サウジアラビアの国営石油が上場を検討?

浜口です。

1月17日付の日経ヴェリタスによれば、世界最大の石油会社でサウジアラビア国営のサウジアラムコが新規公開に向けて動き出したとの事。企業価値は数兆ドルとの見方があり、実現すればアップルを上回る、世界最大の上場企業となる可能性があると。アラムコは1月8日に上場検討を認める声明を出し、同社本体の株式の一部や下流部門の子会社株の上場を選択肢としてあげたとのこと。

足元の原油安から、サウジは財政難になっている、それを補うための措置なんでしょうが・・・これが株式市場に与えるインパクトはどうなんだろうか。

日経ヴェリタスによれば、上場市場は、サウジの株式市場のようですね。でもサウジの株式市場ってそんなに流動性あるんだろうか?

上場は段階的に行う様子だけれども、今回の日本郵政のごとく、うまくいくんだろうか?そう期待したいが・・・

足元の原油市場のみならず、株式市場でも供給過剰状態になってしまう。そんな懸念も頭をもたげるが・・・さてさて、どう着地するのかな。

1勝1敗でも儲かる株式投資

浜口です。

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少し前に、以前このブログにも参加されていた角山智さんの写真の著書を読みましたが、良著だなと思いましたね。

特に最後の章、「株式投資の奥義は勝ち逃げにあり」は、参考になりました。「20年にわたる筆者の実体験をもとに」との副題通り、1999年のITバブルでは勝ち逃げできず、 2006年の新興市場暴落は乗り切ったものの、リーマンショックで株の配当生活の夢は打ち砕かれた。そんな中、さまざまに学んだ教訓をリアルに描かれています。

普段から当方がつくづく考えていた「勝ち逃げが理想」というテーマを、当方に代わって、角山さんが踏み込んで考えてくれてる・・・そんな気持ちになりましたね。

この部分に限らず、この本は全体として、話の展開が実にリアル。ご自身の経験や運用成績をそのまま掲載されてるようで、ゆえに説得力がある。本だなと思いましたね。

しかし・・・足元の相場を見るにつけても、勝ち逃げが大事・・・身につまされる言葉ではありますね。

弱気相場が収束しないが…

浜口です。弱気相場が収束しませんね。

先週末のニューヨーク株式市場が安くて、 CMEの日経平均先物も安い。しかもニューヨークは明日、株式市場がお休みですから、買いから入っている方にとっては、日本株は月火と、悶々としたマーケットになりそうですね。この状況を既にに織り込んで、CME日経平均の先物16,750円と言う値段が付いてるんだろうな。

まぁここまでは、いかんともしがたい。そこから先に何が待っているのかを見極めたい。そんなところかなぁ。

今年 1年の中でも、今週1週間は重要なポイントになりそうな気がする。あくまで「気がする」という話ですが・・・相場も自分も世の中も、しっかりと見つめていきたいな。

あれ?当方、至極当たり前のことを書いてるだけかな?

とりとめがなくなりました。この辺で。

経済週刊誌3誌とも、今週号は日本株の特集!

浜口です。

これは驚いた。昼休みに近くの書店に行ってみたら、主力経済週刊誌の今週号は、3誌とも、日本株の特集ですね。

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これをどう受け止めるべきなのか。個人には日本株への投資マインド、資金とも、まだまだ残っている。で足元の急落は絶好の買い場。あるいは少なくとも、株を買う特集を組む価値がある局面。3誌はそう判断しているということかな。

まあ、キャッシュがある人にとっては、日本株はバーゲンハンティングの時期と映るでしょうからね。私もそう思いますが…さてさてどうなるか…

岡山の笠岡に出張。500系こだま・瀬戸内海の小島・カブトガニ

浜口です。少し前に、出張で瀬戸内を何か所か回ってきました。その中で、感慨深かった写真をいくつか。

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500系!姿が良いな。これで、大阪から岡山まで。この写真をfacebookにアップしたら、「格好良いですね〜。いまでは『こだま』でも、500系は永遠に『のぞみ』の風格です」との声が。う~む。実に同感・・・その通りだよな。

