浜口です。
今週号のエコノミストに掲載されている、みずほ証券チーフ株式ストラテジスト菊池さんの外人投資家に関するコメントが目を目を引きました。要旨は以下。「」内は菊地さんのコメントで、その後は当方のコメントです。
・「外国人投資家は今年に入り8週連続で売り越し。計7兆円もの巨額の下げ圧力。これはチャイナショック以来の大幅な売り越し」。⇒外人投資家は確か先週も売っているから、九週連続の売り越しかな。8兆円弱の売り越しにまで拡大していると推定されます。
・「一方で外国人投資家は2001年〜2017年の17年連続で、毎年4月に現物取引で日本株を買い越しており、売買動向の季節性が強い。今年1~2月に巨額の日本株を売り越した後だけに、今4月も外国人投資家は18年連続で買い越し可能性は高いだろう。」
この見解については当方、違和感はありません。森友問題はおそらくは3月末にかけ、佳境を迎えるのでしょう。それまでは相当に「心臓に悪い」相場展開になる可能性は、正直言ってあると思う。
しかし相場というものは、いつかは「悪材料出尽くし」になるもの。企業業績がそこそこ好調であることを前提に、菊池さんのいわれるような展開になるかな。現状そう考えるが・・・どうなるか。
但し
繰り返しますが、3月末にかけては波高き相場の可能性が高いので、その点はお互い、注意しましょうね。どうなるか・・・