アメリカの利上げが 6月か7月かなんて、どうでもいいじゃないか。

浜口です。今日も日本株は下がらなかった。アメリカの雇用統計の問題は、杞憂に終わった。現状、そう判断するのが妥当だろうな。

当方は現状、昨日の米国の要人の発言などに対して、コメントを求められたら答えなければならない立場にある。足元の相場見通しなども、尋ねられるから、まぁ対応はしている。これはこれで、「仕事」として重要なので。

でもそれが投資家に必要な情報かというと、そうではない事も多い。例えばアメリカの利上げが 6月なのか7月なのかなんて、どうでもいいじゃないか。当方はイエレン女史の追っかけではない。アメリカは失業率が5%割れ。どっちみちそのうち、利上げするぐらいの理解でいいのではと思う。

マスコミ関係の人が、自分たちの仕事のため大騒ぎしてる。投資家たる我々としては、放っておけば良い情報の方がはるかに多い。

当方、そんなことはもう20年位前にわかっていたのに…最近は仕事柄、この辺に神経質になりすぎていたきらいがあるな。そう感じた。

昨日も書いたけど、当方の運用は変わらない。株式を安く買って高く売る。それだけだよな。

取り留めがなくなりました。この辺で。今日はちょっと、ワインを飲みながら書いてるので、その点はご容赦を。

日本株、今日は大して下がらなかったな。

浜口です。

日本株、今日は大して下がらなかったなぁ。アメリカでは非農業部門雇用者数の減少にはびっくりしたけど、ストライキと言う特殊要因の影響もあるらしい。一方で、失業率は下がってる。賃金は下がってない。総じて言えば、そんなに悪くない。

今宵はイエレンさんの講演もあるらしいけど…あんまり一喜一憂しないほうがいいと言うことかな。常に一喜一憂が商売のマスコミに付き合ってたら、キリがないなぁ。そんな感を、強くしましたね。

株式運用、原点に戻ろ。

逃げる自由

浜口です。

タイトルに惹かれて…思わず書店で手に取ってみた本。

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この本、もともとは悩み多い人生をどうやり過ごすかについて書いた本ですが、「逃げる自由」という考え方が、不思議と当方に響きました。具体的には。前書きの部分、以下の記載。

勝てる可能性が限りなく低いところでがんばり続けるよりも、少しでも可能性が高いとこで勝負することを考えたらどうだろう。為末大

う〜む。なんだかこの考え方、相場にも当てはまるなぁ。そんな風に感じられましたけどね。どうだろ?

とりとめがなくなりました。この辺で。

106円台…

浜口です。

ドル円が106円台と。アメリカは非農業部門の雇用者数が市場予想をはるかに下回る、3.8万人増にとどまったと。これで、急速に高まった6月利上げ気分がまた縮まったと。金利差拡大期待もしぼむ。

日本では、安倍首相もいろいろやって頑張っているが、なんだか徒労に終わっているようにも思える。

セルインメイの時期も過ぎたし、相場は控えめにしたほうがいいのかな。やはりキャッシュは、持っていたいな。なんだかそんな気分になってきたなぁ。

一方でこの低金利。配当利回りの高い日本株に、もっとお金が入ってもいいような気もするんだが、どうなんだろうなぁ。自社株買い配当増が、きちんと評価されていない。そんな気にもさせられます。

とりとめがなくなりました。この辺で。

消費増税、2年半延期の話に思う

浜口です。

消費増税、2年半延期の話が出てきましたね。今後、財投についても具体的な数値が出てくるのでしょう。
追って、日銀の追加緩和も。いわゆる「トリプルバズーカ」ですね。

相場がどう反応するか。それは、明日以降の市場を見るだけですが・・・まあこれらは、少なくとも悪材料ではない。
また材料出尽くしというのも、ちょっと極端な見解なように思われる。

一方で、アメリカの利上げの早期実施も言われているので・・・マスコミでコメントされてる面々は、「個別銘柄選別色が濃くなる」
と、当たり障りがないことを言っているケースが多いように思われますね。一方で日経平均の予想PER14倍台は割安であるとも、言っているのかな。

