広島に出張①広島から芸備線に乗って三次へ

浜口です。久々、テツの話を。

先週週末の金曜日。仕事で、広島に一泊。このまま山陽新幹線で大阪に帰るのは、あまりにも芸がない。ということで当方、芸備線・福塩線と、広島県のイカしたローカル線二線を乗り継ぎ、福山へ。それ以降は新大阪まで、新幹線で帰る。そんな優雅な、ローカル線テツの旅を目論見ました。しかしながら・・・

12月13日。この日は悪いことに、山陰地方は大雪。中国山脈の分水嶺近くを目指す芸備線も、大雪警報の地域と重なっていて、運行中止が懸念された。雪で、途中で列車が止まったら悲惨・・・・

列車の出発時刻は10時ちょうど。う~む。芸備線はギブアップし、尾道にでも行こうか・・・そう考えていた矢先、テレビニュースで、「朝7時46分。広島県地方北部の大雪警報は解除されました!」と。やった!ということで、予定通り芸備線・福塩線の旅へ。これが最高でしたね。本当によかった。写真を。

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まずは地図を。広島から芸備線で三次へ。そこから福塩線で。三角形の2辺を通って、広島から福山へ向かう。そんなイメージ。

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広島駅。快速芸備ライナー。ありがちなキハ47 2両編成だが、「快速」と誇らしげに書かれた表示。これがなんともいいムード。さてさてこれに乗って、三次に向かう。

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広島を出て40分位の車窓。秋と冬とが同居しているような光景。でも天気は、雲が多いながらも晴れてきた!いい感じ。

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芸備ライナーに乗って約50分。雪をかぶった山がなんともきれい。青空に映える。いい感じだよな。

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芸備ライナー乗車後1時間。大雪の後のせいで、空気が澄み渡っている。また雪の照り返しのせいで、あたりが非常に明るい。でこんなきれいな写真が撮れた。テツの醍醐味を感じるな。

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三次に到着。ホームの階段上の窓から駅を見下ろす。雪の中のキハ47。最高だな。

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踏切・青空・雲・雪景色…鉄路はまっすぐにどこまでも・・・この写真、好きだな。

芸備線、雪と遭遇することで、広島県が島根県が隣接していることを、リアルに感じた。途中の車窓では、紅葉の山の上に雪が降っていた。紅葉・緑・雪。なんか天然の飾り付けがしてある、クリスマスツリーみたいだった。

芸備線、この季節の訪問、最高でしたね。でもこれが一日前だと吹雪だったらしいから、ほとんど何も見えなかったと思う。一日で明暗を分けるもんだな。。。とさてさてこれから、福塩線で福山へ。次号に続きます。

高松・松山に出張②割烹みよし

浜口です。

最近はマーケットが好調なので、当方は専ら、株式相場のコメントを書いています。まあこれが本来、あるべき姿ではあるんですが・・・(笑)今までは相場が悪すぎて、株式のネタがあまりなく、グルメ・ホテル・テツのネタが多かったが・・・市場が良くなってきたんで、このあたりのブログネタの比率は、逆転していくでしょうね。まあ、それはそれとして:

週末ですし・・・今回は久々に、出張ネタを。高松・松山に出張①500系こだまと特急いしづちで松山への続きを。

今日の夕餉。瀬戸内海の魚が食べたかったので・・・・松山は大街道、割烹みよしに行ってきました。

ここは食べログの松山・割烹部門で第一位。加えて和食のコース料理、他の候補店は二名様からメニューが多いのに対し、このお店は一人からでも用意できると。加えて価格が安い。この3点に魅かれて寄らせてもらったが・・・・大正解でした。写真を。

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みよしの入り口。オーソドックスな割烹・小料理屋のイメージ。

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いよいよコース料理との対峙が。まずはアナゴ稚魚の、ほんのり生姜風味仕立て。いわゆる「のれそれ」。う~む。旨し。
誰かが、”のれそれ”?僕もあのつるっとした食感がたまらないんですと教えてくれたが…その通りだったな。

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春野菜の煮物。豆腐を酢で溶いて、クリーム状にしたものの上に、野菜を。素晴らしい。ちょこっと、フレンチのニュアンスが加えてあった。旨し。

