高配当利回り銘柄への資金シフト。起こらないのか?

浜口です。

世界的に金利は低下傾向。日本はというと、 10年国債金利は-0.26% 。一方で日本株には、配当利回りが高いものがごろごろしている。下の写真は、6月28日付大和証券の鈴木シニアクオンツアナリストのレポート、「鈴木通信」にあるリストのほんの1部。 1番右にある数値に注目してください。これが配当利回りの今期予想。ご覧の通りで・・・日本を代表するような企業でも、利回りの高い銘柄のまあ、多いこと多いこと。三井住友FGの配当利回り5.15%って。いったい、なんだ?どうなってるんだろうなあ?

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こんな中で、債券から株への資金シフトは起こらないのだろうか。まあ1部、低ベータでディフェンシブな、やや成長色のある高配当利回り銘柄には既に過剰なくらい資金シフトが起こっているが、あくまでこれは限定的。結果、買われ過ぎで、バリュエーションも既に高い。

こういった銘柄以外、要はここのリストにあるような高配当利回り銘柄に、資金が回っていないものかなあ。う~む。このまま放置されるとは思わない。何かがきっかけになって、高配当利回りが見直されることになると、当方はそう考えますけどね。

何がきっかけになるかが問題。こればかりは、始まってみないとわからない。相場っていつも、そうですよね。相場に対するアンテナ、常に高く、張ってないとな。

とりとめがなくなりました。この辺で。

新宿から富山経由で大阪へ③ANAクラウンプラザ冨山と、またも居酒屋「いろり」へ

浜口です。

新宿から富山経由で大阪へ②大糸線・南小谷から富山への続きを。

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富山に到着。今日の宿は、ANAクラウンプラザ富山。改装直後のダブルルームに通してもらった。実に快適。

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早めの夕食。前回、富山経由で大阪へ③居酒屋「いろり」で、富山の海の幸をで訪れた、地元の人ばかりの居酒屋。富山湾鮮魚たべ処「いろり」を再訪。やはり旨かった。ここは、おススメですね。写真を。

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七尾産の紅ズワイ。う〜む。たまらなく旨い… 価格は前回と同じ、980円。安いよな。前回は確か、富山の魚津産だったと思うが・・似たようなもんだろな。

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能登牡蠣の昆布焼き。至福だな。

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氷見のぶり大根。大根に味が染みて染みて…ぶりの味が濃いなぁ。

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紅ズワイかにみその甲羅焼き。たまらん…蟹味噌、コクがすごくあるな…

以上、今回注文した中で、主なものを。他のお客さんも、蟹一匹以外の3品については、多くが注文している様子だった。

冨山の夜は早い。当方、夕方6時半ごろここを訪れたが、すでにお客さんは、かなり多く来ていた。地元客が多い居酒屋で、地元の人が注文するものをみて、何を食べるか決める。これ、最強の注文方法だと思いますね。

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こちらはホテルのビュフェ朝食。富山では、味噌汁に柔らかいお団子を入れて食べる風習があるそうな。「郷土料理」とあったので、早速食べてみたが…ほっこり来た。胃に優しくて旨しだったな。

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北陸新幹線が開業してまもなくの富山駅。自動切符販売機に並ぶ人の列。経済活性化の面で、期待が高まるな。

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これは以前から感じていたことだが…冨山の水道水は、とても旨い。なんと、モンドセレクション、受賞していたんだな。素晴らしい。。。冨山の人は、水道の蛇口からアルプスの天然水、ミネラルウオーターが出てくるイメージなんだろな。

ところで当方、ANAクラウンプラザ富山には3回目の宿泊になるが・・・他のANA系ホテルであれば、ANAのSFC会員は、空きがあれば部屋をアップグレードをしてもらえるケースが多い。しかしここは例外。そういうサービスは受けたことがない。

当方、今回はやんわりとホテルに、直談判してみた。「この前泊まったANAクラウンプラザ名古屋は、空きがある限り原則、アップグレードする方針ですと、ホテル側から言ってくれてましたが・・・・」と。すると、「気が付きませんで・・・」と丁重なお詫びに近い説明を受け、想いが叶った。やっぱりこういうことは、言ってみるもんだな。但し相手のメンツをつぶさないように、最大限配慮し話をすべきことは、もちろんだが。当然の権利行使では、ありませんのでね。

次回に続きます。

まあ・・・モーサテメンバー全員がハズれというのも、すごいよなぁ

浜口です。

Brexitの騒動が一段落したんだろうか。市場は戻り歩調にあるが。まあ離脱するのかしないのか・・・離脱するにしてもイギリスが宣言後の2年後ということだから、まあ、気が長い話ではありますね。

それにしても今思えば、選挙結果、僅少差とはいえ、英国、エコノミスト、ストラテジスト全員がEU残留と予測?で書いたモーサテメンバーの見通し全員がハズれというのも、すごいよなぁ。如何に予測が当たらないかと言うこと。予測の専門家と言われる人たちが、理路整然とハズすということを、象徴するような出来事ですね。

う~む。人間、喉喉元過ぎれば、熱さを忘れる。これではいかにも進歩がないんで。忘れないように、あるいは自分を戒めるためにも、ここにこのことをアップしておきます。まあ自分に対する備忘録ですが。

当方はBrexit暴落の翌日、寄り付きで1615銀行株ETFを打診買いしました。139円で出来たが・・・昨日の終値は137円。利喰えませんね(笑)まあこのあたりはまたそのうち、考えるところを書いてみたいと思います。

英国、エコノミスト、ストラテジスト全員がEU残留と予測?