ちなみにWikiに書かれている、500系の要旨を。

新幹線車両500系は、JR西日本が新幹線の航空機に対する競争力強化の一環として、より一層の高速化を目指して開発された。車体強度・台車強度・力行性能などすべて500系は320km/h対応として設計され、1996年1月から1998年12月にかけ、合計144両が製造された。当初は山陽新幹線区間限定で「のぞみ」運用として運転を開始、その後東海道新幹線で運転を開始。後続系列である700系の最高速度が285km/hと低く抑えられたこともあり、「のぞみ」の中でも特に高速性を重視した運用に充当された・・・とある。
この説明からもわかるように、500系、新幹線史上最速なんだろうな。「のぞみ」の中でも飛び切り美しいこの車両、今は現役を引退、山陽新幹線のこだま運用に。それにしても3年弱とは・・・500系は結構短命に終わってしまったんだな。美人薄命という言葉が、頭をよぎる。

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500系の指定席。室内はこんな感じ。カーペットこそ敷かれてないが、「ひかりレールスター」のように左右2席ずつの配置。新幹線グリーン車に近いムードに改造されている。素晴らしいな。
車両が丸みを帯びているので、天井にかけて窮屈感があり不評。こんな声も一部からあったというが・・これはこれで、良い味が出ていると思うけどな。

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この日は当方、岡山と福山の間にある笠岡というところへ。ここからは瀬戸内海の小島、五つの島行の船が出ているらしい。

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船の時刻表。味があるよな。

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笠岡はカブトガニ繁殖地でもあるらしい。カブトガニ、天然記念物であるし、日本では食用にはなっていないが・・・この写真、facebookにアップしたら、タイやマレーシアでは、普通の食材らしい。そんな話で盛り上がった。

さる女性曰く。昔、マレーシアの東海岸、カブトガニが有名な浜を散歩していたところ、両手にカブトガニをぶら下げて歩く男性に会ったので、どうするんですか?と尋ねたら、食べるのだ!と。
彼曰く、甲羅をフライパン代わりにして、そのまま炒めるんだと。マレーシアでは、普通に食べられる食材らしい。ただしカブトガニの味は、一般的には「美味しくない」という意見が多いようですが・・・と。

なるほどな・・・カブトガニ、東南アジア生まれは食べられてしまう。一方で日本で生まれたら、天然記念物扱い。生まれた国によって、随分と待遇が違うな。

取り留めがなくなりました。この辺で。

「アノマリーに頼った投資が振るわない」というが・・・

浜口です。

なんと・・・当方が先ほど、東証一部の騰落レシオは62.9まで下落。で書いたものとほぼ同じ内容が、今日の日経朝刊に載っているんですね。これには驚かされたが・・・それではもう一つ、違った観点のデータを。

先日の日経新聞に、「最近はアノマリーに頼った投資が振るわない」という記事がありました。足元ではその通りなのかもしれませんが・・・と、それはさておき、その記事の中にはタイトルに反して、アノマリーに関しなかなかに有益と思われたグラフが掲載されていました。それを紹介させてもらいます。

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出所:日本経済新聞

上は日経平均の月間騰落率、下はNYダウの月間騰落率。いずれも戦後からこれまでの数字ですね。このような形でアノマリーを考える場合、月間騰落「回数」を見ることが多いんでしょうが、ここでは「率」を使っている点がややユニーク。どちらも似たような結果になるとは思いますけどね。

まあこれは、まずは個人的な備忘録。それをみなさんへの情報共有も兼ね、ここにアップさせてもらったと解釈してください。

先日のモーニングサテライト、いちよし証券の方のコメントの中で、日経平均はここ数年、1月安である一方、2月・3月にかけて高い。そんな傾向が続いていると紹介されてましたよね。そういう展開になればいいが・・・まあ、外部環境次第だな。