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お造り。本マグロの稚魚とまなガツオと。う〜む。しみじみ旨し。「のれそれ」とともに、ビールとよく合う。

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さわらの漬け焼き。香ばしさと旨みと。やはりビールとよく合う。

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鮨。アジ、アオリイカ、シメサバ。何もつけずに召し上がれと。たまらんな・・・

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野菜の炊き合わせ。ほんのりとした、上品この上ないお出汁。う〜む。和食が文化遺産登録された所以、わかるような気がするな。

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ちりめん山椒ご飯。赤出汁にはお好みで、山椒をと。

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デザート。宮崎のきんかん、地のイチゴ、桜のアイスと。
このコースで、なんと4000円!旨い上に安い。これ・・・同じようなものを銀座の吉兆で食べたら、いくらするんだろな…

松山といえば、道後温泉とか夏目漱石とか秋山兄弟とか、そんなあたりを観光名物にしているケースが多いように思うが・・・・瀬戸内や豊後水道の海の幸、こんなに旨いんだから、ここをもっとアピールすれば良いのにな。つくずく、そう思いましたね。

高松・松山に出張①500系こだまと特急いしづちで松山へ

浜口です。
これは4月ごろの話。出張で、高松・松山と回ってきたが…なかなか良かったな。写真を。

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西へ向かう。高松で一仕事、そして松山へ。途中、新大阪から岡山までは、山陽新幹線のこだまで。なんと500系だった!悪くないな。

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高松での仕事が終了。駅に着くと、特急「いしづち」が待っていた。これで愛媛県、松山へ向かう。予讃線、2時間34分のテツの旅。
特急「いしづち」は、自由席は旧来型車両。指定席だけ新型。写真でご覧の通り、外観、今風でカッコ良いよな。右側に停車している鈍行と比べると、よくわかる。
車内の内装も同じ。指定席だけ新型。JR九州車両のセンスに似てるな。乗客は少ない。ゆえに、とても快適。

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予讃線は単線。途中、列車行き違い待ち合わせのため、臨時停車。桜が綺麗に咲いてるが・・・・駅名をみると、石鎚山。そうか・・・特急「いしづち」の名の由来の山。ここから近いんだろな。

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う〜む。松山驛に、着いたぞなもし。

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今日の宿。松山全日空ホテルに到着。当方、ANAのSFC会員のせいか、空きがあれば通常、ツインにアップグレードしてくれるんだが・・・今回はなかった。別館の部屋は、本館よりも少々、見劣りするみたいだな・・・・まあ、これはこれで、快適ではあるが。

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ウエルカムドリンクを。14Fのプロバンス・バーで。これもSFCカード会員サービスの一つ。当方、ANAホテルの囲い込み戦略にまんまと乗らされていると言えなくもないが…まあ、ここは素直に、ワインを愉しむ。雰囲気、悪くないな…

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近くの割烹で和食をいただいた後、コンビニでワインを買って、部屋でいただく。例によって、「赤ワイングラスの大きなヤツを。お借りしたい。部屋まで・・・・」とお願いしたのだが…これがまた、ずいぶんとちっこいグラス。ちょっと残念だったな。

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ご参考までかつこのホテルの名誉のため。こちらは前回、このホテルに泊まった時のグラス。このときは当方、上機嫌で、熊本・松山・高知に出張①熊本から福岡を経由し、松山へで、こんな文章書いてる。

ホテルのクオリティーと、拝借できるワイングラスの質との間には、明確な比例関係がある。これ、当方常々、思ってることなんですね。このボルドーグラスなら、文句なし。さすが松山全日空ホテルと、いえるな。

やはり手違いだったんだろな…まあ、こういう日もある。これはこれで、よかよか(笑)

富山経由で大阪へ④高山本線again・・・富山から名古屋まで。

浜口です。今日は台風が来ている。市場も立っていないので、テツの話を。富山経由で大阪へ③居酒屋「いろり」で、富山の海の幸をの続き。冬の話です。

さてこれから、富山から大阪に向かう。常識的には特急「サンダーバード」、北陸本線なんだろうが…それじゃあ、つまらない。北陸本線、冨山以西は車窓、それほど見るべきところがないことも分かってるし・・・ここは高山本線経由、名古屋経由の大回りで、大阪に向かうことにする。長い一日になるだろうな。

