やってくれたな!神様・仏様・黒田様・・・

浜口です。やってくれましたね!!!今日の日銀の政策決定会合。それを受けての、午後からの日本株の動き、スカっとしましたね。特に銀行株。

神様・仏様・黒田様…そんな言葉が頭をよぎった。日銀、今回は銀行に優しい政策を取るとは思っていたが・・・ここまで株価にポジティブインパクトをもたらすとは。さすがだよなぁ。

銀行株の今後の展開について、以下の2つのシナリオが考えられる。

①空売りの買い戻しが一巡したら、戻り相場はお終い。銀行株の相場は、短命に終わる。

②外人投資家や年金・公的資金等の日本の機関投資家の銀行株買いが、そこそこ長い期間続く。彼らの多くは銀行株を侮り大幅にアンダーウエイトしているが、今回の、「銀行に優しい政策」により、アンダーウエイトしている銀行株を少なくともイコールウエイト、場合によってはオーバーウエイトに持っていく。この場合は彼らの運用資産の額は半端ではないので、当分の間、戻り相場が続く。マーケットのセンチメントも変わる。値がさグロースから、バリュー株相場へ。

どうなるか。当方は現状、後者と考えるが。どうかなぁ。まあポジショントーク、入ってますんでね。話半分で。

iPhone7…

浜口です。

iPhone7、見に行ってきました。ちょうど今使っているiPhone6のバッテリーの持ちが悪くなっていたんで、渡りに船と。買い替えを前提に。カメラの性能も良くなっているらしいんで、即刻乗り換えようと期待していたが…現物を手に取って、微妙な気持ちに。

iPhone7は、驚くほどカメラのシャッター音がデカい点が気になった。で、ショップの人曰く、これを小さくすることは現状、出来ないと。映像扱いで写真を撮るなら別だが、その場合にはかなりのデータ容量が必要ですねと。う~む。

これまでiPhone6は、シャッタ音が出ていた箇所は1カ所だけだったので、そこを指で押さえれば、静かに写真が撮れた。しかし、iPhone7は、音が3箇所から出ている。ゆえに指で押さえる対応は難しい。

当方は、アップルがこのシャッター音を小さくする改良ソフトを出すか、LINE cameraなどが、写真の画質落ちることなくシャッター音が小さくなるアプリを出すまで、待つことにした。

まあそもそも、iPhone7は現在は在庫切れ、予約なしで普通に買える状況になるのはかなり先みたいだから、その頃にはシャッター音問題、なんらかのかたちで解決してるんだろな。そう期待したい。

株式投資の視点からは…おそらくは問題ないのでしょう。調べていくうちに、海外の販売されているモデルには、消音対応のソフトが乗っているらしいことが判明。なんだ、日本だけの問題なのか・・・

取り留めがなくなりました。この辺で。

今年最大の山場かな…来週20日から21日の日銀の政策決定会合。FOMCもだが・・

浜口です。

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これは1615東証銀行株ETFの日足。

当方、9月2日に銀行株、相場になるのか?を書きました。しかしこの翌々日が目先天井、はからずも当方の短期的な相場観の悪さを露呈した形になりましたが・・・(笑)銀行株、昨日は大商いで大幅高になった。空売りの一時的な買い戻しに過ぎないとの見方が支配的だが…本当にそれだけかな?

いずれにしろ、来週20日から21日の日銀の政策決定会合でどんなアイディアが出てくるか。ほんとに見ものですね。今年1番の大イベントなんだろうなぁ。ここで銀行株が買えるのか買えないかの判断、ある程度つくような気がする。同日開催のFOMCも注目ではあるが・・

味が悪い相場・・・日銀が買っているのに、日経平均は292円安だが。

浜口です。

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今日は味が悪い相場。日銀が買っているのに、日経平均292円安。これが現実。ヘッジファンドの暗躍かもしくは、売らなければならない立場の人がいたんだろな。

昨日のアメリカでは、何とか言うFOMCメンバーの発言でマーケットが動いていると。で、今日は別の何とか言うFOMCメンバーの中でも極めてハト派の人が発言するので、彼がタカ派的な発言をしたらどうなるのとの不安心理から下がったとの、説明が聞こえてきた。過剰反応?

