる。これはウマヅラハギのとれた場所や鮮度によると思われる。瀬戸内海や西日本では、両種を値段的に分けたりしない。

刺身は透明感があり、その上、甘味がある。やや上品にすぎる味わいを助けるのが秋にたっぷり膨らんだキモである。夏には赤味がかったキモの色が寒くなってくると白くなり、口の中、体温で溶けるほどに脂がのる。これを適当に切り、刺身に巻き込んで濃淡混ざりあった旨さを味わう。西日本では鍋物の材料としても珍重するが、白身であっさりしていながら甘味がある。とても味がいい。

瀬戸内6県を訪問①ひっぱりだこ飯と岡山全日空ホテル

浜口です。アメリカの雇用統計、無難に着地しましたね。月曜以降の相場が楽しみ。さて・・・

真夏の8月。2泊3日で6県を訪問してきました。具体的には、兵庫・岡山・広島・香川・徳島・和歌山。和歌山は通り過ぎただけだが・・・・それにしても、2泊3日でこれだけダイナミックな(?)出張というか、周遊になるとは思わなかった。さすがに疲れたが・・・・なかなか面白かったな。写真を。

まずは朝いちばん、神戸は三宮の地銀で勉強会を。その足で岡山に向かう。ランチは、新神戸駅で買った駅弁を新幹線の中で。これが実に、旨しだったな。
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明石名物、ひっぱりだこ飯という駅弁。ご飯の上に乗っているたこの煮つけ自体が美味しいし食感もいい。加えてご飯がまた、たこの出汁が良く染み込んでいて、とても旨かった。いわゆる「駅弁くささ」がなく、手作り感が強く感じられた。

聞けばこのひっぱりだこ飯、地元ではとても有名な駅弁らしい。facebookで紹介したら、地元ファンも多かった。実際、瀬戸内海、明石のタコは美味しいもんな・・・・関東の人間からも、ひっぱりだこ飯は百貨店の駅弁系催事の定番出品。見たら、買う。だからこの容器が、ウチには無数に有る…」とのコメントも聞かれていたっけな。

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岡山に到着。今日の宿は岡山全日空ホテル。ここは当方の岡山の定宿だが、あらためて、ANA系ホテルの中でも、ホスピタリティーが優れていることを再認識した。この日も、ツインのシングルユースにアップグレードしてくれた。

通常、ホテルのチェックインは午後3時位。当方はSFCカードホルダーなので、アーリーチェックインが可能、それでも午後1時以降なのだが、この日は12時に到着。荷物だけでも預かってもらおうと頼んでみたら、先方曰く、少々お待ちくださいと。

下層階で良ければ掃除が終わってますので、今すぐチェックインできますが、いかがでしょうかと。この日はとても暑かった。しかしこういう日に限って、仕事までの時間は余裕があり過ぎるくらいあったりする。猛暑の中、居場所確保に困るなと思っていたが・・・そんな中、チェックインして一風呂浴びて一休み、涼んでから仕事に出かけられる。これにはとても助かった。

このホテルは岡山駅にほぼ隣接しており、上層階は見晴らしが良い。新幹線、山陽本線、伯備線、瀬戸大橋線など行き交うのが良く見えるので、テツにはたまらない。でもこの日は、上層階を待つよりも、すぐにチャックインできるほうが、はるかに嬉しかった。

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バイキングの朝食。メニューの充実度合いは、国内のANA系ホテルの中でも、群を抜く。これは既に定評になっているが、今回もそうだった。

珍しいものが、いくつも。写真のジュースは、紫にんじんを絞ったもの。真ん中は白桃カレー。白桃カレーは、女性に人気があった。たしかに桃の風味、ほんのり甘さが感じられたな。

広島と岡山を比べると、広島には原爆ドームとか宮島とか、様々な観光資源がある。街の規模も大きく、岡山と比較しても、より多くの金融機関が集まっている。それに比べると岡山は、観光資源は後楽園・岡山城くらいで、山陰や四国への玄関口という点では重要な場所であるが、わざわざここに宿泊する必然性に欠ける。そのあたりをよく理解してのか、岡山全日空ホテルは、ホスピタリティーの高さがダントツ。朝食にも、その良さが出ている。とにかく期待を裏切らないホテルと、高く評価しています。

