ピュアプレイ

2月28日の日経ヴェリタスで、メリルのストラテジストの菊地さんが、「ピュアプレイ」という言葉を紹介されてました。以下ご参考まで、引用します。

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外国人投資家の好きな言葉に、ピュアプレイがあります。「選択と集中」と同義語で、それが進んだ企業が評価されます。(中略)ピュアプレイの対極にある、コングロマリット(複合企業)への評価は低いです。総合電機はその一例です。かつての総合商社も、コングロマリットとみなされ低評価でした。

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e-taxは2年目からは結構楽勝

浜口です。たった今、e-tax経由で確定申告を行いましたが、PC操作自体は、20分もかからず終わりました。今回は楽勝でした。

豊嶋さんが書かれている通り、私も初めてe-taxを使った際の申告はやたらと複雑で苦戦し、半日がかりでした。ただし大変なのは、最初の登録の部分です。この登録は3年間有効なので、最初の年一度だけ苦労すれば、次年・次々年は複雑な過程はスキップできる仕組み。
初年度のe-tax利用による5000円の戻りは、設定に関する苦痛料の意味あいがあるのではないかと(笑)。関係する法人の名前・住所・銀行口座等、昨年のインプットを使用することも出来る等、便利な点もあります。

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アメリカ公定歩合引き上げ

アメリカが公定歩合を0.25%引き上げました。抜き打ち利上げ。驚いた。タイミングに意外感がある。一方でFFレートはどうか?現状では据え置きのようだが。

現在の金融超緩和状態になる前は、公定歩合=FFレート+1%が常態だった。今利上げ前は、0.5~0.75%。
ゆえに今回の公定歩合を0.25%引き上げは金融正常化の一環であり、このこと自体が実体経済に影響を与えるものではなさそう。

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10年前の35歳より年収が200万円も低い

浜口です。ネットサーフィン(古い!)をしていてたまたま見つけた投資十八番というHPの中にあった
なぜ10年前の35歳より年収が200万円も低いのか-”35歳”を救えから一部引用。

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ギリシャ支援策、11日のEU首脳会議で詰めの議論

浜口です。ギリシャ問題、「欧州で対応」を明確にでも書きましたが、EUによるギリシャ支援の方向性が出てきたようですね。以下、本日のロイターHPから。

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4月5月はファイナンスが少ない

日本株は、4月から5月にかけ上がりやすいアノマリーの存在が言われてます。背景はいくつかあるんでしょうが、その一つに、エクイティファイナンスの季節性があるようですね。

1月22日付けメリルリンチ日本証券菊地正俊氏レポート「目先調整も5月にかけた強気維持」の中で、4月と5月はエクイティファイナンスが少ないことを示すデータが掲載されてます。97年から2009年までの平均を見ると、確かに1月、4月、5月の「上がりやすい」といわれている月は平均件数で10件ぐらい。一方で多いのは12月で、平均件数で35件ぐらいといったあたりです。

4月と5月が少ない理由は:
1. 3月決算企業の財務部は決算の〆め、発表、総会と6月にかけ大忙し
2. 3月決算企業の決算発表は5月であり、インサイダー情報の管理の点でこの時期は避けたい

との背景があるんでしょうかね。

ギリシャ問題、「欧州で対応」を明確に

浜口です。日経記事から

ギリシャ問題、「欧州で対応」を明確に G7会議
 【イカルイト(カナダ北東部=御調昌邦)】6日閉幕した7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、金融市場で懸念が高まっているギリシャの財政悪化問題に焦点が当たった。欧州が域内で対応することを確約し、国際通貨基金(IMF)の力を借りない方針を示した。ただ欧州の他国に波及する恐れが出ているうえ、欧州勢から明確な処方せんは示されなかった。金融規制改革については方向性を確認することにとどまった。
 議長国のフレアティ財務相は会議後の記者会見で「G7が対処するのではなく、EUが行う」との認識を示した。ガイトナー長官は会議後に、欧州勢がギリシャの財政悪化問題を対応することを確認したことも明らかにした。

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アメリカの商業用不動産下落

「アメリカの商業用不動産が下げ止まらないようだが、経済・株式市場は大丈夫なのか」という質問を投資家から受けることがよくあります。このままだと不動産下落⇒アメリカ金融機関の不良債権増加のネガティブスパイラルが進む一方ではないのかというんですね。

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日本株がよく踏ん張ってる。

浜口です。24日のNYダウは前日比216ドル、2.08%安でした。これを受けて本日の上海総合指数は1.09%安、一方で日経平均は78円、0.74%安の10512円。

ここまでは、日本株がよく踏ん張ってる。これまでの動きとは違うと認識。個別銘柄で見ても、NYが200ドル強の下げ後の日本株という印象ではない。

ボルカールールは、実は個人的には非常にイヤ~な予感がしたのだが、杞憂か?なんとか乗り越えられそうかな? まあ、まだわかりませんけどね。

私もポジショントークです、念のため。その点はご注意を。

ボルカールール

既に当ブログでもコメントが出ていますが、先週21日に公表された米国の金融規制の話。

今回の発表には、現在は米経済再生諮問会議議長をやっているボルカー氏がオバマ大統領と同席していた。日経ヴェリタスによればオバマ大統領は、「これはボルカールールだ。私の後ろに立っている背の高い人の名前だ」と説明したというんですね。

ボルカー氏・・・80年代、グリーンスパン氏の前のFRB議長、確かブラックマンデーの少し前に交代したと思いますが・・・懐かしいお名前ではあるが・・・

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