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富山駅に停車中の、気動車特急「ワイドビューひだ」。貫禄が、感じられる。車内ではそれほどでもないが・・・車外ではジーゼル機関の音、かなり、迫力がある。フェラーリのアイドリングをイメージさせる・・・それは褒めすぎですな?(笑)

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特急「ワイドビューひだ」のグリーン車。色合いは少し地味目だが、ムードは悪くない。車両が古めである感は否めないが。。。まあ、これはこれで、味があるというもんだな。

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高山本線からの車窓、写真を何枚か。綺麗だったな。高山本線、全線に乗るのは、これで2回目。前回は名古屋から富山への移動で、夏だった。今回は富山から名古屋へ、真冬の移動。逆方向、季節も真逆。ちなみに夏の話は、名古屋・富山に出張②高山本線に乗ってをご覧になってください。

夏と冬とでは、車窓のポイントはかなり変わる印象。夏は、車窓のいたるところに様々な表情を持つ川が登場し、木々は青々としていて、山に入るほど緑が濃くなった。一方で今回、冬は、雪に覆われる。特に富山から高山にかけては、飛騨山脈を登れば登るほど、銀世界。雪が深くなり、やはり表情が変わる。その変化が綺麗だった。分水嶺越えは、あまり明確に意識できなかった。

特急「ワイドビューひだ」は、富山からは3両編。途中、高山から7両が追加されていた。冨山から名古屋まで、通して乗る客は少ないんだろな。

この写真は1月5日に撮ったものだが、お正月に高山とか下呂温泉に旅行に行く人、結構いるもんで、指定席はほぼ満席とのことだった。

高山本線に乗るときの注意事項。例えば富山から名古屋に午前中に向かうのであれば、進行方向右側に座ること。右側が西側なので、午前中に乗るのであれば、西側が太陽の光の加減で、景色が綺麗に見える。夕方に乗るなら、この逆。車窓は左も右も、両方とも綺麗。甲乙つけがたい。大糸線のように、見どころが西側に偏っているということはない。だから、光の加減で座席を決定すればよい。

まあこういった山々の景色は概して、午後よりも空気が澄んでいる午前の方が綺麗に見えることが多いので、乗るのであれば午前の便を予約して、西側の景色を中心に眺める。これがおススメだと思いますね。

取りとめがなくなってきた。この辺で。

富山経由で大阪へ③居酒屋「いろり」で、富山の海の幸を

浜口です。

富山経由で大阪へ②ANAクラウンプラザホテル富山の続きを。

富山の海の幸は、富山湾ならではのものが多い。ということで当方、大いに期待し、事前に食べログで検索、定評のある「いろり」に行ってみた。ANAクラウンプラザホテル富山に尋ねたら、別の割烹を進めてくれたが・・・いろり、食べログに「地元客が多い」「地元客向け」と書いてあるのが当方には響き、こちらに行ってみることにした。まあ、なかなか良かったな。写真を。

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気負いのない店構え。さあ、どんな魚介に出会えるか・・・・

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まずはベニズワイガニ。一匹980円は安いよな。ベニズワイガニ、たべる場所と時期でピンキリなのは良く知ってる。こちらのものは富山の魚津産。最上級と言っていいだろな。

ズワイガニと比べると、こちらのベニズワイは、甲羅や足全体が柔らかい。ズワイガニほど身がみっちりむっちり入っているわけではないが、それでもとてもみずみずしくジューシーで、実に旨し!ミソもたっぷり!

この時期、日本海側で地のものズワイガニを食べると、一杯一万円近くするのでは?それを考えると、いわゆる「コスパ」では、魚津産ベニズワイガニの、超圧倒的勝利!ズワイガニよりやや小ぶりなので、その分、他の料理もいろいろ食べることができるしな。

ちなみにこのベニズワイ、7時には売り切れだった。この日は入荷、結構少なかった様子。朝採れた分しか、仕入れしないらしいからな。

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ベニズワイと同時に出てきた、お造り。鯛・甘エビ・シマアジ・ハマチの4点盛り。文句なしに旨し!