さて当方これから、広島へ向かうことにします。

静岡は掛川に出張・・・「うなぎの甚八」うな重と、浜岡原発近く、砂丘から望む遠州灘

浜口です。静岡は掛川まで、出張してきました。なかなか、味わい深かったな。写真を。2017年10月の話。

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東海道新幹線、掛川駅にて。こだま、山陽新幹線はともかく、東海道新幹線では地味な存在だから、あまり気にしたことなかったが・・・・今となっては旧型の700系車両、こんなに格好良かったんだな。ちょっと、驚きだったな。

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700系車両の室内。懐かしさが感じられる。シックな趣で、悪くないよな。ここは自由席だが・・平日の乗車率はご覧のとおり。う~む。高くはないよな。

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掛川駅に到着。駅舎の色、ムード、おそらくは、東海道五十三次の宿場町を意識しているんだろな。趣がある。

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掛川はうなぎが有名なんだなぁ。事前に当方、食べログでチェックしたお店が、このパンフレットでも紹介されてた。掛川の名店、「うなぎの甚八」に。そこで・・・

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「うなぎの甚八」にて、うな重の松をいただく。関西風の焼き。濃厚でパリパリ。う〜む、とろける。たまらんな…

掛川駅近くで昼食をいただいた当方、ここからタクシーで、30分程度移動する。この日は静岡県は御前崎、中部電力浜岡原子力発電所から5kmくらい離れたあたりの地元地銀でセミナーを。その後で、近くの海を見に。
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この先に砂丘が。そして太平洋、遠州灘が。どんな景色が待ち受けているのか。ちょっとドキドキするな。楽しみ・・・

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遠州灘の砂丘。写真の通りで…ちょっとはっとするくらいきれいな、夏の海だったな。

掛川駅からセミナー会場の地銀支店まで、当方を乗せてくれたタクシーの運転手さん曰く。遠州灘、この辺は、釣り人に人気がある。旨くて型の良いカレイやヒラメが釣れるので。で、これが浜岡原発の辺までいくと、さらに大きなカレイやヒラメが釣れるらしい。その理由は、原発から常に暖かい水が流れでているから、魚の生育が良いからと。
例えばうなぎは、温水の中で育てると、生育スピード、格段に早くなる。天然うなぎは、満足に食べれるサイズに成長するまで5年はかかるが、水温を上げエサを多く与え続ると、6か月で出荷できるサイズに成長するのだと。そうなんだ。

さて
当方これまで、新潟は柏崎、福井は高浜、青森はむつなど、原発がある海を訪れたことが何度かあるが・・・どこもどこも、驚くほどきれいな海なんだよな。観光地ではなく、手つかずだから。ここ浜岡も、然り。

なんだか・・・ちょっと微妙な気持ちになったな。おそらくは、特に産業がない地域。だから自然もきれいなまま、保たれている。そういうところに、町おこしも含め。原発が建設される。原発はその地域の経済にプラス寄与するから、それはそれで合理的なんだが・・・まあ・・・前向きに考えれば、事故の起こらない、あるいは万一起こっても、問題なく収束する。技術革新により、そんな原発、出来るといいということだな。そんな思いに駆られましたね。ネガティブに受け留める必要は、ないって。う~む。これで、いいのだ。

取り留めがなくなりました。この辺で。

徳島へ出張③徳島線を西に。キハ185特急「剣山」で鴨島へ。

浜口です。暑いですね。2014年8月の話。

引き続きお休みモード。徳島へ出張②ホテルクレメント徳島と小料理屋「瀬戸際」・居酒屋「ろく」の続きを。

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徳島の朝。天気はまあまあだが、ちょっと霞んでる。ホテルの窓から吉野川、そして吉野川大橋が見える。吉野川、河口、海に近くなると、すごい大河になるんだな。これまで見てきた中流とは、趣がまるで異なる。どっしりと、滔々と。そんなイメージだな。

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ホテルの朝餉。今日は午前中の仕事開始まで時間があるんで、ホテル周辺を散歩してお腹を空かせた後、ビュフェをゆっくりといろいろ、食べてみる。好きなものを、何回かに分けて取りに行ったり。

今回はこのホテル、二日連続の宿泊だったが・・・ビュフェ朝食メニューは90%近く、同じものだった。ビュフェだから、そういうものかな・・・で結局、食べたおかずも、二日ともほぼ同じだった。やっぱりビュフェでは、自分に好きなものから食べる、そういうものなんだな。