当方はこれら材料に関し、外人投資家がどう評価してくるかに注目しています。どうなるか・・・そんなに悪いことにはならないとは思うが・・・

高松に日帰り出張・・・ゆず胡椒うどんと琴平電鉄

浜口です。

大阪から、香川県は高松に日帰り出張してきました。天気も良くて、気持ちよかったな。写真を。

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瀬戸内海。この日は久々に天気がよかった。綺麗だよな。瀬戸大橋線からの眺めは、天気によって劇的に変わりますね。

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高松に到着。高松港の近くを散策し、周辺施設のサンポート高松から望む瀬戸内海。やはり、きれいだよな。

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高松のアーケード街、兵庫町を歩いていたら、讃岐うどん店「ゆず胡椒うどん」ののぼりが。本格、女将手作りのゆず胡椒入りと。そうか。ゆず胡椒は、ゆずの季節にまとめて作るものなのかな。これはそそられるな。急に小腹が空いてきた。

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ということで、当方、吸い込まれるようにこの讃岐うどんのお店に。で、うどんをズルズルいただく。輪切りニンジンの上に載っているのが、女将手作りという、自家製の柚子胡椒。作りたてのせいだろうか、確かに鮮烈な味。風味も強く、実に旨し。ちくわと鷄天によく合う。これで370円だった。

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琴平電鉄の始発、高松築港駅へ。ここから仏生山というところへ、地元地銀でのセミナーに赴く。見ての通り、乗客は少ない。朝夕なら、通学の学生でにぎわうんだろうが…

さて
岡山や高松へ出張は、東京からだとかなり大掛かりなものになるが、大阪からだとそうでもない。それぞれ、東京から熱海、東京から伊東に行くぐらいのイメージかな。

高松からの帰りは往路の逆、瀬戸大橋線で岡山へ。岡山発19時20分の新幹線。新大阪着は20時ぐらいだが、東京着は23時少し前になる。
新大阪に着いたときに、乗客はかなり入れ替わる。新大阪で降りる人は「さぁ着いた!」という感じ。まだ乗って行く人は、おそらくは東京を目指す人が多いのだろうが、「まだ先が長いなぁ・・・」というムード。

まぁそういうもんだろうな。20時から大阪でちょこっと飲んで帰るのと、23時に東京について、何とかその日のうちに関東の自宅に帰るのとでは、気分は相当違うからな。まあ、東京から行った方が、新鮮味があるのは間違いないだろうが・・・新鮮味と疲労は反比例するよな。

当方は大阪在住のメリットを活かし、今日もこれから、別宅近くのさるワインバーに立ち寄ろうかな・・・と、帰りの新幹線の中で、ふと、そんな想いが頭をよぎりました。人生、悪くないな。

東証一部は膠着状態…

浜口です。

ここのところの東証一部市場は、個別銘柄は発表された決算次第の動きにはなっているが、全体としてはこう着状態が続いている。まあ一応、下値切り上げの動きではあるんだろうが・・・

本来は日経平均の月足と「三大バズーカ」の内容、特に「三大バズーカ」が近づいてきたこのタイミングでは、期待感がもう少し盛り上がっても良いとも思うんだが、あんまりパっとした動きにはなっていない。マザーズ市場が下がっているが、この状況で東証1部への資金シフト的が起こっても不思議ではないと思うんだが、そういうわけでもない。

おっと・・・今、気が付いたが、ふりーパパさんが、小型株について、鉄火場相場・・・とコメントされている。そうなんだ・・・そんなにひどいと。気がつかなったな。小型株、当方の専門分野ではないんで。まあ、東証一部、膠着状態なだけマシということなのかな。

取り留めがなくなりました。この辺で。

日本郵船・・・会社予想とコンセンサスとの差が最も大きい銘柄

浜口です。

今日の日経ヴェリタスに、2017年3月期の会社予想と、それに対する市場コンセンサスとの差が大きな銘柄のベスト15位が載っていましたね。

具体的には、3社以上のアナリスト予想平均(QUICKコンセンサス)の営業利益が、会社予想を上回っている度合いの高い銘柄のランキングなんですが、驚いたことになんと、日本郵船がナンバーワンでしたね。

