106円台…

浜口です。

今朝、目が覚めてみたら、為替がジャンプしてる。1ドル106円台と。
理由はよくわからないが…アメリカの10年国債の利回りが2.471パーセント。金利差拡大に伴う円安ドル高という後講釈はできるが、金利が上がっている理由もよくわからない。何か材料が出たわけでもなさそうだし。

まぁ理由は分からなくてもいいって。これが現実。要はトレンドが円安ということですな。日本株が楽しみだ。

景気鈍化、それに伴う政策期待の綱引き

浜口です。

国内景気は、予想以上に回復していない状況です。特にGDPの50パーセント強を占める個人消費が回復していない。背景には消費税増税と、それに伴う便乗値上げによる影響が大きいのでしょう。
具体的に数字を見ていきますと、実質消費支出の前年比は-3.6パーセント。家電販売額前年比は、-12.1パーセントといったあたりです。

ただしこの事は政府も重々承知、対策を打っており、今後も追加策が出てきそう。円安に伴う企業の増益、それによる給与所得の増加。後は株価上昇に伴う資産効果。この二点により消費の回復を目指す。そんなところでしょうか。

4月の消費税上げの悪影響が、経済にネガティブなインパクトをもたらしているにもかかわらず、国内株価は下落しない。米国株式市場が堅調なことも影響していましょうが、政策対応期待が大きい点が最も重要なんでしょう。

足元の景気見通しが悪ければ悪いほど、今後の政策対応はより大胆なものになる。そんな見方により現状の株価の堅調さが維持されていると考えます。

7ー 9月期のGDP成長率を何とか高く維持したい。これは首相官邸も財務省も、共通の願い。

また10月には、日銀が展望レポートを発表した後に、金融緩和策を発表することになる。もしも今年度の物価上昇率が2パーセントを維持できそうになければ即刻緩和。できそうなら、それはそれで問題ない。しかしながらそれはそれとして、来月以降の金融政策をどうするか。それについてはやはり、量的緩和を継続せざるを得ない。従って、10月に行われる黒田日銀の金融政策は、量的緩和の方向にならざるを得ない。

以上を踏まえると、やはり日本株は上昇する。現状当方は、そんなシナリオ。「国策に売りなし」、したがっていったん売却した株式を買戻している。そんな状況ですね。

今日は長々と理屈を述べましたが…さぁどうなるか。

朝令暮改。満玉アゲイン

浜口です。

昨日、株式の組み入れ比率を一旦落とす。但し、買いたい弱気だが…と書いたばかりですが、う~む。朝令暮改、今日の午前中に再度、満玉としました。

当方が勤めているのは資産運用会社ゆえ、個人の株式運用の規制が厳しい。上場しているETFについては売買の制限がないので、これまで、1615銀行株ETFを保有株式のエクスポージャー調整も兼ねて売買していたんですが、これも制限がついて、売買する時は事前承認が必要、で、六か月以上保有が前提になった。

これじゃあ、持っていてもあまり意味がない。一方で、やはりパンチがあるのは個別銘柄と思いましてね。ETFはまずは売却し、少し頭を冷やし、下落局面で個別銘柄で買い直ししようと思っていたが…ここから上昇局面が始まった場合、乗っていないと後悔が残る。こんな判断になりました。

銘柄はあまり深く考えず、これまでに保有している、清水建設、日本郵船、野村HDをほぼ均等に買い乗せ。

今日の朝一番で、会社から売買の許可が出た。前場、まだ日本株が上昇する前に変えたのが、救い、その点だけは良かった。株式約定後10分後に、円安株高が始まりましたからね。

足元で、円安が加速している。CMEも高いようだし・・・・明日から楽しみだな。どうなるか。

株式の組み入れ比率を一旦落とす。但し、買いたい弱気だが…

浜口です。

当方のアセットアロケーションを。ここのところ3年ほど、株式ウエイト80パーセント、投資信託経由の外債投資ウエイトが20パーセント位なんですね。株式は全て日本株ですが…。

その80パーセント部分、株式運用資金部分の組み入れ比率に関しては、先週ほぼ100パーセントから、75パーセントに落としました。

理由?話せば長いのですが…まあ、なんとなくです。9月10月にかけて下げやすいアノマリーの季節を迎えますし、他にも考えるところがあって・・・一旦組み入れ比率を下げて、少し頭を冷やそうと。

でも基本的には、買いたい弱気です。11月にかけどこかで、また満玉に戻すつもり。来年は大相場と考えているので・・・どうなるか。

株式市場で数年ぶり高値の「復活銘柄」が増えていると

浜口です。

ここのところ建設株のコメントばかりで、ちょっと偏っているなと思われる向きもいらっしゃるかもしれませんが・・・煽っているわけではまったく、ありませんのでね?(笑)

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これは今日の日経ヴェリタスに載っていた記事。タイトルは、目立つ「復活銘柄」、好業績で物色の矛先と。

曰く:株式市場で久しぶりの高値をつける復活銘柄が増えている。建設株で言えば清水建設が8年ぶり高値、前田建設に至っては、18年ぶり高値と。言うまでもなく、業績好調が背景ですね。

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典型的な内需銘柄、切っても切れない関係業種、不動産と建設の代表銘柄として、三井不動産と清水建設の30年足チャートを比較してみた。他の要因は一切無視、あくまでヒストリカルな株価の位置のみ考えると、建設株はまだまだ低い位置にある。

三井不動産との比較では、清水建設はもう少し上値があってもいいんじゃないかという気もしますが、いかがでしょうか。あくまで皮膚感覚的な話ですが・・・

清水建設、ゼネコン株「宴の終焉」はいつ?というが・・

浜口です。

清水建設、ゼネコン株「宴の終焉」はいつ?