同じホテルクレメントチェーンでも、こちら徳島のバイキングは、ホテルクレメント高松より、はるかに種類が豊富。しかも旨い。クレメント高松はJRの傘下になったことが影響してるのかそうでないのか・・・わからないが、この差の大きさは、驚かされたな。

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徳島駅。前回のブログでは、ホテルの部屋、上から眺めた景色。実際に駅に足を運んで見てみると、こんな感じ。壮観だな。さすがに気動車王国、JR四国。

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当方これから、この徳島線の特急「剣山」に乗って、これまでとは逆に、徳島線を西へ。鴨島へ向かう。

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特急「剣山」のネームプレート。カッコいいよな。キハ185とあるが・・・Wikiによれば、これは昭和の時代の最後期の国鉄気動車特急。で、国鉄の分割民営化を控えた1986年に、四国・九州向けにわずかに製造された特急車両と。そうなんだ・・

特急「剣山」のキハ185車両、徳島線以外で見かけたことがない。JR四国の中でも、とても稀有な存在。テツを自認している当方も、JRでこんな車両が存在していること、実は比較的最近まで、知らなかった。

少し前、岡山から高知に移動する際、たまたま土讃線と徳島線が合流する阿波池田に特急「剣山」が止まっているのを見つけて・・・あ、JR四国、こんな気動車特急車両あるんだ。いつか乗りたいが・・・出張で徳島線地域に行くことはなかなかないので、一生縁がないかもな。その時はそんな風に思ったが・・・思いが叶って、良かった。嬉しかったな。ささやかだが。

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徳島の鴨島での講演会が終わった!午後の講演会にはまだ、時間がある。レンタサイクルを借りて、ふ〜らふらと、またも、吉野川巡りをすることに。暑いから、講演会会場でもらったミネラルウオーターのボトルとともに。近いうちに、きれいな吉野川の晴れの日のアップ、させてもらいますね。

さて・・そろそろ、休日モードは返上。次回は相場のこと、書かせてもらいますね。

徳島へ出張②ホテルクレメント徳島と小料理屋「瀬戸際」・居酒屋「ろく」。

浜口です。激動の週が終わりましたね。やっと週末です。しばし、リラックスを・・・2014年8月の話。

少し間が空きましたが、グルメ・ホテル・テツの話を。徳島へ出張①徳島線。吉野川に架かる「ふれあい橋」 の続きを。

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今日から二泊、ホテルクレメント徳島に滞在する。ダブルのシングルユースの部屋を予約したが、ツインにアップグレードしてくれた。このホテルには何回か泊まったことがあるが、ツインは初めて。う~む。実に快適。素晴らしいな。良い旅、ではなく、良い出張の予感・・・

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ホテルの部屋、眼下には何と、徳島駅の機関庫が。う~む、最高。全部、気動車。これはJR四国ならでは。鉄道模型マニアには、たまらんだろな。当方も好きな景色・・・

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本日の夕餉。徳島の「瀬戸際」という小料理屋へ。そうか。瀬戸内海の際にあるお店だから、瀬戸際なのかな。

まずは真ダコの刺身を。期待通り。実に旨し。タコの旨さは明らかに、関東より関西に軍配が上がる。明石も徳島も、瀬戸内海のタコの濃厚な旨みは、本当に素晴らしい。
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小鯛の塩焼き。実に香ばしくて旨し。白身もホクホク。産地を尋ねたら、徳島と鳴門の間と。要は鳴門の渦潮に揉まれた天然鯛。う〜む。こりゃ旨いはずだ。

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「瀬戸際」の本日のメニュー。これが全てと。当方が食べたものも掲載されているが・・・価格、割安だよな。

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「瀬戸際」を後にして・・・当方にしては珍しく、今宵、はしごを。2軒目は「ろく」という居酒屋。ここで頼んだ、かますの塩焼き。30センチ近くあって、しかもまるまると太ってた。今が旬らしい。実に旨し。さすがに満腹。今日の夕餉、炭水化物摂取、ゼロで済ますことができたな。

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「ろく」の、今日のおススメメニュー。価格、さらに良心的に思える。素晴らしいって・・・

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ホテルに戻る。いつものようにコンビ二でワインを買い込み、グラスを借りて、一人飲み。ホテルで貸してもらえるワイングラスの大きさで、そのホテルの質がわかる。その点このホテルは、超一流だな。質の高いボルドーグラスを持ってきてくれた。