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蟹ミソ焼き。本当に美味しかった。火を通すと、ミソはこんなに濃厚になるんだな・・・

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能登牡蠣を昆布の上に乗せて、焼き牡蠣にしたもの。冬の時期は、日本海側でも牡蠣、取れるんだな。見ての通り、ぷっくら。旬で、実に旨し。

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げんげという、富山湾ならではの魚。白身がほくほくで、旨かったな。

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ブリ大根!富山湾の地のものと。最高だった。

注文は結局、これとビールだけ。魚介だけで、十分おなかがいっぱいになった。実に満足。さすがに富山、魚介のレベル、日本一の地域の一つと言い切れるな。

さて・・・今日行った店は、冒頭書いた通り、地元の人たちがガヤガヤと訪ずれる居酒屋。出てくる魚介は美味しいが、店員さんの多くは、アルバイトなんだろな。出てくる魚について、すぐに詳しく説明できるような人達ではなかった。

ANAクラウンプラザホテルが紹介してくれた店は、少々値段は張るが、地元の魚の特徴とかうんちくとか、そのあたりの会話を板さんと交わしながら、旨い魚介とともに一献傾ける。そんな小料理屋風の店を紹介してくれたんだろな。そう思った。

座った席がそれ風のカウンターなら、板さんとの会話もあったかもしれないが・・・・でも、魚介の旨さはAAAクラス。それは間違いない。富山の居酒屋「いろり」、実におススメですね。

冨山という地域の魚介の旨さ、とてもレベルが高い。素晴らしいな。羨ましいって・・・

富山経由で大阪へ②ANAクラウンプラザホテル富山

浜口です。少し間が開いてしまいましたが・・・富山経由で大阪へ①大糸線で雪国へ の続きを。今年始めの話です。

今日は初めて、富山に泊まる。これまでにも北陸には何度か訪れたが、日帰りか、泊まるなら金沢が多かった。富山に泊まるチャンスは意外となかった。それが今回、ようやっと叶った。
午後4時ごろ、富山に到着。今日の宿は、ANAクラウンプラザホテル富山。寒いので…駅に着くなり、すぐにホテルに直行。

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今回の部屋。普段はシングルを予約しているケースでも、SFCカード会員のご利益か、空きがあれば大体、ツインのシングルユースに格上げしてくれるんだが・・・・今回はお正月だったせいなのかな。ホテル側から、実に異例な申し入れが。
「+2000円で、豪華なダブルルームに変更できますが」と。え?有料のアップグレード?ANAホテルでそんなこと言われたの、初めてだな。しかもカード会員に対して・・・・当然のことながら当方、躊躇なく「シングルでお願いします」と。でもまあ・・・きれいな部屋でしたけどね。

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こちらはカード会員のお約束、1Fのカフェ・イン・ザ・パークで、ウェルカムドリンクの赤ワインを。
ホテルの最上階には、景色が綺麗なラウンジバーがあるが…行って見たら、営業は午後5時からと。残念。まだ開店していない…ということでこの日は、ここでいただきました。まあここはここで、結構、良かったな。

ワインを飲んで、お風呂に入って、ほっこり。で、街中の居酒屋へ。富山の冬の海鮮を目指して。
途中、富山城・ホテルの周り。こんなイルミネーション。綺麗だったな。

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翌朝。ホテルの前にある、富山城址公園。

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富山城址公園側から見た、ANAクラウンプラザホテル富山。

当方、日本全国のANA系ホテル、泊まり歩いている。前述の通り当方、SFC会員なんで 、ウェルカムドリンクと朝食無料サービスが嬉しい。で、このANAクラウンプラザホテル富山宿泊をもって、札幌全日空ホテルを除く東京以外の全ANA系ホテル、述べ21箇所に宿泊したことになる。

ご参考まで、札幌全日空ホテルは現状、かなり古く、近々改装ののち、ANAクラウンプラザホテル札幌に格上げになると予想します。その時まで、宿泊は待ってようかな・・・そんなつもり。ということでこの日は当方、ANA系ホテル宿泊、暫定的全国制覇。そんな気分であります。