というレポートが出ているらしい。一方でこういうレポートも。

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本日、引け新値の清水建設、856円に対し、当レポートは目標株価1250円と。

当方の経験では、こういう場合は、当面、強気派に分があることが多い。実際、今日も清水建設は新高値街道ですからね。

ポイントは、建設株が今回の東京オリンピック含め、テーマ株扱いされるでしょうかでしょうね。テーマ株扱いされれば、これまでの基準で業績分析しているアナリストのレポートは外れる。というか、いつかは「売り」の時期が来ることになろうが、その時の売値は、弱気レポートの高値目標よりもはるかに上になる。

当方は、建設株、相場の勢いを鑑みれば、まだまだ上値があるという理解しますが…どうなるか?

但し。。。。君子豹変しますんでね。「ん?」という動きになったら、売却します。

【訂正】欧州景気に、ロシアからの冬将軍とに関し・・・

浜口です。

昨日、欧州景気に、ロシアからの冬将軍・・・を書きましたが、調べたところ、どうやら当方の認識に誤解があったようです。以下、説明します。

具体的には、IMFのデータによれば、EU の2013年の貿易額は11兆7407億ドル。その中でロシア向けの貿易額は、4177億ドル3.5%に過ぎない。EUの貿易額は、半分以上がEU域内なんですね。

一方で、2013年のロシアの貿易額はわずか8316億ドル。その中でEU対する額は、4015億ドル。50%弱。

ということは、EUがロシアに対し経済制裁を行った場合、ロシアのダメージはかなり大きいが、その逆、EUのダメージは、全然なんてことない。こういうことですね。びくともしない。

う~む。ロシア、いろいろチョッカイを出すが・・・経済規模で見ると、その程度という話。資源以外、大した輸出産品ないからな。工業製品はロクなモンがないだろうしな。

これが、経済における。先進国と新興国との差。先進国を舐めてはいけない。。。これが現実・・・それに尽きるな。

欧州景気に、ロシアからの冬将軍と・・・

浜口です。これは最新号の日経ヴェリタスの中の記事ですが・・・欧州景気に、ロシアからの冬将軍と・・・ちょっと世界経済株価に与える影響、心配だよな。

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これはあくまで一般論で、当方がセミナーや研修などで、初心者向けに話すことなのですが・・・・新聞には、政治問題に対する記事、社会問題に対する記事、経済問題に関する記事など、いろいろ書いてある。

マスコミは彼らのビジネスのため、様々ことを大事に仕立て上げるが、投資家は、これをいちいち真に受ける、というか、反応する必要はない。

政治問題、社会問題は、経済・金融に対し悪影響を及ばさない限り、影響は一過性。基本、無視していい。しかしこの欧米とロシアの経済制裁合戦は、直接的に景気に悪影響をもたらす可能性があるので、単なる政治問題と看過できない。世界の実体経済に、どの程度の悪影響を及ぼすのかもたらさないのか。

当方は現状、株価に対しては基本、強気でありますが、このリスク要因はちょっと気になる。そんな気持ちに、させられましたね。この記事を見て。欧州景気が冷えれば、当然、国内株にも影響が出てくるから…どうなるか・・・大事につながらなければよいが…

イラク空爆の判断、日米株式市場の反応は真逆

浜口です。

昨日の米国株、NYダウは185ドル高。市場はオバマ氏の判断、イラク限定空爆を承認について、ネガティブに受け留めなかった。一方で前日の日経平均株価は,14,778.37.
▼ -454.00。逆の動き。この違いは・・・・なんだろな?

そもそも当方、昨日の日本株の下げには、違和感があった。ヘッジファンドの、安直な売り仕掛け?地政学リスクというが・・・そもそも、油田を空爆するわけでもなし。ブッシュ時代にさかのぼっても、この手の軍事行動をアメリカが取った時は、株価は上がってたよな?

逆に、「世界の警察官ではない発言」をしたオバマ氏ではあるが、そうはいってもアメリカは、「やるときはやる」行動力を、ロシアに見せつけた。となるとこれは、株式市場の好材料では?

そんな想いが頭をよぎり、当方、昨日は後場寄りで手持ちキャッシュをかき集め、1615銀行株ETFを買いました。これは月曜に一回転、できそうだな?(笑)

摂り留めがなくなりました。この辺で。

日経500が一足早く、新高値に!

浜口です。

先週、日経500が一足早く(?)、新高値になりましたね!

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日経平均は、15523円?こちらだと年初の高値よりも、760円近く下の水準。TOPIXは1281。こちらの年初の高値は、1306。新高値まで、もう少し。

どのインデックスが、実態を表しているのか。。。。少なくともファストリテーリングがいじくられてる225では、ないだろうな。

日経500、最近、扱いが小さいでしょ?おそらく・・・日経のマーケット面の指標一覧にも、書かれなくなったのでは?おそらく、JPX日経400を普及させたいんでしょうね。

まあいずれにせよ、今後が、楽しみだな。