ワインを飲んでいて、「瀬戸際」の大将が言っていた言葉が頭をよぎった。曰く、「徳島は、瀬戸内海と紀伊水道と太平洋、三方から魚が入ってくる。これは、四国の他県にはない好条件。四国では、魚介はやっぱり徳島が一番でしょうね」。なるほどな。説得力がある。徳島には、瀬戸内海、鳴門の渦潮近辺の魚も入ってくるからな。

徳島の海の幸、これからも開拓していこう。zと、海老も旨いらしい。伊勢エビ、うちわエビなど、いろいろ採れるらしい。う~む。人生、悪くないな・・・・

徳島へ出張①徳島線。吉野川に架かる「ふれあい橋」

浜口です。2014年8月の話。

2泊3日で徳島へ出張、ついに徳島線を完乗しました!徳島線といえば、吉野川。Wikiでも、徳島線は「よしの川ブルーライン」の愛称を持つローカル線。概ね全線にわたって吉野川の南岸に沿って走り、徳島県の東西を結んでいると紹介している。実際、素晴らしかったな。写真を。

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岡山駅にて。ここから土讃線のアンパンマン列車、特急「南風」に乗って、まずは徳島線の入り口、阿波池田に向かう。

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阿波池田から、徳島線の鈍行に乗って、穴吹まで。JR四国車両の2両編成気動車、始めは満席、立っている人もいたが・・・当方以外は、ほとんどが高校生。一駅ごと、降りて行って・・・しばらくすると車内は、ガラガラに。

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徳島線、穴吹で下車。吉野川を歩いて渡る。この日は曇り。残念だったが・・・それでも、初めての吉野川。それはそれで、感動ものだったな。

で、これは吉野川に架かるふれあい橋。平成4年10月竣工。歩行者専用の橋で、全長499.5m。JR穴吹駅から、この地の中心、脇町へ通学する学生がよく利用していると。そうなんだ・・・と、見てのとおり。格好の良い橋だったな。

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ふれあい橋を歩いてみる。しばらくすると、ここを自転車で走る女子高生と遭遇。彼女たちは当方に、「こんにちは」と挨拶をしてくれた。ちょっと、ほっこりした気持ちになった。いいもんだよな。写真が撮れなかったのが残念だが・・・・

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ふれあい橋から、吉野川の下流を望む。エメラルドグリーンの流れ。相変わらず曇りなので、くすんでいるのが残念だが・・・とても良いムード。綺麗だったな。

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一方で上流はこんな眺め。逆光なんで、川の色は良くわからないが・・・山は綺麗だよな。

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徳島線の穴吹駅。電化されてないので、架線がない。ど田舎のローカル線の駅、鉄路のカーブ、好きだな。こういうムード。

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徳島行きの鈍行が到着。これに乗って、徳島へ向かう。さらば穴吹、さらば脇町。

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徳島に到着。向かいのホームに止まっているこちらは牟礼線だな。海部行き。出発を待っているところ・・・・と、さてさてこれから、当方、ホテルにチェックインすることにします。次号に続きます。

新宿から富山経由で大阪へ④高山本線、下呂温泉の露天風呂

浜口です。パッとしない相場だが・・まあ遠くない未来、いつか転機も来るのでしょう。当方、相場をウオッチしながら、当面、ゆるゆると過ごそうかな。

さて、新宿から富山経由で大阪へ③ANAクラウンプラザ冨山と、またも居酒屋「いろり」への続きを。

富山駅から高山本線。今回はこのちっこいローカル線鈍行に乗って、高山本線の車窓や下呂温泉の混浴露天風呂を楽しむことに。さあ、どうなるか。写真を。
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まずは猪谷行きの気動車。2両編成。う~む。ローカル線のムード、極まれるな。

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終点の猪谷で、ここ始発の高山行き鈍行に乗り換える。キハ48。昭和の時代の車両。。。なんともいい。車内の様子も、懐かしさを覚えるな。この後、高山から下呂温泉までは、特急「ワイドビューひだ」の自由席に乗り換えて到着。

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高山本線の車窓から、飛騨川を望む。水量が多い。雪解け水がどんどんと出てきてるんだろな。しかし昨日の大糸線の姫川の様な、濁流の感じ、厳しいムードではない。水は透明ではないが、なんともいい感じのエメラルドグリーン。春だな…

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下呂温泉の混浴露天風呂!最高の気分!