ちなみにANA系ホテル、どこに泊まっても、失望するケースはほとんどない。しかしながらホテルのサービスには差があり、どこも同じではない事も確か。今まで泊まった中で、部屋のナンバーワンは広島だったかな?アップグレードしてくれた部屋のレベルがとても高かった。あと、岡山と名古屋の朝食は、常に品数がとても多く、しかもおいしい。今回の富山はどうかといえば、意外にも朝食は、洋食が中心だった。

おそらくこれは、富山は魚が美味いことをみんな知っているので、多くが前日の夕食に、たらふく海鮮を食べてしまう。従って翌朝、またも魚だと、飽きてしまう・・・そんな配慮からなんだろうと思われた。まあこれはこれで、良いと思う。その場でこしらえてくれる作りたてのオムレツも、もちろんあったしな・・・・。

出雲・鳥取に旅行⑤テツの聖地・餘部に再び

浜口です。

出雲・鳥取に旅行④鳥取砂丘への続きを。

鳥取から山陰本線に乗って、東へ向かう。テツの聖地、餘部鉄橋へ再び。ここは、鳥取・津山に出張③倉吉から餘部鉄橋へでも紹介しているが、やはり感動的だったな。写真を。

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山陰本線。餘部鉄橋から、日本海を見下ろす。綺麗だよな…。

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餘部駅で下車。赤い旧鉄橋、少し残してある。旧線路上、歩けるようにしてある。

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餘部駅は日本海を見下ろす高い位置にある。急な遊歩道を下に降りて、餘部の海岸に佇む。前回ここを訪ずれたのは、晩秋の11月。今回は春の3月。天気のせいもあろうが、今回のほうが、海の青・空の青とも、鮮烈というか濃いように思われた。

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餘部鉄橋・道の駅で、のどぐろを売っていた。随分と安かったがな。のどぐろ、もっと大きくなってから採れば、なあ。商品価値、遙かに上がるだろうし、のどぐろにとっても本望だと思うんだが…どうなんだろな?

この小さなのどぐろ、どうやって食べるのかというと、塩焼きする以外に、のどぐろのしゃぶしゃぶというのも、あるらしい。これはこれで、旨そうだな。

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道の駅に飾ってあった、かつての餘部鉄橋の写真。有名だよな。美しい。ノスタルジックな気分になるな。

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山陰の旅はおしまい。特急「はまかぜ」に乗って、大阪に帰ってきた。関東人である当方、大阪に帰ってもいまだ旅行気分なのは、いつもの出張の時の気持ちと同じ。

山陰はいいな。でも、大阪にいて山陰に行けばいくほど、なぜか東北の日本海側、秋田、山形が恋しくなる。この両県は、関東から見た北の山陰だからな。

東京に勤務が戻ったら、秋田、山形、仕事で訪ずれたい。でもそうなると今度は、島根・鳥取が恋しくなるんだろな。決まってるって・・・・ふと、そんなことを考えた。

いずれにせよ、良い旅だったな。まあ・・・人生、悪くないな。

出雲・鳥取に旅行④鳥取砂丘へ

浜口です。

出雲・鳥取に旅行③観水庭こぜにやの続きを。

今日は、天気に恵まれた!まずは鳥取砂丘を、その後で山陰本線に乗って、餘部鉄橋を目指す・・・という予定。その前にまずは、旅館の朝食を。

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見ての通り、盛りだくさんの朝食。焼き魚は。えてがれい。少し炙ってから、召し上がれと。嬉しいな。ここの食事は、本当に質が高いな。。。。

宿から、観光タクシーを頼んで、鳥取砂丘へ。砂丘を二時間見物した後、鳥取駅まで送迎してくれて、約3000円と。これは便利だし、割高ではないな。さっそくタクシーを頼んで、砂丘入口へ。そこにはなんとも、スケールが大きな、雄大な景色が!