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日本郵船は、これまでにもこのHPで紹介したことがある。当方には馴染みがある銘柄。当方はこの銘柄を一時、かなりの株数保有していたが、海運市況が冴えないこと、中国リスクが高まったことから、売却しております(売却した件については、保有している景気敏感株を売却しましたと、当ブログで控えめに紹介させていただいています)。

この銘柄がここにきて、担当アナリストがびっくりするほどの、非常に保守的な業績見通しを出してきている。この銘柄、ここに投資チャンスがあるかもしれない。これ以上減額修正したくない企業側に対し、啞然とするほど弱気な業績見通しに驚いているアナリスト。アナリストの見立て通りになれば、株価は回復が期待できるんだろうが、どうなるか。

常識的には、2017年も海運市況の回復は期待できそうもない。故にすぐに上がる銘柄とは思われない。まあ典型的な、「市場から見放された銘柄」といえるでしょうね。なんらかのカタリストが発生し、株価が上昇に転じてきたら、再度投資してもいいかなと、思ってます。まあ、すぐには上がらないでしょうが・・・どうなるか。注視していくことにします。

日経平均の月足と「三大バズーカ」

image浜口です。

日経平均の月足を見ると、2月以降は1万6,000円割れがあっても一時的、この水準では下げ止まり、反発している、そんな状況が見て取れます。これを見ると、1万6,000円あたりは買いで報われるように、見えなくもないですよね。

足元では、強弱材料が交錯してます。円高、マイナス金利の評判の悪さ、アップルの不振とそれに伴う電子部品株への悪影響、セル・イン・メイ、etc。

一方で5月28日の伊勢志摩サミットへ向け、財政政策や追加金融緩和、消費税増税の先送り検討などが、日経の紙面を賑わせ出している。この3つを、「三大バズーカ」というんですかね。

でもまあ、これら上記した事はみんなが知っていることなので、相場にはそこそこ、織り込まれているんだろうな。その結果、現在の日経平均があるのかな。

今後どうなるのか。全体観としては、日本の政策対応、三大バズーカを外人投資家が素直に評価して、日本株を買ってくれるかがポイントなのかなぁ。その辺はよくわからないが…まあ、個別銘柄次第の展開なんでしょうね。銘柄をうまく選別できれば、結構取れる相場なのかもしれない。当方はそんな気もしてるんですけどね。まぁボチボチやっていきます。

とりとめがなくなりました。この辺で。

清水建設が決算発表。一安心。業績見通し、控えめ過ぎではなかった。

浜口です。

スーパーゼネコンの先陣を切って(?)、今日午後1時ごろ、清水建設の決算発表がありましたね。

2017年3月期の営業利益見通しは前年比0.7 %減の940億円。一方で当期利益段階では、約10%増益の見込む。う~む。上出来ではないですか。これは予想以上に、ポジティブだよな。

実は当方、ヒヤヒヤしていました。ゼネコンは期初の業績見通しを控えめに出す常習犯、清水建設は特にその傾向が顕著と、アナリストに脅かされてました。増益見通しを正直に出すと、下請けから苦情が出ますからね。我々のことも考えてくれと。だから期初のゼネコンの業績見通しは、意図的に減益のアナウンスにするケースも多いと。

しかしながら当方、複数のアナリストが、ゼネコンの期初業績見通しを控えめに出す傾向を既に幅広く喧伝してくれているので、株式市場ではある程度想定済みと考えていた。具体的には大和証券の寺岡アナリストは氏のレポートの中で、「前期比▲5~▲10%程度の営業減益計画であれば、株価へのマイナス影響は軽微と考える」との見解を示していた。他のアナリストも、同様のメッセージを発していた。

そんな中での、今回の清水建設の業績見通しに。まずは一安心。現実問題、ここで前期比▲5~▲10%程度の営業減益計画を発表したら、やはりこれは、穏やかではないですからね。

株価もポジティブに反応した。今後については、保守的な見通しの業績が徐々に実態に即したものとなり、増額修正され、その過程で株価も上値追いになるのでは。そう期待するが・・・どうか。今後の展開がちょっと楽しみになってきたなぁ。

大急ぎでこの文章、書きました。とりとめがないかもしれませんが。お許しを。