浜口です。いよいよ9月か。日本株の季節が徐々に到来と考えるが…まぁ銘柄次第かな。週末ですね。
立山黒部アルペンルート経由で名古屋へ③標高3000メートル級、紅葉のアルペンルートへの続きを。
ここまで書いてきました通り、立山黒部アルペンルートは素晴らしかった。でもこの地を訪れる上では、大きなリスクがある。天候ですね。
アルペンルート散策は時間がかかる。今回のように晴れていればいいいが、天気が悪い中での長時間散策は最悪。この旅の直前に立山黒部の天気予報をチェックしたら、本来ここを訪れる予定の日は雨、一方で翌日は晴れであることが判明。ゆえに出発は一日延期し、3泊4日から2泊3日の旅に。結果、アルペンルート内のホテルに泊まることは叶わず、宿は定宿、ANAクラウンプラザ富山に。8時間の移動・散策は、さすがに疲れたな…
しかしそうも言ってはいられない。せっかくの富山、ここで秋の海の幸を食べないで過ごすのは、国家的損失・・・ということでホテルに着いたら少し休み、元気を出して夕餉へ。富山のお馴染みの居酒屋「いろり」へ。やはり素晴らしかったな。
富山での夕餉。まずは紅ズワイを。産地は富山湾は新湊と。今が旬かな。さすがに旨し。これがなんと、980円!紅ズワイは今まで何度か食べたことがあるが、今回が最高に旨しだったと思う。とにかく蟹の身、蟹味噌のある部位とも、なんとも甘味のある、ジューシーなエキスに包まれている。こんな経験は初めてだな。
旬の富山湾の白エビ。お造りと昆布じめ、食べ比べてみてと。まずは刺身醤油をちょこっと。でもすぐにやめた。醤油は味が強すぎ、エビの微妙な味わいが分かりづらくなる。不要。それほどまでに、ほのかな上品な甘み。う~む。お造りと昆布じめ、味わいはそれぞれに違うけど、甲乙つけ難しいずれも旨し。これは感動モノな。
イカの墨作り。やはり富山湾のイカ。イカスミと柚子の皮の組み合わせがたまらんな。旨し。ビールとの相性、この上なく良し。
能登牡蠣の昆布焼き。9月末だから、牡蠣の時期でもあるんだな。これはたまらない。焼いても身が縮まらない。これには驚いた。ポッテリと大きな焼き牡蠣を、いくつもいただく。至福…。
ホテルの朝食。今回は出張ではなく、旅行で来ている。ということで朝のビュフェはこんな感じでゆっくり、無秩序にとりとめなく、時間をかけ、食べたいものばかり食べることに。
右側のジュースは、SFC会員様専用の特別スムージー・ジュースと。少し前から、メンバーに特別にお出しするようになったと。いただいたら確かに、ジュースの中に野菜のつぶつぶ、歯ごたえがあって何とも言えず美味。さすがにホテル側から、SFC会員様専用の特別メニューですんでと、強調するだけのことはあるな。
今日はあいにくの雨。当方、SFC会員の特権を活かし、レイトチェックアウトのサービスを。午後1時まで部屋にいてもいいと。ということで朝食の後、雨が小降りになるまで、お風呂に入ったり部屋でワインを飲んだり、このブログ書いたりして過ごすことに。
これは昨日の飲み残りのワイン。ペットボトルに入れて、電車の中で飲むつもりだった。それを部屋飲みしているのだが・・・これはこれで、なかなかいい気分。とても非日常的。出張ではなく旅行で来ているからこそ、出来ること。まったり。ただし飲み過ぎると昼間から廃人状態になるので、ワインはほどほどにしておきました。
朝から強い雨が続いていたが、昼頃になって、雨が上がった!ホテルの写真を。で、ここから20分程度ゆっくり、富山駅まで、街を散策しながら歩いて行こう。これはこれで悪くないな。
さて:
囲炉裏、ANAクラウンプラザ富山とも。当方はここのところ、秋の季節に、毎年のように来ている。囲炉裏は相変わらず割安で最高に旨かったが、客の数が増えているせいか従業員の数が減っているせいか、みんなすごく忙しそうで口数少ない。その点がちょっと気になったな。この店はもっと値上げしてもいいから、従業員の数を増やして、おもてなしをより重視したほうが良いな。そんなふうに思いましたけどね。
ANAクラウンプラザ富山は、以前にも増して良くなっている。よりホスピタリティ、おもてなし感が向上している印象。部屋もアップグレードしてくれたしな。以前はこのホテル、「有料でグレードアップ、いかがですか?」との提案を受け、当方、目が点。丁重にお断りしていた時もあったが。ホテルのトップ・マネジメントが変わったからだろな。如実にそれを感じた。
立山黒部アルペンルートを歩きっぱなしで、食事してワインを部屋飲みしたら、いつの間にかバタンキューだった。ワインもかなり残ったまま。あまりにも疲れていたせいだろな。
まあよく眠れたからそれはそれでいいんだけど、寝てばかりでこのホテルを堪能できず、もったいなかったなという気持ちになった。こんな事は今までなかったな。でも前述のとおり、レイトチェックアウトのサービスを受けることができたので、ここで失った時間を取り戻した感じ。無駄なし。いずれにせよまあ、出張も旅行も、余裕を持ちたいもんですね。しみじみそう思いました。
さて・・・今から高山へ向かいます。次回へ続く。