浜口です。

今朝のモーニングサテライトをご覧になりましたか?

この番組にはモーサテサーベイと言う、番組に関係しているエコノミストやストラテジストに対し、今週のマーケット見通し等のアンケートを実施しているコーナーがあります。毎週月曜日に結果を発表しています。

おそらく母集団30人程度のアンケートと思われますが、彼らは6月23日イギリスの国民投票の結果について、全員がEU残留と予測していました。う〜む。巷言われている、イギリス人に対する世論調査とは、大きく乖離した結果。この違いは注目されますね。

さてさてどうなるか。

大阪、ホテル代だけはインフレ?

浜口です。

黒田日銀、インフレ目標達成が難しいと言う事で頭を抱えているんだろうが…インフレ目標、楽勝に達成している分野もありますよ。ホテルですね。

当方、大阪によく出張していた。だから大阪のホテル価格事情はよく理解している。そんな中で足元で発生しているホテル価格の上昇には驚いた。 一例だが当方の常宿、日航ホテル大阪とかANAホテルとかは、以前はシングルで概ね1万円前後で泊まれ、そして多くの場合、ツインのシングルユースにアップグレードしてくれていた。しかし最近では、そうはいかない。シングルの価格は30%から時によっては50%近く上昇していて、しかもアップグレードされるケースはまれ。ビジネスマン、これを受け入れるんだろうか。

それでも、稼働率が高いホテルほど、あっという間に満室になってしまう。そんな状況ではありますね。確かに足元の需要、稼働率は高いのは間違いない。

しかし・・・足元の円高も手伝い、日本は急速に、旅行コストが高い国になってしまった。そんなふうに思っている外人、特に中国人も多いんじゃないだろうか。

一方でいわゆる、ど田舎と言われる遠方の地域、ビジネスニーズがあまりない地域のホテル価格は、それほど上昇してはいない。当方は、出張でやむなく泊まるのはさておき、旅行に行くのなら、ホテル価格が上がっていないところを選びたいなぁ。そんな思いにかられましたけどね。

6月23日までは、悶々と?

浜口です。

う〜む。 降って沸いたような展開。6月23日、BREXIT、イギリスのEUからの離脱問題の国民投票。これが行われ方向性が出るまでは、投資家は悶々としないといけないんでしょうね。今回の件は、経済とはまた別の、政治、選挙の世界。経済合理性とはまた異なる力がはたらくわけですからね。着地、どうなるか・・・結果を待つしかない。

なんだかなぁ。人生無駄遣いというと大げさだが、少なくとも、日柄無駄遣い。そんな言葉が頭をよぎる。
まあ、これも相場。待つのも相場。そういうことですね。

う~む。今回もとりとめがなくなりました。この辺で。

新宿から富山経由で大阪へ②大糸線・南小谷から富山へ

浜口です。週末ですね。新宿から富山経由で大阪へ①大糸線again、北アルプスを望むの続きを。

特急あずさは終点の南小谷に到着。ここから先、糸魚川までは、JR東日本から西日本の管轄に。非電化の単線ローカル線に変わる。これが素晴らしい。写真を。

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南小谷に到着。そこには一両だけのキハ120が。待っていてくれたんだな…と、声をかけたくなるな。

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車両の一番前の景色。単線の大糸線は非電化なので、余計な架線、遮るものなし。鉄路の感じもいい。まだ雪が残ってる。日本海側に来たせいか、天気、急に曇りになってきた。

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姫川。川が浅いこともあり、普段は透明に近い流れだが・・・前日が雨だったせいか、この日は濁流。こんな姫川見るの、初めてだな。

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姫川越しに、雪崩の後が。3月後半の大糸線、南小谷以北の日本海側、糸魚川にかけては、こんな景色が随所にみられる。これが対岸ではなく、線路上で起こっているとしたら・・・十分、起こり得るだろうが・・・怖いな。実際、Wikiによれば、「雪崩の危険性があることから、南小谷駅 – 糸魚川駅間で運転見合わせ」というケースも、たまに発生するらしい。

でも、厳しい地理的環境にあればあるほど、それに比例して車窓は風光明媚になる。ローカル線、豪雪地帯とか険しい峠越えとか、実に似合うよな。

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終点の新潟県、糸魚川に到着。ここから北陸本線で富山に向かおうと思ったら・・・・北陸新幹線開業につき、北陸本線在来線はいくつかの第三セクター鉄道会社に分断されていた。
ま新しい車両。車内のシート、唐突、予想以上にカラフルで驚いた・・・・。