ここ、正式な名称は、下呂温泉噴泉池。飛騨川沿いにあり、近くの下呂大橋からも見える。混浴とはいえ、当方以外に来ている人は地元の年配の方が2名、旅行途中のバイクのライダーが1名、全員男性でした。まあ昼間なんで、想定された結果ですね(笑)。ご参考まで、ここ夜になると、女性も入りに来ます。有益な情報でしょ?(笑)

地元の年配の方と話を。その方は、晴れの日はほぼ毎日、ここに来ていると。下呂温泉ではおそらく、ここが唯一の源泉かけ流し。よってここは、下呂温泉の中で泉質は最高と。確かにそう思いますね。湯がヌルッとキシッとしている。そんな有難みを、強く感じる。
あと、昨日は大雨で飛騨川が増水していて、川沿いにあるこの噴泉池は水没していた。だから昨日は入浴不可。今日来たあなた、ツイてるねと。そうなんだ・・・

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温泉噴水池から、空を見上げると、出来過ぎな位、きれいな青空。冨山から大阪に向かう長旅の途中で、最高の気分転換になった。温泉上がりに、思わずコンビニで買ったビールを、グビッと飲みあげる。これの旨いことと言ったら・・・・

下呂温泉噴泉池に入るための、たった一時間だけの下呂途中下車。下呂からは、特急「ワイドビューひだ」で岐阜まで。で、大阪へ。途中、温泉と昼ビールのせいか、うつらうつらしてましたが・・・これはこれで最高。つくづくそう、思いましたね。下呂温泉噴泉池立ち寄り、ホント、良い企画になった。人生、悪くないって。

新宿から富山経由で大阪へ③ANAクラウンプラザ冨山と、またも居酒屋「いろり」へ

浜口です。

新宿から富山経由で大阪へ②大糸線・南小谷から富山への続きを。

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富山に到着。今日の宿は、ANAクラウンプラザ富山。改装直後のダブルルームに通してもらった。実に快適。

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早めの夕食。前回、富山経由で大阪へ③居酒屋「いろり」で、富山の海の幸をで訪れた、地元の人ばかりの居酒屋。富山湾鮮魚たべ処「いろり」を再訪。やはり旨かった。ここは、おススメですね。写真を。

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七尾産の紅ズワイ。う〜む。たまらなく旨い… 価格は前回と同じ、980円。安いよな。前回は確か、富山の魚津産だったと思うが・・似たようなもんだろな。

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能登牡蠣の昆布焼き。至福だな。

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氷見のぶり大根。大根に味が染みて染みて…ぶりの味が濃いなぁ。

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紅ズワイかにみその甲羅焼き。たまらん…蟹味噌、コクがすごくあるな…

以上、今回注文した中で、主なものを。他のお客さんも、蟹一匹以外の3品については、多くが注文している様子だった。

冨山の夜は早い。当方、夕方6時半ごろここを訪れたが、すでにお客さんは、かなり多く来ていた。地元客が多い居酒屋で、地元の人が注文するものをみて、何を食べるか決める。これ、最強の注文方法だと思いますね。

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こちらはホテルのビュフェ朝食。富山では、味噌汁に柔らかいお団子を入れて食べる風習があるそうな。「郷土料理」とあったので、早速食べてみたが…ほっこり来た。胃に優しくて旨しだったな。

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北陸新幹線が開業してまもなくの富山駅。自動切符販売機に並ぶ人の列。経済活性化の面で、期待が高まるな。

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これは以前から感じていたことだが…冨山の水道水は、とても旨い。なんと、モンドセレクション、受賞していたんだな。素晴らしい。。。冨山の人は、水道の蛇口からアルプスの天然水、ミネラルウオーターが出てくるイメージなんだろな。

ところで当方、ANAクラウンプラザ富山には3回目の宿泊になるが・・・他のANA系ホテルであれば、ANAのSFC会員は、空きがあれば部屋をアップグレードをしてもらえるケースが多い。しかしここは例外。そういうサービスは受けたことがない。

当方、今回はやんわりとホテルに、直談判してみた。「この前泊まったANAクラウンプラザ名古屋は、空きがある限り原則、アップグレードする方針ですと、ホテル側から言ってくれてましたが・・・・」と。すると、「気が付きませんで・・・」と丁重なお詫びに近い説明を受け、想いが叶った。やっぱりこういうことは、言ってみるもんだな。但し相手のメンツをつぶさないように、最大限配慮し話をすべきことは、もちろんだが。当然の権利行使では、ありませんのでね。