取り留めがなくなりました。この辺で。

東証一部の騰落レシオは62.9まで下落。

浜口です。

日本株、相変わらずコツンときた感じはないですね。ただし、「120以上で買われ過ぎ、80以下で売られ過ぎ」と言われる1月8日の東証一部25日移動平均ベースの騰落レシオは62.9まで下落。とのこと。このリンク先の緑のグラフ、もしくはその下の実際の計算数値を参考にしてください。

シカゴ日経225先物が17250円まで下落と。週明けはまた波乱のスタートなんだろうが・・・こんなあたりを見ると、相場は悪材料を相当程度織り込み、どこで底を打ってもおかしくないようにも思えるが・・・まあ、外部環境次第ではありますね。無理せず、ボチボチ行くことにします。

久々に弱気一色・・・

浜口です。

日本株は4日連続安。悪材料はいろいろありますが、なんといっても中国のサーキットブレーカー抵触2回目が大きいんでしょうね。年明けにここまで中国が見事に崩れるとは・・・これはさすがに多くの投資家にとって、想定外だよなあ。もちろん、当方にとってもですけどね。足元、すくわれたな。

今後についてのハッピーなシナリオは、急落すればするほど、外部環境が落ち着けば相場が急戻しする、リターンリバーサルシナリオ。腰が入ってない投資家は振るい落とされるが、それはいかんともし難い。相場下落が政策期待につながり、日本株は今年の 7月の参議院選挙にかけ、大戻しする。まあそこまではいわないにしても、4月ぐらいまでは、戻す。

逆にネガティブなシナリオは、相場下落に伴う逆資産効果。景気が悪くなる理由は無いのに、株式市場が下落する、それが発端で景気が悪くなる。そんな展開につながる。あと、中国株安と元安円高が同時に進めば、「爆買い」が沈静化してしまうリスクがあるのかな。その場合、これまでの人気セクター、消費関連やホテルは怖いが・・・まあそのあたりは、専門家の分析を待ちたいが。

まあ当方は、後者の可能性はあまり高くはないと思うが・・・まぁそのあたり、今週末の3連休にゆっくり考えたいと思いますね。

いずれにしろレバレッジのかけ過ぎは、生き残れない。そんな事を改めて痛感させられるマーケットですね。現物投資に限定していれば、大暴落してもしのげるけどな。キャッシュがあればさらに前向きに、買い場探しの気持ちになれる。

まあ当方は昨年末から大発会にかけ、考えるところあって、ある景気敏感株を、かなりキャッシュ化した。当方の好きな銘柄だったが・・・まあ、いつでも買えますからね。
なので、突然の交通事故のような、この弱気一色相場がどう収束するか。これをじっくり見て、再度、どこでどの銘柄に乗せるか。ゆっくり考えたいと思っているところ。

久々の弱気一色を、味わいたい・・・とまでの余裕はないが、うまく利用したいな。

とりとめがなくなってきました。この辺で。

上がる時にしっかりと買いで参加しなければいけない・・・

浜口です。

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これは日経ヴェリタスの1月3日号。松本大マネックス証券社長の投資アドバイス。初心者向けでしょうが、結構参考になったな。

シンプルでオーソドックスなコメント。「当たり前のことを言っている」といえばまあ、それまでですが、当方にはむしろ、このシンプルさが響いた。初心忘るべからずと思いましたね。そんな気分。
ポイント部分は黄色いマーカーで塗ってありますが、下記に改めて確認しておきますね。

「個人投資家が投資をする上では、どんなことに注意していけばよいのでしょうか?」の問いに対し、松本氏曰く:

・まずは相場全体が上がるか下がるかを見極めることが必要だ。上がる時に投資にしっかりと参加しなければいけない。投資のパフォーマンスを出す上では、まずはそれが大切だ。

・相場の方向性を見る上で鍵となるのが中央銀行の動きだ。(中略)この方向性さえ間違えなければ、他の細かな要素(筆者注:銘柄選択のことか?)は間違えてもよいとさえ言える。