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この列車の終点、富山県は泊に到着。ここからはまた異なる鈍行に乗り換えて、冨山まで向かう。ちなみに路線名は、新潟県区間は「えちごトキめき鉄道」の日本海ひすいライン、それが富山県にはいると、県境の先の倶利伽羅駅より先は「あいの風冨山鉄道線」になるらしい。

ゆえに当方の乗った列車は、まずは糸魚川から「えちごトキめき鉄道」の日本海ひすいラインを、富山県に入ってからは「あいの風冨山鉄道線」を走り、泊まりに到着したことになる。なんだか、わかりづらいな。次回に続きます。

通貨安のメリット・デメリット。

浜口です。

今日のこの日経記事、元買い介入、人民銀継続。ここもとの中国、元の動きがうまく説明されている、好記事だと思います。自分自身ちょっと立ち止まり、為替について頭の再整理をしてみたくなった。そんな記事に思われましたね。

通貨安が起きると、その国の輸出競争力は高まる。これは足元、多くの国、輸出企業が求めるメリット。一方でデメリットは、先行きの通貨安が強く懸念されると、海外から入ってきた資金・資本が逃げていく。いわゆる資本流出が発生しやすくなる。こんな図式ですよね。

ある国から借金をしていて、その国の通貨が安くなると、借金は通貨安分減ることになる。これは嬉しい話ですが、逆にその国に投資をしていてその国の通貨が安くなると、投資している資金は目減りしてしまう。まあ、当たり前のことですね。

一般的に先進国は信用力も高く、多少の通貨安では海外への資本流出圧力ははたらかない。例えば外人が日本株に投資する場合、「円安・株高」のシナリオを持っていた場合、円売りでヘッジしながら日本株に投資をすればよい。為替市場も、先進国として十分な流動性がある。

ところが今回取り上げられている中国などは、先々の通貨安懸念は海外への資本流出懸念、先進国からの投資の「お里帰り」懸念につながる。しかたなく中国の当局が元買い介入している。そんな話ですね。やっぱり国、企業の信用力は大事だよな。

う~む。面白くもなんともない結論だが・・・この新聞記事を見て、あらためてそう感じさせられましたね。取り留めがなくなりました。この辺で。

大手証券3社、2017年度は概ね10%前後の増益見通しというが・・・

浜口です。

これは今日の日経朝刊の記事。証券3社の今年度企業業績見通し、野村・大和が下方修正なんですが、ここに示されている表によれば、今期はともかく、来期、2017年度は3社とも10%前後の増益になる見通し。しかしこの大事な部分、2017年度が3社とも10%前後の増益であることに関し、説明が全く抜け落ちている。どうしたんだろな?

株式市場は、現状で予想可能な先行きの業績見通しを織り込んで、株価形成がなされる。2017年度の3社の10%前後の増益見通しの理由、当方も含め。投資家の最大の関心事であると思うのだが、なんで説明されていないんだろ。

2017年度の業績見通しを元にすれば、日経平均の予想PERは12倍台に落ちるはず。日本株の過去5年のPER平均の15.6倍前後ですので、これを当てはめ計算すれば、日経平均で20,0000円越えになるはず。

リンクが見れない方もいるかもしれない。以下に件の業績見通し表を、アップしておきますね。

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新宿から富山経由で大阪へ①大糸線again、北アルプスを望む。

浜口です。テツの話を。これは少し前、3月後半頃の話。

大阪に赴任中の当方、休暇を取って東京本宅に。その後大阪に戻るわけですが、今回も東海道新幹線経由ではなく、中央本線、大糸線、北陸本線で富山。そこから高山本線で岐阜と、中部地方大縦断コースで帰ることにした。

当方はトンネルばかりで景色があまり見えない、「地下鉄新幹線」の悪名高き、北陸新幹線には関心がない。それよりも、車窓に優れる大糸線というローカル線、万一、廃止にならないうちに乗っておかないと。その思いのほうが強かった。やはりこのルートで、正解だったと思います。写真を。

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新宿を7時半出発するあずさ3号、グリーン車。これに乗って中央本線は松本を経由し、大糸線の南小谷まで。席は当然、向かって左側。北アルプスが見えるのは、こちらですからね。さあ今回の車窓はどうか。日本海側の天気次第だけどな。

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大糸線に入る。穂高当たり。北アルプスが徐々に見えてきた。天気はまずまず、悪くはなさそうだが、雲行きが心配だな・・

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信濃大町あたり。きれいなんだが・・・やはり雲がかって・・・きれいな雪をかぶった山々が、イマイチ見えずらいな・・・でも、キレイではありますね。

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木崎湖のあたり。きれいだが・・・天気、ピントとも微妙か・・・

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白馬あたり。きれいな雪山なんだが・・・う~む。雲が景色、邪魔してるのが残念。。。まあ3月の日本海側、晴れているだけでも良しとするか。

あずさ3号の終点、大糸線の南小谷に到着。ここからは大糸線、JR西日本管轄の非電化区間をローカル線でノロノロと、糸魚川まで。そこから鈍行で、冨山に向かいます。さてさて、どんな旅が待ち受けているか。次号に続きます。