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鳥取砂丘、そして、日本海!これはちょっと、驚くほどの感動!綺麗な空と、荒れた海と、ベージュ色の砂。それらが、ものすごいスケール感で迫る。こんな日本海も、あるんだな。

鳥取砂丘は、鳥取駅から比較的近い。ゆえにそのうち、いつでも来れると思い、結果、訪ずれるチャンスがこれまでなかったが…正直、こんなに素晴らしいところだとは思ってなかった。

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鳥取砂丘の、海に行く途中。とにかく、アップ&ダウンが激しくて、疲れるが・・・・雄大な景色を見ると、全力疾走したくなる。そんな衝動に駆られる、素敵な場所だった。こんな、大きな水たまりもあった。

有名な観光地で、訪れてみたら、あれ?これだけ?というところも中にはあるが・・・鳥取砂丘は、違う。期待をはるかに上回る。これだけは、間違いない。鳥取に行くことがあって、晴れていたら、是非、行ってみるべきだと思う。当方も是非、再訪したい。そんな想いにかられた。これだけのスケール感を感じられる場所、日本ではそうはないと思うな。

富山経由で大阪へ①大糸線で雪国へ

浜口です。

暑い日が続きますね。ちょっと涼しくなってもらえるように。あえてこのタイミングで、真冬の旅の話を。

これは今年、年明けの話。正月休みが終わり、関東の本宅から大阪の別宅に戻る。しかしテツである当方、ありがちな戻り方ではなく、大糸線経由で富山を経由して、2日がかりで戻ることにした。これがなかなか、悪くない旅になったな。写真を。
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総武線錦糸町駅に到着した特急「あずさ」3号。特急「あずさ」は通常、新宿~松本を結ぶ。しかしあずさ3号に限っては、千葉始発で大糸線乗り入れ、南小谷まで延長運転される。これは渡りに船。ありがたいって。大糸線の南小谷までそのまま行けるし、当方の本宅は今は東急沿線にあるが、当時は千葉県の市川にあった。従い、特急停車駅の錦糸町まで鈍行で。そこで7時8分初のこの特急に乗り込む。

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あずさ3号のグリーン車。快適だな。この電車は八王子あたりまでは、中央本線の普通列車の邪魔をしないよう、ゆっくりゆっくり、走る。それはそれで嬉しい。

特に山手線内は、とてもゆっくり。この区間のグリーン車からの眺めは、普段の中央本線快速とは、明らかに違う。特に四ツ谷あたり。雙葉学園、上智大学などの見え方。実にゆったり。東京っていいなと、思える。これは想定外で、とても嬉しかった。
さて、松本から大糸線に。晴れていれば左側に、北アルプスがきれいに見えるんだが・・・あいにくこの日は小雪で、まったく見えなかった。残念。

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大糸線の稲尾あたり。木崎湖が見えてきた。寒々としてるな。大糸線、晴れと雪とでは、印象が全く異なる。
晴れていれば、気分はアルプス!こんなにさわやかな車窓はそうそうない!というほどなのに、雪になると一転、重苦しいムードになる。

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大糸線南小谷。特急あずさ3号、11時42分着。ここからは糸魚川までは、非電化区間。JR西日本区間。極端にローカル線然としてくる。
南小谷では、二両編成の気動車が待っていた。う〜む。真冬の停車場という感じな。積雪量、実に半端じゃないって。
大糸線、松本から糸魚川までの完乗は、通常は困難を極める。松本~南小谷は比較的スムーズだが、その先が大変。救いようのないローカル区間。列車の本数が少なくて乗り継ぎが悪く、南小谷で2時間待ちだったりする。
しかし特急あずさ3号との乗り継ぎのみ例外。南小谷発、11時49分!これは有難い。早速乗り込む。

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南小谷を出て、しばらくのところ。あたり一面、雪。線路もかろうじて、雪に埋没せずに済んでいるイメージ。

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大糸線、南小谷から先の鈍行列車は、切なくなるくらいゆっくり。とろとろと進む。

この線、南小谷 – 小滝間は1995年7月、集中豪雨により姫川が氾濫、2年超に渡り不通になった。そんな経緯があってかなくてか、この区間の大糸線は、とても慎重に運転しているイメージ。とにかく、のろのろ運転。でもそれがまた、この雪深い中、しみじみくるものがあった