まぁヘッジファンドの動きとか、日銀政策決定会合とFOMCが同じタイミングであるとか、いろいろあるが・・・当方は、どうでもいい。足元ではキャッシュポジションがかなり。ここは高見の見物。もし暴落したら、「落ちてくるナイフ」を承知の上、素手で段階的にチョコチョコ掴むも良し、底打ちしてから、どこかで乗せるもよし。そう思ってるけどな。どこで「縄跳びの縄」の中に入ろうかな。

目先、アノマリーもあり鉄火場かもしれないが、長期的には強気。市場、そんな風に受け留めてますけどね。

取り留めがないが、そんな印象。現状、相場にあまり熱くならないほうが得策だろな。ちょっと、待とう。NY株式市場が落ち着くまでは。そんな気がしてます…

劇画「小説吉田学校」に思う。健康が大事・・・政治も運用も。

浜口です。夏の読書、この本、知ってますか。

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当方が大好きな劇画「小説吉田学校」全12巻。随分前に全館一括でBook Offで購入したものだが、深い・・・今年も読み返してみました。

池田勇人も田中角栄も石橋湛山も大平正芳も・・・結局、最後は健康を害して亡くなっている。また三木武吉や大野伴睦や河野一郎など、自民党の実力者、首相候補者も、途中でなくなっている。それ以外では、渡辺美智雄や安倍晋太郎も、病に倒れている。

戦前の首相は、テロでなくなることも多かった。戦後は首相もしくは首相候補者の健康問題で政治が変わる。そんな歴史だったんですね。いかに健康が大事だと言う事か。

そういう点で言うと第三選を目指している安倍晋三も、健康問題がネックになったりして。そういう可能性はあるでしょうね。やっぱり人間、70代になってくるとね。

さて翻って:
運用は残された寿命が長い人が有利だが、知識・経験の蓄積は、年齢が進むうちになされる。これはまあ、当たり前とはいえるが・・・なるべく若いうちに大損含めいろんな経験をして、ノウハウ蓄積を行う。これが重要なんでしょうね。で、健康に留意と・・がんや脳梗塞・心筋梗塞になるべくならないように・・・

取り留めがなくなりました。この辺で。。。

日銀が米国国債を購入?

浜口です。ある事情通の話。

日銀が外債を購入すると言う話が出ている。それに対し安倍首相は、「日銀の外債購入による為替介入目的は、世界から認められない」と言っている。ここまでは皆さんご存知ですよね。新聞に書いてあるから。

しかし・・・為替介入目的と受け止められない外債の買い方がある。それはアメリカがQE3までで購入し続けた米国国債。これは遠くない未来、売却する必要があるが、市場で売却すると、暴落するリスクがある。これによる米株安も懸念される。

ではどうしたらいいか。米国がここまでQE3までで購入した国債を、今後は部分的にせよ、日銀が購入する。そうするとこの米国債買いは、介入とはみなされない。米国の救済と歓迎され、この米国債買いは介入ではないので、正当化される。この場合為替は、必然的に円安ドル高になる。こんなシナリオが、まことしやかにささやかれているんだけど、どうなんだろうな。

話半分でお願いしますね。

日銀、長短金利差を拡大させるのか?

浜口です。

日銀、黒田総裁がいろんなところで講演している。先日のアメリカ、ジャクソンホールでの講演然り、今日の日経でも紹介されている昨日の講演然り。産経新聞のインタビューにもこたえている。9月20日から21日にかけて行われる日銀政策決定会合における、「総合的検証」の地ならしなんでしょうね。

市場関係者はこの「総合的検証」の行方を非常に気にしている。この時にサプライズにならないよう、なんとなく自身が考えるところを、ほのめかしている。そんな感じですかね。

個人的には、長短金利差は拡大するのか?この部分に関心があります。まあ本日現在、国内の10年債利回りは、8月末近くのマイナス0.075%だったものが、マイナス0.002%まで上昇、長短金利差は拡大しているが。。。今後さらに拡大、10年債でプラス利回りになれば、銀行株は相場になるし、ならなければその逆だろうな。

まあ個人的には、さらに拡大方向と考えますけどね。前回のマイナス金利導入の時には、意図した以上に長期金利が低下、銀行株が暴落した経緯がある。スプレッド縮小に伴う銀行の減益懸念。日銀はこの部分を何とかしたいんじゃないのだろうか。また三菱東京UFJ銀行にも、国債入札に参加させるよう、長期金利は若干のプラスを維持させたい。そんなイメージかと。