次回に続きます。

新宿から富山経由で大阪へ②大糸線・南小谷から富山へ

浜口です。週末ですね。新宿から富山経由で大阪へ①大糸線again、北アルプスを望むの続きを。

特急あずさは終点の南小谷に到着。ここから先、糸魚川までは、JR東日本から西日本の管轄に。非電化の単線ローカル線に変わる。これが素晴らしい。写真を。

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南小谷に到着。そこには一両だけのキハ120が。待っていてくれたんだな…と、声をかけたくなるな。

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車両の一番前の景色。単線の大糸線は非電化なので、余計な架線、遮るものなし。鉄路の感じもいい。まだ雪が残ってる。日本海側に来たせいか、天気、急に曇りになってきた。

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姫川。川が浅いこともあり、普段は透明に近い流れだが・・・前日が雨だったせいか、この日は濁流。こんな姫川見るの、初めてだな。

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姫川越しに、雪崩の後が。3月後半の大糸線、南小谷以北の日本海側、糸魚川にかけては、こんな景色が随所にみられる。これが対岸ではなく、線路上で起こっているとしたら・・・十分、起こり得るだろうが・・・怖いな。実際、Wikiによれば、「雪崩の危険性があることから、南小谷駅 – 糸魚川駅間で運転見合わせ」というケースも、たまに発生するらしい。

でも、厳しい地理的環境にあればあるほど、それに比例して車窓は風光明媚になる。ローカル線、豪雪地帯とか険しい峠越えとか、実に似合うよな。

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終点の新潟県、糸魚川に到着。ここから北陸本線で富山に向かおうと思ったら・・・・北陸新幹線開業につき、北陸本線在来線はいくつかの第三セクター鉄道会社に分断されていた。
ま新しい車両。車内のシート、唐突、予想以上にカラフルで驚いた・・・・。

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この列車の終点、富山県は泊に到着。ここからはまた異なる鈍行に乗り換えて、冨山まで向かう。ちなみに路線名は、新潟県区間は「えちごトキめき鉄道」の日本海ひすいライン、それが富山県にはいると、県境の先の倶利伽羅駅より先は「あいの風冨山鉄道線」になるらしい。

ゆえに当方の乗った列車は、まずは糸魚川から「えちごトキめき鉄道」の日本海ひすいラインを、富山県に入ってからは「あいの風冨山鉄道線」を走り、泊まりに到着したことになる。なんだか、わかりづらいな。次回に続きます。

新宿から富山経由で大阪へ①大糸線again、北アルプスを望む。

浜口です。テツの話を。これは少し前、3月後半頃の話。

大阪に赴任中の当方、休暇を取って東京本宅に。その後大阪に戻るわけですが、今回も東海道新幹線経由ではなく、中央本線、大糸線、北陸本線で富山。そこから高山本線で岐阜と、中部地方大縦断コースで帰ることにした。

当方はトンネルばかりで景色があまり見えない、「地下鉄新幹線」の悪名高き、北陸新幹線には関心がない。それよりも、車窓に優れる大糸線というローカル線、万一、廃止にならないうちに乗っておかないと。その思いのほうが強かった。やはりこのルートで、正解だったと思います。写真を。

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新宿を7時半出発するあずさ3号、グリーン車。これに乗って中央本線は松本を経由し、大糸線の南小谷まで。席は当然、向かって左側。北アルプスが見えるのは、こちらですからね。さあ今回の車窓はどうか。日本海側の天気次第だけどな。

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大糸線に入る。穂高当たり。北アルプスが徐々に見えてきた。天気はまずまず、悪くはなさそうだが、雲行きが心配だな・・

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信濃大町あたり。きれいなんだが・・・やはり雲がかって・・・きれいな雪をかぶった山々が、イマイチ見えずらいな・・・でも、キレイではありますね。

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木崎湖のあたり。きれいだが・・・天気、ピントとも微妙か・・・

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白馬あたり。きれいな雪山なんだが・・・う~む。雲が景色、邪魔してるのが残念。。。まあ3月の日本海側、晴れているだけでも良しとするか。

あずさ3号の終点、大糸線の南小谷に到着。ここからは大糸線、JR西日本管轄の非電化区間をローカル線でノロノロと、糸魚川まで。そこから鈍行で、冨山に向かいます。さてさて、どんな旅が待ち受けているか。次号に続きます。