繰り返しになるが、大糸線車窓、期待された見事な北アルプスは見ることができずがっかり、ただしその代わりに、ちょっと驚くような深い深い雪景色に遭遇することができたのは、良かった。まあ、プラスマイナスゼロというイメージかな。

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12時44分、大糸線気動車は、糸魚川に到着。ここは特に、何もない駅だったが…ここの駅前食堂で昼食を食べて、金沢行きの鈍行で、富山まで。この車両、昭和50年代、東北本線の急行車両として使われてたやつと、同じだよな…

16時前に、ホテルに到着。初日のテツの旅、まずまず、楽しかったな。次回に続きます。

出雲・鳥取に旅行③鳥取の宿「観水庭こぜにや」に感動・・・

浜口です。

出雲・鳥取に旅行②またも出雲大社への続きを。

ここまで、寝台特急「サンライズ出雲」で出雲市へ。で、出雲大社を見物。その後一畑電鉄で松江しんじ湖温泉へ。そこからバスでJR松江駅に向かい、山陰本線を鳥取へ。今日の宿は鳥取駅近くの鳥取温泉、旅館、「観水庭こぜにや」。ここが実に素晴らしかった。写真を。

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松江発の快速アーバンライナー。なぜかコナントレイン。これに乗って鳥取に到着。早速、観水庭こぜにやに向かう。

思えば今回の旅行。今日は朝ご飯は抜き。昼餉は出雲そば。ここまで比較的粗食できているのは、前評判の高いこの宿の夕餉を堪能するためでもある。

宿に到着。まずはお風呂をいただく。鳥取温泉、駅近なのに、源泉掛け流しに出来るんだな。嬉しい。さてさて…これからこの旅館の海鮮、「宿の四季彩」というコース和食をいただくが・・・・これが最高だったな。写真を。

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右下は先付のつぶ貝。右上は旬のお造り盛り合わせ。お造りは、マグロ、白いか、甘海老。すべて地のもの。マグロ含め、冷凍はなしと。旨し。ビールとよく合う。そして、旬の茹で松葉蟹。ジューシーで最高!

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旬の生松葉ガニを、なんと辛み鍋で!もちろん、この上なく旨し・・・と、ここまでで既に、魚介と蟹とで、おなかがいっぱいに。写真では分かりづらいかもしれないが、お造りなども含めて、凄いボリュームなんですって。

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今度は焼き物が。のどぐろの塩焼き、白いのが酒盗焼き、もさ海老塩焼き、銀杏とむかご、松葉串と。やはり、旨し。

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蟹身あんかけと慈姑もち、そして焚き合わせ。筍、エビ、桜百合根、桜葉と。満腹ながらに、旨し。

この後で、最後にご飯はいかがですか?と。当方、「いや・・もうおなかがいっぱいで、ご飯は食べれませんね」と伝えたら、「それじゃ後で小さなおにぎりにして、部屋までお持ちせていただきますね。鳥取産コシヒカリ、美味しいですよ」と。

これまでにも、夕御飯後のおにぎりの申し出を頂いた宿、一軒だけあった。そこは、お米のおいしさを売り物にしている、新潟は魚沼の宿。そうか・・・この宿はお米1つとっても、素材の圧倒的な自信、あるんだろうな。当方、そんなふうに感じられた。

とにかく今日の夕餉。最高だった。とにかく出てくる食事が、なにかと旨い。お造り、蒸し蟹、蟹鍋、のどぐろ・・・メニューの途中でもう超満腹。でも満腹にもかかわらず、その段階で出てくる新たな料理が、実に旨い。こんな経験は初めて。う〜む。とにかく、日本海の海の幸、素材のクオリティが圧倒的だったな。鳥取温泉の源泉掛け流しも。素晴らしかった。

鳥取は、島根の出雲や松江みたいな観光の売りが、あまりない。でもその分、魚介が安くて美味しく食べれると思う。

まあ・・・鳥取の泊まりについては、当方これまで、いろいろな宿をコメントしてるが・・・ここがイチオシ。ズバリ、鉄板ですって。