どうなるか。今日あたりの日経の解説を見ると、市場関係者の受け止め方は様々だが・・・どうなるか。

市場のセンチメント、好転するのか・・・

8月26日のジャクソンホール会議での講演でイエレン議長は、「ここ数ヶ月、追加利上げの条件が整ってきた」とコメントした。日経ヴェエリタスあたりは、市場は利上げに関し、次回は9月なのか12月なのか、読み切れないというが・・・

今回のイエレン議長のコメントで、為替、日本株の市場のセンチメント、好転するのか・・・当方は現状、そう思いますね。実際為替は、円安ドル高に振れている。これまで米国の利上げは、年内12月にできるか来年以降になるかとの意見が多かった。もう利上げは出来ないのではないかという見方まであった。これが今回の講演で、市場の見方が変わってきたと言うことでしょうね。

こちらの日経記事にも書かれてますが、フィッシャー副議長の名脇役の発言、ポイントだったようですね。

明日以降の相場が楽しみ。どうなるか・・・

日本株の物色対象が変わったとして・・・どんな銘柄が売られるのか?仮説を・・・

浜口です。

8月の日本株市場には、大きな変化があった。足元では、売り込まれ過ぎたバリュー株が買われていると。日銀のマイナス金利深堀懸念の後退をハヤして、銘柄の物色対象が変わったかもしれないとの意見も、聞こえてきている。

仮にそうだった場合、つまり相場の大きな転換があったとして、その場合には何が買われるのかと分析ではなく、何がより売られてしまうのかと言う点について、現状、思いつくところを考えてみたい。結論から言うと、典型的な「債券代替銘柄が売られる」と言うことを現状、当方は考えますけどね。

以下は足元で値下がりしている銘柄。1つは大成建設、。1つは明治HD、それぞれ、バリューションを見てみましょう。

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大成建設。配当利回りは2.07%、予想PERは12.92倍。これで史上最高益更新見通し銘柄なら、普通に買い魅力、あるように思えるよな。
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明治HD。配当利回りは0.94%、日経平均採用銘柄を下回るな。予想PERは28.21倍。割高・・・典型的な債券代替銘柄なんでしょうね。まともな日本株投資家なら、???となるケースが多いでしょう。まあ、超グロース系の人は、違う考えをもつのかな。わからんが・・・

こういう銘柄を買う面々は、一つは機関投資家。年金のファンドマネージャーなど。バリュエーションはともかく、これまで株価面で、市場をアウトパフォームし続けてきたから、割り切って乗っかっていこうと。あるいは、乗っかっていかざるを得ないなと。こういうファンドマネージャー、中には結構、いますよね。今後どうするべきか、目下、大いに悩んでいることでしょうなあ?(笑)

あとは、債券の投資家。利益が安定成長しており、配当、減配リスクに乏しく、債券代替銘柄足り得るから。しかし・・・PERの意味、わかってるんだろうか・・・

機関投資家とは異なり、ベンチマークであるTOPIXに勝つことに縛られない投資家。加えて言えば、常識的な、日本株の運用のハートを持っている投資家なら、明治HDは、ややや・・・と思いますよね。

でもね、ご参考まで。この銘柄を空売りするのを、当方はおススメしない。もしも相場の流れが変わらず、割高な銘柄がさらに割高に買われる相場が続くなら、大ヤラレすることにつながりますから。そのあたりはどうか冷静に、かつ100%、自己責任で。ハラを決めて・・・

株式のチャート分析。典型的なアイランドリバーサルの例

浜口です。今日は珍しくチャートの話を。

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久しぶりにみました。アイランドリバーサル。銘柄は小野薬品。今年の4月ごろに発生していたんですね、いわゆる離れ小島。

具体的には、上昇を続けていた相場が、窓を開けて大商いでさらに急上昇、しかし数日しか持たず、今度は窓を埋める形で大幅下落。これがアイランドリバーサルと言われる形。窓を開けているチャートが、離れ小島に見えるわけですね。

上昇相場の後でこれが見られると、天井打ちになりやすと言われるアイランドリバーサル。今回はどうか。ちょっと不吉な感じがしないでもないが。

…と、考えてみたら、足元で今度は間逆、底打ちの可能性を秘めたアイランドリバーサルが発生するかも。どうなるか。