確かに・・・特に大型株は、TOPIX等のインデックスとの相関関係、やはり高いですからね。

当方、今年の株式運用は、銘柄選別はおおらかに行きたいな。銘柄はざっくり分散。ただし乱高下する局面が年に1~2回はあるだろうから、アノマリーや裁定残の状況も勘案し、ポジションを去年よりも大胆に動かしていきたい。乱高下を、自分の株式運用に首尾よく活かしたい。

さてさて、どうなるか・・・

広島に出張②またも割烹「宝」へ

浜口です。お休みモードですね。当方、家でワインを飲んでばかり・・・と、広島に出張①クリスマス前のANAクラウンプラザ広島の続きを。行きつけの割烹「宝」に今回も。やはりよかったな。写真を。

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まずは、渾身のお造りを。鯛、紋甲いか、かんぱち、車海老。・・・たまらない旨さ。瀬戸内の鯛の旬は、冬らしいな。

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冬の広島と言えば、牡蠣!これは牡蠣小町という種類。広島は呉産と。サイズは4L!超ビックサイズを、焼き牡蠣でハグハグと。たまらんな…

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広島は山陽、瀬戸内海に面している。が、日本地図を見ればわかるが山陰、日本海にも意外と近い。とはいえ・・・ここで旬の島根産の松葉がにを食べることが出来たのはサプライズ。半身だけ出してもらった。

これはカニの甲羅に黒いつぶつぶ、いわゆる「かにヒル」がついてる良品。蟹は脱皮すると味が落ちてしまうが、かにヒルがついているのは長く脱皮していない証拠と。素晴らしい。もちろん、最高に旨し。蟹の足なんて、身がパンパンに入ってるって。しかもジューシー。たまらんな・・・

この蟹、いわゆる「浜茹で」ではない。生きている松葉ガニを仕入れてきて、大将がこの店のキッチンで煮ている。煮る湯は、瀬戸内海の海水を良い塩梅に薄めたものを使っている。こうすると、蟹の自然な味わいが堪能できると。そうなんだ・・・ここにも大将のこだわりが感じられるな。

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一人前の小さなフグ鍋。ぷっくらとしたフグ。それ自体もちろん旨いし、フグ出汁が利いた煮汁で野菜を煮ると、なんともいいムードで野菜、美味しく食べれるんだよな。これがフグ鍋の魅力だろうなと思う。この鍋も最高。ありがたいな・・・

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フグ鍋から、フグ雑炊を作ってもらう。う~む。至福。こういうのはやはり、自分でご飯を入れて作るのではなく、調理できる人に作ってもらうのが良いな。

宝の大将とは、いろんな話をした。

曰く。少し前に病気をしたんで、あまり無理はしないようにしている。少し前まではもう15年以上、毎日2時間睡眠でやってきた。牡蠣は自分でイカダを持ち養殖。魚や野菜の仕入れは、全部自分で市場に行き目利きし、買ってくる。野菜の一部は自分で栽培。こんなふうに全部自分でやっていたら、睡眠時間はこれしか取れなかったと。それが病につながったと。

そうなんだ。でもここまで根詰めて仕事をするから、根強いファンがいるんだよな。料理、ここまでで3,500円。割高感ないよな。
一方で広島では、流川あたりの飲食店の値下げ競争が熾烈と。酒屋でも安いところは、2時間飲み放題1,000円、食べ放題1,000円、もっと安いところも出てきた。消耗戦ですねと。そうなんだ・・・

大将さらに曰く。そういえばアベノミクスの影響で、株が上がってるんですよね。私は仕事ばかりで株式投資など無縁だが、浜口さんはどのくらい株に投資してるんですか?どのくらい儲かってますかと。

う~む。2時間睡眠の話を聞いた後なので、正直に答えるのが申し訳なくなって・・・まぁ大した金額ではありませんよと。さてそろそろ、お勘定お願いしますと言葉を濁して、店を後にした。

旨い魚を食べ、色々と話を聞かせてもらった。良い気分だが、ちょっと切ない感じもした。この大将にも、株式投資を行う時間があればな。そんな気がした。当方、投資アイデアの面でおそらくは、多少なりとも力になれるんだろうが・・・・

取りとめがなくなりました。この辺で。